KAMEN RIDER WISEMAN IN FAIRY TAIL 作:Gussan0
続き書けたで候。
では、どうぞ∠( ゚д゚)/
「さあ、ショータイムだ!」
ワイズマンがそう告げると、周りが騒がしくなる。
『え、えぇ!?』
『何あれ!?』
『姿が変わった!?』
周囲は驚いているが、相対するナツは不敵な笑みを浮かべる。
「へぇ。それがお前の戦う姿って訳か」
「ああ。この姿の時は白い魔法使い、ワイズマンと名乗ってる」
するとマカロフが中央に立つ。
「両者共、準備は良いか?」
「おう」
「はい」
「そうか。ならば行くぞ、試合始め!」
マカロフによって試合の開始が宣言されると、さっそくナツが仕掛ける。
「火竜の鉄拳!!」
「っ!?」
(動き始めが早い!?それに……拳に炎を纏わせたっ!?)
ワイズマンは咄嗟にナツの拳をかわす。
続けてナツは両手両足に炎を纏わせると、連続攻撃を繰り出す。
「火竜の
「おっと」
「火竜の
「中々……素早い……攻撃だな!」
ワイズマンはそれらをいなし、受け流していく。
そして、反撃の回し蹴りを繰り出した。
「はっ!」
「ぐあっ!?」
ナツは蹴りを顔面に食らい吹き飛ぶものの、すぐに態勢を立て直し、顔をワイズマンへと向けた。
「火竜の……」
(何か来る!?)
咄嗟にワイズマンは、ワイズドライバーのハンドオーサーを右手側に傾け、右手を
「
【バリア!ナウ!】
ナツのブレスが炸裂するとほぼ同時に、ワイズマンはオレンジ色の透明な防御壁を出現させ、ナツの攻撃を防ぐ。
想像以上の火力にワイズマンは驚く。
(なんて魔法だ!?手足に炎を纏い、口からブレスまで出すなんて……まるでドラゴンだ!?それに、並のファントムよりずっと強い!!)
「これが異世界の魔法……これが異世界の魔法使い……俺の知る魔法とは根本的に違う」
そのとき、ブレスを吹きながらナツが突っ込んできた。
「考え事とは余裕じゃねえか!火竜の……
そして全身に炎を纏い、勢いをつけて体当たりを繰り出してきた。
「うおおおおおお!!!!」
「ぬっ!?」
ワイズマンは徐々に押されていく。
「大したパワーだ。だが……まだまだ甘い!!」
しかし、防御壁に突っ込むナツをまるで受け流すように、ソっといなした。
「あぐぐぐぐっ!?」
ナツはそのまま顔面から地面に突っ込む。
ワイズマンはその隙を見逃さず、ハンドオーサーを再び右側へと傾ける。
【ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!】
そして決着をつけるために、ある魔法を発動させた。
「フィナーレだ」
【エクスプロージョン!ナウ!】
そのとき、ナツの周りにオレンジの魔法陣が現れ、強力な爆発がナツを包み込む。
『ナツー!?』
『おいおい!いくらナツでもやべぇぞ、ありゃあ!!』
焦るギルドメンバーに、ワイズマンは安心させるように言った。
「大丈夫だ。気絶程度に威力は抑えてる」
エクスプロージョンは、ワイズマンの主力魔法の一つであり、小さな亜空間に圧縮した魔力で任意の場所に強力な爆発を起こす空間攻撃である。
通常魔法でありながら破壊力もあり、連射も可能、隙も少なく回避は不可能、チャージして放てば、敵の必殺技にさえも打ち勝てるという低コスト長射程高火力を実現したトンデモ魔法である。
そしてワイズマンは確実に気絶しているであろうナツの所へ向かおうとするが……
「……誰が気絶してるって?」
咄嗟に足を止め、その光景に目を疑った。
「爆炎を……食べてるだと!?」
なんと、ナツがエクスプロージョンで生じた爆炎を食べているのだ。
「はぐはぐはぐ……お前の炎、美味ぇなソウタ。こんな美味ぇ炎を食ったのは初めてだ」
そして、ナツは全ての爆炎を食べ終えると身体中から炎を勢いよく放出させる。
「ふー、ごちそう様でした」
「……なんて奴だ」
「食ったら力が湧いてきた。お礼に良いもん見せてやるよ、ソウタ」
するとナツは身体中の炎を両手に纏い、エネルギーを収束させていく。
それを見たワイズマンも、今度こそ決着がつくと悟り、三度右手をベルトへ翳す。
【イエス!キックストライク!!アンダァスタンドゥ!?】
ワイズマンは足元に出現したオレンジの魔法陣から光を右足に纏い、ロンダートから跳躍する。
対するナツも準備を終え、両手の炎を勢いよく奮った。
「だああああああああっっっ!!!!」
「滅竜奥義……紅蓮爆炎刃っっっっ!!!!」
そして、ワイズマンの必殺技“ストライクワイズマン”とナツの必殺技“紅蓮爆炎刃”が激突した。
「がーっはっはっはっは!お前強えぇな!ソウタ!!」
「あはははは……まあ、これでも場数はそれなりに踏んでるから」
ナツが勢いよく笑いながら、奏太の背中をバシバシと叩く。
奏太は苦笑いしながら、それを受けていた。
結局、両者の模擬戦の決着は引き分けに終わった。
しかし、ギルドでトップクラスの実力を持つナツと互角に戦ったことから、奏太がフェアリーテイルのメンバーに受け入れられるのは早かった。
今は奏太の歓迎会を行っており、料理を食べながらギルドメンバー達からの質問に答えていた。
「ソウタの魔法って、指輪とベルトを使うのね?」
「ああ、俺の師匠が『指輪の魔法使い』って呼ばれててね。俺はその人の弟子なんだよ」
「その人はどっかのギルドに入ってるの?」
「いや、フリーの魔導士だよ」
「あのベルト……色んな意味で凄いね」
「あー、なんというかこのベルトって、魔法の呪文を符丁化・短縮した物でさ。一応、魔法発動の為の詠唱を代行してる形になってるんだよね……」
「あれって詠唱なの!?」
「まあ、言いたいことは分かるよ。でも仕方ないんだ。これってこういう仕様だから」
特に多く質問をしてきたのが、ルーシィとレビィの二人である。
奏太の魔法が物珍しいのか、二人が勤勉なのもあって会話も弾んだ。
「あ、ソウタ。ちょっとこっちに来てくれる?」
「ミラさん?」
その後、落ち着いた所でミラから呼び出しを受ける。
奏太がカウンターの方へ向かうと、スタンプを持ったミラがいた。
「それは?」
「これはギルドの紋章を入れるためのスタンプよ。結構優れ物でね、好きな色を選べるの。どこにつけましょうか?」
「……ちなみにミラさんは何色で、どこにつけてるんですか?」
「私は白色で、つけてるところは左ももよ」
「……」
想像してしまった奏太は、思わず顔を赤くする。
「うふふふ……見てみる?」
「……からかわないで下さい」
「ごめんなさい〜。それでソウタはどこにするの?」
「……左肩で。色は白色でお願いします」
「了解よ〜」
ミラはニコニコしながら、スタンプを奏太の左肩へ押し付ける。
すると、無事白色の
「おお」
「はい。これで貴方も
奏太は嬉しそうに、それに触れる。
そして、ある事に気が付いた。
(あれ?このマーク……確か、白い魔宝石にも同じような物が入ってたような……)
奏太はポケットに入れていた白い魔宝石を取り出す。
そこには
次回は少し時間飛びます。
では、また( `・∀・´)ノ