・防具屋でバニラな下着を体で買った
・ギルドに着いた
まさかギルド登録で
依頼内容は淫獣捕獲や討伐、謎のショーの出演、薬の治験など、怪しいものばかりだった。
リアラはここでの依頼を受けることで頭がいっぱいだったが、本来の目的を覚えているのだろうか?
それを知るものは手持ちのカバンの奥で眠っている元クオーラ王国の調査依頼書だけであった。
謎のショーに出演して人前で好き放題オモチャにされてしまったリアラは、宿を探すことにした。
頭が正気だったら町に到着したときに探していたはずだったが、度重なる刺激で完全に飛んでしまっていたらしい。
普通だったらそう簡単にはこの時間では空いてる宿を探すのは厳しいところだったが、どうにか安宿を確保することができた。
本来だったらもう少し安全な宿にしたいところだが、早く休みたいという一心で見つけた宿に即決してしまった。
この判断の吉凶の判定が出るのは数時間後のことだった。
案の定鍵の掛からない部屋で寝ることになったせいで、侵入者に襲われたリアラは相手が満足するまで好き放題されてしまった。
荷物に手を出されなかっただけまだ幸運だったと割り切るしかなかった。
どうにか残った正気を振り絞ってこの町から出発して元王都を目指そうということになった。
本当はこんな疲労を残した体で野外を出歩きたくはないのだが、この町でまともに休憩するのはムリだとようやくリアラは気づいたのだった。
残りの残金をお守りに費やしたリアラは町から出発した。
門番からまた来いと言われたが、今のリアラは二度とここに来たいとは思えなかった。
帰り道を考えるとまた寄ったほうが楽なのだろうが……
お守りの効果か、道中の魔物狩りがとてもやりやすかったように思える。
軽いお守りで鎧のような安心感を買えるのは実際ありがたかった。
その分上位のお守りは鎧並かそれ以上の値段が付いていたわけだが……。
この国の通貨の相場を知らないリアラでも上位のお守りがものすごい高いということだけは数字を見ただけで分からされていた。
数日後にはあっさり下着を破かれてしまったが。
今まで野外で何の警戒もなしに寝て無事だったのは幸運だったと思い知らされたのだ。
軽くオモチャにされた程度で開放されたからまだマシな部類だったが。
町や村では人に襲われて、野外では魔物に襲われる。
そんなところに何故行く羽目になったのかもはやリアラは覚えていなかった。
王都に向かう必要があるということだけは覚えていたし、荷物の中の依頼書を見れば思い出すかもしれないが……。