アリガトウ…アリガトウ…
今週の呪術廻戦見てやはりゴリラが全てを解決するのか…つまりイッチ自身もゴリラになれば…!
1:最強の式神
どうもどうも魔虚羅でございます!
2:名無しの転生者
イッチィ!
3:名無しの転生者
とんでもねぇ…待ってたんだよ
4:名無しの転生者
イッチの活躍を見る為に今日を生きてる
5:名無しの転生者
取り敢えず近況報告をplz
6:最強の式神
>>5
おk
まずは気になる(入試の)結果発表!
7:名無しの転生者
おお!
8:名無しの転生者
>>6
OFAを50%まで引き出せる緑谷か…
はたまたクラスターを覚醒させた爆豪か
9:名無しの転生者
どっちなんだい!
10:最強の式神
>>9
選ばれたのは爆豪でした
11:名無しの転生者
マジか!
12:名無しの転生者
普通に緑谷勝つのかと思ってた…
13:最強の式神
>>12
2人から得点の詳細聞いたら救助Ptは緑谷
敵Ptは爆豪だったから多分途中から他の受験生を助けに回ってたみたいだな
14:名無しの転生者
>>13
緑谷らしいな
15:名無しの転生者
ある意味そういうヒーロー精神は緑谷の方が上なのか
16:名無しの転生者
この流れだともう雄英に入学した感じかな?
17:最強の式神
>>16
せやで
二人とも原作通りA組やで
18:名無しの転生者
ホッ…
19:名無しの転生者
>>17
イッチが色々捻じ曲げまくったから
正直この二人が別々のクラスになるまであったからな
20:名無しの転生者
ある程度は修正されるのかな?
21:最強の式神
>>20
一応緑谷から個性把握テストの結果とか授業の事について少し聞いとるよ
22:名無しの転生者
流石イッチ!
23:名無しの転生者
どんな感じ?
特に屋内戦闘訓練とかめっちゃ気になるけど
24:名無しの転生者
>>23
流石に緑谷の勝ちなのでは?
50%なら1VS1でも勝てるやろ
25:最強の式神
>>24
いや、まずそのマッチアップは起きなかったらしい
26:名無しの転生者
え?
27:名無しの転生者
おっとぉ…?
28:名無しの転生者
あ〜原作崩壊の音ぉ~
29:名無しの転生者
どういうことだってばよ!?
30:最強の式神
>>29
説明すると
緑谷とくじで当たったコンビがまさかの爆豪なのよ
31:名無しの転生者
あ…(察し)
32:名無しの転生者
(これ相手チーム)死んだんじゃないの~?
33:名無しの転生者
イッチの半分の力を持つ影分身をほぼ完封できるレベルのコンビやからな、相手には万に1つも勝ち目はないで
34:名無しの転生者
…因みに相手は?
35:最強の式神
>>34
轟&切島コンビ
多分あの二人除いたら1番強いコンビかもしれん
36:名無しの転生者
確かにね…あの二人を除けば
37:名無しの転生者
結果は言わずもがなか…
38:最強の式神
>>37
切島は緑谷に絞め落とされ
轟は爆豪にボコボコにされたんだってさ
39:名無しの転生者
Oh…
40:名無しの転生者
容赦ねぇ…
この2人なら多少戦えそうだったけど…
41:最強の式神
>>40
因みに爆豪曰く俺の影分身の方が強いとよ
報われないなぁ…
42:名無しの転生者
>>41
それはそんなもんだろ
長年ヴィジランテしてるイッチとピカピカの1年生とでは天と地じゃ表せないような差があるだろ
43:名無しの転生者
それと比べるのは余りにも酷だろ
44:名無しの転生者
うん…取り敢えずこの話はここまでにしよう
2人の名誉のためにも
45:名無しの転生者
>>44
せやな
46:名無しの転生者
そう言えば個性把握テストはどうだったんだ?
