・裏ギルドの仕事をした
・安物の宿屋で酷い目に遭った
・ヌーディスタウンから王都へ出発した
一度町に立ち寄ってからは町や村で一泊するのに抵抗感はなくなった。
襲われるのに慣れたのもあった上に、そもそもの宿泊料で体を要求する宿が多かったというのもある。
基本的にギルドや防具屋は町にしかなく、村人がギルドを利用するときは最寄りの町のギルドを頼るようだった。
それは普通の国でも同じわけだが……。
最近は行商サキュバスが各村を巡回して、買い出しやギルドへのやり取りも受け持っているようだ。
普通の精神状態なら魔族というだけで警戒してしまうはずだが、リアラは普通に流してしまった。
魔族が普通に巡回するということ自体が調査書に記載すべき事実なのだ。普通は。
そんなこんなでようやく元王都にたどり着いた。
王都ともなれば普通は検問でものすごく時間が取られるはずだが、何故かかなり空いていた。
門番は鉄の兜と肩当てと下着姿だったが、見慣れたものである。
身体検査ついでにヤられたことで料金代わりになったらしい。
周辺の住人に聞いた限りだと城下町はギルド職員と防具屋の人員が変わったくらいでほぼ変わってないらしい。
町外れのスラムは大きく変わり、見世物小屋が大繁盛してるらしい。
娼館や奴隷商は堂々と看板を出すようになり、盛り上がったり、店が時々入れ替わったりしているが詳細はよくわからないらしい。
あれから城が禍々しくなったが、新たなアトラクションとして力試しダンジョンとして生まれ変わったとのこと。
町の外から少し離れたところにもダンジョンがあるが、絶対危険なので命が惜しければ向かわない方がいいとかなんとからしい。
そんな感じの情報を貰ったリアラは早速
流石に住人から貰った情報はメモをしてた模様。
情報をまとめた際に依頼のことを思い出したため、このまま帰還して情報を持ち帰りに戻ろうかとも思ったが、リアラは力試しダンジョンが気になった。
せっかくなのでそこも軽く調査してから帰還しようということになった。
その判断が吉と出るか凶となるかはその時のリアラには知る由もなかった。
城に近づいてみると更に重圧感がすごくなった。
だが、内装はそこまででもなかった。
受付サキュバスによるとダンジョンはイージー、ノーマル、ハードコースが現状あるとのこと。
だが、ハードコースでも命は別状がない程度の罠しかないらしいので、プライドを刺激されたリアラはハードコースに挑むことにした。
少なくとも罠の詳細くらいは聞いたほうがよかったのだが、リアラがそのことを後悔するまであと10分。