この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
こんな駄文でグダグダ&投稿ペース亀な作品を読む人はまだいるのだろうか......
前回のあらすじ 「そろそろ飽きてきた」byスティーブ
15
「カズマー。明日から支援金のこと頼んだぞー」
「えっちょ......」
「それじゃっ!(テレポート)」
「オイ!?待t......」
てなわけで支援金のことはカズマに丸投げしてやりました。
あの王子、全然諦めそうにないし。正直面倒臭い。
そういうことで、いくらか(数日)時間を潰してから帰ってきてみると......
「と、いうわけで。あのクソガキに痛い目を見せてやろうかと思うんだ」
「よし、よく言ったカズマ。金を稼ぐしか能のないエルロードごときに、我がベルゼルクが舐められて堪るか! アイリス様をここまでコケにするとは、あのガキ、ぶっ殺してやる!」
「私としてももちろん文句などありません。ええ、城攻めでもなんでもお任せください。下っ端とはいえ私の仲間が馬鹿にされたのです。ここで大人しくしている紅魔族ではありませんとも」
「何をするのか知らないけど、アイリスにはモンスターの素材を貰ったからね。怖いことしないのなら協力してあげてもいいわよ?」
......ええ?無法地帯?
「これってどういう状きょ「あのクソガキめ、俺を舐めたことを後悔させてやるからな......!」
あっダメだ。これ話が通じないやつだ。
「......おっ?ようスティーブ。丁度いいとこ「実家に帰らせて貰います」パタン
ダメだコイツら。早くなんとかしないと......
翌日
「お兄様達が捕まったそうですよ」
「マジか」
「マジです」
「......ええと?罪状は......『深夜に大魔法を使い、住民に騒音被害』......爆裂魔法だな」
「......」
......ん?なんかアイリス、元気が無いな。
「......これはもう、牢獄破りをするしか......」
「アイリス。それだけは絶対にヤメロ。そしてそのエクスなんとかを下ろして?」
その日の昼頃
カズマ達が帰ってきた。
「お兄様、よくぞご無事で!皆さんが捕まったと聞いたときはもう戦争覚悟で牢獄破りをするしかないと......」
「待て、落ち着け。大丈夫だ、俺たちは別に不快な目にも遭ってないから!」
カズマが経緯を説明している間にめぐみんの方に向かう。
「めぐみんめぐみん」
「何ですか?」
「もしもなにかしら魔道具が貰えるなら何が欲しい」
「本当に何ですかいきなり......まあ貰えるのなら無限に爆裂魔法が撃てる魔道具ですね」
「うん。まあめぐみんらしいな。ありがと」
「?」
おっと、説明が終わったようだな
アイリスが俯いて動かないけど。
「ア、アイリス様……?その、カズマと共に勝手な行動を起こした事は謝ります。ですがこれも全ては良かれと思った事で……。」
「……けない……。」
と、アイリスがポツリと何かを言った。
「アイリス?どうかした」
その問いかけに対して。
「……情けない」
それを聞いたダクネスがアイリスの前に跪き頭を下げた。
「申し訳ありませんアイリス様、この度の失態は私の不徳の致すところ。どうか……」
だがダクネス。それは違う。
「私は自分が情けないです。交渉では殆ど何も出来ないまま、大半をお兄様やスティーブさんに任せ……。そして、本来の仕事である追加の支援も断られ、部屋に籠って落ち込んでいました。私はまだ、何もしていないのにです」
この王女は別に守られるばかりでは無い。
「私がメソメソと落ち込んでいる間、ララティーナやお兄様、スティーブさん達は体を張ってくれました。本来、それは私がやる事であるのに」
普通はやることじゃない?じゃあこう考えよう。うちの王女は普通じゃない、特別な王女とな。
特殊って英語でスペシャル......なんか優れてるっぽいだろ、って誰か言ってた気がする。
「ダスティネス・フォード・ララティーナ。これより城に参ります。私と共に来なさい」
「ア、アイリス様?」
ダクネスが顔を上げる。
そしてアイリスの顔を見たダクネスは頬を紅潮させ、本物の騎士のように深々と頭を下げた。
「そして、レヴィ王子に追加の支援金を要請します。そう......」
そこにいるのは、少女でも王女でもなく
「勇者の末裔として名を馳せた、ベルゼルク一族の名において、たとえどんな手段を用いたとしても、必ず無理を通してみせます!」
まごう事なき勇者の末裔がそこにいた。
......考えが暴君なような......。
そうして、王城に乗り込む事になってしまった。
本当、どうしてこうなった。
アイリスが自分のスキルで城門を斬り裂くのを見てそう思った。
......アレか。カズマのせいか
アイリスはその後、現れた騎士兵士を剣の腹で潰していき、王子の前まできた。
「ここここ、こんな事をして、ど、どうなるか分かっているんだろうな!?」
ああ、うん。これは、戦争が始まりそうですね(遠い目)
というか王子が可哀想......やり直すか?
「レヴィ王子。」
アイリスの声で王子が静かになり、宰相もジリジリと後ずさっていた。
うん?あの宰相............少し痩せた?
「私はあなたと会談がしたかっただけです。手荒な真似をしたのは謝りますが、王子が常々仰る通り、私の国は野蛮なのです。不調法な田舎者のやる事ですから、どうか大目に見て頂けませんか?」
「なっ……、そんなバカな言い分が……!」
「そんな言い分が通らないのなら、我が爆裂魔法とアイリスの剣、そして破壊神の下部がこの国を滅ぼす事になる。」
「おい、バカな事言うな。あと破壊神の下部ってなんだよ」
めぐみんを取り押さえて、アイリスの言葉を続けさせる。
「では一体どんな要求をするつもりだ?どうせ追加の支援金の話だろうが、俺はたとえ脅されようとも……!」
「これは、元はベルゼルグという私の国がまだ成り立ったばかりでお金がない頃、王族がよく行っていた事なのですが……」
アイリスは抜き身の剣を床に突き刺すと。
「この国において、最も大きな被害を与え、最も強大なモンスターを教えて下さい」
真っ直ぐに見つめられ、戸惑いを見せる王子に向けて。
「このベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリスが、必ず退治してみせます」
そう言って、ニコリと微笑んだ。
「いや、ナニコレ?」