この素晴らしい世界にMinecraftを!   作:どうにでもなれ

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なんだこのサブタイ

八千字もあるぞこれ、質より量で攻めていくスタイル

ただし読者はどんどん減っているようです。
UA#1 約3000→#28 約100      ゑ?

せめてっ!せめて感想増えて欲しいっ!


#29 不思議な人間のスティーブ

 

前回のあらすじ アルカンレティアに行くことになった。

 

 

翌日のお昼、アルカンレティアに行くため、馬車の発着場に来ていた。

乗り物は結構乗ってきたけど馬車は始めてだな。

カズマだけはちょっとした用があるという事で、遅れてくるみたい.........あっ来た。.........誰か背負ってる?

 

「カズマ、なんでウィズ背負ってんの?」

 

「ああこれか、バニルの所にしばらく留守にするって連絡してきたんだけど、ウィズがまた売れない商品を仕入れたらしくてさ。バニルが厄介払いついでに連れてってくれって頼まれたんだよ。ああ、旅費は預かってるから心配いらないぞ。」

 

「ふーん。でもその子、何か薄くなってるんですけど。」

 

ホントだ、ウィズが半透明になってる。今にも消えそう。更によく見ればウィズは何か焦げていて、気絶しているし

 

「マジか!これ結構やばくねーか!?回復魔法は逆効果だしどうすれば…あ、そうだダクネス!ちょっと体力貰うぞ!」

 

「旅行なんていつ以来だろうか…ん?カズマどうしたにょぉぉ!?」

 

カズマがダクネスの腕を掴んだ途端、ダクネスが悶だした。それと同時に、薄くなっていたウィズの体が元に戻っていく。ドレインタッチか。

 

「お、おおお前というやつは急に腕を掴んだかと思えばいきなりドレインタッチするな!」

 

「仕方なかったんだよ!回復魔法が使えない以上は、誰かから体力を分けてやるしか思いつかなかったんだよ!この中で一番タフなのはお前だろ!」

 

「ならスティーブでよかったじゃないか!」

 

「しょうがねえだろ!スティーブの魔力はなんかウィズに合わねえし!」

 

「あ、あれ?ここは?私はバニルさんの光線を受けて…」

 

ダクネスがカズマの首を絞める中、ウィズが目覚める

 

「おおウィズ、大丈夫か?」

 

「あ、はい、大丈夫で.........ヒッ!?」

 

怯えたような顔をするウィズ

 

「おい、ウィズ?」

 

「え?あ、あれ?」

 

.........大丈夫か?

 

「すみません。なんだか寝ぼけてたみたいです」

 

.................それなら、いいんだけど

 

 

 

思わぬ同行者が増えた事により、6人という大所帯になった。いや多いな。

 

「カズマさんカズマさん!あれにしましょう!あの高そうなやつ!あれならきっと乗り心地がいいわ!他の客に取られる前に切符買ってきて!ちなみに私は景色がよく見える窓際ね!」

 

舐めたこと言いやがって.........でも6人乗れそうだな。

早速その馬車に乗ろうとしたんだが…

 

「なにこれ?」

 

席の1つになんかトカゲみたいな生き物が入ったカゴがあった。なんか小さいハエ...ゲフンゲフン...エンドラみたい。

 

「お客さん。そりゃレッドドラゴンの赤ちゃんですよ。あっちの馬車に乗ってるお客さんのなんですが、そこの席分のお金は受け取ってるんでね。言いにくいんですが誰か一人、荷台に乗ってくださいな。」

 

「あ〜…他より安いなと思ったらそういうことか…さて、誰が荷台に行く?」

 

「逝ってきまーす」

 

「率先して行くのはいいけどなんか漢字違わなかった?それ絶対死ぬよね?」

 

最終的にはアクアの案でじゃんけんする事になった。で、幸運値が高いカズマと共に勝った所でアクアがゴネりだした。

 

「おいアクア、そんなに言うなら俺とじゃんけんするか?3回勝負で。3回中1回でも勝てたら俺が荷台に行ってやる。」

 

「本当に?カズマさん、確率の計算って知ってる?私がカズマに3回連続で負けるなんてありえないんですけど〜!」

 

結果…アクアが見事3連敗。更に泣きの一回で、自分に魔法をかけて運良くしたのにまた負けた。大草原不可避

 

 

 

馬車に揺られ、どれ程経ったのだろうか?時間に無頓着なのでよくわからない。

まあ、そんなことも、外の見知らぬ景色を眺めているとどうでも良くなってくるけど。

隣ではダクネスが窓に張り付き、めぐみんはドラゴンを眺め、そしてやたらなついているちょむすけを膝に載っけているウィズ。

.........穏やかだなぁ。

 

