妖精剣士   作:ゴロゴロ鼠

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第2話

「皆に顔出さないのか?ミストガン」

 

幽鬼の支配者との戦いが終わり一段落がついて、ケイは街を一望できる高い崖に立っていたミストガンに話しかける

 

「いつも顔を出さないの知っているだろう」

 

「まあな、俺もどんな顔か見たこと無いし」

 

「じゃあな」

 

「もう行くのか?」

 

「ああ」

 

「分かった、ありがとな。マスターの事」

 

「俺だってフェアリーテイルの魔導士だ、それぐらいはな」

 

そう言ってミストガンは街を出て行ってしまう

 

「俺もギルドに戻るか」

 

~~~~

ファントムとの戦いが終わり。評議院の軍からの事情聴取などが終わりフェアリーテイルの皆は落ち着きを取り戻し皆でギルドを立て直し始めたことで

 

「今日から仕事の受注を再開するわよ!仮設の受付カウンターだけどガンガン仕事やろうね」

 

仕事の受注をできるぐらいには回復し皆最近仕事を受けていない反動からか普段あまり仕事をしないものまで仕事仕事と騒いでいる

 

「なに?あれ、普段は仕事もしないでダラダラしてるだけなのに」

 

「ウフフッ・・あ、お帰りなさいケイ」

 

「ただいま、あー疲れた」

 

ケイはそのままミラに一番近いカウンター席に座り机に突っ伏した

 

「だいぶお疲れね」

 

「評議院からの仕事がね。人使いが荒いよ」

 

「いつもお疲れ様、そうだ何時も頑張ってるご褒美に肩揉んで上げる」

 

「ミラに肩揉んでもらえるならいくらでも頑張れるよ」

 

「ウフフッ嬉しいな、それなら毎日揉んであげる」

 

(な、何?この空気)

 

「ルーシィ」

 

「あ、ハッピー丁度いい所に。あの二人って」

 

「ああルーシィは初めて会うんだねエルザと同じS級魔導士のケイだよ。ミラとでぇきてぇるんだ」

 

「へ~ミラさんと」

 

ルーシィの視線に気づいたのかケイはミラとの話を中断しルーシィに話しかける

 

「君が噂の大型新人のルーシィだね、初めまして、ケイ・フォートだ。ケイって呼んでね」

 

「あ、ルーシィです。これからよろしくお願いします!」

 

「ルーシィ気を付けてね。ケイは怒るとエルザよりも怖いから」

 

「え、エルザよりも?!」

 

「ハッピーそんな大げさな、ちょっと怒る程度だよ」

 

「もう、見ててルーシィ。グレイー!こっちきてー」

 

「あ?どうしたハッピー?」

 

「ケイ、この前グレイがミラを泣かしてたよ」

 

その瞬間先ほどまで騒がしかった声は消えその場にいた者はグレイを憐れむようにただ見つめ、当人のグレイは全身に寒気にも似た感覚が広がった

 

「・・・グレイ?」

 

「ハッピー!てめえふざけんじゃねえぞ!ふざけんじゃねえぞ!?」

 

「えぇ、グレイがこんなに取り乱すの初めて見るんだけど」

 

「ミラ、本当?」

 

「ええ、あのくらいで泣くなんて私も駄目ね」

 

「ミラちゃぁぁぁん!」

 

(((じゃあなグレイ、お前は露出魔だけど良い奴だったよ)))

 

「グレイ、覚悟できてんだろうな?」

 

「いや出来てない!お願いだからやめてえええ?!」

 

(換装で刀を、エルザと似た魔法?)

 

「って考えてる場合じゃない!ねえハッピー大丈夫なの?グレイ切られたりしない?」

 

「大丈夫、心に傷は出来るけど」

 

「心にって・・・」

 

「砕けろ『鏡花水月』」

 

「ああ、来るな、来るなああぁぁぁ!」

 

「え!?グレイが急に苦しみだしたけど何が起こったの?」

 

「ケイが持ってる刀の力だよ」

 

「刀?」

 

「うん、あの刀の名前は鏡花水月、相手の五感を支配する完全催眠って能力を持ってるんだ。つまり今グレイはケイにトラウマ級の幻覚を見せられてるってわけ。ちなみにどんなの見せてるの?」

 

「100人の一夜に告白されて襲われる幻覚」

 

「ウッ・・・一夜が、100人。ああ意識が」

 

「何かエルザもダメージ受けてんだけど一夜って」

 

「また今度教えてあげるよ」

 

後日、闇ギルド六魔将軍(オラシオンセイス)を討伐するための連合にて一夜本人をみたルーシィはこう呟いたと言う

 

「グレイ、ご愁傷様。てかケイエグすぎでしょ!」

 

ちなみにグレイはガチ泣きをして屋敷から逃げようとしたと言う

 

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