この素晴らしい世界にMinecraftを! 作:どうにでもなれ
主「いやあ、五月病って凄いね。何のやる気も出ないや。」
ス「他には?」
主「アニメ見てた。」
ス「容赦はないよ?」
主「…………打ち首で………」
ス「よろしい。また来世で会おう」
主「え?ちょっと待って、ガチでやる気n(斬」
16
「……冷えてきたわね。ねえカズマ、引き受けたクエストってゾンビメーカー討伐よね?私、そんな小物じゃなくて大物のアンデットが出そうな予感がするんだけど。」
時刻は深夜を回った頃
アクアがそんなことをポツリと呟いた。
「……おい、そういった事言うなよ。それがフラグになったらどうすんだ。今日はゾンビメーカーを一体討伐。取り巻きのゾンビも土に還してやる。そしてとっとと帰って馬小屋で寝る。計画外のイレギュラーな事が起こったら即刻帰る。いいな?」
パーティメンバーがこくりと頷く。
カズマが先頭に墓地へ進む。なんかあったらカズマは囮にするつもりだ。(道徳心0)
ん?敵感知に反応が……カズマも同じらしく反応する
「なんだろう、ピリピリ感じる。敵感知に引っ掛かったな。いるぞ、一体、二体、……三体、四体?」
多くないか?せいぜい二、三体って聞いたはずだが?
何だ?墓場の中央に青白い光?魔方陣か?
その魔方陣の横には、黒いローブの人影。その周りにユラユラ蠢く人影……ゾンビかな?
「……あれ?ゾンビメーカー……ではない……気が……するのですが……」
めぐみんが自信なさげに呟いた。
というかあれトワイライトリッチ(黄昏の森)じゃないか?気配がほぼ同じだし……
「突っ込むか?ゾンビメーカーじゃなかったとしても、こんな時間に墓場にいる以上、アンデットに違い無いだろう。なら、アークプリーストのアクアがいれば問題ない」
確かにあいつの盾は回復魔法で破壊できるから大丈夫だろ……
「あーーーーーーーーっ‼」
突如叫んだアクアは、何を思ったか、ローブの人影に向かって走り出す。
「ちょっ!おい待て!スティーブも待て」
アクアを追いかける。何も考えずに戦って勝てる相手ではないからだ。多分
「リッチーがノコノコこんなところに現れるとは不届きなっ!成敗してやる」
やっぱりリッチーか。でも敵対モブではない……中立と友好の間くらいだな。どういうことだよ。
「やめやめ、やめてえええ!誰なの⁉いきなり現れて、なぜ私の魔方陣を壊そうとするの⁉やめて!やめてください!」
「うっさい、黙りなさいアンデット!どうせこの妖しげな魔方陣でろくでもないこと企んでるんでしょ、なによ、こんなもの!こんなもの!」
……こいつなに魔方陣壊しているんだ?アンデット浄化用の魔方陣なのに。
「『ターンアンデット』ー!」
うお、急にダメージが。アクアのあの魔法のせいだな。無差別攻撃系統の攻撃なのか?
アクアの後ろに周り、クワで殴る。
「ッ⁉い、痛、痛いじゃないの!あんた何……痛っ、ちょっとやめなさいよ!何すんのよいきなり!」
アクアが食ってかかる。釣竿で投げてやったところでカズマ達がやってきたのでカズマに任せて周りのアンデットを潰しておく。
話なんて聞かない。後でカズマに聞く(バカ)
17
墓地からの帰り道
「納得いかないわ!」
アクアが騒いでた。
時刻は、夜明け前くらい。
「しょうがないだろ。あんな良い人討伐する気にはなれないだろうに」
カズマはあのリッチーを見逃すことにしたらしい。
そして、毎日暇を持て余しているアクアが定期的にあの墓地を浄化するということで折り合いがついたらしい。
めぐみんやダクネスもリッチー………ウィズって名前らしい………が人を襲っていなかため見逃すことに同意した。
「しかし、リッチーが街で普通に生活しているとか、この街の警備はどうなってんだ」
カズマの持っている紙はウィズの住んでいる住所の書かれた紙。
ミニマップ(存在感空気)にその住所の場所にマーカーをつけとく。なんでもマジックアイテムの店を営んでいるそうだ。
「でも、穏便に済んで良かったです。いくらアクアがいると言っても、相手はリッチー。もし戦闘になってたら私やカズマは間違いなく死んでましたよ」
………………?
「リッチーってそんな強いものなのか?前戦ったやつは雑魚だったけど?」
「それ本当にリッチーだったんですか?リッチーは強力な魔法防御、そして魔法の掛かった武器意外の攻撃の無効化。相手に触れるだけで様々な状態異常を引き起こし、その魔力や生命力を吸収する伝説級のアンデットモンスターですよ?そう簡単に倒せるわけないじゃないですか。」
………なんだ、前のはリッチーモドキだっただけか。
まあ、今回は特に問題はなかった。
なかった。いいね?
