~信彦サイド~
「ホシノ先輩!」
「先輩!」
「ホシノ先輩っ!」
「先輩…」
「まさか、本当に…」
「シロコちゃん、セリカちゃん、ノノミちゃん、アヤネちゃん…。それと、シロコちゃん?信彦君も」
「挨拶は後だ」
俺達は銃を構える
「そうだね…まずは、アレを何とかしよっか」
『…よくも小汚いマネを!だが、タクマ先生よ!小生には、五つ目の攻略が残っています。チートにはチートで対抗する。イヒッ、ヒヒッ、ヒヒヒヒヒッ!!貴方の力、解析出来ましたよ。チートにも限界がある…そうでしょう?一度に式を行える対象は、最大で6人。それ以上は統制が乱れる。これが、今まで得た情報を分析して得た結果!果たして、先生の指揮と小生の万神の星座…どちらが強いのか。ヒヒ、ヒヒヒヒヒッ…。例え何人でかかってこようと、相手になりませんがね。瀬戸の憤怒には、どうやっても勝ち得ない!これこそが、真のチートだッッ!』
「待たせたな。こっからは俺の番だ」
<はい、先生!プラナちゃんがシッテムの箱の奥にあった新しいプロセスを発見してくれました!>
<説明。現在のシッテムの箱に私とアロナ先輩、2人のOSが存在する事により…。今までの制約を解除し、更なる演算処理が行えるようになりました。先生、ご命令を>
「行くぜ、これが俺らの新しい
<命令確認。シッテムの箱、製薬解除。プロセス『ペレツ・ウザ』限定稼働開始。認証完了。
先生の接続プロセス確認。よろしくお願いします。
シッテムの箱、製薬解除。プロセス『ペレツ・ウザ』限定稼働中。
待機中。先生、ご命令を。今の私は無敵です。普段の2倍は強いです。
アロナ先輩と力を合わせて、先生をサポートします>
『…!何ィッ…?システムの改変だと…!?これまでの制約を解除…そんな事が!?』
「今度こそ終わりだ。これ以上、アビドスで誰も死なせるか。…これ以上、アビドスの誰も悲しませはしない」
『何を言っている…?それがこの勝敗に一体何の関係があるというのだ…!?』
「世界で苦しんでる子供がいて、助けてほしいと手を伸ばしてるのなら…。“いつ、いかなる時であっても―――。子供と共に生きていく
「…行くよ。父さん、レイム」
「うん!」
父さんはカードを使うと、ユウジとレイムが編成に加わる
「気づいたらデカブツがいる砂漠だし、タクマと信彦と、知らんガキがいるとはな…(CV:子安武人)」
声がした方を見ると、黒髪でガタイが良い体形でマシンガンを持った、我が祖父である『織田甚爾』がいた
見た目が若いから、体は全盛期なのだろう
ヘイローは交差させてるハンマーとナイフだ
「お、親父…!?」
「わーお、まさかの爺ちゃん…」
「アイツが…」
「ぶ、ぶぶぶぶ、武神様ァァァァァァァァァァァ!?」
レイムは驚く。そういや、爺ちゃんは『天与の武神』って言われてたな
「よう、タクマに信彦。雰囲気変わったか?」
「話はセトの憤怒をぶっ潰してからだ。色彩武装:武刃降雷。…俺の何処にクロカゲの一部があったんだ?」
俺はセトの雷撃で獲得した『神秘降雷』と、色彩武装の影響でクロカゲが武装化した『武刃顕現』を同時に解放する『武刃降雷』を使う
色彩武装がブジンソードと七葉寂照秘密主がガッチャンコしたようになり、禍津御建鳴神命のアームが出現した
ただ、戦闘が長時間続くと俺じゃない何かが来そうだ…
『何だソレは!?…ンンッ?一体…。何なのだ!?お、おお―――大人のカードに武刃降雷ッ…!?そ、そんなものが…どうして…。ルールは?コデックスは?そんな力に敵うわけが無いだろう!?反則だッッ!あんなもの…あんなもの、許されるものか!そんなの無しだろ…カードに武刃降雷なんて…ゲームでこれは、ズルだろう…?はあ…??こんなの、チートだ…。チートだ、チート!チートだァァァァァッ!小生を、騙すとはッ!ノーゲームだ!分かったかッ!』
<接続を確認>
『―――なっ!?』
<織田家からのメッセージを伝えます>
「この世界を勝利と敗北でしか定義できない青二才に、先生として負ける訳にはいかない」
「…分を弁えろ、痴れ者が」
「大人になり切れないお前に構ってる暇はない。氷の中で永遠に眠ってろ」
「テメェをぶっ殺しても誰も文句言わねぇからよぉ…、地下生活者は…ぶっ殺さねぇとなぁ~!!」
「コレが終わったらテメェを殺しに行く」
『…!』
(信彦さんが何だか怖いです…)
「行くぞ!」
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激闘の末、セトの憤怒を倒す
「雷が…」
「オアシス全体に…」
「レイム君、立てる?」
「うん、大丈夫」
雷の影響で花火が起きる
「これは…」
「…花火?」
「…雷に反応したんだろう」
その光景はまるで、星空に浮かぶ海のようだった
「…これは」
「アレ、魚の形してない?」
「綺麗…まるで海みたいです!」
「死亡フラグにも、見せてやりたかったな」
「そうだな、親父」
「…」
「…もしかして、何らかの刺激が加わると、プラズマが発生する鉱石じゃないか?けど、超高価で希少な金属だったはずだ」
「…」
(超高価…?)
