シン/機動戦士ガンダム   作:すしさむらい

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だんだん冬が大きくなって、長くなって、人は皆死んでしまった。
だから今、人は少ししかいない。
いつかこの世界には、永遠の冬が来る。

――つかいまこと『棄種たちの冬』


第五六話 0083 地球軌道決戦6

 

 太陽が、敵を焼く。

 連邦の威信をかけた最初にして最大の要塞級有害鳥獣破壊作戦。

 その号砲たる第一号射撃はソーラ・システムの照射。

 

 地球の生命を育み、時には奪った太陽のエネルギーを叩きつける単純明快な兵器たるソーラ・システムに焼かれる要塞級有害鳥獣は、何とも言えぬ苦悶らしき挙動を示したのち、焼かれた部分を切り捨てて、ソーラ・システムの照射エリアを回避。

 

 同時に、胞子状に自らの体の一部を切り離し、そこからデスバットが大量に出現する。

 それらのターゲットはもちろん、ソーラ・システムだ。

 

「こちらの陽動にかかったな。想定通りだ。この一撃で、歴史を変えるぞ」

 

 ジョン・コーウェン中将はマゼラン改級戦艦『サクラジマ』の艦橋にて、力を入れて拳を作る。それを振り上げ、一喝。

 

「マスドライバー、射撃開始っ!」

 

 コーウェンの号令に基づき、観測士官、通信士官、及び砲雷士官たちが一斉にタスクを開始する。

 月面にある地球向けの物資射出装置たるマスドライバーが、本来の貨物ではなく、重質量弾頭を観測諸元に基づいて射出する。着弾まで、20、19――。

 

「敵、対応挙動、なし」

「弾道、予定通り進捗」

「月マスドライバー基地より、入電。諸君らの奮戦に期待する、です」

「弾着――いま」

 

 重質量弾頭が要塞級の側面に着弾する。

 文字通り、質量×速度の二乗のエネルギーを受け止めた要塞級は、隕石の落下時に生じるような巨大な破砕コーンを形成する。

 結果、深くえぐれたクレーターが要塞級の側面に生成された。

 

「有効射。ジオン決死隊モデルに基づく、コア予測ルート開闢」

 

 観測士官が、艦橋の3Dモニタにモデルを表示する。

 ジオンのシーマ少佐の隊とクラウン大尉の隊が文字通り血路を開きながら収集してきた内部情報をもとに、敵要塞級有害鳥獣の真核部分を推測。

そこに達するための最短ルートを最大火力によって開闢するという、単純明快な突入準備作戦である。

 

 コーウェン中将は作戦前提たるこの一大火力作戦を、見事に成功させたといっていい。

 ガンダム開発計画をお蔵入りにされ、レビル派に属しながらもコンペイトウに拠点を置くエゥーゴの中心層から距離を置かれ、挙句、第三地球軌道艦隊を預かる立場でありながら、今回の大戦略レベルの編制では、その実権を連合艦隊司令たるゴップに奪われてしまっていた。

 

 だが、それもここまでである。

 過労に倒れたゴップの次席として連合艦隊司令代理の任にあたったコーウェンは、特殊作戦軍から提出された特別攻撃作戦に賭けた。

 このタイミングで、この作戦を成功させない限り、どう考えてもコーウェン中将が点数を稼ぐ機会はなかったのだ。

 

「ジオン艦隊から最終射撃諸元及び、射界、来ました」

 

 通信士官からの報告。

 

「G3、退避調整は済んでいるな?」

「はっ。すでに我が方、ジオン共に部隊なし」

「うむ」

 

 さらに、ここでダメ押しである。

 

「ジオン艦隊に、感謝する、といれてくれ。ジョン・コーウェン連合艦隊司令代理からだとな」

「はっ」と調整にあたっている少佐からの応答。

 

 連邦のソーラ・システム。

 月のマスドライバー。

 そして、さらにジオンのコロニーレーザーの遠距離照射である。

 

「熱源、来ます」

 

 はるか深淵の向こうより放たれた一条の光。

 それがみるみると破壊的な太さとなり、要塞級有害鳥獣に突き刺さった。

 文字通り、貫通、である。

 数秒の照射の後、光の筋が霧消する。

 

「ジオンの特別攻撃隊が行動を開始しました」

 

 コロニーレーザーがこじ開けた穴から突入するは、ジオンの特別攻撃隊として編成されたエースパイロットたちと支援部隊である。

 

 こちらも負けてはいられない。

 MS運用に関して一日の長があるのがジオンだが、連邦にもジオンに負けず劣らずのエースたちが、多少はいる。

 さすがにジオンほどに人材は厚くないため、代わりに数を投入するのだ。

 

「MSを動かせ」とコーウェンは命じる。

 

