「着いたな。ここからは別行動だ」
マグノリアに帰ってきたミストガンとケイは着いて直ぐに分かれミストガンはラクサスの元へ、ケイはギルドへと向かった
(・・・ラクサスの奴何を考えてる)
ギルドへ向かう途中、ケイが見たのは空中に浮かぶ複数の魔水晶だった。それが何か分からないが良い物では無いのは確かなので現状を把握するためにもギルドへ急ぐ
「ん?ヒッ・・・!」
「ルーシィ?どうした・・・!ケイが帰ってきたー!」
ケイがギルドへと入ると人が入ってきたことに反応したルーシィがケイの顔を見て震えハッピーはケイが帰った来たことを大声で他の皆に知らせる
「ケイ!」
「ミラ、良かった。無事だったか」
「ええ。あ、ケイちょっと苦しいわ」
ケイはミラを見つけると抱きしめてミラも嬉しそうに抱きしめられる
「ねえハッピー、今の見た?」
「あい、怒ったエルザ以上に怖い顔がミラを見た瞬間に消えました」
「そこ二人、何か言いたいことが?」
「「ありません!」」
~~~~
「成程、大体わかった。じゃあ俺はラクサスを探してきます」
「うむ、頼んだ」
マスター達から大体の状況を聞いたケイは直ぐにギルドを出てラクサスの捜索を行う
(ラクサスが何処にいるかしらみつぶしに探すしかないか)
ラクサスを探す途中、街のいたる所にあるフリードの術式を避けるために時間がかかってしまっている中
「ッ!今の爆発音。ラクサスの居場所はカルディア大聖堂か!」
大聖堂から聞こえた爆発音、それがラクサスと誰かの戦闘音と判断したケイは急いで大聖堂へと向かう
(そろそろ大聖堂、戦闘音はまだ聞こえる。フェアリーテイルでラクサスに瞬殺されずに戦えているという事はミストガンかエルザか、それとも・・・)
大聖堂が見えてきた頃、大聖堂から一人の女性が出てくる
「エルザ!」
「ケイ!戻ったか」
「ああ、ラクサスはこの中か」
「ああ、だが今はラクサスの事は良い。手を貸せ」
「何?それはどういう・・・ッおい!」
「時間が無い、来い!」
「分かった、分かったから手を離せ!自分で走るから引きずるな
~~~~
「神成殿の発動までにラクサスを倒せないから先にあの生体リンク魔法の掛かった魔水晶を全部同時に破壊するから力を貸せと」
「そうだ、生体リンク魔法が掛かっている以上あれを破壊するという事は命に落とす可能性があるが、手伝ってくれるか?」
「ああ、
「すまない」
「気にするな、あれが発動したらミラも危ないしな。それよりラクサスはナツに任せて大丈夫なんだな?」
「ああ、私はナツを信じている」
「成程、じゃあ俺も信じてみるか。ここからは別れるぞ!魔水晶の半分は俺が受け持つ!!」
「頼んだ!」
エルザと別れたケイは建物などが少なく、人もいない場所へ向かった
「ここなら目標の魔水晶も良く狙えるし周りへの被害も少ない」
ケイは一本の刀を換装すると刃を地面に向けそのまま手を離す。刃はそのまま地面へと吸い込まれるように消えた
「卍解 千本桜景厳」
ケイのその言葉と共に地面から巨大な刀身がいくつも現れ桜の花びらとなりケイの周りを舞う
「ッ!」
(やはり操作が難しい。エルザと分けても俺が破壊しないといけない魔水晶は軽く200以上。それを同時に攻撃してすべてを破壊できる威力を保たないと)
『皆聞こえるか!?』
(これは、ウォーレンの念話か)
ウォーレンは念話で神成殿のことを説明し皆に壊すように話すが先ほどまで術式のせいとはいえ戦っていた者達、皆が念話で繋がっていることもある直ぐにいくつもの喧嘩になってしまった。しかし
『―――お願い、力を合わせて私達のギルドを、街を守ろう!それが駄目なら、私一人で魔水晶を全部壊す!!』
(・・・ハッ)
「流石、フェアリーテイルの魔導士だ」
ルーシィの言葉に喧嘩をしていた者達は喧嘩を止め、魔水晶を壊すことに全力を尽くす
『北の200個は私がやる!皆は南を中心に全部撃破』
「いや、南を中心とした200個を俺がやる!皆は東西を中心に頼む」
『ああ!』
『ケイとエルザに続けー!』
『皆一個も残すなよ!!』
フェアリーテイルの魔導士達による雷の魔水晶への攻撃が開始された。魔法剣、魔法銃、
「よし、これで(バチチ)あ、ガアアアアアッ!?」
生体リンク魔法により大ダメージを追ったケイはその場に倒れてしまう
『み・・・みんな無事か?』
『お、おう』
『まったく、お前たちは何という無茶を』
「お前もな、エルザ」
『テメェもだよケイ!』
『フフッ、本当にいいギルドだな、私達は』
『ラクサスが反抗期じゃなかったらもっとな』
「まったくだ」
(・・・俺を含めエルザも他の奴らも動けない。後は頼んだぞ、ナツ)
作品内最初の卍解は千本桜景厳でした。他の卍解もこれからちょくちょく出していきたい。