この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
ハンスの後始末
今回は短めなのですぐに次話が投稿されるかも
前回のあらすじ ケミカルX!
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「スティーブ......なにか言いたいことはあるか?」
「誠に申し訳ありませんでした」
「すげえ丁寧なDOGEZA.........」
現在、カズマにDOGEZAしていた。
その訳は......おい、アクア。珍しく叱られてないからって、ドヤ顔でアピールするな。
お前には色々と言いたいことがある。とくに部屋から酒を持ち出してたこととかな?
数時間前
ハンスをElectroblob's Wizardryの氷系最強呪文で凍らせた。
そしてその欠片を一つずつ浄化するアクア。
さて、さっさと解毒薬を創るか.....
「あれ?そういえば」
『クリエイト・アース』だと鉄の粉とか出たけど『クリエイト・ウォーター』だとどうなんだ?解毒薬できるのか?
「......いやできた」
すげえ便利。これなら『セイクリッド・クリエイト・ウォーター』使えば一発だ!
「『セイクリッド・クリエイト・ウォーター』!」
魔力量を制御して量を減らす.........
減 ら な い
魔力が無制限に持ってかれる。これカズマあたりが使ったら死ぬわ。
「ちょ!?スティーブ何してるの!?」
「どうしたアクア.........って、え?」
そして発動......そのまま流される。
「ぶっ…ぐぁ、ぶはぁ…な…にがぁ…どうなって…ゲホッゲホ…」
「ちょ…まっ、て…カズマ…うぐっ…」
「これは…水攻め…んぐぅ、かぁ…悪く…んん…ない…」
「この川、深いッ!ボボボボボボ!!ボハァッ!!ブォーッ!ボホッ!ボホッ! 助けて!流されちゃゥボボボボボ!」
そして、アルカンレティアの外壁まで流れ着いた。
「うぉ!?ウィズ!めっちゃ薄くなってるじゃねぇか!おいダクネス!ちょっとこっち来い!ウィズをそこの茂みに運ぶぞ!」
「ちょっ!カズマ!いきなり起こさないでくれ!まだダメージが…」
ウィズが死にかけのようだ。ガチですまねえ......
と、ポヨポヨと何かが転がってきた。
「.........?」
「.........なんだコイツ」
敵感知に反応とかしないし敵ではない.........
「.........♪」
「おお、ひんやりプルプルボディ」
撫でてみると気持ちよさそうにしている
よし、『鑑定眼』!
種族名 ワールドイーター
スキル
『無限進化』『暴飲暴食』『聖魔物理無効』『装備化:シールド』
なんだこのバケモン。
種族名からスキルまでバケモン。
まあペットにするけど。(HA?)
「名前は.........『プルプル』でいいや」(クラフター特有の感性)
「どうしたスティーブ.........な!?スライムか!?.........あとで貸してくれないか?」
「.........いっとくけどペットだからな?あと快感覚える前に死ぬよ?」
「.........いやまて、そんな化け物をペットにしようと......あっおい待て!」
逃げろっ!プルプルがドMに犯されるまえに!
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その後はまぁ…ゴタゴタあったが、ハンスはアクアの冒険者カードに名前があり、討伐できたようなのでひとまずアルカンレティアで討伐報告したものの、外壁損傷と街中浸水で多額の賠償が発生し、報酬はほぼチャラになってしまった。
その後、宿に戻るとカズマがアクアを攻めようとしたので事情を説明して.....
そして
「お前はなんで稀にとんでも無いこと引き起こすんだ…」
「申し訳ねえ......けど言い訳するなら一つ。制御不能の魔法があるとは思わないじゃん.........あれ?稀にって過去になんかやらかしたっけ?」
「(そういえば今回のがスティーブの始めてのやらかしだな)」
「まぁ過ぎた事は仕方ないだろう。」
「そうですよ。それに今回は借金だって無かったんですから。許してあげましょうよ。」
「お前らが言うかトラブルメーカー2号と3号。」
1号はアクアだろう。というか今回の件で4号になっていそう.........
「でも確かにそうだな。4億か月100万が消える訳じゃないんだし、今日やらかした分は後々クエストかなんかで活躍してくれればいい。じゃ、反省会はここで終わりだ。今日はのんびりして、明日帰ろうぜ。」
そしてそのままその日は解散…と思ったのだが…
「失礼。カズマさん御一行はいらっしゃいますか?」
アルカンレティアのギルド職員とアルカンレティア温泉協会の人がやってきた。
「「「「「温泉が全てただのお湯になった!?」」」」」
「はい。先ほど温泉宿のいくつからかそんな報告が寄せられました。もしやと思い他の温泉宿にも確認したところ、全てお湯になっていました。」
「おい……」
「違う!流石に違うからな!?」
解毒能力はあるだろうが、浄化能力は無いぞ?