「ん?なんだあれ…」

 

見ている景色の奥の方に、砂煙が見えた。ちょっと気になったため運転士のおっちゃんに聞いてみると

 

「ああ、砂クジラでもいるんじゃないですかね。もしくは、走り鷹鳶とか。」

 

なんだそのふざけた名前は。

 

「変な名前ですけど、私が名付けた訳じゃないですからね?走り鷹鳶はタカとトンビの交配で生まれたモンスターでして、鳥の癖に飛べないんですがかなりの脚力を持ってて、獲物目掛けて突っ込んでくるんですよ。」

 

なんて物騒な…

 

「大丈夫ですよ。今はリザードランナーと同じで繁殖時期ですが、あいつらは硬いものに一目散に走りぶつかる直前にジャンプして避ける「チキンレース」という求愛行動をとるんです。荷物の中によほど硬いものでも無ければ、キャラバンが襲われる心配はないですよ。」

 

ならよし。なんかこっち来てるように見えるけど気のせい.........

 

「なんかこっち来てるんですけど?」

 

気のせいじゃなかった。

やがて馬車が止まった。どうやらあの走り鷹鳶を迎え撃つようだ。

おっちゃんの話では走り鷹鳶は本能的に硬いもの目掛けて走るらしいので、荷物の中にアダマンタイトみたいな硬い金属を含んだ物でもあるかもしれないと言っていたが…にしてもこの馬車にピンポイントで来てるような…

 

「す、スティーブ!あのモンスター達が私目掛けて特攻してくる気がする!ああ!あんな鋭い視線を向けられるとは!あのまま私はあのモンスターに蹂躪されてしまうかもしれない!」

 

ああ、そういえば横にアダマンマイマイ...ゲフンゲフン...ダクネスがいたんだった

 

「おいダクネス。あのモンスター達の狙いはお前のその割れた腹筋だ。あいつらは硬い物目掛けて突っ込んでいくらしいからな」

 

「スティーブ!?わ、私の腹筋は割れてないぞ!それにあのモンスター達の狙いはこの鎧だろう。この鎧にはアダマンタイトが使われてるからな。だから…その、割れた腹筋とか硬い筋肉等と言わないでくれ…これでも私は乙女のはしくれなのだから…」

 

「あ、なんかすまん」

 

「分かったからさっさと外に出ろ!アクア、めぐみん、スティーブも頼む!ウィズは万が一に備えて待機しておいてくれ」

 

「OKカズマ」

 

「お客さん!駄目ですよ!護衛料も払ってないんてすから!どこかに隠れててください!」

 

いや、これはウチのアダマンタイト...ダクネスのせいなので。

 

 

ダクネスは走り鷹鳶の前に一目散に飛び出した。近くにいた冒険者が制止するのも聞かずに。その様子を見た他の冒険者から勇敢だのなんだのと、称賛の声が上がるが違うんだよな〜。あいつはあんな気高い理由でモンスターと戦ってないんだよ。挙げ句の果てに他の冒険者が援護のために出した「バインド」をくらってわざと縛られる形に…その行為すら周りからは好意的に見られ、もう目も当てられない。

 

「"ウォーデン"『ソニックウェーブ』!」

 

衝撃波で一掃していく。普通の攻撃で倒すと慣性に従って馬車にぶつかるのでノックバックの強い衝撃波で討伐していく。

 

「ってスティーブ!?どうしたそれ!?」

 

何がどうしたと言う...の...だ.........?

 

「は?」

 

カズマの視線を追ってみると.........何故か胸部から腹部が、ウォーデンのようになっていた。

ポッカリと空いた穴には蠢く魂のようなもの。

違うところはウォーデンのような深緑ではなく血のような、真っ赤な色ということか。

戻そうと思うとすぐに戻ったし、その状態でも衝撃波は撃てた。

なんだったんだ.........?

