この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
前編です
投稿が速い理由
投稿していなかった間、前回からエルロード到着まで全てを一話に収めようとしたら7000字とかになったので分けて投稿しているから。
結論:作者は馬鹿
前回のあらすじ......?
???「スティーブがやられたようだな......」
???「フグごときにやられるとはクラフターの面汚しよ......」
???「ククク......奴は四天王の中でも最弱......」
カズマ「......何しとんの?」
スティーブ「「「四天王の真似」」」
4
翌日
「なあカズマ、スティーブ。本当にアイリス様の依頼を請けるのか?ハッキリ言うぞ。お前達の無礼な態度がなくとも、私達の実力では護衛依頼を失敗するのが関の山だと思うのだが。」
「あれは冒険中の失敗じゃないからノーカンだ。俺達はこの世で最も魔王軍幹部を倒しているアクセル1のパーティーだ。問題無い。」
問題しかない。
あのあと、一回リスポーンしたあと解毒魔法を掛けておいた。アクアは流石に命に関わることだったので一晩中逆さ釣りの刑にした。グッスリ寝てた。
にしても、アクアがウィズ魔道具店にゼル帝とちょむすけを預けに行ってから大分経つ。喧嘩して......あ、帰ってきた。
「あの子達はちゃんと預けてきたわ。性悪仮面がちょむすけを見て、『ほほう、これはまたちょっと目を離した隙に、面白い事になっておるな!フハハハハハ!』とかわけわかんない事を言ってグリグリしてたけど、まあ問題はないでしょう。」
ああ......ストレスで死ぬんじゃねえぞ......
「よっしゃじゃあテレポートで王都まで行きますか」
「ちょっと待て。お前、テレポート使えたのか?」
「ウォルバクの時にゆんゆんから教えて貰ったよ」
テレポートで王都へと向かう。
王都に来るのは久しぶりだな
「止まれ!この先には用のない者は立ち入り禁止だ、冒険者が近づいて良い場所ではない!」
入ろうとしたら門番に止められた。解せぬ
「すみません。アイリス姫からの依頼を請けたスティーブと佐藤和真です」
こんなんでいいのかな?
「こ、これは失礼を……!今すぐ上の者をお呼びしますので、少々お待ちを!そちらの封筒を預かってよろしいですか?」
「分かりました」
封筒を兵士2人に渡した。
封筒の中身の手紙を確認していた兵士が首を傾げた。
「あの、手紙が破けてますけど……」
「それは、モンスターと戦う冒険者だからですよ」
「な、なるほど。でしたら、この待合室でお待ち下さい」
咄嗟の誤魔化し上手いな。
「あなた方の事は聞いていますよ。知略でウォルバクを追い詰めた佐藤和真さんに、致命傷を負っても敵に立ち向かったスティーブさんですね」
「それに、最前線の砦で指揮を執ったダスティネス様に、凄まじい魔力を誇るアークウィザード、そして左官屋を引き連れた凄腕パーティーだとか」
「ねえ、麗しいアークプリーストの存在が無かった事にされてるんですけど。」
どうやら、王都の中でもかなり有名らしいな。
「今の所パーティーメンバーの名前が判明しているのはカズマ殿とダスティネス卿にスティーブ殿だけらしいですが、ひょっとしてそちらの方が爆裂魔法すら操れるとの噂がある、大魔法使い様ですか?活躍の割にはあまり語られない事から、謙虚でミステリアスな人物と噂されていますが……。」
「……ほう、私にその様な噂があるのですか?まあ謙虚と言えば謙虚ですね。なにせ私は冒険で得たお金等はすべてカズマに預けている身ですから。」
「ねえ、私の名前も無いんですけど。世界的に有名な私の名前が無いんですけど。」
うるさいぞ
「す、凄いですね、お金や名声には興味が無いという事ですか!?」
「ふ……。我が願いは魔法の真髄を極める事のみ。カズマとスティーブにどうしてもと我が力を乞われた時、私はこう答えたのです。我が欲するは最小限の食費と雑費。そして、我が力を正しく振るえる活躍の場である、と……!」
「おおおおお!!」
と、その時だった。
「ああっ!本当に来た!」
そこに居たのは、アイリスの護衛兼教育係のレインだ。
そしてレインはダクネスを連れて何処かに......おーい、どこまでいくねーん。
「サトウカズマ!サトウカズマが来ているというのは本当か!」
今度はアイリスの護衛役のクレアだった。
クレアはそのままカズマを連れて何処かに......え?一緒に来い?って服を引っ張るな伸びるて
「おっ、なんだ白スーツ。あんたも俺が護衛を務めることに反対なのか?」
警戒するカズマ。まあ普通は警戒するよな
「白スーツ言うな無礼者め。だが今回はよく来てくれた、礼を言うぞ」
「ところでなんの用なんだ?何か企んでいるのか?」
大体予想はつくけど。
「企んでなどいない......いや、企んでいるといえば企んでいるのか。おい、貴様にはこれをやろう」
そう言ってクレアは家紋入りのペンダントをってオイオイオイ?
「それカズマなんかに渡しちゃっていいのか?家宝みたいな物だろ」
「今回ばかりは協力できると思ってな。というのも、今回の顔合わせには色々と政治的な理由があるのだが……。そもそも私は、アイリス様の婚約自体に反対でな。」
「よし詳しく聞こう。」
あー始まったよ。この二人本当にアイリスが好きだよな。
「…………そこで貴様にはこれを預ける」
「黒い包み?中身はなんだ?」
「それは貴族が政敵を葬る際に使われる、御禁制の劇薬……」
パクッ。ゴクッ
「飲んだ!?ちょ、吐き出せ!」
「こらっ、それを手に入れるのにどれだけの金が……」
「先にスティーブの心配しろよ!?」
「問題ないから気にするな」
ペロッ、これは......青酸カリ!余裕!
「暗殺しようとすんなよ。まあ......うんアイリスが好きでもない相手と結婚ってのは反対するよ。別に殺さなくても婚約破棄で充分でしょ」
「ああそうだ。今回に限り当家が後ろ盾になってやる。アイリス様をあんな馬の骨などに渡せるか、どうやっても婚約を破棄させてこい」
「そういう事なら喜んで。アイリスを不幸な目に遭わせてたまるかよ」
うん?なんか視線を感じるな......あ、
「三人とも、随分と楽しそうですね」
「この二人と同類扱いされてる?」
控え室の入り口でそっと顔を覗かしている少女。
王女アイリスがいました。
「お久しぶりですお兄様。スティーブさん。お待ちしておりました......!」
5
王城の裏へと向かうと、質素ながらも頑丈な馬車があった。
馬ではなく、リザードランナーが引くそうだ。
「うーしうしうしうし、かわいいやつやなー」
「キュンキュンキュイー!」
おっと、頭噛むな。それは食べ物じゃイタタタタタタ!
「いやー。油断大敵だ。リザードランナーにここまでやられるとは」
「油断大敵で済ますな。致命傷じゃねーか」
ところで御者は誰がやる......ダクネスがすんの?まあ貴族だしそのくらい出来るのかな(偏見)
あとなんかアイリスとめぐみんが取っ組み合いを始めてるんだが。スルー推奨かな
竜車の中は......二人がけの席が前後に2つ...アクアが御者台に行くのか。
「それではアイリス様、あまり無理はされませぬよう、どうかご無事で。良い旅を!」
「サトウカズマ、スティーブ、アイリス様を頼んだぞ!………アイリス様ああああ!!」
クレアとレインの2人に見送られて出発した。
ま、のんびりと旅でも楽しみますか。