おのれを憎みつつ、人類を追い求めていた。
おそらく、まだ 追い求めていることだろう。
――コードウェイナー・スミス『スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇集』
教えよう、これはガノタの物語だ。悲しいだけでなく、鬼気迫る物語でもある――と、シン大尉はどこかでみているであろうワイアットのココロに語る。
夢枕に立ったあの紅茶提督には見せてやりたかった。人類がどこまでもやってみせる存在だということを。
いま、シン大尉のジムカスタムは、シャニーナ隊、ヤザン隊とタイムスケジュールを合わせて再度戦場に飛び出している。
一度後方で補給を受けていた旧ワイアット特務艦隊とハンフリー戦闘団が戦線に戻ってきている。指揮権はモニカ・ハンフリー大佐が継承。事実上のハンフリー艦隊となったようだ。
艦隊旗艦となったスパルタンから以後の任務についての周知文が届く。
シン大尉が一時間ほど寝ている間に、なんとかソーラ・システムⅡの準備は6割を超えたらしい。これを何とか七割までもっていき、眼前に堂々とそびえる敵要塞級他の宇宙怪獣どもを一気に焼く。そのための時間稼ぎが任務となる。
もし仮にソーラ・システム側に敵の浸透を許せば、ソーラ・システムが敵になるという笑えないオチになる。
『大尉、少しは休めましたか?』
シャニーナ機から通信が入る。
こっちは二時間ほど余計に粘ってしまったが、あちらは先に退かせただけあって声に生気がある。
「体の震えは収まった。シャニーナ隊、ヤザン隊、コンディションを送れ」
おおむね良好と評価できるパラメータが届く。
兵士はオーバーワークによる判断力の低下で簡単に死ぬ。戦争をするときはまず最初に休み時間を決めましょう、というのが士官学校で最初に習う基本のキだ。
しかし、いまそれは崩壊している。
基本も守れない状況で本当に勝てるのか? などと疑義を抱きそうになるが、考えないことにする。
「スパルタン部隊、どうだ?」
『スイングのグルーヴは乱れちゃいない』
「よし。各機傾聴。今度はこっちが交代係だ。アルビオン隊を退かせる」
『了解』と各隊長から通信。
前方に広がる混線地域。
ジーラインと宇宙怪獣どもがバチバチにやりあっている。
シン大尉他。ハンフリー艦隊所属のMS部隊が前線に割って入る。
『やぁっとかよっ! 僕ちゃんさすがにアウトかと思ったぜ』
スレッガーのジーラインの横をすり抜けて、シン大尉の部隊が敵の群れと接触する。
数が減っているようには――思えない。
「スレッガー大尉、いけっ!」
シン大尉のジムカスタムがマシンガンを連射しながら後退を支援する。
『あいよぉ。カイ、ハヤト、お前さんたちは殿。ウラキ隊とキース隊はさっさと行けっ』
前線で支援火力を展開していたジーライン部隊が続々と後退していく。
『こちらブラウン隊。進路を啓開できそうだが、手伝ってもらえるか?』
妙に渋いゲルググJ部隊がいるなと思ったら、かのフレデリック・ブラウンの部隊であった。シン大尉はありがとうございます、と近藤神に感謝の祈りをささげる。
「了解した。ヤザン隊、ブラウン隊とともに風穴を開けてこい。シャニーナ隊、スパルタン部隊、自分に続き、空いた風穴から突入するぞ」
『協力、感謝する』とブラウン隊。
『了解。ジオンの亡霊部隊とバケモノ退治たぁ、夢でも見てる気分だぜ』
ヤザン隊がブラウン隊と合流し、機動攻勢をかける。
浸透していく彼らが残置した敵を、イオ中尉のFAガンダムTBが大火力で始末していく。その風穴をこじ開けるように、シャニーナ隊とスパルタンのMS部隊が突撃していく。
