─アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』―
月の荒野にて、二体のMSの決闘が行われていた。
砂塵を巻き上げながら、両機ともに激しくマニューバを行い、互いに一歩も譲らずに射撃戦を展開している。
ガンダム試作00号機による、頭部を狙った射撃。
しかし、ジムコマンドLAは紙一重で回避する。
ガンダム優勢――第三者目線から見るとガンダム試作00号機の勝利は堅そうだ。
「どうおもうかね、シャニーナ士官候補生」
ジャブローの一室。ゴップ大将はダブルソファにゆったりと身を預け、モニタをみつつ賓客のシャニーナ士官候補生に語り掛ける。
なんだろう、どことなく気だるい雰囲気を醸し出しているゴップ大将の姿に、シャニーナ伍長は女性を感じてしまい、首を振った。
シャニーナ士官候補生は、与えられたシングルソファに座りスペック表片手に、モニタに映っているガンダム試作00号機とジムコマンドLAのトライアルをじっとみる。
「ジムコマンドLAが、押されているように見えます」
「勝てると思うかね?」
「――厳しいかと。このスペック表を見る限りだと、ほぼすべての性能でガンダム試作00号機のほうが上です」
シャニーナにはゴップの意図がわからなかった。
突然学校に特使がきて、特別任務があると連れてこられた。
シン大尉が日ごろお世話になっているゴップ大将のところだと知って、失礼がないようにしなければ、くらいしか思考が回らない。
「だろうな。その性能差だとどのくらい持てばいいほうだと思う?」
「えーっ、彼我の性能差が極端に大きい場合、交戦開始後の平均キルタイムは6秒くらいだとか。数字で言うならば、MSベーシックスタッツ差が二倍以上の時です」
一年戦争の膨大な交戦データから、連邦軍はデータマイニングをしていた。
機種×機種のみならず、装備条件やパイロットの練成度や撃墜数、被撃墜数などの諸々の数字を組み合わせたものをMSベーシックスタッツという。
これについて士官候補生、特にMS運用を専攻する生徒は頭に入れておくべき基礎知識である。
「ガンダム試作00号機に乗る、Aさんというパイロットのキルレシオは116だそうです。被撃墜は一度だけ。とんでもない数の敵を落としてますよこれ……ちょっと信じられませんね」
シャニーナの言葉を聞いたゴップ大将が、そうかね、とだけ答える。
「ジムコマンドLAのパイロットについてはどうかね?」
「このSさんは、キルレシオは12.7ですから、キルレシオ12をエースとする今の基準だと、ギリギリエースってとこだと思います。これだとちょっとAさんに立ち向かうのも厳しいかな。一番単純な交戦スタッツスコアで考えると、416:142.7です」
簡単な確率係数をかけて計算したが、ジムコマンドLAに勝ち目はないだろう。
「――残念ですが、ジムコマンドLAは負けると思料いたします」
「なるほど、な。それで?」
「それで? と言いますと?」
「言葉足らずだったようだね。明瞭に問おうか。今、何分経ったかな?」
ゴップ大将に促されてモニターの右下に移る経過時間に目をやる。
すでに、5分以上たっていた。
5分――5分?