「HQより各連隊CPへ。全MS連隊、状況を開始せよ」

「HQより艦隊CPへ。隷下MS隊に直協任務を電送。統制線まで前進せよ」

「HQよりSpGpへ、状況を開始せよ」

 

 艦橋の統制官たちが直ちに指示を出していく。

 地球連邦軍が軍隊としてジオンに勝る点があるとすれば、巨大組織を効率的に運用する巨大システムをしっかりと整備しているところだけかもしれないな、などとコーウェンは機械の如く命令が透徹されていくこの組織の現状を見て、思う。

 

 問題は、そのコマンドを出すべき層が、派閥の論理や政治の論理によってどうも機能不全を起こしがちなところだろう。民主主義に基づく政府の軍隊というものは、どうしても政治の要素が高級将校になるにつれてまとわりついてくるので、それはもう民主政のもとに生み出された軍事組織の持病なのかもしれない。

 

「――ゴップ閣下がペガサスの艦橋に戻られました」

 

 通信部からの声。

 コーウェンはタスクをこなしている幕僚たちにはそのまま仕事を続けよ、と命令する。

 このまま第三艦隊の幕僚団及び司令部士官たちが作戦を継続するべきなのか、それともペガサス側に任務を引き継ぐべきなのかはまだ決まっていない。

 そうである以上、ここにいる士官たちは仕事を続けるほかないのだ。

 

「通信をつなげ」

「はっ」

 

 数秒の沈黙。

 相互通信が承認され、回線がつながる。

 

「閣下、ご体調はいかがでしょうか?」

『うむ、コーウェン中将のおかげで楽になった。状況は――良いようだね』

「はっ」

 

 さすがに古狸のゴップ。艦橋入りする前から戦況全体の情報は既に耳に入れていたとみる。いわゆるゴップ派――地球連邦軍における最大派閥とも、単なる烏合の衆ともいえる巨大な意思の集合体を率いているだけあって、ゴップは極めて公正な人物ではある。

 決して、公平とはいいがたいが、公正である点については信用できる。

 他派閥の人物の功績を握りつぶすようなことはしない。

 むしろ、それをほめたたえて、褒め殺しの形にして恩を売ってくるような老獪さがある。

 

 ゆえに、コーウェンは自らの隙をさらさぬために、堅実な手段ととることにする。

 功績を自ら語るようなことはせずに、淡々と指揮権の継承を行うべきだろうと判断した。

 

「閣下、第三軌道艦隊の臨時連合艦隊司令部は、直ちに本来のペガサス側連合艦隊司令部にその機能を継承できますが、いかがしますか?」

『ふむ、コーウェン中将、そのまま連合艦隊司令代理をつづけたまえ』

「はっ?」

 

 コーウェンは思わず、間抜けな声を出してしまう。

 この状況――すべてが好転するであろう下準備を整え、大作戦が開始されている今、ここでゴップが連合艦隊司令官として復帰せねば、ゴップ派の立つ瀬がない。

 もとより謎の体調不良によりゴップが一時的に休息をとる、という理由――それ自体が、なんら今回の有害鳥獣に対する緒戦で点数稼ぎができなかったレビル派に対する、一種のゴップ派からの手土産であったとコーウェンは理解していた。

 この戦いの後、何もしなかったという罵倒をレビル派が受けぬようにという配慮であるとともに、ゴップ派とレビル派は持ちつ持たれつである未来であろうというメッセージなのだと考えていたのだ。

 

 しかし、である。

 コーウェンが指揮をとり続けるような事態になると、話は変わってくる。

 このままでは、コーウェン中将がレビル派の意向を押し通すような越権行為をやらかして指揮権を維持したのではないかという無用な勘ぐりをする連中がでてきてもおかしくない。

 

「――閣下、それは困ります。十分こちらはメンツを立てていただきました」

『コーウェン中将。これはお願いではなく、命令だよ』

 

 命令、と言われてしまえばどうしようもない。

 副官に、継承はナシ、このまま司令部機能を維持、と手でメッセージを送る。

 

「……閣下、何をお考えなのですか? いや、この状況を何に利用しようとしているんです?」

 

 せめて、ヒントくらいは欲しかった。

 レビル将軍が戦線に参加しなかったため、今後のレビル派の趨勢はある意味、コーウェン中将の振る舞い一つで変わるからである。

 ここでゴップの意図を理解しきれず、ただ言われるがままに指揮をとった先にとんでもない責任問題が待っているようだったら、指揮権は是が非でも返上しなければならないのだ。

 

『――私には、やることがあるのでね。君には華をもたせることにしたよ』

 

 やることがある……ゴップが連合艦隊の指揮を放り出してでもやらねばならぬことがあるとすると、それは間違いなく、いま行われている大作戦以上の、重大な事案に対する対処であると考えるのが妥当だろう。