「こちらS909、要請射撃。座標、送付」
『了解。トロイホース、スパルタンで援護する』
マッケンジー少佐から砲弾が届き、さらに進路が啓かれる。
やはり戦場を耕すのはMSの豆鉄砲ではなく、艦砲だなと確信する。連邦の大艦主義はさておいて、火力主義に関しては文句の付け所がない。
さて、進路を切り開いてみると、最前線のさらなる奥地に、小型宇宙怪獣どもを一心不乱にバッサバッサと始末するガンダム試作00号機がいた。
単機突入してずっとこんなところで敵をひきつけていたのかと思うと、アムロ・レイがただならぬパイロットであることを思い知らされる。
もはや兵装は尽き、サーベルのみで死闘を繰り広げていたアムロに通信を送る。
「アムロ中尉、道をこじ開けてきたぞ。ふさがれる前にいけ」
『シン大尉? あなたなら来ると思っていましたよ……』
さすがにアムロ・レイといえども疲弊が声ににじみ出ていた。
『Eパックとライフルをください。それだけあればもう少し敵をひきつけられます』
「おいおい、推進剤がないだろうアムロ君」
『――君付けはやめてください。僕だって一人前の中尉です』
「そう言ってるうちはまだまだ子どもだよ。ほら、ここはオールドタイプに任せて、さっさと行け。休んだら助けに来てくれよな?」
『まったく、あなたはそういう言い方しかできないんですね――勝手に死なないでくださいよ』
それだけ言い残して、アムロ・レイのガンダム試作00号機は高速で離脱。
なんだ、逃げる分の推進剤はちゃんと残していたのか余計な心配だったな、とシン大尉はアムロに心の中で謝っておく。
『隊長、艦隊が来ます』
ブラウン隊を中心として開いた風穴に、味方の艦艇が集中する。主にハンフリー艦隊とブラウン中尉のザンジバルだ。
そして、こちらの突撃に合わせて各正面のジム改部隊や旧式のジム、ボールらが戦線を押し上げんと突撃を敢行している。
特に、要塞型宇宙怪獣にトップアタックをかけているエゥーゴ艦隊は、まもなく要塞級に接触できるところまでラインを上げている。
(ジャミトフ艦隊もようやくか)
戦略マップを見ていると、新たに友軍の信号が追加されていた。
「マッケンジー少佐、ガンダム試作2号機はないのかとブライト少佐に確認してください。敵はバケモノですから、核兵器だって使えるなら使っていいですよね?」
『とうに確認済みだ。機体はあるが、パイロットがいない』
言われてみればそうだ。ガンダム試作2号機はあの特徴的な肩のスラスターを見てわかる通り、でかくて重くて素早いというパイロット泣かせの機体だ。あんなものを宇宙空間で高機動運用できる奴は、ガトークラスの腕前を持つトップエースだけだ。
ん? とシン大尉は首をかしげる。
よく考えたら自分もいけるんじゃないか? などと思えてきた。
いや、ガンダム乗ったことないからわからないですが、少なくともジムに乗っている限りではそれなりに――いや、そうでもないか。
(違う、ガンダムに乗りてぇだけだ)
本音が漏れる。この人類の危機に。
ゴップ閣下もガンダム乗ったら殺すなんて言っていたが、こういう人類の危機ならワンチャンスあるんじゃないか?
そうだ。
間違いない。
いま、まさにガンダムに乗るべき王道展開が、ここで起きているではないか。
「マッケンジー少佐、自分が後退してガンダム試作2号機を使います。核装備があれば、あの要塞級にデカイ穴をあけてやれますよ」
『――シン大尉、君は知らないのか? ガンダム系MSに貴官が乗ると強制的にコアブロックが排出されたり、脱出ポッドが作動するという未確認情報がメカニックから上がっているぞ』
「えっ?」
おいゴップふざけんなっ!