「交戦スタッツスコアが先ほどの通りだとすると、統計的にはどうなのかね?」
「えっと、遭遇してだいたい3.2秒くらいで落とされる計算です」
「では、これをどう説明する?」
互いに積極的な射撃戦を繰り返していたガンダム試作00号機と、ジムコマンドLA。
そもそも、それがオカシイのだ。
このスタッツ差だと、試合にならないはずなのに。
「――パイロットが、両機とも異常ですよ。そもそも、なんでこの人たちはビームを回避できるんですか?」
飛んでくるライフルの弾丸を人間が回避するなど至難の業だ。
それがMSならばできるというのは理屈が通らない。
確かにMSは高速で移動できるが、光速で移動するわけではない。敵のビームを目視してから回避するなど、ほぼ無理だ
光が見えた次の瞬間には消し炭になっているというのが戦場だ。
すくなくとも、シャニーナはア・バオア・クーでゲルググに追い詰められた恐怖の光景をしっかりと覚えているため、ビームライフルの光弾を回避しているということの難しさを十分に理解できる。
「あの、いまの見ました?」
ジムコマンドLAが四方八方を飛び跳ねながらガンダム試作00号機にビームガンを浴びせかけたが、ガンダム試作00号機は最小限の動作で――まるで予期していたかのように回避してしまったのだ。
「あのジムコマンドLAの射撃は、とても精確なのに……」
「どれだけ緻密に火線を張ろうとも、ガンダムには通じんよ。あれのパイロットは、弾道を見ているからな」
「見てよけているんですか? そんなバカな」
「言葉足らずですまんな。正しくは、先に見えている、だな」
先に? そんな超能力者みたいな話をされてもまったく意味が分からない。
もしかしたら、あのガンダムにはそういう特殊な予測AIが積まれている、というはなしなのかと解釈した。
「そう、なんですね……あれ?」
今度はガンダム試作00号機が小刻みにサイドステップを刻みながら、ビームライフルを連射する。
シムコマンドLAがガンダム逆機動をとるようにステップを繰り返し、時には得体のしれない匍匐マニューバなどを行い、少々カスりつつも回避しきっている。
被弾判定、はいまだどちらも出ていない。
「あのジム、なにか新型OSでも積んでいるんですか? 普通じゃないですよ」
「確かに付け焼刃のMODくらいは入っているだろうが、それ以外はノーマルだな」
どう見ても普通ではないジムコマンドLAが、突然射撃戦を中断してスプリント――まるで短距離走で世界記録を狙うランナーの如くガンダムに突っ込んでいく。
ガンダム試作00号機もその意外なジムの動きに呼応して、スラスター光を輝かせながらジムコマンドと交錯する。
先に抜いたのはガンダムだった。
ガンダムの素早い一振りがジムコマンドLAを襲う。
そして、被弾判定。
ジムコマンドが左肩部損傷、と出た。
演習はじまって以来、初めての被弾。
開始から10分近くが経過していた。
しかし、である。
シャニーナ士官候補生は目を見開いていた。
少なくとも、シャニーナ士官候補生は背筋が凍り、心臓がはねたのだ。
もしガンダムに自分が乗っていたら、自分が蒸発させられていたという明確な『イメージ』が突然、頭に走ったからだ。
いま、何が起きた?
脳に残る鮮明な『イメージ』を細かく見つめなおす。
ガンダムがほんの一瞬振りかぶる。
そのわずかな間隙。
差し込まれるジムコマンドLAの手。
そこに握られるはビームサーベル。
踏み込んでいたジムコマンドLAが、その手に握りしめていたビームサーベル発振器をガンダムのコックピットにこつんと当てる。
そして一瞬だけ刃を形成した。
本当に一瞬だ。
ビームサーベルはその性質上、わざわざ突き動作や斬撃動作など必要はない。
下手に人間の動きでMSをとらえてしまうから、そういうことをしてしまうのだ。
ここぞいう一瞬、ビーム刃を形成すれば、その刃が生成された先のすべてを焼き払う。
それが本来のビームサーベルの使い方だ。