「…日が昇る」
そして日が昇る
「…先輩の言う通りでした。見つけましたよ、お宝。まさか、本当に見つけられるとは思いませんでしたけど。私が間違ってました…。…先輩」
いいシーンで終わるかと思いきや、爆発音が響く。何事?
「う、うわっ!さっきより勢いが!」
「…なるほどな。100gで1000万の価値を持ってるだけはあるな」
「へ!?」
「え?」
「…この時代の2年の間に、10倍くらい相場が上がったようだ」
「ちょ、ちょっと、この連鎖どうにか止めないと!ダメ、お金がっ!少しでも確保するわよ!アヤネちゃん、スコップは!?」
「いきなり言われても…」
「もう、ちゃんと持ってきておかないから!」
「いや、多分ツルハシじゃないと―――この爆発を止める方法は?」
「…無理。連鎖反応は鉱物が燃え尽きるまで続くからな」
「わあ!幻想的ですね~☆」
「シロコ、私が上げた覆面を袋にしないで」
「でも…」
「シロコ先輩、呼び方が一緒だと混乱するんだけど、何とかならない?」
「じゃあ、私はちびシロコって呼ぶよ」
「ん、すぐに大きくなる」
「なら、よわシロコ」
シロコは銃を撃つ
「ちょっと、危ないでしょ!」
「無駄だよ。私は貴方には無い事を経験し、知らない事を知っている。この差は―――」
「ん、今度こそ負けない」
「もう、落ち着いてください!」
「わあ~、そろそろフィナーレですかね?」
シロコ同士の喧嘩は続く。何やってんだか…
「うーん…。…まぁ、いっか」
~アビドス高等学校&ナレーションサイド~
『一体何があったのよ!?』
通信越しのリッカが声を荒げる
『急にいなくなったと思ったらアビドスに行ってるし、しかも治療中!織斑先生もめっちゃキレてたから、合流したら悲惨な目に遭うのは確定ね。怪我人に出席簿を叩かないといいけど…』
『リッカちゃん、まずは落ち着こうよ…ね?』
「…ハハッ、ホント死亡フラグに似てるな。リッカは」
『落ち着いてられるわけないわよ、ミカ!お父さんはともかくお兄ちゃん大丈夫なの!?瓦礫が体中に刺さった上に落雷を受けたり、お爺ちゃんも生徒になって蘇ったって聞いたわよ!』
「あんなに刺さってたら、傷跡残るだろうな…(それに、信彦が付けてる紫のブローチがセト仕様に変化してたが、セトの憤怒の雷撃を受けた影響なんだろうな…)」
『…ま、織斑達に言ってたらついて行ってたかもしれないわね』
『ねえ先生、いつノッブ君に連絡したの?』
「ヒナ、ネル、ツルギ、そしてミカに勝ち、キヴォトス最強クラスに入ってる信彦ならホシノを止められると思ったからだ」
『とにかく、そこで待ってて!私も行くから!(ブゥン!)俺が行く…?ちょ、無理しないで!いいから待ってて!お父さん、また連絡するから!』
『またね、先生』
通信が切れる
(…織斑千冬。信彦が言うには『融通が利かない上に、出席簿で叩くブラコン』だが…、怪我人にはやらないだろ。常識的に考えて)
「あら、先生。こんな所にいたんですね」
ジャージのノノミと甚爾が戻ってくる
「ノノミに親父こそ、どこに行ってたんだ?」
「コインランドリーだ。ずっとこの格好でいる訳にはいかねぇからな」
「ついでに信彦さん達のお洋服も洗って来たのですが…大丈夫だったでしょうか?」
「大丈夫だろ」
「…そうですよね。想像よりも、ずっと頑丈な方ですし。もうすぐ会議ですから、そろそろ行きましょう、先生?」
3人は教室に入る
「ふわふわのお洋服ですよ~!」
「ん…ありがとう、ノノミ、甚爾」
