この素晴らしい世界にMinecraftを!   作:どうにでもなれ

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ちょっとアレかなー?文章おかしい......まあいい細かいことは気にするなっ!




#58

 

「よおー?話ってなんだー?」

 

「お前、もしかして酔ってるのか?」

 

「酔ってないよー?ただダクネスが分身出来るようになってって驚いてるだけ?」

 

「酔ってるな」

 

確かに大量に酒を飲んで顔が赤くなってるけど、酔ってはない。

 

「はぁ、仕方がないな。ホレ」

 

「んえ?」

 

ダクネスがベットに腰かけると、膝をポンポンと叩く。

 

「?」

 

「こ、こう言うことだっ!」

 

そう言うと、頭を膝の上に乗せてきた。

世間一般で言う膝枕と言うやつだ。

 

「膝枕か?」

 

「言うな、恥ずかしい」

 

ダクネスが言いそうだなー......ていうかこれ

 

「普通に理性失いそう」

 

「そ、そうかっ!」

 

うん。目を合わせようとしないな。

顔を真っ赤にしてるし。

 

「そ、その、なんだ。恥ずかしいから少し目をつぶってくれないか......?」

 

「断固拒否ー!」

 

「断られると困るのだが......。部屋も明るいし、お願いだから少しだけでも......」

 

「へーいへいー......ダクネスの匂いがめっちゃする。さっきも言ったけど理性失いそう」

 

「フフッ、そうか......」

 

ああ、本当に理性失いそうだ......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒りで。

 

「オラァ!」

 

「えっ?」

 

状態異常無効でアルコールを無効化し、偽ダクネスの顔面に右ストレートを食らわす。

次に起き上がってから即座に回し蹴りを叩き込み、壁に吹っ飛ばす。ついでに『バインド』。

 

「ガッ......なんで」

 

「アホか。最初っからバレバレだよ。あ、最初っていうのは始めて会ったときからだよ。このクソドッペルゲンガー」

 

「!?」

 

「というか起き上がろうとするな。這いつくばっとけ」

 

起き上がろうとしていたので足蹴にする。

 

「おい、スティーブ、無事か......ってえぇ?」

 

「なんだ!?何かあったのか......んんっ!」ビクン

 

と、そこにカズマとダクネスが駆けつけてきた。

 

「よお、カズマ。お前もコイツに騙されたやつか?」

 

「え?なんでそれを......」

 

「ついでにダクネスも騙され......って聞いてないな」

 

「はぁ......はぁ......」ビクンビクン

 

このドM。偽物の自分が蹴られる度に震えてる......蹴ってるの誰なんだろうね(シラー)

 

「なんですかこの騒ぎは......本当になんなんですか!?」

 

「なにようるさいわねー」

 

いいところにめぐみんとアクアも来た。

 

「よっす。まあ今から説明するわ」

 

そう言い、偽ダクネスに牛乳をぶっかける。

すると、ダクネスの姿が崩れ......目も鼻も口すらないのっぺりとした顔に戻った。

 

「コイツはラグクラフト。魔王軍諜報部隊長のドッペルゲンガーだな?」

 

「どうしてそれを!?」

 

「『鑑定眼』。相手の全てを知るとか言うトンデモスキルで知った」

 

「クッ、流石は魔王軍幹部の相手をしてきた猛者だな......」

 

「はいはい。で、一つ聞きたい事がある。それに答えれば見逃してやってもいいぞ?」

 

「スティーブ!何を言っている!?」

 

ダクネスがそう叫ぶ。

 

「うるさい黙れ雌豚が」

 

「んんっ!......くぅ......!」

 

「おい」

 

一瞬で堕ちたけど。

 

「......聞きたい事とはなんだ?」

 

「うんうん。それは......ミュータントを制御しているやつは誰だ?」

 

一番重要な事。それがこれだ

 

「それは......分からない。魔王様は絶対に誰にも知られてはならないとだけ......」

 

「ふうん......じゃあ」

 

「おい!待......」

 

カズマが止めようとするが......

 

「死ね」

 

「......て」

 

そいつを容赦無く壁のシミにした。

 

 

 

18

 

 

 

「面目ない!」

 

レヴィ王子はそう言って土下座しだした。

その行動にアイリスだけでなく家臣達も戸惑っていた。

......何故かカズマ達は挙動不審だけど

 

「あの、レヴィ王子。あなたは関与していなかったので、それくらいで……。」

 

「すまない!俺があまりにもバカだった。ああ、バカ王子と呼ばれても仕方ない!アイリス姫がこの国に来なければ、魔王軍の手先にこの中枢を乗っ取られたままだった……!」

 

「気づいたのも倒したのも私なんだけどな」

 

「本当に感謝している!」

 

あー、うん。言ってみただけって言えなさそうな雰囲気......アイリスヘルプっ!

 

「王子。王族たる者は簡単に頭を下げてはいけないんですよ?」

 

「わ、分かった。だが、今回の事で大きな借りが出来てしまった。我が国はベルゼルグに対してこの恩は忘れない。今後、何かあったらどんな事でも言ってくれ。その……。ベルゼルグとエルロードは同盟国にして友好国だからな」

 

と、王子は照れ臭そうに笑った。 謁見の間が和やかな空気に包まれた。

 

このあと、カズマがレヴィ王子とアイリスの婚約破棄に突っ込んだりはしたが、特筆するような事ではないだろう。

 

19

 

ガタガタと揺れる竜車に身を預け、小さくなっていくエルロードを眺める。

 

馬車では指輪がどーのこーのとかで騒がしくなっている。

 

「......なあスティーブ?」

 

「うん?」

 

ボーッとしていると、カズマが話しかけてきた。

 

「なんだ?」

 

「いや、その......ドッペルゲンガーの件でなんであんなに怒っていたのか聞きたいんだ」

 

あぁ、そうだったな。

 

「あー、あの時はダクネスに八つ当たりとかしちゃってたな。すまない」

 

「いや、その......あの時は確かに怖かったが、あの罵り方は満点だったぞ」

 

「ああうん。そうだね(白目)」

 

そういえばこういう性格だったな。

 

「ああ、そう。なんであんなに怒っていたのかだったが......まあ擬態系のモンスターにトラウマがあっただけ」

 

「そ、そうか」

 

「それよりも饅頭食うか?エルロードで買ってきたんだ」

 

「......それ近所で買えるやつよ?」

 

「......嘘だろ?」

 

そこでふと、エルロードの方を見る。

エルロードの街はもう見えない。

 

「どうかしましたか?」

 

疑問に思ったのか、めぐみんがそう聞いてくる

 

「......いや、なんでもないよ」

 

「そうですか」

 

そしてまた、ガタガタと揺れる竜車に身を預ける。

少し寝るか......





ここすきを......ここすきをお恵みください......(ガクッ) 
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