 

その後、衝撃波で全ての走り鷹鳶を討伐した。

 

 

この出来事によって、夜のうちにまた小隊の人達から称賛される事になるが今更ウチのクルセイダーのせいで今回の事が起きたなんて言えなかった。

 

 

 

「ん?なんだこの洞窟?」

 

あれから少しした頃、いつの間にか洞窟に入っていた。結構整備された洞窟のようで、4×4㍍の四角の洞窟だった。

 

「ああ、これですか?いつもはこの山は避けて通ってたんですよ。硬くて穴もあけれない。けれどもいつの間にかこんなに大きな洞窟ができてたんですよ。不思議ですよねぇ」

 

「へー」

 

洞窟の壁には等間隔にレッドストーントーチ.........ではないな。こっちにレッドストーンはないし。多分魔力かなんかでできた松明が等間隔に刺さっていた。

それを何故か、見たことのないはずなのにどこかで見たことがあるように感じた。

 

 

そういえば野宿したが、寝ている間に何かあったようだ。

だけど一度熟睡すると起きない体質なので何があったのがは分からなかったが、どうやらゾンビの襲撃イベントがあったようだ。

まあそんなこんなでアルカンレティアへついた。このパーティのせいであんなことになったからか、カズマは頑なに報酬を受け取らないでいた。でも結局、お礼としてこの街一番の温泉宿に泊まれるチケットを貰った。

 

「ああ…じゃりっぱが行っていまいました…」

 

「…誰?」

 

「あのレッドドラゴンの子供ですよ。飼い主さんからぜひ名前をつけてほしいと頼まれまして。」

 

「ふーん。そっか」

 

「ドラゴンは1度名前をつけられるとそれ以外の名に反応しなくなると聞いたことがあるのだが…」

 

「お前そのネーミングセンスなんとかしろよ。同じ被害にあった身としてその飼い主に同情するわ…」

 

「まあ、ハエとか黒バエとかハエンドラって呼ばれてるドラゴンよりかはマシでしょ」

 

「お前のとこの住民も大概だな。なんでハエにこだわるんだよ」

 

だって、弱いし。

 

「カズマはセンスがないですね。せっかくそんなにかっこいい名前を持ってるというのに。」

 

「ちょっと待て、お前ら紅魔族からすると俺の名前ってかっこいいのか?」

 

「.........なあ?スティーブって名前はどう思う?」

 

「最高にカッコいいですよ?」

 

「.........カズマ、介錯を頼む」

 

「やめろ!腹切ろうとすんじゃねえ!」

 

ザクッ

 

「.........くそう!腹切った程度では死ねねえ!」

 

「お前本当に人間?どう見ても人形モンスターなんだけど」

 

「失礼な、人間だよ」

 

「どうでもいいけど早く入るわよ!水と温泉の都、アルカンレティアへ!」

 

そうしてアルカンレティアへ足を踏み入れた。

あっ、ウィズは昨日アクアがアンデッドを一掃した影響でダウンして、カズマに背負わされてる。

 

水と温泉の都なんて言うとおりとても綺麗な町並みだった。なんか昔創った街みたいだな。

 

「ようこそアルカンレティアへ!今日は何の御用てしょうか!観光ですか?入信ですか?もし仕事を探すのならアクシズ教へどうぞ!今なら勧誘するだけでアクシズ教教徒を名乗れる特典つきですよ!」

 

これがなかったらだけど。

 

「今日は観光に来たんです。それに、こいつは既にアクシズ教なんですよ」

 

「同士でしたか!ではさようなら!あなた方にアクア様の加護があらん事を!」

 

.........毎回こんなのに付き合わされるってマジ?

 

「ああ、疲れた…まだ街に入って一人としか話してないんだけどな…」

 

「それがアクシズ教徒というものですよカズマ。」

 

「お前さては分かってて提案したな!…まぁいいや。温泉があるのは確実そうだし、で、どこに行く?」

 

「あれに乗る」

 

「おもいきり帰るつもりだな」

 

馬車に乗る理由はそれ以外あんのか?帰りたい

 

「とりあえず宿行こうぜ」

 

「なら私は一回アクシズ教団本部へ行ってくるわ!きっと大歓迎されるもの!」

 

「じゃあ、私も行きます。アクアだけだと何してかすか分からないので。」

 

めぐみんがアクアの監視役みたく名乗りだした。頼んだぞ!

 

なんだかんだあって宿に到着。悪死呪狂団がウザい。あ、悪死呪狂団てのはアクシズ教団のことな。

かなり高級そうな宿にチェックインしたあと、これからどうするかの話になった。

 

「ウィズはしばらく起きなさそうだし.........とりあえず夕食まで自由時間にしようか」

 

 

アルカンレティアを散歩しようなんて考えなければよかった。

アクシズが鬱陶しいしうるさいし。

 

「きゃあたすけて!凶悪なエリス教徒が襲いかかってきたの!」

 

「げっへっへ!おい嬢ちゃん!見たところアクシズ教徒じゃないな?アクシズ教徒じゃないやつに、暗黒神エリスの加護を受けた俺を止められると思うなよ!」

 

「ああなんてこと!ここにあるアクシズ教入信書に氏名を書いてくれればこのエリス教徒を追い払えるのに〜!」

 

とかいう茶番があったので憂さ晴らしにエリス狂役のアクシズ狂の男をフルボッコにしてやった。誰が嬢ちゃんだ。

それからというもの、この通りを通った100万人目の人だから〜とか、勝手に学生時代の同級生にされたりとか、挙げ句小さな子供まで利用して入信させようとするからアクシズ教って色々凄い。

 

 

宿に戻って温泉に入ろう!そう思い帰って温泉の出入口まで来たのはいいのだが.........