47:最強の式神
>>46
一位 緑谷
二位 爆豪
という塩梅になった
48:名無しの転生者
>>47
知ってた
49:名無しの転生者
流石イッチ式ブートキャンプ
万能個性すらも寄せ付けない
50:名無しの転生者
創造に勝てるくらいにはなってるのか…
これ緑谷継承者の個性覚醒させとる?
51:名無しの転生者
>>50
流石にそれは無い…と思いたいけどイッチに鍛えられてるからその線も十分にありえる
52:名無しの転生者
早い段階で『発勁』覚醒はかなりのアドやろ
53:名無しの転生者
擬似とはいえ100%をノーリスクはチートなんだよなぁ…
54:最強の式神
ま、話は変わるけど
実は今出先なんだよね
55:名無しの転生者
出先?
イッチ今どこにいんだ?
56:最強の式神
>>55
USJに来ております
57:名無しの転生者
へーUSJかぁ…
58:名無しの転生者
そっか、もうヴィラン来る時期だもんな
59:名無しの転生者
…
60:名無しの転生者
…
61:名無しの転生者
…
62:名無しの転生者
…
63:名無しの転生者
え、今進行形で襲来してるの!?
64:最強の式神
>>63
流石にそこまでじゃない
現在USJのオブジェクトの影内部にスタンバイ中
65:名無しの転生者
>>64
雄英のセキュリティが仕事してないんだが
66:名無しの転生者
>>65
一応影の中なら探知は利かないんじゃないの?
67:最強の式神
>>65
超面倒だった
太陽が雲に遮られたタイミングで影の中に潜伏してどうにか騒ぎを起こさずに中に入れた
68:名無しの転生者
>>67
え?
雲の影にも入れるとか曇りの日最強じゃん
69:最強の式神
>>68
いや、適用される『影』の定義的に周りがある程度明るくないと駄目だから精々晴れの日に雲が日光を遮るので限界っぽい
70:名無しの転生者
>>69
それでも中々だろ
短距離ならワープ擬きが出来るってことやん
71:名無しの転生者
というか襲撃の日時とかは何処で知ったん?
72:最強の式神
>>71
そこらのチンピラボコって聞き出した
73:名無しの転生者
そう言えば原作でもチンピラ連れてきてたな…
74:名無しの転生者
情報統制ガバすぎだろ
75:名無しの転生者
よくこんなガバで雄英襲撃できたな…
76:名無しの転生者
まぁ…イッチは梅干しの情報目当てにヴィジランテやっとるからな
77:最強の式神
あ、来た
78:名無しの転生者
お!
79:名無しの転生者
始まったか!
80:名無しの転生者
どんな感じ?
81:最強の式神
>>80
遠目で見てる感じ今13号の演説中かな?
82:名無しの転生者
とりまどうするの?
83:最強の式神
>>82
取り敢えず生徒を助けつつ脳無関連の様子を見る
原作通りなら緑谷と爆豪のコンビで何とかなるだろうから不測の事態に陥ったら介入するスタイルで
84:名無しの転生者
おk
85:最強の式神
>>84
言ってる傍からヴィランのお出ましですねぇ!
86:名無しの転生者
いけー!イッチ!
87:最強の式神
>>86
正体バレが怖いので二人にはバレないように動きます
88:名無しの転生者
>>87
それが賢明だな
89:最強の式神
おっと!黒霧が生徒のほう行った
がしかし緑谷と爆豪に吹っ飛ばされた!
90:名無しの転生者
>>89
何か実況始まったぞおい
91:名無しの転生者
>>90
漸く原作に入ってイッチも興奮してんだよ
察してあげろよ!
92:最強の式神
…さて分断されましたね
93:名無しの転生者
因みにどこから回るの?
94:最強の式神
>>93
俺は山岳の方に
既に蝦蟇を大雨・暴風、玉犬渾を火災、鵺をUSJ入口に送り込んでおります
95:名無しの転生者
>>94
対応が早すぎる
96:名無しの転生者
>>93
地味に自力で何とかなるであろうオリジン組の元には送ってないの草
97:最強の式神
という訳で行ってきマース!
