KAMEN RIDER WISEMAN IN FAIRY TAIL   作:Gussan0

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どうも|ω・`)ノ ヤァ

続き書けたで候。

期間空いてすみませぬ。

では、どうぞ( ゚д゚ )クワッ!!


第十一話 共闘

奏太はワイズマンに変身すると、隣にいるカグラへと話しかける。

 

 

「貴方はカグラさん……で、良かったか?」

 

 

「あ、ああ。それよりお礼がまだだったな。助けてくれて感謝する」

 

 

「気にするな。困った時はお互い様だ」

 

 

「そうか。それよりソウタ……と言ったか。私のことはカグラでいい」

 

 

「じゃあ、カグラって呼ばせてもらうよ。それでだカグラ……さっそくなんだが、俺はあっちのデカブツをやるから、小さい方は任せていいか?」

 

 

「任せろ。だが気を付けろソウタ。奴ら、それなりにやる様だ」

 

 

カグラの視線を追うと、小男の方は鎖を小太刀で斬り、大男の方はテレポートで脱出したようだ。

 

 

「テレポーテーションか……厄介だな」

 

 

ワイズマンは警戒する。

 

 

「消えろ」

 

 

直後、ワイズマンとカグラの周りに光の球が現れる。

 

 

「これは……魔力弾か!?」

 

 

「伏せろカグラ!」

 

 

【コネクト!ナウ!】

 

 

咄嗟にワイズマンはコネクトの魔法を使い、魔法陣からハーメルケインガンを取り出すと、その場を回りながら銃弾を放つ。

 

ちなみにカグラが伏せているのもしっかりと確認済みだ。

 

 

「はっ!」

 

 

白いローブをはためかせながら、銃弾の弾道を操る。

 

見事、魔力弾を相殺させながらそれと同時に、黒装束の二人にも攻撃を行う。

 

しかし、小男の方が前へと出ると、全ての銃弾を叩き斬ってしまった。

 

 

「やってくれたなぁ……クソガキイィ!!」

 

 

「へぇ、やるねぇ」

 

 

「その舐めくさった態度、後悔させてやるぜぇ!!」

 

 

そのまま小男はワイズマンへと斬りかかるが、隣にいたカグラが間に割り込んだ。

 

小太刀と刀がぶつかり合い、甲高い音が響き渡る。

 

 

「貴様の相手は私だ!」

 

 

「フッフッフッ!すぐに終わらせてやるよぉ!!」

 

 

そして二人はそのまま高速で斬り合いながら、移動していった。

 

 

(思った通り、とんでもない技量だなカグラの奴。少なくとも剣の腕は俺よりも上だ)

 

 

それを視界の端で確認しつつ、ワイズマンは残った大男の方へと視線を向ける。

 

 

「それじゃ、余り者同士、こっちも仲良くやろうぜ」

 

 

「ぬかせ。貴様はさっさと殺す」

 

 

「それじゃ、簡単にやられないようにしなくちゃな!」

 

 

ワイズマンは再び、ハーメルケインガンから銃弾を放つ。

 

 

「貴様の攻撃は私には通用しない」

 

 

しかし、大男はテレポートを何度も繰り返すと、銃弾を回避する。

 

 

「こちらだ」

 

 

「ちぃっ!?」

 

 

大男はワイズマンの後方に回り込むと、強烈な掌打(しょうだ)を繰り出す。

 

ワイズマンは咄嗟に振り返り、左腕でガードするものの、僅かに吹き飛んでしまう。

 

その事実にワイズマンは多少ながらも驚く。

 

 

(やっぱりこっちの世界の魔導士は身体能力が異常に高い!?少なくとも変身している俺に対して、生身で多少なりともダメージを与えられるってことは……魔力をその身に纏って攻撃している証拠!!)