 ゴップは一年戦争時代から、軍政家として政軍関係を調整し、MS大量投入時代を見据えて軍を支える巨大な兵站システムを張り巡らすような大戦略を得意とする。

 

 一方のコーウェンは、自らが戦術級、作戦級の将官であると自覚していた。

 

「はっ、ご命令のままに」

『よろしく頼むよ』

 

 通信が切れたことを確認し、コーウェンは座席に深く身を沈める。

 ゴップにとって、この有害鳥獣に対する作戦――いや、もっとストレートに言えば、人類が最悪のファーストコンタクトの形を地球外生命体との間に起こしてしまったことについて、その対応は戦術級レベルの話であると判断したため、コーウェンにすべて任せるということになったのではないか。

 

 つまり、ゴップはこの地球外生命体とのコンタクトを根本決着させる何かを持っている、ということになるのだろうか?

 そのような手札を持たないコーウェンは、ただ深く息をつくほかない。

 連合艦隊司令代理――地球連邦軍人の現場指揮官としては最高位といっていい地位すらも、ゴップにとってはただの盤上のゲームを進めるためのコマなのだろうと思うと、その程度の地位で胸が高鳴ってしまう自分は、本質的に大将になれる器ではないのだな、と自覚せざるを得なかった。

 

 

 

 

 シン大尉は部下たちのバイタルサイン及び、ストレスグラフをチェックする。

 数時間程度の睡眠と、熱いシャワーのおかげか、再度MSに乗り込んで、冗談にもならない無数のデスアーミーたちが待ち構えているであろう敵の要塞の突入するという、頭が悪い作戦が始まったにもかかわらず――皆、良好であった。

 

『隊長、それ、すんごいジムですね……』とシャニーナ少尉。

『頭のネジが飛んでるやつには、こういう機体が回されるもんだ』とヤザン少尉。

 

 各隊の隊員たちから、違いない、だの、頭アナハイムかよ、と小ばかにされているシン大尉だが、何一つ傷つくことはない。

 なぜなら、シン大尉自身が最も困惑していたからだ。

 

 いまシン大尉が突撃待機位置にて乗り込んでいるのは、ジムカスタムである。

 とはいえ、普通のジムカスタムではない。

 AHAジムCなどという符号を与えられているそれは、まぎれもない核バズーカ装備であった。

 アトミック・ヘヴィアーマー・ジムカスタム。

 核使用を禁じる南極条約は、有害鳥獣に対する作戦には適用されないよねという法務部の助言により、どこからともなく現れたトンデモジムである。

 なお、有害鳥獣駆除に核兵器を使用した前例はない。法務部は文理解釈的にOKだろうと判断したのだろうが、経験主義に毒されているシン大尉は、本当に撃っていいのか半信半疑であった。

 

「まもなく命令が下る時刻だな。よし、任務の最終確認を行う。我々の目標は、最深部にある要塞級有害鳥獣のコア破壊である。もちろん、破壊に用いるのは本機搭載の核バズである。本機は見ての通り、右腕が核バズになっており、左腕のみ自由戦闘が可能――ということになっているが、機体の質量バランスがイカレているため、まともな戦闘能力は期待するな」

 

 シン大尉がここで一度言葉を切ると、部下たちがやんややんやと口を挟む。

 

『うちの隊長サマが使えねぇってこたぁ、わかってるよなぁ?』

 

 ヤザン少尉が部下たちをけしかける。

 

『キルスコアを稼ぎ放題ってことっすね』

『撃墜数0のシン隊長とか、珍しいんで動画とっときますよ』

 

 ダンケルとラムサスだろうか。まったく緊張感が足りないようで、シン大尉は本当に大丈夫なのかと不安になる。

 自分が存分に戦えるなら、部下たちの面倒を見ることもできる。

 しかし、これはどう考えても無理だ。

 強行核攻撃に特化した知性が感じられないジムカスタムを引っ張り出さないと、さすがにこの作戦に勝ち筋はないのだが――それを自分が使うことになるとは。

 

『シャニーナ少尉、我々もヤザン隊には負けられませんな』

『そうだな、サンダース曹長。キャノン隊の火力で、シン隊長の進路を切り開くぞっ!』

『応っ!』

 

 シャニーナ隊もなにやら盛り上がってしまっている。

 睡眠をとり、さらになんだか元気になる栄養剤を打ってしまったから、全員すこしばかりハイになってしまっている感がある。

 

「――で、我々の強行突入の要になるのは、分かっているだろうが……」

『つまり、俺ってことだな』

 

 イオ中尉が宇宙世紀JAZZの違法基地局を運営しながら、FAガンダムの目をスウィングのリズムで光らせる。

 