ほんとどうかしてるぜ。
いや、とはいえあのゴップ閣下だ。
そんな戦略的に意味のないコードをガンダム系の入れておくなんて無駄な労力を本当に割くわけがない。
「さすがに戦術的な合理性ないですよ。噂だといってくださいよ、マッケンジー少佐?」
『――本当だ。許せ』
「そんなっ!」
かつてパロアルト研究所で教わった内容を思い出す。実行ファイルの配布はネットワークの整備によってほぼコストゼロで実現できます、という至極当たり前の理屈を。
「あー、それなら試作2号機を核搭載でここまで誰かに運ばせてください。進路は用意しますから」
『ゴップ提督に掛け合ってみる』
艦長からの通信が切れた。
さて、進路は開いたし、友軍艦艇が押し広げてくれているが――あの要塞のコアまではまだまだ道は遠いぞ、とシン大尉は顔を曇らせた。
ゴップは強襲揚陸艦ペガサスの司令席で戦況モニターをにらんでいた。
映し出されている状況は芳しくない。
多くの軍事理論家や士官は、政治的目的のために使用される合理的な手段として、戦争を理解している。したがって、軍事作戦は、政治的文脈の流れにおいて理解することが可能である。
だが、今の現実はどうだ?
宇宙怪獣に対する政治的文脈なんてものがあるのか?
ゴップは頭の中に叩き込んである軍事理論の教科書を破り捨てたくなる。
これはもう政治的手段の延長としての戦争ではなく、完全に生存闘争なのではないかとすら思えてくる。
種の根源を賭ける武装闘争をやらされているのだとすれば、それは軍人が長年積み上げてきた教育と訓練で対処できるようなものではない。
相手方に対する意思の強要こそ軍人の手仕事だが、そもそも相手――宇宙怪獣に何を『強要』できるというのだろうか。
いま必要なのは、闘争本能むき出しの猛獣殺しが得意な剣闘士なのではないか? などとくだらない冗談まで思いついてしまう。
「閣下、マッケンジー少佐から核使用の要請が出ていますが」
余計なことを、とゴップはため息をつく。
「ならん。奴らは即座に模倣する。こちらが核を使えば、やつらも核を作り出す。すでに戦線にはバイオMSやバイオ艦艇が現れ、メガ粒子砲や誘導ミサイルを再現しているだろう?」
「た、確かに」
「S909を呼び出せ」
通信手に命じてしばらくすると、シン大尉とつながった。
『閣下、核を使いましょう』
こいつ、疲れてハイになっているな、とゴップは判断した。
「Gの影忍を読み直してこい。バイオ核ミサイルなんぞに書き換えられて撃たれてみろ。こちらは全滅だぞ」
『た、確かに』
「原作に近いシナリオを考えるなら、ニュータイプによるコアへの突入、あるいはガノタによるコア突入だ」
Gの影忍では、人類の悲哀を知った一人の忍者による捨て身のアタックを体験した宇宙生物側が、人類というものをなんとなく理解して撤収してくれた。
さて、いま目の前のリアルがそう都合よくいくかどうかは、誰にもわからない。
ただ、可能性としてNTかガノタに賭けるシナリオはありうる。
「――シャア大佐はどうかね?」
シン大尉の部隊と隣接するエリアに、シャア・アズナブル率いるファルメル艦隊を送り込んである。パーフェクトジオングが暴れまわっているはずだ。
『そりゃまぁ、自分の数倍の敵をさばいてますよ』
「彼に、人類のために飛び込んでもらえんかね?」
ゴップは暗にシャア・アズナブルを要塞級宇宙怪獣に突撃させ、あわよくば内部のコアとNT対話をさせられないかと、シン大尉に促す。
『閣下、お疲れでは? 彼は我々の知っているシャア・アズナブルではないですよ。ガルマの友人で、ララァと過ごすただのエースです。たぶん、クラウンがそう仕向けたんですよ……。歪んだ憎悪を胸中に秘め、悲しみを怒りに変え、人類のために立ち上がる男ではないです』