 

 

「隙だらけだぞ」

 

 

「ぐあっ!?」

 

 

大男はそのままワイズマンの後方へとテレポートで回り込むと、強烈な回し蹴りを放つ。

 

今度はモロに食らってしまったワイズマンではあるが、受け身を取りながら思考を続ける。

 

 

(その上、魔法の行使も自由自在。下手なファントムよりも余っ程質が悪い)

 

 

「まあ、だからと言って負ける気なんて更々ないんだけどな!」

 

 

ワイズマンは再度右手をベルトに(かざ)し、新たな魔法を使用する。

 

 

【アロー!ナウ!】

 

 

自身の周りに光の矢を幾度も展開させると、大男へと放つ。

 

 

「無駄だ」

 

 

大男は何度もテレポートを使用し、かわしていく。

 

 

「まだまだ!」

 

 

ワイズマンはさらに光の矢の数を増やし、大男へと放っていく。

 

 

「無駄だと言っている」

 

 

だが数を増やしても全く当たらない。

 

小刻みにテレポートを使用することで、回避を完璧にしているのだ。

 

 

「お返しだ」

 

 

「うおっ!?瓦礫を使って……あぶね!?」

 

 

お返しとばかりに戦いで崩れた周囲の瓦礫を上下左右、あらゆる方向からワイズマンへと向かわせる。

 

ワイズマンはその全てを紙一重でかわしていく。

 

当たりそうな物は銃弾で相殺しながら、アクロバティックにかわす。

 

ワイズマンも負けじとハーメルケインガンで狙うが、相も変わらずテレポートでかわされる。

 

 

(ここまでかわされるとはな……魔力切れを起こす素振りも一切ないし。さて、どうするか……)

 

 

ワイズマンもテレポートの魔法は使えるが、そう何度も使用出来る魔法ではない。

 

テレポートは魔力の消費が激しいため、多用出来ないのだ。

 

 

(危険だけど、あれでいってみるか)

 

 

【エクスプロージョン!ナウ!】

 

 

ワイズマンの十八番、エクスプロージョンが発動する。

 

大男の周りに小さな黄色い魔法陣が無数に出現する。

 

 

「なにっ!?」

 

 

爆発が小規模に起こるが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

しかし、それは近くにいたワイズマンも被害に巻き込まれるのと同義であり……

 

 

「ぐああああっ!?バカな……貴様、自分事!?」

 

 

「……まあね。攻撃が完璧にかわされるなら、かわせない攻撃をするしかないと思ってね……でも、思ったより効くなこれ」

 

 

同じくダメージを受けたワイズマンではあるが、気にする素振りを見せず、素早くハンドオーサーを傾け直し、再度魔法を使用する。

 

 

【イエス!グラビティ!!アンダァスタンドゥ!?】

 

 

黄色い魔法陣を展開し、その中の重力を操作する。

 

そのまま大男を上から押さえ付け、身動きを封じる。

 

 

「あんたには悪いけど、これでフィナーレだ」

 

 

【キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!……】

 

 

ワイズマンはハーメルケインガンについているハンドオーサーを起動させる。

 

直後、低い声音の軽快な音声が鳴り響く。

 

すかさずワイズマンは握手をするように、チェンジウィザードリングを(かざ)した。

 

 

【ジ・オリジン!シューティングストライク!!】

 

 

ハーメルケインガンの銃身に魔力で形成されたオレンジの魔法陣が揺らめく。

 

 

「はああっ!」

 

 

ワイズマンはそのままオレンジの魔力弾を勢いよく発射する。

 

 

「ぐあああああっ!?」

 

 

その直撃を食らった黒装束の大男は、白目を向いて気絶した。

 

 

「ふぃ〜」

 

 

それを見届けたワイズマンは、一息つくのであった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

一方のカグラはというと、黒装束の小男と高速で斬り合っていた。

 

 

「フッフッフッ!中々やるじゃねえかお嬢ちゃんよぉ!!」

 

 

「貴様のような奴に褒められた所で欠片も嬉しくはない!!」

 

 

小太刀と刀がぶつかり合い、甲高い金属音が幾度も響き渡る。

 

そんななか、カグラは冷静に相手の分析を行っていた。

 

 

(この男、見かけによらずかなりのパワーがある。それに何より、戦いの駆け引きが(うま)い。おかげで中々攻めきれん……!!)