98:名無しの転生者
いってらっしゃい
99:名無しの転生者
お土産話待っとるよ
100:名無しの転生者
…さてと
死柄木死亡フラグがものの見事に立ったわけだが
101:名無しの転生者
ここで死柄木捕まえれるならそれはそれで
102:名無しの転生者
逆に追い詰め過ぎて死柄木覚醒するとか?
103:名無しの転生者
>>102
それはシャレにならんのだが…
104:名無しの転生者
マジな話
今後の対超常解放戦線どうする?
105:名無しの転生者
>>104
数もあるからイッチが1人いてもキツいよな
106:名無しの転生者
>>104
あるとしたら
覚醒死柄木&ハイエンド→イッチ
ギガントマキア→緑谷と爆豪とエンデヴァー
他→プロヒーローと雄英生
107:名無しの転生者
>>106
それが理想的なマッチアップだな
108:名無しの転生者
>>106
ただ今後の流れを鑑みるにワンチャン林間合宿の襲撃が失敗して梅干しとオールマイトが参戦しそう
109:名無しの転生者
それはそれでいいのでは?
110:名無しの転生者
>>109
いや、そんな事は無い
111:名無しの転生者
>>110
何やて工藤!
112:名無しの転生者
>>111
梅干しが野放しになると
ハイエンドの数がかなり増加する
本編でも梅干しさえいればさらに増産できたらしい
113:名無しの転生者
>>112
うへぇ…
それはそれで中々だな
114:名無しの転生者
>>112
数に関しては光堕ちしたトゥワイスがいるから何とかなりそうだけど質に関しては限度があるからな
115:名無しの転生者
勝てはするけど被害も大きくなるのか…
116:名無しの転生者
正直な話
イッチに梅干しと覚醒死柄木とハイエンドを相手してもらって残りは皆に頑張ってもらうしかない
117:名無しの転生者
>>116
結局それなんよな…
118:最強の式神
ただいま
119:名無しの転生者
おかえりイッチ
120:名無しの転生者
どうやった?
121:最強の式神
>>120
瞬殺よ
マダラvs忍連合軍並に無双してやったぜ
122:名無しの転生者
流石やな
123:最強の式神
時間も惜しかったし無視したけど
離れる時に誰かに呼び止められた気がするんだよね…
124:名無しの転生者
>>123
まぁ、変な仮面つけた男がヴィラン相手に無双してたらそりゃ引き止めたくもなるものよ
125:最強の式神
因みに現在中央の広場に移動中
126:名無しの転生者
もう相澤先生ボコられてるかな…
127:名無しの転生者
>>126
どうだろうな
少なくとも緑谷と爆豪は既に脳無と戦い始めてそうだが
128:最強の式神
お、広場が見えてきた!
129:名無しの転生者
どうだ?
もしかしてもう脳無やられてる?
130:最強の式神
…やべぇ、2人が押されてる
131:名無しの転生者
…え?
132:名無しの転生者
二人って緑谷と爆豪だよな?
2人が押されてるってどんな相手だよ!?
133:最強の式神
脳無に加えてハイエンド2体はヤバい
…ちょっと加勢してくる
134:名無しの転生者
ハイエンドォ!?
出番早過ぎませんかね!?
135:名無しの転生者
…まさか
136:名無しの転生者
>>135
ちょっと待て
なにか心当たりがあるのか?
137:名無しの転生者
>>136
忘れられがちなんだが
イッチって仮にも梅干しに作られたハイエンドな訳よ、つまり原作より早い段階で成功作が出来てしまった
138:名無しの転生者
あっ
139:名無しの転生者
もしかして…
140:名無しの転生者
>>139
恐らくだが原作より
脳無やハイエンドの基本性能が上がってる
「…かっちゃん」
「分かってる、さっきから火力は落としてねぇし寧ろ上げてる!」
「僕だって本気で殴ってる…!」
「じゃあ何でダメージがねぇんだよ!」
USJ中央広場
ヴィランの襲撃によってバラバラにされた生徒が戦う中、ここでもまた大きな戦いが起きていた
本来、イレイザーヘッドとバトンタッチするかのように参戦した爆豪と緑谷は負傷した相澤の撤退時間とオールマイトが駆けつけるまでの時間稼ぎとして相手していた
「生徒にしては優秀だけどソイツは『ショック無効』と『超再生』そしてオールマイト以上のパワーを持ってる対平和の象徴用のサンドバッグだ…!」
「クソ…!」
勿論二人が劣っているという訳では無い
目の前の脳無がそれ以上に強いからである
ただ、それだけじゃない
(さっきから見てるだけでまるで介入する気がないのか…これを倒してもさらに2体の改造人間が控えてる…このままじゃジリ貧確定…!)