とか考えているとダクネスがぽつりと言った。
「そういえば、ゾンビメーカー討伐のクエストはどうなるのだ?」
「「「あっ」」」
「………………」
忘れてた。
18
ギルドに併設された酒場の一角
今はネロイドとか言う謎物質を飲んでいた。なんだこのシャワシャワ
何をしているかと言うと情報収集………という盗み聞き。
ギルドにいる連中の話はなかなか面白い。
危険なモンスターが出たからあの辺りには近づかない方がいいとか。
あのモンスターは柑橘系の果物の汁を体に付けると近づいてこないだとか。
この街の近くの古い城に魔王軍の幹部が来ただとか。
いろいろと面白い話が聞ける。
そんなこと考えながら野菜スティックに手を伸ばす。
クイッ。
「………『スティール』」
これでよし!
ん?カズマがこっち見てくる。
「何?」
「何?って話に参加する気はないのかよ」
「無い」
「いや、そんな堂々と言われても困るんだが………。お前らのスキルがどんな感じかって話してたんだよ」
ああ、スキルか……冒険者カードを取りだす。
「耐性だとダメージ10%軽減と状態異常無効とか、攻撃魔法と回復魔法はすべて使える。」
「もうお前一人でいいだろ」
文句あるのか?
「何でこう、まとまりが無いんだよこのパーティーは………。本当に移籍を……」
好きにしとけば?
19
キャベツの襲撃イベントから数日
その時の報酬が今日支払われた。
「なあ、二人とも見てくれ。報酬が良かったから、修理を頼んでいた鎧を少し強化してみた。……どう思う?」
………見た目はいいけど……
「一言で言うと見た目装備」
「金持ちの貴族のボンボンが着けてる鎧みたい」
「………容赦が一切ないな。私だって素直に褒めて貰いたいときもあるのだが」
知るかそんなもん
「で、どうだ、その杖気に入ったか、めぐみん」
「………………………」
ダメだ放心状態だ。
キャベツイベントの時にめぐみんに何か買いたい物でもあるのか聞いたら杖が欲しいと言っていたから作ってやった。(作ってみたかっただけ)
能力も大量に付け、レッドストーンで魔力消費10%減、マナタイトとか言う金属で魔法威力増加など付けている。
それを説明したきりめぐみんが杖を見たまま動かなくなった。
そんなに感動されると逆に困る。
「なんですってえええええ⁉」
………また何かやらかしたのか?
「何で五万ぽっちなのよ!どれだけキャベツ捕まえたと思ってんの⁉」
胸ぐら掴むな。いちゃもんつけんな。
「そ、それが申し上げ難いのですが……」
なになに?やっぱオチがあるのか?
「……アクアさんの捕まえてきたのは、ほとんどがレタスで……」
RETASU!レタスいたのかよ。
ん?アクアがすげえ怪しい笑顔でこっちに来るんだが
「スティーブさん!今回のクエストの、報酬はおいくら万円?」
いくらだっけな?確か……
「五百十二万」
「「「え?」」」
「五百十二万」
カズマを含むパーティーメンバー全員が絶句している。いや、カズマは百万ちょい持ってるだろ。
「スティーブ様ー!前から思ってたんだけれど、えっとその、アホ毛が良い感じよね!」
「アホは無理すんな。あと渡す気はないからカズマに頼め。」
「わかったわ!」
にしてもこの金どうしようか。魔法武器は王都くらいにしか置いてないらしいし。
まあ後で考えるか。
20
「カズマ、早速討伐に行きましょう!それも、沢山の雑魚モンスターがいるヤツです!新しい杖の威力を試すのです。」
確かに杖の威力とかみたいし……
「賛成だな。作った杖の威力とか見たいしな。」
「まあ俺も、ゾンビメーカー討伐じゃ、覚えたてのスキル試す暇もなかったしな」
そうだな………スキルの試し撃ちもしてみるか。
「とりあえず、掲示板の依頼を見てから決めようぜ」
何かマトになりそうな敵いないかな?
「…………あれ?依頼がほとんどないじゃないか」
普段は所狭しと大量に貼られている依頼の紙
それが今は数枚しか貼られていない。
おまけに……………
「カズマ!これだ、これにしようではないか!山に出没するブラックファングと呼ばれる巨大熊を……!」
「ちょうどいい的になりそうだ。よし、これにs」
「却下だ却下!おい、何だよこれ!高難易度のクエストしか残ってないぞ!」
うわぁ…………。何だこれ。攻略難易度高くないか?
「ええと………申し訳ありません。最近、魔王の幹部らしき者が街の近くの小城に住み着きまして………」
「ああ、なるほど。それで弱いモンスターは全部隠れたわけか。」
「はい………。来月には国の首都から幹部討伐のための騎士団が派遣されるので、それまでは、そこに残っている高難易度のお仕事しか…………」
「な、なんでよおおおおおっ!?」
文無しアクアが悲鳴を上げるなか……
「幹部ってどんな奴かな?魔女?悪魔?アンデット?まさかの神⁉」
「おい、スティーブ、戦わないからな?戦わないからな⁉」
え?ヤダ
主「フハハハハハ!私は何度でも蘇r(斬」
ス「……………」
主「おいおい、リスキルはダメだr(斬」
ス「……………」
主「ちょっと話そう。人は話し合えr(斬」
ス「……………」
主「無限ループって怖くn(斬」
ス「……………」
何回殺られたかわかんねえ