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翌日、テレポートでアクセルへ戻り、ウィズと別れ屋敷へ入ると早速温泉協会の人物が来てから目に見えて動揺していたアクアを問い詰めた。
「あのクソスライムを浄化する時に力を出しすぎちゃってね…その…そのまま温泉が一気に浄化されちゃったみたいなのよ…」
「やっぱりお前か!道理でウィズが瀕死になる訳だ!」
良かった。ウィズはあの水のせいで死にかけたんじゃなかった.........
「仕方ないでしょ!カズマがなんか渋い顔するから!それに信者達の仇をとりたいと思って必死になってたらなんか力が爆発しちゃったのよ〜!」
せっかく活躍したのに本当に最後はしまらねぇな…
「まぁまぁ、結果的に信者達が代わりに払ってくれたんだから良かったんじゃないのか?」
「そうですよ。宣伝した甲斐があったというものです」
ふう。なら良かった.........
ちなみにその頃、最高司祭の執務室では
「温泉は、出なくなりましたが.........」
「ほんの数滴でありとあらゆる状態異常の解除に全身の傷の完全回復.........欠損部位であってもか」
「はい、さらには風呂桶一杯分もあれば蘇生すらできると.........アンデットや悪魔にも効果があるのが忌まわしいですが.........」
温泉のお湯が化け物じみた液体になっていた。
エピローグ
「お茶が入りました」
「お、おうありがとう。スティーブ.........なんか目をつぶっていたからメイドかと思った」
「ぶち殺すぞワレ」
「おお、スティーブだ」
これが帰ってきて数分後の会話です。(嘘やろ。ホンマや)
帰ってきたあと、流石に罰が無いのはキツい(主に罪悪感)のでカズマに罰をくれとDOGEZAした。
その時カズマが「え?ドM?」とか言ってきたので流石に殴った。
そしてカズマに「なら罰として執事でもやってくれ」と言われて今に至る。
「ズズッ......ガチで旨い......スティーブってホントなんでもできるな」
「ええ、私はこの屋敷の執事なので。あと私のことはセバスチャンと読んでください」
「意外とノリノリだな!.........と言うか、スティーブの一人称って始めて聞いたかも」
「いや?この一人称はキャラ造りのために使っただけだし、本来の一人称ではないぞ?」
「キャラ造り言っちゃったよ.........と言うか執事服ってどこで手にいれた?」
さて、こののんびりした空間。大体誰かがぶち壊しに来る。
「めぐみん!ねえ、めぐみんいる!?そして、カズマさんも!あ!スティーブさんこんにちは!」
「キミは確かゆんゆんだっけ?よくギルドの隅にいる」
「は、はい!.........というかあれってスティーブさんなのかも.........」
今何て言った?
「どうしたのですかゆんゆん?私になにか用ですか?」
めぐみんが立ち上がったが、ゆんゆんは小さく首をふる。
そしてこちらをまっすぐ見てきた。
え?なに?悪い予感がする。
勘はすげえあたるからな?外したこと無い。
「私.........!私.........!!スティーブさんの子供が欲しいっ!」
カズマが取り乱して紅茶を吹き出す。
しかし冷静に考えることが大切だ。
これ、告白か?なら答えは一つ
「うん、ヤダ」
ちょっとした番外編
「カズマカズマ」
「ん?なんだスティーブ」
「『時代に消された弓』って知らない?」
「......し、しししし、しらっ、知らないなぁ?」
「?その弓ならカズマさんが壊してたじゃない?」
「アクアァ!?」
「カズマ......?」
「あ、えっとその.........」
「正座」(ドス黒い声)
「ハイ......ってなんで頭にリンゴ」
「『アンラック255』『狙撃』」
「え?」(耳の真横を通る矢)
「次はアクア。リンゴを狙え」
「え、ええ」
「っておいいいい!?それは流石に死ぬって!」
このあとアクアとスティーブがリンゴに当たるまで交互に打ち続けた
「ハァ......ハァ......羨ましい!私も......今すぐにっ!!」
このあとダクネスはメイド服(かわいいやつ)で街を歩かされた。