まるでお前らの相手はソイツだと言わんばかりの態度ではあるが仮に加勢された場合、あっという間にやられていたと二人は気づいていた
「でも裏ボスも控えてるからな…そろそろ終わらせるか、やれ脳無」
ダッ!
(っ!マズ――)
突如として一瞬で加速しスピードが上がる
その突然のことに本来対応出来るスピードであっても緑谷も振り上げられる拳を受けそうになる
しかしそれが当たる事はなかった
「っと…ギリギリセーフか?」
「え?え??!」
「なっ!?テメェ誰だ!」
突然現れたうずまきが2人を抱えて
脳無の攻撃から身を守り距離を取る
「二人とも怪我はないか?」
「は、はい」
「少し離れてろ、巻き込まれないようにな」
「っ…」
目の前にいるうずまきの圧に言葉通りに従う反面、二人はうずまきに違和感を感じていた
「やってくれたなヴィラン」
「待ってたぜうずまき…お前なら嗅ぎつけてくると思ってたぜ!」
「初めまして、我々は敵連合
僭越ながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴オールマイト…そしてあなた、うずまきに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
「へぇ…それでその改造人間か」
先程まで静観に徹していたハイエンド2体もうずまき相手に動きだしやる気のようだ
「それじゃあな、やれ脳無」
ダッ!
死柄木の声と共に脳無が距離を詰めて殴りかかろうとしてくる、勿論うずまきもそれに合わせるように拳を振り上げる
「おらよぉ!」
ズドン!!
「うおっ!?」
(アイツらどんなパワーしてやがんだ…オールマイト並じゃねえか!)
お互いの拳がぶつかり合い凄まじい風圧が周りに吹き荒れる、パワーはほぼ互角ではあるが腕の状態は違った
(腕が痺れる…向こうはノーダメか、まさか『吸収』じゃなくて打撃そのものを『無効化』してるのか?)
脳無のラッシュに対して軌道を見切って躱し捌いて、そしていなす
脳無は知能がない故に攻撃そのものは単調であり力任せ、対するうずまきは考えを巡らせながらも脳無に対応している
(カウンターは…ここ!)
ドコォ!
うずまきの拳が脳無に突き刺さるがまるでダメージがない様子に確信する
(やはり『無効化』か…こりゃ攻略は面倒になり――)
ボロボロ…
「!」
しかし、打ち込んだ右手首には既にワープを介して死柄木が触れており右手が千切れ落ちる
「いくらオールマイト並のパワーがあってもコイツは効くだろ?」
(防御無視の『崩壊』か…!)
「それに…ソイツばっかに構ってたらいけないなぁ」
ドゴン!!
「!!」
「オ、遅イ」
うずまきに音速を超えた速度でハイエンドが突っ込む、その一撃はうずまきの身体を凹ませ吹き飛ばした
「パワー特化にスピード特化か…じゃあもう一体も」
「消シトベ!」
「特化型だよなぁ!」
既に重傷のうずまきにトドメを刺さんともう一体のハイエンドが何かを溜めて放とうとしていた
「(しかもこの位置…射線に
「「っ!?」」
ズガァン!!
