ケイ達が魔水晶を破壊した後、ナツはガジルと力を合わせて無事ラクサスを倒すことに成功。皆はギルドに戻って後始末を行っている
「~~~~!!」
「暴れるな、何言ってるか分かんないし。気休め程度かもしれないが治療してやってんだから」
「ねえハッピー、ケイって何してるの?最初はナツを刀で切り付けてるのかと思ったけど血は出てないし」
「あの刀は
「へ~そんな刀もあるんだ」
「あい、ただ」
ガッシャーン
「な、なに!?」
「~~~~!」
「だから暴れるなって言っただろうが!余計に切り付けちまった」
「一定以上の傷を吸収すると吸収した傷を元に強力な一撃を放つんだ」
「ずいぶん危ない物で治療してるわね」
「うん、注意してれば大丈夫とは言えそんな危険な方法を取るなんてケイらしく無いよね。他に治療に使える刀もあるのに」
「え、そうなの?」
「うん、
「へ~、何でなんだろう。何か使えない理由があるのかな」
その後はラクサスがギルドに顔を出して一触即発の雰囲気になったりしたものの特に問題は起きずファンタジアは問題も無く行われた
~~~~
収穫祭が終わり一週間。町も落ち着きを取り戻しつつある。ラクサスの破門を知ったフェアリーテイルメンバーも最初はショックを受けていたがそれも収まりいつものフェアリーテイルへと戻っていった。
雷神衆もギルドの皆と打ち解けてきた頃
「ただいま~」
「あ、ケイだ。久しぶり~」
「そういえば最近顔を見なかったわね・・・って何してんのよ」
ケイが帰ってきたとたん。リーダスに絡んでいたエバーグリーンがルーシィの近くにあった物陰に隠れる
「いや、ミラにも謝ったし大丈夫だとは思うんだけど」
「あ~ミラさんを石にした件」
「さっさと土下座でも何でもした方が良いんじゃねえか?ギャハハ」
「うっさい!他人事だと思って、あんたも共犯者でしょうがビックスロー!!」
「ちょ、ちょっとそんなに騒いだら見つかっちゃうわよ?」
エバーグリーン達はかなり騒がしかったがケイはそれに反応を示さず疲れた表情でカウンターへと向かっていく
「お帰りなさい、今手が離せないから座って待ってて」
「ああ、分かった」
そう言ってケイはカウンターの席の一つに座る。二つ左の席に座っていたフリードは覚悟を決めた表情で席を立つと眠そうに欠伸をしているケイに話しかける
「ケイ」
「うん?・・・フリード!?どうしたその頭、びっくりして眠気が吹き飛んだぞ」
「これは収穫祭の時の騒動の反省として自分で剃った」
「そ、そうか。それでどうした」
ケイがそう聞くとフリードはケイに頭を下げた
「ケイも既に知っているだろうが収穫祭の件の時、俺たちはミラを襲い石にした。その事について謝りたくてな。」
「ちょ、何言ってるのよフリード!それを言わなきゃいけないのは私であんたが頭下げる必要はないでしょ!」
「ああその事か。ミラが許してんだろ?なら俺から何か言ったりやったりしねえよ」
「そ、そうか」
「良かった~。またあの悪夢を見せられるのかと」
「悪夢って鏡花水月の事よね。雷神衆もやられたことがあるの?」
「ケイも雷神衆も昔からフェアリーテイルにいるからね、色々あるんだよ。そういえばここしばらく見なかったけどどうしたの?」
「評議院に行ってた」
「あれ?最近ナツ何か壊してたっけ、それともナツじゃなくてエルザ?」
「ハッピーの中ではその二人で確定なのね」
「いや、今回はそっちじゃない。収穫祭の事でな」
「ん?収穫祭で評議院が関係あるの??」
「収穫祭に評議院の関係者が来ていてな。神鳴殿の事についてしつこく聞かれた」
「「「ウッ!!」」」
「あぁ・・・」
「まあ未遂とはいえあれが発動してたらとんでもない事になってたしね」
「何とか不問にしてもらえたのは良かったんだが面倒なクエストを数件渡されてな。クエスト期限も短かったからこの一週間色々な所を駆けずり回ってた」
「うわ~、これは・・・」
「「「すいませんでした!!」」」
「土下座しちゃった。雷神衆は当分ケイに頭が上がらないね」
その後、雷神衆は最近受けた依頼先から貰ったリゾートホテルのペアチケットをケイにお詫びの意味を込めて渡した