この素晴らしい世界にMinecraftを!   作:どうにでもなれ

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やったー!冬休みだー!(社会人に喧嘩売ってくスタイル)

はんぺん


#60 爆裂魔法の妹襲来!(大体合ってる)

 

前回のあらすじ 「犯人はヤス」

        「違う」

 

 

あの後、本当に色々とあった。

冒険者ギルドに報告をしに行き、ついでにそこの機械の破壊を依頼。

キースとテイラーが無事か見に行ったが大丈夫そうだったのでダストとリーンを預け。

カズマがなんか記憶消滅の状態異常だったので解除したら土下座するわ。

本当に色々とあり過ぎた。

 

 

 

そして本当に色々とあった翌日。

 

「おはよーう。今日の朝食はなんだ?城の生活では変わり種ばかり食べてきたから、味噌汁は遠慮したいんだけど」

 

「クソニート......どうやらお前は理解していないようだ。お前は いつから私に指図する立場になったのだ?」

 

「なあスティーブが怖いんだが。G√最後の奴くらい怖いんだが」

 

「ちなみに普通に世界消せるよ」

 

「嘘だろ......オイ?目をあわせろ」

 

「ところで、ダクネスは何を作っているんだ?」

 

「話を逸らすな」

 

「あぁ。めぐみんが作ってくれたロブスター料理が気に入ってな。無理を言って食材から用意して貰ったのだ」(なにも聞かなかった事にしよう......)

 

世間知らずの箱入り娘は、ザリガニ料理を大変気に入った様だ。

 

めぐみんの反応を見る限り、本人もまさかハマるとは思わなかったらしく、カズマの視線を直視出来ずに目を泳がせていた。

 

そうして暫く談笑しながら食事をしていると、玄関のドアがノックされた。

 

「ヘーイ。今出まーす」

 

玄関の鍵を開けると......

 

「ここ、こんにちは!」

 

「まぐ………!め、めぐみんさんは、いらっしゃいますか?」

 

「まぐみんもめぐみんもあんまかわらん」

 

「おい。それはどういうことか説明して貰おうか」

 

そこに居たのは、めぐみんの妹、こめっこの手を引いた、2人の紅魔族がいた。

 

 

 

 

「ココアです」

 

「ココア?......あ、美味しい」

 

「それで、ふにくらとどろんこの2人は突然私の妹を連れて来たのは、一体どうしたのですか?」

 

「違う。ふにふらとどどんこだ。名前くらい覚えてやれよ......」

 

「「スティーブさん......!」」

 

孫に尊敬されて喜ぶじいさんの気持ちってこんなのなんかな?

 

「オホン......久しぶりねめぐみん。あんたの妹が大変な事になってたから私達で連れてきたのよ」

 

「そうそう、めぐみんの妹っていうかあなたの家がっていうか。まあえらい事になってこの子が路頭に迷いそうになってたからさ」

 

「えらい事?それは一体なんだ?」

 

「めぐみんの家に何があったんだよ?」

 

「あなたはめぐみんの彼氏なんだっけ。実はこの子の家っていうか、里全体が大変な事になっちゃってさ」

 

「そうそう。まあその、ちょっと言い辛いんだけど……」

 

痺れを切らしためぐみんがこめっこの方を向くと、こめっこは口の中の物を飲み込んで。

 

「家がボンッてなって無くなった」

 

「爆裂魔法か。めぐみん。よくやった」

 

「不謹慎極まりないですよ!?私じゃありませんし!」

 

「じゃあなんなんだ?」

 

ふにふらとどどんこの2人は顔を見合わせた。

 

「魔王の娘が大軍を率いて、紅魔の里に攻めてきたのよ」

 

なんだ。なら大丈夫か。

 

これは多分紅魔族の問題だし、離れた方がいいだろう......本音は長い話になりそうだから逃げる!

 

「お、歯磨きか?」

 

台所ではダクネスとアクアがこめっこに歯磨きをさせていた。

 

「にひひー、きれいー?」

 

「おお、ピッカピカだよ」

 

本当にピカピカだな......流石掃除の女神。

とりあえずふにふらとどどんこ用にクッキーを焼く......こめっこ?それ生だから食っても美味しくないぞ?

 

と、

 

「ああああ、あんたに負けただなんて!」

 

「思ってないんだからあああああ!」

 

2人の泣きながら捨て台詞を吐いて逃走する声が聞こえた。

めぐみんは勝ち誇ったような笑みを浮かべ......あっ(察し)

 

......とりあえずこのクッキーどうしよ。こめっこに食わすか?

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

「さて。こめっこは私と同じ部屋に寝泊まりするといいでしょう。暫く会えなくて寂しかったでしょうから、久しぶりに一緒に寝ましょうか」

 

「姉ちゃんはさびしんぼ」

 

「こ、こめっこ!」

 

めぐみん。君の妹はとことん辛辣だね(笑)

 

そしてこめっこは、ゼル帝とちょむすけを見て

 

「うまそう」

 

涎を垂らしていた。

 

「こめっこ?食ったらダメだよ?ダメだよ(真顔)」

 

どんだけ食欲旺盛なんだよ?