二人に離れる様に告げるが時すでに遅し
2人が喰らえば間違いなく死にかねないレーザーを正面からまともに受ける事を選ぶ
しかし、それでも砂塵の中からボロボロながらも立っているうずまきの姿があった
「痛ってぇ…やってくれたな」
「…何で生きてんだよ、バケモノだな」
「ですがあの様子では立っているのがやっとの筈です、左手も千切れかけのあの身体では満足に戦えないでしょう」
「…かっちゃん!」
「分かってる!」
「悪いが心配はいらねえよ」
うずまきの姿を見れば最早戦える体ではなく
その様子に戦力差がありながらも緑谷達も加勢に入ろうとするがうずまきはそれを止める
ガコン!
「…は?」
歯車が回るような音がした次の瞬間
満身創痍の体はまるで何も無かったかのように怪我ひとつない体へと戻る、その光景に場にいた全ての人間が唖然とする
「傷が治った…!?」
「よし、回復」
「…まさかテメェも『超再生』持ちかよ!?」
「それに答える義理はないね
…にしてもまさかここまでやってくれるとはな」
「かっちゃん…今の…」
「ああ…」
動揺を隠せない敵連合だったがその反面で緑谷達は何かに気づき始めた
「ただ流石に特化型3体は面倒だな…
仕方ない、少し本気で行くか…!」
このままでは埒が明かないとうずまきは左腕内側に右手拳を押し当て構えを取る
ズズズ…
「「「!?」」」
(…何だ?この圧は?!)
その瞬間うずまきから発される形容し難い雰囲気に只事ではないと気付き、全員が後退る
「布瑠部由良由良…! 」
その言葉と共にうずまきは影に包み込まれる
誰もがその場から動くことすら出来ずに『それ』は現れる
アオオォォォォォ
『それ』を祝福するかのように狼の遠吠えが響き渡る
今まで『それ』を屈服させた者はおらず
まさしく最強の式神という異名がつけられた
『それ』の名は
八握剣異戒神将魔虚羅
『さて…やるか』
あまりにも異質な姿は脳無やハイエンドとは別次元の怪物であると共に圧倒的な存在感があった
「待て待て待て!?
こんなの聞いてねえぞ!!」
「まさか…あれがドクターの言っていたハイエンド!?」
「クソ、脳無!アイツを殺せ!」
危機感に駆られて死柄木は魔虚羅を殺すように脳無に命令をする、それに従いオールマイト並みのパワーで攻撃しようとするが
『邪魔だ』
ズドォン!!
たったの一撃で魔虚羅は赤子の手をひねる様に脳無を吹き飛ばす
『アイツは面倒だ、まずはお前らからだ』
「っ!」
そう言ってハイエンドを指さす
先程までとは別格の強さを持つ魔虚羅には他愛もないだろう
ビュン!
(加速シテ…最高速度デブチ抜ク!)
スピード特化のハイエンド
その最高速度は音速を超えるがある程度助走が必要となっている為USJ内を旋回し速度をあげる
『結構速いな、まぁ俺の方が上だがな』
「馬鹿ナ!?」
音速の領域に達しているハイエンドに並走する魔虚羅は既にその速度に適応済み、同程度の速度で動くことが出来た
(今ナラ…狙エル)
それを見てもう一体の砲撃型ハイエンドが砲撃体勢をとり魔虚羅を撃ち抜こうとするが
『馬鹿が…』
ガシッ!
「ガ?!」
『一度構えをとったら動けないんだろ?お前』
その隙を見逃す程魔虚羅も甘くはない
狙われるとは思ってもみなかったハイエンドの頭を掴み上げる
ゴシャァ!
『次』
「…嘘だろ?!先生から貰った最高傑作の1つだぞ!?」
地面に叩きつけられ完全にハイエンドは即死した
その受け入れ難い現実に死柄木も声を荒らげる
ゴウン!
『あんな速くなるのか、最高速度は俺以上か』
USJ広場の上空では未だにハイエンドが加速し続けており、先程よりも明らかに速い
(俺ノ速度ハ誰ニモ負ケナイ…コノママ突ッ込ム!)
最高速度はマッハ3
スピードを維持して魔虚羅へと突っ込んでいく
その衝撃はオールマイトでもタダでは済まないだろう
『フン!』
パァン!!