「すみません、ノノミ先輩に甚爾先輩」
「いえいえ、洗濯物を入れたら、ボタンを押すだけですし☆」
「それに、これくらいの量なら俺だけでも持てるからな」
まぁ、呪術廻戦のパパ黒以上にフィジギフしてるからな
何でも戦時中に生まれ、敵軍を拳だけで壊滅させたんだとか
「まぁ、私達としてはありがたいけど」
「あれ、そういえばホシノ先輩は…?」
「保健室に向かいました。恐らく、信彦さんも一緒かと」
「えーっと…これは私ので…こっちはシロコ先輩のだよね?はい、持ってって」
「う、うん」
「…おいタクマ、信彦達の様子を見に保健室へ行くぞ」
「あ、ああ…」
そんなこんなで保健室に行く
「信彦、ユウジ、レイム、ホシノ。入ってもいいか?」
「…大丈夫だ、爺さん」
2人が入ると、ソファで寝てるホシノにベッドに腰かけてるユウジがいた
「あれ、信彦とレイムは?」
「…父さんはやる事があると言って出てった、レイムは未来に帰った。とりあえず、コイツを起こせ」
「えー?でも「…いいから起こせ」
タクマはホシノを起こす
そして、会議が始まる
「皆さん、準備は良いですか?」
「もちろんよ!」
「ん」
「うんうん。全員、揃いましたね☆」
「ふわぁ…」
「所で、ホシノ先輩はずっとその格好でいるつもり?」
「うん、着替えるのも面倒だからね~。あれ、信彦君は?」
「信彦さんは、ユウジさんとレイムさんと一緒に帰りました」
「えー、もう?」
「気づいたら帰ってたわね。どこかの誰かさんと違って、それはもうテキパキと!」
「そっか…お礼、ちゃんと言いそびれちゃったな」
ノノミ達は別れの時の事を話す
「そんなにあっさり行っちゃったんだ」
「あっ…ユウジさんは、ホシノ先輩の服は、信里香ちゃんに洗濯させてから返すと言っていました」
「そのまま返してくれても良かったのに」
「きちんとした方ですね」
「なら、下着も洗って帰してくれるのかな~?」
「いや、そういうのは直接本人に聞きなさいよ…」
「というか、返してもらおうにも、ユウジ君とレイム君の連絡先を知らないんだよね」
「先生か信彦に聞けばいいじゃない、面倒くさがってるだけでしょ!」
「…うへ~」
「ひとまず、会議を始める前に着替えてきてください」
「おじさんはこのままでいいんだけどなぁ…」
「もう、週末にリビングでダラダラしてるおじさんじゃない!」
「ふあぁ…仕方ないなぁ」
ホシノは制服に着替え、定例会議が始まる
~地下&ノッブサイド~
「終わりだ…もう、終わりです。まさか、こうなるとは…。小生は間違った場所に放り込まれただけ…。…こんな世界は、ゲマトリアの小生に相応しくありません」
「見つけたぞ、地下生活者」
地下生活者の後ろからチェンソーマンになってる俺が、腕のチェーンソーを突き立てる
「ひっ、ヒィィイイイッ!?死の神が、どうしてここに…!?」
「テメェは間違えた。諦めろ」
「この光は…もしや、小生を追跡してきたのか?あの者達は、何を…?この世界に、何て存在を呼び寄せたのだ…!」
「黒服から聞いたぜ。何でも、死の秘密を求めてるんだってな」
チェーンソーを軽く当てる
「あがああああああ…!」
「自分で体験すれば、すぐに分かるだろ」
「ヒィィイイイッ!?」
地下生活者は何故かあったナイフで俺に斬りつける。効かぬわぁ!
「テメェをぶっ殺しても誰も文句言わねぇからよぉ…、地下生活者は…ぶっ殺さねぇとなぁ~!!」
俺は地下生活者の体にチェーンソーを突き刺すと、地下生活者の断末魔が上がる