この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
安楽系モンスターの木の実って麻酔薬に出来そうだよね。
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その後、こめっこを連れてギルドへと向かっていたが、カズマとめぐみんは先に向かい、冒険者達と口裏を合わせる事になった。
「カズマ達は皆を説得できてるのかな?」
「まあ大丈夫だろう。カズマのことだし、金を使って説得してそうだが......」
「分かる」
「さあて!ついたわ!ここがアクセルの冒険者ギルドなのよ!駆け出し冒険者の街だから皆レベルも低くて弱っちそうだけど、優しい冒険者が沢山いるのよ!」
「アクア、それは褒めてるのか?それとも貶してるのか?」
アクアに視線が集まるなか、ダクネスに手を引かれてギルドに入ってきたこめっこが、
「でも姉ちゃんは、この街の冒険者は凄いんだって言ってたよ。魔王の幹部ベルディアにも、デストロイヤーにも逃げずに向かっていった、凄く勇気のあるかっこいい人達だって!」
......あっ、めぐみん(羞恥で)死んだわ。
顔真っ赤にして目を合わせようとしてないし。
「すごいね!」
「そ、そうかい?まあ凄いのかもな。他の街の冒険者なら逃げ出していただろうしな。でもお前のお姉ちゃんはもっと凄いからな!」
「ちょっ!?」
そこからはもう、我も我もとめぐみんを誉めて誉めて誉めまくった。
めぐみんなんか赤くなった顔を隠そうと頑張ってるし。
こめっこは「姉ちゃんもみんなも、とってもすごいね!」と無邪気に笑い、冒険者達を骨抜きにしていたし......下手なモンスターより厄介だな!(思考放棄)
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今の状況を漢字二文字で表すなら......
悪女
うん。これだろう。
などとアホなことを考えつつ、冒険者達がこめっこに集り、こめっこに料理を渡す姿を遠い目で見る。
「......これもし狙ってやってるとしたら相当計算高いな。流石は紅魔族。恐ろしい」
「とか言いつつお前もこめっこに飯やってんじゃねーよ」
ハッ!?いつのまに......まさか、能力持ちか!?(茶番)
「ってあれ?ルナさんが、こめっこの背後にいて、アイスとなんかの紙を持ってるけど……あれって、塩漬けクエストの依頼書?」
こめっこにアイスを渡したルナさんが語ったのは、ルーシーズゴーストのことだった。
一応この塩漬けクエストは知っていたし、その内アクアでもけしかけようかと思っていたのだが......
「ねえこめっこちゃん。このゴーストのお姉さん、かわいそうだと思わない?」
「思います」
あっ(察し)
「そうよね、こめっこちゃんもそう思うわよね?でもね、安心して。ここにいる凄い冒険者の皆さんが、スパッと解決してくれるから!」
「「「「えっ!?」」」」
「おい、ルナさん、あんた何言って......」
「解決してくれますよね?」
なにか言いかけるもルナさんに遮られる冒険者。
ルナさんの隣ではキラキラとした目で冒険者達を見るこめっこ。
ルナさん、めっちゃ強引だな......というか
「そんなんだから婚期逃すのでは......?」
「スティーブさん。聞こえましたよ」
「おっと?」
「後で話がありますので、ギルド裏まで来てください」
「断る」
「来てください」
「......こめっこ?兄さんは今からこのクエストしてくるからその間あのお姉さんと遊んどいてね......バケツプリンの量倍にしとくから」
「分かった!おっぱいのお姉ちゃん遊ぼー!」
「「「ブッ!?」」」
「受付の人、これ頼んだよー!じゃっ!」
「あ、ちょ、話はまだ......」
逃げるんだよぉ!
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くそでかい木の根本。そこには、小さな湖があり、そこには......
「あなた達は安息を望みに来た冒険者ですか?」
「いや?別に安息は求めてはいないよ」
「そうですか。それなら、ただの迷い人ですか?」
「残念ながら能力のお陰で迷うことはほとんどないんだ」
「なるほど、それなら......私に会いに来てくれたのですか?」
「まあ、間違ってはいないな」
人懐こそうにはにかむ、下半身が樹木と化した綺麗な女性がいた。
「今更なんだが、あなたが安楽王女で合っているのか?」
これで違ったら腹を切ってやるよ。死ねんけど。
「安楽王女とは私の事ですか?なるほど、あなた達人間は名前と言うものがありますからね。私にも、名を付けてくれたんですね?」
いや、知らんけど。てかそんな深く考えてないと思うが
「ありがとうございます。この名前を付けてくれた人にお礼を言ってくれませんか?私はここから離れられない身なので」
「まあ、出来たらする」
つまりやらない。
にしても、やけにペラペラと喋るな。
「確かにここまで深く根を張っていると動けないよな」
そう言い安楽王女の根をさわろうと......