となれば、もとより先ほどのガンダム試作00号機のように振り下ろす――切断動作を行う必要などないのだ。
そう、シャニーナ士官候補生は見たのだ。
すれ違いざま。
ジムコマンドLAが一瞬、ガンダムのコックピットブロックに、ビームサーベルの発振口を当て、パイロットだけを焼き払う残酷な一撃を。
本当なら――ガンダムのパイロットは遺体も残らない。
シャニーナ士官候補生にはそう見えたのに――。
「閣下、あの……言いにくいのですが、このトライアルは誤判定の可能性を思慮されているのでしょうか?」
「どうかな。仮にだが、観測AIの速さを超えてしまったら――それは検出されず、なかったことになるだろう」
ふっ、とゴップ大将がなにやら満足げな笑みを浮かべる。
「シャニーナ士官候補生は、何か見えたのかね?」
「え? い、いえ。たぶん疲れていたんだと思います」
「そうかね。人は疲れていると白昼夢をみるそうだからね、健康管理には気を付けたまえ」
ゴップ大将はそれだけ言って、立ち上がった。
「閣下?」
「見るべきものはみた。君も帰って構わんよ。もし続きが気になるなら、しばらくこの部屋にいたまえ。そこの衛兵に言えば、送ってくれる」
ゴップ大将が護衛らしき女性兵士に言伝をして、さっさと執務室から退出していった。
シャニーナ士官候補生は、どうしてか勝負の続きが気になったので、最後まで試合を見ていこうと決めた。
シン大尉はクソッと、モニターを殴りつけていた。
確実にビーム刃を形成したつもりだったんだが、供給系か発振装置にディレイがあったのかもしれない。
最初に中指挑発をかまして心理的動揺を誘い、そこからじわじわと疲弊させていく中で、ようやく見つけた隙を一撃する――という対若造アムロ用決戦プランを実行したのだが……。
(さすがはアムロ・レイ! 自分ごときが――思いあがっていた!)
シン大尉はそう思いながらも、凶悪な笑みを浮かべている。
ガノタとは、アムロ・レイと戦う場合どう倒すか、を数万回シミュレートしているものである。
まだまだシン大尉には試してみたいプランが山ほどあった。
だが、残念かな。
すでに機体の左腕は使用不能。
レギュレーションに基づき操作不能扱いとなり、シールドをぶら下げた、ただの無駄な質量物に成り下がった。
『大尉、まだやれることはあるっす。ゴキブリマニューバ、223番、どうっすか?』
フジオカ技術少尉が力の入った声で提案してくれている。
いま二人で積み上げた努力で、なんとかここまでやってきたのだ。
せめて、一発くらいは相手に被弾判定を与えたい。
このままパーフェクトゲームを決められてしまうのは――シン大尉にとって、素晴らしい思い出が汚れてしまうように思えて仕方ないのだ。
『Gマニューバを全部使い切る。左腕、パージだ』
「なに勝手に名前変えてんすか。ゴキブリマニューバっす」
シン大尉はフジオカ技術少尉の訂正を無視して、左腕を肩からパージする。
機体のバランスが変わり、Gマニューバに補正数値が――
「あっ!?」
『あっちゃーっ! パージパターンテスト、やってなくないっすか?』
二か月間、汗と涙で作り上げてきたGマニューバは、『ほぼ』完成品であった。
それは、被弾0を前提としたものであり――そうでないテストはしていない。
『あーあーあ、最悪じゃないっすか! もうそれ切って。無理無理。きりもみして地面に突っ込むだけっすよ』
くそっ! 二人で作り上げたこれで勝利を決めて、きれいな思い出にしてからフジオカ技術少尉の結婚を祝おうと思っていたのに――などと、シン大尉は震えた。
「――カットした。ここから先は、フジオカ技術少尉が整備した機体そのものの力で戦う」
『大尉の腕もっす。これは、あーしらの、あーしらによる、あーしらのための、ガンダム討伐計画なんすから』
その言葉を受けて、シン大尉はソウルが熱くなった。
そう。
いま、自分は歴史を変えるチャンスを与えられたのだと。
ここでガンダムを倒せば、何かが変わる。