 

「これ、どっちに入るのが正解なんだろうか.........」

 

この宿には普通にアクシズ狂団の人間がいる。

そしてアクシズ狂の人間は大体性癖が終わっている。

ついでに言うと街ではそこそこのアクシズ狂団がこちらのことを性的な目で見てくる。『バニル』で見通したので間違いない......吐きそう.........

まあ、簡単に言うと男湯に入ると命の危険がある。アクシズ狂団の方が

混浴の方は.........アクシズ狂立ち入り禁止なので命の危険がない。アクシズ狂団の方が

え?自意識過剰だって?『バニル』で見通して確実になりました。アクシズ狂がガン見してくる未来が。時間変えても絶対男湯にアクシズ狂いるのだが。

そんなわけで混浴に入る。

 

「おお、広いな」

 

フハハハハ!残念だったな読者達よ、誰もいないことは確認済みだ!

 

「ああー」

 

体と頭を洗って温泉に浸かる。いくら汚れないといってもマナーは守る。それがクラフターだ。.........いや、関係ないわ

この温泉の効能は.........腰痛や怪我、美容や呪いに効果あり.........呪いに効果あるの?あ、状態異常にも効果ありなんだ。

 

ガラガラッ

 

.........読者達よ、誰かが来るのは確認してなかったぞ。いったいどうしろと。

 

「わぁ、本当に広いんです......ね.........」

 

あ、ウィズか。

 

「ひやああああ!?す、スティーブさん!?なんでここに!?」

 

「いやあ、すまんね。男湯にはアクシズ狂がいるからな」

 

「あ、たしかにその容姿ですし.........御愁傷様です」

 

ウィズは察しがよくて助かるなあ。アクアに爪の垢煎じて飲ませたい。

 

「ほれ、タオルで目隠ししてるから」

 

入ってきた瞬間に目にタオルを叩きつけて目隠しにしていた。

 

「ああ、はい.........見ないんですね.........

 

「え?見て欲しかったの?」

 

「ふぁっ!?いえ!ただ.........スティーブさんの年齢だとそういうのに興味を持つくらいだなーと思いまして」

 

「.................そこは、まあ、そんなやつもおるよってことで」

 

そういえば十三歳なんだったな。

 

「そ、それでは失礼します...........ふう.........」

 

.........あ、なんか眠くなってきた..........................Zzz

 

「あれ、スティーブさん?.........寝ちゃいました.........」

 

..................................

 

「うお!?人か?いつの間に.........」

 

「ずっと前からいたわよ。それに寝てるわよ」

 

「おう、それならいいんだが.........」

 

ん?ねてた?ウィズはもうあがったのか?

 

「忌々しい教団もこれで終わりだ。これで破壊工作は終わった。全てが上手く行けば、後は待てばいい。10年や20年、俺らにとっては大した年月じゃないからな。」

 

.........なんだ。ただの悪巧みか。がんばれー。

 

「ハンス…そんな事いちいち報告しなくていいのよ?私はあくまで湯治に来ているの。それに…そんなに慢心していたら、いつどこで足をすくわれるか分からないわよ。」

 

「おいおいそんな事言うなよウォルバク。正攻法じゃどうにもならん連中を消せるんだぞ?それに仮にこの計画が破綻したとしても、今の俺には秘密兵器がある。連中がどう足掻こうがあのクソ教団は終わる。」

 

ここに聞いてるやついるのにきづかないくらいには油断してるな。

 

ガラガラッ!

 

「「!!」」

 

お、誰か来たようだな。カズマかな?