 

「さて、それじゃあ折角だしこめっこの歓迎会でもしてやるか。」

 

「ま、そうするか。美味しい物たくさん作ってやらないと......食われる......食欲的な意味で......

 

「お兄ちゃん達カッコいい!」

 

そして、日記みたいなメモ帳を取り出して何かを書いていた。

内容は、餌付けしてきたと書いてあった。

 

餌付け......餌付け......(´・ω・`)ソンナー

 

こめっこ曰く、ゆいゆいさんが、めぐみんの男とその周りであった事を書けと言われたそうだ。

まさかの密告者。

 

 

 

 

翌日。泣いていた。

 

「ねえダクネス、なんだか今日のお昼ご飯がしょっぱいの……」

 

「うっ……、涙で前が見えない……」

 

「涙と箸が止まらない......」

 

「箸は止めろよ」

 

こめっこのあまりの貧困っぷりに。

 

「だってこんなに食べられる事なんて滅多にないもん。」

 

「それはそうかもしれませんが、姉としてはちょっと恥ずかしいのです。ほら、デザートのプリンもありますから。」

 

「ひゃほう!」

 

「こめっこ、明日バケツプリン(マイクラ規格)食べさせてやる......」

 

「いいの!?プリンは誕生日にしか食べられない高級デザートなのに?」

 

涙が、止まらねぇ......

 

「そう言えば、今日は冒険者ギルドに行かないのか?」

 

「そうだな......でも、こめっこはどうするんだ?」

 

「冒険者ギルドに行って、姉ちゃんの凄いとこが見たいから」

 

「ウッ!」

 

めぐみんが思い当たる節があるのか、身を震わせた。

 

「姉ちゃんから最近もらった手紙に、冒険者ギルドでは皆が姉ちゃんにあこがれてて、姉ちゃんを一目見ただけで敬語を使って頭を下げるって書いてあった。」

 

「おい」

 

ワァ......大嘘☆

 

こめっこ、ちょっと庭で遊んでくるといいです!この子を連れてゼル帝に餌をあげるといいでしょう!」

 

「ミ"ャッ!?」

 

「分かった!太らせてくる!」

 

ちょむすけを生け贄にして、こめっこを庭に誘導しためぐみん......ちょむすけの顔が悲壮感あった......

 

「……おい」

 

「違うのです!」

 

「な に が だ ?」

 

めぐみんは、昔を思い出すような遠い目をする。

 

「聞いてください、これには深い事情があるんです......」

 

そう言って語り始めた......

 

 

............。

 

「浅!?理由あっさ!?」

 

家族に見栄を張っただけらしい。いや理由ショボ。

めぐみん曰く、両親を少しでも安心させる為に大袈裟に言ったからだそうだ。

 

「とりとりあえずこめっこには本当のことを言おう。こんな嘘すぐバレるからな」

 

「分かりました......」

 

「てな訳でカズマを墓地に送り(物理)こめっこを特殊召喚!」

 

「え?ちょ」「わあ?」

 

ちなみに墓地(庭の墓)です。共同墓地でもよかったけど。

 

「こめっこ。……実はあなたに大事な話があります」

 

そしてそれに動じないめぐみん。流石だ。

 

「明日食べさてくれるって約束してた、バケツプリンは出ない……?」

 

「違うよ?バケツプリンは準備万端だよ?」

 

それにホッと息を吐くこめっこ。

 

「こめっこ。私達は、この街においてとても凄い冒険者パーティーであると手紙に書きましたね?」

 

「うん。姉ちゃんはどんなモンスターも一撃でやっつける凄い魔法使いで、街の冒険者にとても尊敬されてて……」

 

「そう。その部分なのですが……」

 

淡々と述べるこめっこに、めぐみんは一つ頷くと。

 

「それでクルセイダーのお姉ちゃんは、どんなモンスターでも絶対に逃げない上に、どんな攻撃も耐える頼りがいのあるクルセイダーで、青髪の姉ちゃんは、どんな悪魔やアンデッドにも負けないアークプリーストで」

 

さらに続けるこめっこ。もうやめて!めぐみんのライフはもうゼロよ!

 

「おっきいお兄ちゃんは怒ると怖いけど、いつもやさしくしてくれて、姉ちゃんの男は運が良くて賢くて色んな強敵を倒したすごい人で、口では嫌がりつつも最後は付き合ってくれる、すごく優し」

 

そこでめぐみんに口を塞がれたこめっこ。

 

「こめっこ!一々大きな声で言わないで下さい!その事なんですが……ちょ、スティーブ!?頭なでないで下さい!子供じゃないんですから」

 

そして、そんなめぐみんをついつい撫でてしまう自分がいた。

 

「スティーブさんが、女神の私から見ても邪な気を一切感じない聖母の笑顔なんですけど......!」

 

「なんというか......私も撫でて貰いたくなるような、そんな顔だ......」

 

「な、何ですか皆!?いえ、違うんでんすこめっこ!私が言っていたその話なのですが……!」

 

慌てためぐみんが言い終わる前に庭から戻ってきていたカズマはこめっこにキッパリ告げた。

 

「大体合ってる」

 

 

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