 

 

黒装束の小男は、かなり戦い慣れているのかカグラは思うように攻めきれていなかった。

 

 

「得物を納刀したまま戦うのは舐めてんのかと思ったが……戦って納得したよ。お嬢ちゃんのその刀、()()()()()()()()()()()()?」

 

 

「くっ!?」

 

 

(読まれているか!?)

 

 

カグラの持つ怨刀(おんとう)不倶戴天(ふぐたいてん)』は、恨みによって強くなる力を有しており、その斬れ味は凄まじいの一言に尽きる。

 

その気になれば大地をも斬り裂き、海すら叩き斬ってしまう威力を持つ。

 

それ故に、()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

カグラは本当に斬るべきと誓った相手以外に、この刀を抜刀することはない。

 

重力魔法と刀を納刀した状態で戦うのが、彼女の現在の戦闘スタイルなのだ。

 

二人は何度目かの衝突で、互いに距離を取った。

 

 

「お嬢ちゃん、テメェは強い。だが俺には勝てねぇ。なぜだと思う?」

 

 

「……一体何が言いたい?」

 

 

「戦闘経験の差ってヤツさ。俺とお嬢ちゃんじゃ、重ねてきた年月が違う。それを今から見せてやるぜぇ!!」

 

 

「なにっ!?」

 

 

直後、小男の身体が消えるとカグラの目の前にいた。

 

 

(速いっ!?)

 

 

カグラは咄嗟に刀を割り込ませ、小太刀を防御する。

 

だが、そこから小男の猛攻が始まった。

 

 

「フッフッフッ!どうしたぁ!どうしたぁ!防戦一方じゃねえかお嬢ちゃんよぉ!!」

 

 

「ちっ……」

 

 

さらに小男はスピードをあげる。

 

 

「ギアを上げていくぜえぇ!!」

 

 

残像が見えるほどのスピードでカグラの周りを動き回る。

 

小太刀の二刀流でカグラを追い詰めていく。

 

対してカグラはというと、致命傷は避けているものの、()()()()()()()()()となっていた。

 

そんなとき、彼女が呟く。

 

 

「……確かに貴様のスピードは大したものだ」

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「だが私も剣の腕には少々自信があってな……」

 

 

そして()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「ようやく、眼が慣れてきた」

 

 

「なんだとぉ!?ぶあぁぁ!?」

 

 

カグラの一撃を受けた小男は勢いよく吹き飛んでいく。

 

 

「今まで貴様のような相手と手合わせする機会がなかったものでな……()()()()()()()()()()。だから、礼を言う。貴様のおかげで良い経験が出来た」

 

 

カグラはゆっくりと歩きながら、小男の方へと向かっていく。

 

小男はと言うと、口から血を吐きながらもなんとか起き上がっていた。

 

 

「フッフッフッ……すげぇ一撃だなぁおい。今ので体力の大半を持っていかれたぞ。それにこの俺の加速魔法に対応してくるたぁ、なんてお嬢ちゃんだ。だが、だからこそ燃えてくるんだがよぉ……」

 

 

小男は小太刀を構えながら、笑う。

 

対してカグラも刀を構えた。

 

 

「お嬢ちゃん、テメェは強い。それも俺の予想を超えてくるとは大したもんだ。だが俺も一端の剣士なんでねぇ、オメオメと逃げる訳にはいかねぇんだよ。だからワリぃな。死んでくれや」

 

 

「良いだろう、来い」

 

 

両者が再度、向かい合う。

 

 

「加速……最大……!!!!!」

 

 

「怨刀・不倶戴天……」

 

 

小男は加速魔法を最大出力で行使し、真正面から突っ込んでいく。

 

カグラはそれを迎え撃たんと、居合の姿勢で待ち構える。

 

 

 

ザンッ!!!!!!

 

 

 

一瞬で両者が交差する。

 

 

そして、倒れたのは小男の方だった。

 

 

 

「抜かぬ太刀の型」

 

 

 

勝者はカグラであった。




次回でフロスト編は最後です。

では、また( `・∀・´)ノ
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