 

「あの…貴方は旅行者?見た感じ現地の人ではなさそうだけど…」

 

「ええ、まぁここには湯治に来たんですよ。」

 

カズマだな。

 

「奇遇ね。私も湯治に来たのよ。…でも貴方、かなり若そうだけど、そんなに大きい怪我でもしたの?」

 

「いや〜こう見えても自分は冒険者やってまして、まぁ、死闘の末に首に重症を負ったんです。名誉の負傷ってやつです。」

 

「フフ、そうなの。私も半身との戦いで負傷してね。こうして湯治してるのよ。」

 

半身ねえ。めぐみんが聞いたら喜びそうだな。

 

「じゃあ、私はあがるわ。あと、ここの温泉は今後あまり入らないほうがいいかもね?……あの、そんなにジロジロ見ないでくれない?」

 

「お構いなく。」

 

おいこらカズマ

 

「ってスティーブ?お前もこっちにいたのか?」

 

「そーだよ。この容姿だからアクシズの変態どもにカズマみたいにガン見してくるからな」

 

「みみ、見てねーし!」

 

その時、隣から聞き覚えのある声が聞こえてきた。これは…おそらくうちのパーティの面々だな。

 

「いや〜温泉というのもたまにはいいですね〜。本当はカズマを外に引っ張り出す口実が欲しかっただけなのですが。」

 

「まぁまぁ、たまにはいいだろう。だが、あのまま賛成しなければ今頃私達は魔王の城に行ってるのだろうか。」

 

「おっとダクネス!その話はそこまでです。あんなやる気の無いやつに倒されては魔王が可愛そうでしょう!」

 

「というかスティーブに魔王倒せるのー?」

 

「当たり前です!デストロイヤーを破壊した魔法に強すぎる身体能力、防御力も高い上に爆裂魔法を何発でも撃てるほどの魔力に多才な技!.........人間なんですか?」

 

「それは私も思う。いつもはマイペースなやつかと思えば、やる時は容赦なく叩き潰すやつだからな」

 

すげえ言ってくるな。あとめぐみん、人間だよ。

 

「…そういえばカズマはもう風呂から上がったのでしょうか。」

 

「いや、まだいるんじゃないか?…だとすれば今の会話も聞こえてるという事だろうか。」

 

「入る前に何度も風呂に入る事をアピールするくらいなのできっと混浴に入ってるのでしょう。」

 

そんなことしてたんだ。

 

「そうだな。ヘタレなあいつでも、大義名分があれば真っ先に混浴へ行くはずだ。」

 

「スティーブもあがって来てないようですし、カズマと一緒かも知れませんね。呼んでみますか。スティーブいますか!」

 

「え?ああ、いるぞー!カズマもいるぞー!」

 

「ちょ、馬鹿!」

 

「あっ!カズマの声がしました!やっぱり混浴にいたのですねこのスケベが!」

 

「うるさい!今ここには俺たち以外だれもいないしいいだろうが!」

 

「さっきまで入っていた.........ウォルさん?って人ガン見してたがな」

 

「最低ですよこの男!風呂につかっている女性をジロジロ見るなんて!」

 

まあカズマだって健全な思春期の男子なんだから

 

「そうやって誰もいなくなったのをいい事に壁を耳に当てては、ダクネスがどこから洗うのか妄想でもしてハァハァ言ってたんでしょう!」

 

流石にそこまではしないでしょ.........しないよな?

あ、しようとしてる

 

「今です!」

 

「ふん!」

 

「あいた!」

 

おお、すげえなめぐみん。

 

「やっぱりですかこの変態が!」

 

「やはり私の感覚に狂いは無かった!いつもこの男から感じるエロい視線!やはり壁際にいたのか!」

 

ムカついたのか、上からクリエイトウォーターをするカズマ。

お返しと言わんばかりに石鹸や、桶、ちょむすけが投げ込まれた。ってちょむすけー!

 

「めぐみん!ちょむすけ投げるのはダメだろ!」

 

「その子は洗おうとするといつも嫌がるんです!カズマが代わりに洗ってやってください。」

 

.........洗ってあげるか。

 

「うおっ、立派なものをお持ちで.........」

 

「うるせえ黙れ」

 

 

 

その後、カズマと一緒にあがると。

 

「うわぁぁぁん!あんまりよぉぉ!私は女神なのにぃ!!」

 

「アクア様落ち着いてください!その、アクア様の涙に振れると体がピリピリするんです…」

 

部屋に戻れば、そこにはウィズに抱きつくアクアの姿が。先に上がっていたらしい。

話を聞いたところによれば、こいつがその体質でアクシズ教経営の温泉をうっかり浄化。

追い出され、温泉の経営者に「私は女神なの!」なんて事を言ったものの、全く信じてもらえなかったらしい。

 

「仕方ないな。アクアって神様らしくないし。」

 

あ、クルティカルだったようだな。

 

「フッ」

 

「わぁぁぁん!!」

 

はっきり言ってこいつの自業自得なので擁護する理由がないな。





スティーブのイラスト出したけどノーコメントが一番辛いぜ.........

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