確かにそうだ。週刊誌記者に扮した諜報部の連中からもたらされているインフォをまとめればほぼ間違いない。
我々ガノタが知っている泥臭いシャア・アズナブルはクラウンによって既に殺されてしまっているといってもいい。
「――シャアは使えんか」
『間違いなく。そこで、自分の出番ということになります』
シン大尉が極めて真面目な口調で宣言したので、ゴップは息をのんだ。
「シン大尉……」
『幸い、自分はガノタです。おまけに閣下の手足たりうるエースパイロットでもあります』
シン大尉が、己がいかに幸せかを語る。
大好きなガンダムの世界で、精一杯生きていることを毎日感謝して過ごしていると。
ゴップ大将からもらったジムカスタムは宝物だとも。
そんなの、あたしだってそうよ。あんたとこれからも、この世界を――という本来の己の言葉をゴップは飲み込む。
今は、艦橋に控える総大将なのだから。
そして、ゴップはシン大尉の言葉の意味を慎重に吟味する。
多くの場合、一般的に官僚や軍人は、現実を最も正確に反映する情報ではなく、むしろ意思決定者が欲し、期待する情報を提供する傾向があるからだ。
だが、言葉を洗ってみた結果は同じ。
シン大尉はガノタであり、いま彼はガンダムの世界を守るためなら死んでもかまわない、と宣言しているのだと。
そしてゴップは元帥たるガノタである。
決心こそ、彼の仕事である。
「S909、貴官に特別任務を与える」
『はっ』
「何としてでも、敵のコアと接触しろ――ただし、ガンダムへの搭乗は禁じる」
『は? いや、この話の流れだと明らかに試作2号機乗れる流れでしたよね?』
すがるように陳情するシン大尉を切り捨てる。
「貴様がガンダムに乗れるなど、まったくもって許せん。そんなことになるなら世界は滅んだほうがマシだ」
『信じられねぇ、この期に及んで狂ってやがるぜ……ま、それが閣下か』
「何とでもいえ」
ゴップは本心を覆い隠す。本当はガンダムでもデンドロビウムでも好きな機体に乗せてやりたかった。
しかし、これは機動戦士ガンダムの世界。
ガンダムという機体そのものに必ず物語性が内包され、そこには意思と奇跡が集約される可能性が高い。
ガノタたるあの男が乗ってしまい、意識と運命が集中してイデの発動の原因となるような事態は何としても避けたかった。
ゆえに、このような緊急事態ですら、シン大尉に『ガンダム』は与えられない。
『チッ……わかりました、わかりましたよ。ジムカスタムでやってやります。見せてやりますよ、連邦の量産機の実力ってやつを』
「期待している――我々はお前に賭けるぞ」
『了解。自分のジムカスタムに人類の運命が懸かる事態なんて想像してませんでしたよ、マジで』
そして、シン大尉に敬礼して通信を切る。
副官がこちらを見て「よろしいのですか?」と尋ねてきた。
部下を使い捨てるようなことをしてこなかったから、ゴップの今がある。
しかし、いまゴップはシン大尉に死ねと命令したのと同じだった。
「構わんよ。奴は帰ってくるさ」
根拠は何一つない。
ゴップらしくない、ただの希望だった。
シン大尉がここからは志願者だけで行く、と宣言した。
シャニーナ少尉は操縦桿を強く握りながら、わたしもいきます、と告げた。
ゴップ元帥から命じられた内容は荒唐無稽で、あの巨大な要塞型に取りついて内部を侵攻し、コアと呼ばれる何かに接触するというものだった。
そんな何の意味があるかもわからない自殺任務に、隊長だけいかせるわけにはいかないとシャニーナ少尉は思った。
『――正直言って、生きては帰れん任務だ。ゆえに命令だ。お前らはここに残れ』
またうちの隊長は馬鹿なことを言っている、とシャニーナはあきれる。