ゴップ大将のようにはるか先の未来を予測はできないが、いまここがターニングポイントだというのは感じている。
そうでなければ、あの閣下がわざわざ自分を放り込まないはずだ。
一所懸命。
いまこそ、ガノタたるもの、刀折れ、矢尽きようとも、ここに仁王立ちせねばならぬのだ。
『……』
ガンダム試作00号機がゆっくりとこちらを向く。
理由はわからないが、先ほどの痛恨のミス(ビーム刃が出なかった)ときからガンダム試作00号機の動きがにぶい。
こちらのやらかしをしっかり拾い、サーベルの一撃でヒットを決めたのだから、アムロ君はもっとはしゃいでいいはずなのだが。
(いや、彼もいつまでも以前のままではないだろうな)
たぶんだが、アナハイムの皆とガンダムを一緒に作り上げていくという過程で様々な学びと成長を得たのだろう。
シン大尉ですら、とても素敵な思い出を手に入れられたのだから。
成長した彼は、わざわざこちらに左腕をパージする時間をくれたのだろう。
なるほど、アムロ君はずいぶんと紳士になったものだ。
(自分がわからせてやろうなどというのは、完全に思い上がりだったな)
シン大尉は己を恥じた。
恥じるがゆえに、恥の上塗りをする覚悟も決まる。
「フジオカ技術少尉、勝負の結果は見えていると思う。けど、やれるところまでやらせてくれないか」
『やらせてくれないかって、ストレート過ぎないっすか? いきなりセクハラはドン引きっすよ……』
「違う、真面目な話だ」
『――やっちゃいなよ、シン大尉。あーしのダチなんだろ?』
「おう」
シン大尉はスゥーっと息を大きく吸い、そして吐いた。
推進剤の量を見ても、そう長くは飛び回れないだろう。
だが、まだ試していないプランはある。
できる限りやって見せようじゃないか。
シャニーナ士官候補生は、ゴップ大将の執務室でモニタにかじりついていた。
サーベルの出力もなくなり、ビームもマシンガンの残弾も消失したジムコマンドLAが、最後の悪あがきをしている様から目が離せないのだ。
たった片腕だけ。
しかも武器もないジムコマンドLAは、どんなMODを用意したのか見当もつかないけれども、まるで隻腕のアウトボクサーのようにステップを踏み、スラスターをふかし、時には月面宙返りを繰り返しながら、ガンダムから致命的な一撃をもらわぬよう――そして、万に一つの隙をじっくりと狙っていた。
ときに、ジムコマンドLAの拳が走り、ガンダム試作00号機がそれを盾や腕で受け止める。
ガンダム側の防御スタイルは、よく言えば堅実、悪く言えば慎重がすぎるそれであった。
どうして圧倒的に有利な状況――ビームライフルもあるし、サーベルや副武装があるにもかかわらず、ここまで慎重に手負いのジムと向き合っているのか、わからない人にはわからないであろう。
だが、シャニーナ士官候補生には、ガンダムパイロットの気持ちが痛いほどわかった。
簡単だ。
一度殺されているからだ。
それは当事者にしかわからないはずのことなのだけれども、なぜかシャニーナ士官候補生はそれが痛いほどわかった。
わかってしまう、といったほうがいいだろう。
そして、何よりもジムコマンドLAのパイロットから何とも言えない悲しみと高揚感を感じる。
なぜそう感じるのかはわからないけれど、たぶん万に一つも勝ち目がないことを理解しているのだと思う。たぶん負けるとわかって悲しくて、それでも頑張ってしまう自分に高揚しているのだろうか。
しばしの牽制。
二体のMSは距離をとったり、詰めたりを繰り返す。
そのようなつかず離れずを繰り返して、ついにジムコマンドLAが仕掛ける。
素早いスプリント。
一方のガンダム試作00号機は、カウンター狙いの格闘を選択。
ライフルを潔く捨てて、ビームサーベルを構える。
そして、二機が互いに相向かいに。
「大尉!」
思わずシャニーナ士官候補生が立ち上がって声を上げた。
護衛についていた女性兵士が何事かとシャニーナ士官候補生をみているが、気にしない。
「そこですっ! よけて!」
先にガンダムのサーベルの突き。