「いけません!」
したところで、安楽王女が突如叫んだ。
「私の根に触ってはいけません。この根は、私の意思に関係なく......」
「エイッ」
安楽王女がなんか言っていたが無視して根っこに手を突っ込むと......
「うわっ、なんだこれ」
根が腕の中に侵入してきた。体の中をナニかがうごめく感触がする。気持ち悪っ
「......フッ」
「うん?」
安楽王女が笑ったような?
「あなた、そうとう馬鹿なんだね」
「およよ?」
雰囲気が変わった。なんか、こちらを見下しているような......
「せっかく忠告してやったのになんで触るんだろね?」
「押すなと言われたら押すしかないじゃないですか」
「何を言っているんだお前は」
日本人の感性が分からんのか......あ、日本人じゃないや
「まあいい。何を言っているのか訳がわからないが、どうせお前は死ぬ......」
「そりゃっ」
安楽王女がまたなんか言っていたが無視して体を引きちぎる。
「......は?」
「は?じゃないよこれが現実ね」
無理矢理引きちぎったから腸とか心臓とか食道とか見えてる......あっ、右腕右肺肋骨は持ってかれました。
「安楽系モンスターは腹黒いからちょっとカマかけてみたんだが、まんまと引っ掛かってくれて何より......ん?カマかけるの使い方合ってる?合ってない。そうかー」
「えっ、ちょっと待て、お前それで命賭けたのか?」
「あ、大丈夫。この程度なら......」
血が止まり、肉が作られていく。欠損した内蔵や骨も再生されていき......
「ホレ、元通り」
「化け物め......」
はいはい、どーせ化け物ですよ
「ま、お前が性悪安楽ってことが分かったし、容赦なくしばけるな」
「ま、待てよ。私の根はこの森全体に......」
「知らんな」
その後、安楽王女が罵詈雑言を浴びせてきたが全スルーしつつ、伐採してやった。
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「ただいまー......アクアどした?」
帰ってくるとアクアが虚無虚無プリン状態でした。ワロタ
「あ、スティーブさん、安楽王女討伐どうでしたか?」
「うん?ああ、普通に討伐してきたよ」
そう言い、冒険者カードを見せる。
「えっ......?」
「えっ?討伐だよね?暗黙の了解的なのあったの??」
「あっいえ、問題ありません......」
職員の人もなんか虚無虚無プリン状態になったのだが......感染症か『ガシィ』な......
「フフフ、誰だと思いますか?」
「ハハハ、声でバレバレですよルナサン」
後ろを振り返ると、肩をギチギチと鳴るくらい強く掴んでるルナさんがいた。
「スティーブさん、早速ですが、お話ししましょうね?(圧)」
「丁重に断らせてもらいます」
「しましょう、ね?(高圧)」
「あっハイ」
別にルナさんの圧に負けた訳じゃないよ。うん。ただこれだと千日手になるので譲ってあげただけだから
「それでは彼方のお部屋でお話ししましょう」
「アーレー」
そしてそのまま奥の部屋まで引きずられていった
「......何しとんのお前?」
「ギルド受付の仕事」
あの後、説教のあと、愚痴吐かれたんでどうせだしと思い酒を与えたら飲みながら愚痴バンバン吐かれて酒に呑まれて寝たルナさんを家に送り届けルナさんの溜まっていた仕事終わらせてあの様子だと夕方くらいまで寝ていそうだったので変わりに仕事をやってる。
......長いな。
「て言うかこめっこ見なかったか?朝から居なくてな」
「こめっこか?こめっこならそこでサキュバス姐さん達といるが」
「本当だ......っていやなんでだよ」
「姐さん方が言うについつい甘やかしてしまうらしいよ。多分こめっこ、先天的に庇護欲を増大させるスキル持ってるんだろ。将来大物になるな」
「......ノーコメントで」
そしてカズマはサキュバス姐さん達の方へ行った。
「あの、すみません。このクエストなんですけれど......」
「クエストの報告ですね。それでは......」
女性冒険者のクエスト報告を受けて、報酬を渡して暇になっていると
「......うん?カズマこのクエスト受けるのか?」
「ああ......お前も着いてきてくれるか?」
クエスト内容はグリフォンとマンティコアの塩漬けクエスト。
「別にいいよ。全員で行くなら受付の仕事も少ないだろうし」
「おう、それじゃあ行くか!」
安楽王女の伐採方法
伐採方法は
五月蝿いのでまずは首を斧で叩き伐ります。この際、罵詈雑言を浴びせて来るのでメンタルを鍛えるか、耳栓をしましょう
静かになったら大きな木を全て伐採しましょう
最後に森を露天掘りし、根を根絶やしにします。根だけにってか(殴
そして最後に埋め立てて苗木を植えれば完了です。簡単でしょう?
「「「「どこがだよ!!!???」」」」by冒険者の方々