トロイホース部隊は隊長だけを死地に向かわせるようなしょぼい連中では断じてないということを、全然わかっていないのだ。
この人は、本当の信頼というものを学ぶべきだと思う。
『おーし、てめぇら、命令違反してぇやつは?』
ヤザン少尉が確認すると、全員一致で命令違反上等である。
もちろんシャニーナ隊も同意見だ。
『馬鹿をいうな。本当に生きて帰れないんだぞ』
『バカなのはあんただろ、隊長。責任も取らずに恰好つけようなんて、オレぁ許さねぇからな。勝ち逃げさせるほど、このヤザン・ゲーブルは優しくねぇ』
ヤザン少尉はシン大尉に勝ち越すのを目標にしているから、そう思うのも当然だろう。
ああいうタイプの男は、闘争心でしかコミュニケーションをとれないのだから。
いずれもっとクレバーになるかもしれないけれど、それは年を重ねて、性格が落ち着いてきたらだと思う――と、シャニーナは男の値踏みに関しては一家言ある。
ちなみに、シン大尉についてはヤザン少尉より安い値段がついている。ワゴンセールなメンズだから、わたしみたいなやつが憐れんで手に取ってやらないと、そのまま廃品回収に出されて終わりかな、などとシャニーナなりに配慮してやっているつもりだ。
「そうです。ヤザン少尉のいうとおりです。ゴップ閣下の任務をどうしてもやらなくちゃならないなら、みんなで行けばいい話です。士官教育で習いますよね? 部隊運用を行い任務を完遂するのが士官だって」
シャニーナとしては理屈などどうでもよくて、大尉が行くというならどこまでもついていきたかった。
それに、部下たちも不安らしいと分かっていた。こんな最前線の戦場に放置されるくらいなら、シン大尉のケツを追いかけているほうがまだ助かりそう、という打算を部下たちが内心で思っているであろうことを、シャニーナは感じ取っていた。
『こんな面白れぇセッション、二度とないね。こっちは勝手についていくぞ』
イオ中尉以下、スパルタンのMS部隊もついてくる決心をしているらしい。
『――わかった。だが内部では自分の命令が絶対だ。もし脱出しろと言ったら、絶対に脱出しろ。それは任務のために重要なことだから脱出を命じていると理解しろ。以上』
シン大尉がそういうと、シャニーナ他全員が同意した。
『楽しそうじゃないか。俺たちも混ぜてくれよ』
ブラウン隊のゲルググJたちが集まってきた。
後方のザンジバル級から射出されてきた補給コンテナを回収しに来たらしい。
『ブラウン中尉、我々は要塞内への突入アプローチをとるつもりだ』
『――なるほどな。どうせこのままだと人類側の全滅だ。手を貸そう』
ダークグレイを基調としたデジタル迷彩のゲルググJの群れ。
ハイイロオオカミよりもずっと危険な空気を醸し出している連中が、敵ではなくて味方なのだというのが信じられない。
もし戦場でブラウン隊と出会っていたら、血で血を洗うヒドい戦いになったことだろう。
『よし、各機、突入シナリオを頭に入れてくれ』
シン大尉から作戦の概要が説明される。
基本的には最低限の敵だけを始末しながら強引に前進する、機動浸透を中心とするようだ。
内部での補給を受けられる可能性は低いから、出来るだけ交戦を回避し、マニューバで突き抜けていくことになる。
ちょっとでも足を止めたらそこで試合終了。
あのお化けどもに同化されてサヨナラ。
『――把握したな? できる限り補給コンテナから戦闘リソースを回収しておけ。10分後に突撃機動を発揮する。時計合わせ』
シャニーナのHUDにカウントダウンが表示される。
わたしは絶対についていく、と息巻きながら、シャニーナ少尉は補給コンテナからリソースを調達するのに集中した。
頼む、明日の拙者……なんとか0087時空へとつながりそうな面白い話書いてくれっ!