恐ろしく素早く、正確なそれを、シャニーナの言葉に合わせてジムコマンドLAが強引な姿勢制御で回避する。
そして、強烈な右フックをガンダムのコックピットに叩き込んだ。
致死判定緊急停止措置がなかった――ということは、そういうことである。
残念ながら機体の性能差というものだ。
ジムのマニピュレータが砕け散り、腕部がひしゃげる。モノコック装甲の原理に基づき、急速に右腕が強度を失い、崩壊する。
ガンダム試作00号機の装甲は、ジムをはるかに凌駕しているのだ。
判定は、軽微被弾1。
機能に問題なし、である。
そして、完全にバランスを崩したジムの背中にガンダムのサーベルが逆手で当てられる。
撃墜判定。
交戦から42分17秒23。
ガンダム試作00号機は軽微被弾1という結果で、トライアルに勝利した。
シン大尉がボロボロのジムコマンドLAをハンガーに収め、タラップを降りる。
フジオカ技術少尉が駆け寄ってきて、バンバンとシン大尉の背中を叩いた。
「一発決めたっすね! 軽微被弾ってとこがシン大尉らしいっすけど!」
「おうよ、さすがにパーフェクト負けは、フジオカ技術少尉の経歴に傷をつけるからな」
「なるほどっすね。女の子にいいとこ見せられて、うれしいっすか?」
シン大尉はしばらくフジオカ技術少尉をみつめて、頷いた。
「自分からのご祝儀ってやつだな」
「まーた変なこと言ってる。じゃ、今夜は祝杯っすよ。ゴップ閣下から素敵なボーナスが送金されてきたんすよぉ」
「マジか? もう負けちまったし、これは飲みつぶれても……?」
「今日はOKっすね!」
いぇーい、とパチンと互いに手を打ち鳴らす。
「楽しそうですね、大尉」
アムロ少尉が、白いパイロットスーツで歩み寄ってきた。
0083でウラキが着ていたスーツに似ているが、あれの試作品だろうか。
「お疲れ、アムロ君。やっぱ半端ない強さだな、君は」
「お世辞はいいですよ。それよりも――」
アムロ君が手を差し出してきた。
握手かな? と思って手を出すと、バチンと手を叩かれた。
「え?」
「僕は、あなたに――勝ちます。絶対」
「???」
シン大尉は意味が理解できず、困惑した。
普通にあなた勝ちましたよね? と言いたかった。
やはりニュータイプは意味不明な言動をかましてくるのか? とガノタとしては大変興味深いものがあったが、それを受け止める側になるシミュレートは少々足りていなかった。
「それじゃ、失礼します」
アムロ少尉から、かかとを合わせた挙手の敬礼。
慌ててシン大尉は背筋を伸ばして答礼。
ふっ、とアムロ少尉は苦笑らしきものを浮かべて回れ右をして去っていった。
「なんだったんだ、あれ?」
シン大尉は事情を理解できないまま、フジオカ技術少尉に訊ねた。
「いやー、若いっていいっすね」
「? 君も若いだろ?」
宇宙世紀0080年11月下旬、トライアル結果を受けて緊急招集されたガンダム開発計画準備委員会にて、いくつかの緊急動議及び議決が行われた。
GP01案を凍結――G3ガンダム直系の汎用機構想は、ジム系MSに対する絶対優越を現時点の技術では確立しがたく、その実機検証に投資価値を認めない(※ただし、GP00で得られたデータは、ゴップ大将が統括するゼネラル・マスプロダクト・サプライチェーンに提供し、次世代連邦軍主力MSの設計に利活用されるものとする――)。
次いで、本命の実機検証はGP02案、GP03案を中心とする旨の決定。
そして最後に、基本概念実証機たるGP00を0081年予算にて連邦軍が調達。
アムロ・レイ少尉専用機とし、オーストラリア大陸トリントン基地にて、地上仕様アップデートを継続すること決定した。
ついに、シン大尉は成し遂げたのである。
しかし、この事実を、シン大尉が知ることはない。
彼はブライトの結婚式で号泣し、フジオカ技術少尉の結婚式で大泣きし、シャニーナのMS演練に付き合ったりと、大忙しでそれどころではなかったからだ。
政治の季節、おわり。
ようやく、0083やりまぁす。