「イオ中尉率いるスパルタン隊が先鋒。これを直協支援しするのがイプシロン任務部隊のジムカスタムとキャノン隊だ。この二隊が啓開した進路を、AHAジムCが突き進む。アルファ任務部隊はAHAジムCの近接支援を行い、敵を寄せ付けないように。以上。質問があれば許可するぞ」

 

 シン大尉は全員に予定進路及び、穴だらけにされた要塞級の3Dモデルを共有する。

 作戦想定図と、遷移図の両方に目を通すように指示を出し、質問を待つ。

 

『イオ中尉、質問事項2点っ!』

 

 元気よくかましてきたのはやはり彼であった。

 

「許可する」

『えー、帰った後のセッションはどんな曲やるか?、と、パーティ会場はフォン・ブラウンシティの店でいいっすか? の二点!』

 

 部下たちがやっぱ新旧JAZZだけじゃなく、ポップスも入れろだの、パーティ会場はアメリカンダイナーがいい等好き勝手なことを各々が口にする。

 

「あー、選曲は任せる。ただしヒップホップはダメだ」

『なんでだよっ!?』と割り込んでくるヤザン。

『ヤザン少尉がマイク独占するからですよ』とシャニーナ。

 

 実際、ヤザンの本場仕込み感があるヒップホップはかなりのグルーヴ感なのだが、問題は彼がマイクを離さないことだ。シャニーナの関節技を以ってしても、ダメなのである。

 

「パーティー会場は、ヤザン隊に任せる。食い物に一番うるさいからな」

『うぇーいっ!』

『ウェイウェイウエーイっ!』

 

 あまりにも騒がしいので、シン大尉はヤザン隊の通信音量を絞る。

 以上だ、とイオ中尉に告げると『りょうかーい』とリラックスした応答。

 

「ほかにあるか?」

 

 シン大尉は質問がなければ打ち切り、各自にハード/ソフトチェックを行わせ、最終武器点検をさせようと考える。

 

『シャニーナ少尉、質問事項、一点!』

「おう、許可する」

 

 特に拒む理由もないため、シン大尉が促す。

 さっきまで騒いでいたヤザン隊の連中が不意に静かになり、イオ中尉のFAガンダムから流れてくるJAZZはアシッドになる。サウンドの粒度があがり、一粒一粒が砂時計の砂粒のように、時間と同期するようなリズムを奏でる。

 

『隊長、この戦いが終わったら、なんでも一ついうことを聞いてくれますか!?』

 

 最後のほうは力みがすごく、シャニーナの声が裏返っていた。

 イオ機体から流れてくるJAZZはスローテンポのピアノに変わっていた。どこか不安気で、それでいて鍵盤を滑る指は優しく、曲の終着点はなにかがあると思わせる予感があった。

 一体イオ中尉は何がしたいんだ? とシンは訝しく思う。

 それだけにとどまらず、なぜか普段からペラペラと余計なことをいうヤザン隊の面々も、息をのむように押し黙っている。

 どうしたんだろうか? 腹でもいたいのか?

 

 などと、考えているとき、シン大尉は閃いた。

 そうだ、もうすぐシャニーナ少尉の誕生日じゃないか、と。

 つまり、イオ隊もヤザン隊も、そのサプライズをするからちゃんとYESって答えろよっ! と暗にメッセージを送ってくれているのだと悟った。

 

 自分が怖い、とシン大尉は震える。

 ついにNT並みの感性を手にしてしまったことに、思わずやっちまったな、などとニヤニヤと笑みを浮かべる。

 そして、シン大尉は自分の口座データをみながら、答える。

 そういえば、出撃前におごりすぎて、大変なことになっていたのだった。

 

「うーん、あんまり金がかかることじゃなければ、なんでも聞いてやるぞ」

 

 シン大尉が答えると、ヤザン少尉がヒューッと口笛を鳴らす。

 

『ありがとうございますっ! みんな、証人よろしくっ!』

 

 シャニーナ少尉がうわずった声で、周りの連中に何かを頼んでいる。

 証人? なんの?

 

『あいよ。イオ中尉、聞いたよな?』

『ダセェ返事をしっかり聞いちまったよ……』

 

 隊員たちがきゃっきゃと騒いでいるが、皆クスリでおかしくなっているのか? とシン大尉はますます不安になる。

 

「よし、レクリエーションはここまでだ。全機診断プログラムを走らせろ」

 

 シン大尉は緩んだ空気を切り替えるべく、隊長として命じる。

 各機体からハード/ソフト面の診断結果と、武器弾薬のパラメータが隊長機たるシン大尉のHUDに表示される。

 隊員たちのストレス値もなぜか非常にリラックスしている数字を示している。

 特に、シャニーナ少尉に至っては幸福を感じている状態だ。

 一体この部隊はなんなんだ? とシン大尉は怖気づく。

 自分以外、全員バトルジャンキーなのか? と。

 

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