如何に早くとも相手はオールマイト以上の規格外
突撃のタイミングに合わせてカウンターを仕掛けるとたったの一撃でハイエンドの上半身は消し飛ぶ
『残りは
視線の先には『ショック無効』によるものなのか吹き飛ばされ戦闘不能になったかと思われた脳無がいつの間にか戻って来ており、魔虚羅を見るや否や向かっていく
『懲りない奴だな!』
ズドドドド!
一撃一撃がまるで比べ物にならないほどの威力へと強化された拳は脳無の体に次々と穴を開けていく
『無効化するとはいえ一撃で受けられるダメージには限度があるんだろ?なら俺はそれ以上に強くなるだけだ』
ドゴォ!
あまりの攻撃力に『超再生』すらまともに機能せずに空中に打ち上げられ宙を舞う、それに対して魔虚羅は構える
『さてと…今から
精々そのショック無効化で耐えてみろよ』
魔虚羅にとってはハイエンドを消し飛ばした一撃もジャブでしかなくつい数分前とは見違えるほどになっている
その理由はショック無効の脳無に対して通用するように『適応』した事による強化と魔虚羅の姿になったことによるリミッターの解除
その結果、魔虚羅の合算された力はオールマイトの2倍近い膂力を生み出していた
そんなものを本気で放てばどうなるのかは想像に難くはない
『吹っ飛べ!』
ドギャァン!!
垂直に放たれた衝撃は脳無を木っ端微塵に吹き飛ばすには飽き足らずにUSJの屋根すらも吹き飛ばし、雄英の上空にあった雲すらかき消していた
『ふぅ、後はオマケだけってもういないし…』
何時からいなかったのか主犯の死柄木と黒霧は踏ん切りをつけて脳無とハイエンドを置いて逃げたようだ
『さて…』
パシャン!
主犯の逃亡に魔虚羅も戦闘態勢を解き
(式神の情報からして避難誘導は完了、そろそろオールマイトも来るだろうしそろそろ逃げるか)
脳無とハイエンドさえ居なくなれば残りはチンピラだけ、プロヒーローだけでも充分に対応出来ると判断しその場から逃げようとする
「待って!」
バシュ!
「!?(鞭?!緑谷のOFAは超パワーじゃないのか?!)」
しかしそれを緑谷が『黒鞭』で引き止めて阻止する、聞いていた話と違う緑谷の力に拘束を振り解けなかった
「おい、何帰ろうとしてんだテメェ」
「オールマイトが来る前に逃げる、それ以外に何がある」
「ハッ!よく言うぜ
「…は?」
影野郎
それは爆豪が魔虚羅を呼ぶ時の渾名であり
本来であればこの状況とは何ら関わりのないはずのない言葉にフリーズする
オールマイトがUSJに来るまで残り…
・少し本気を出したイッチ
オールマイトが来る前に済ませたい2割、面倒くさいのでさっさとやる2割、二人の前でカッコつけたい6割
の気持ちで本気出した
この度1番バレたくなかった二人には身バレした
・イッチの正体に気付いた緑谷&爆豪
実はレーザーで仮面の一部が壊れて顔が一瞬だけ見えたからこそ気づけた、色々聞きたいことがあるので取り敢えず捕まえた
・数秒後に駆けつけるオールマイト
駆けつけてみたら主犯はもう逃げてるわ2人の言っていた師匠がうずまきだったという現実に宇宙を背負うことになる
・死柄木&黒霧
うずまきとオールマイト倒しに来たのにボコボコにされていくハイエンドを見て撤退
最高難易度のレイドボス相手にソロ討伐するような無謀な戦いをすることになった
・魔虚羅生存を聞いて頭を抱える梅干し
よりにもよって一番厄介な奴が一番嫌な事をしているという現実に今まで建ててきた計画が無駄になりそうになってる
・改造人間三人衆
イッチが相手なだけで実はちゃんと強い
仮にオールマイトが先にエンカウントしたら負けていたかもしれない