マサキに色々喋ったが、イングラムは俺に追求してこないな。
警戒しているのか、マサキがボロを出さなかったのか。
まぁ、割とシュウを弁護するマサキではあったが。
ラ・ギアスでは善良なヴォルクルス教団スレイヤーだからな。
……突然、地上で世界征服してくるとか言い出せば教団の洗脳受けたと思うわ、普通。
で、宇宙の女性だけの親衛隊のトロイア隊が地上に降りてきた。
タスクくんの未来の嫁ことレオナがいるしねー。
で、戦っていると赤い特機のヴァルシオンが来た。
ああ、ビアン博士が来たよ、様子見で。
ちなみに、ボロットを無茶させたので修理に徹しているということにしている。
アリバイは分身をおいて……レッツゴー!
今回の機体はこれだぁああ!
圧倒的な力を見せるヴァルシオン。
威嚇的な容姿と、歪曲フィールドによる防御の厚さに攻めあぐねているハガネ隊。
そんな中他空域から超音速で飛行する物体が現れた。
『そこまでだ、ビアン・ゾルダーク博士!』
『ム……これは!?」
先端がドリルのジェット機型の特機だ。
あまりに趣味的で思わずビアンも感嘆の声を上げる。
流石のリュウセイは不利な状況だったので歓声をあげる余裕はなかったが。
「はじめましてだな、ツクヨミ・タカハマガハラ。
勇者特急マイトガインはどうした?」
「ブラックガインは別任務中だ」
「『ブレイブエクスプレス』のパイロットだと……」
心なしウキウキした様子で話しかけるビアンに、
報告で受けていたブレイブエクスプレスのパイロットの存在に驚くダイテツ。
ビアンの思惑を把握しているツクヨミに、
エルザムの報告で地球の守護者である事を知るビアン。
既に言葉を交わす段階でない。
『その御自慢のヴァルシオン、体験させて頂こう。
全て解っているからな、この段階では戦うのみ』
「話が早くて助かるが……マイトガインなしで戦えるのかね?」
『心配ご無用!
我が愛機の力……お見せしよう!
チェンジマイトカイザーぁあああ!!」
ツクヨミのブレスが金色の光で輝く!
カイザージェットが分解し、マイトカイザーへ合体する!
コックピットが移動し、マイトカイザーが起動する。
「マイトカイザー、起動!」
空中で宙返りし、ポーズを決めて
ヴァルシオンに向かい合う。
リュウセイは思わず叫ぶ。
「か、カッコイイ!!」
「(カッコイイ……)それが君の愛機かね?」
「そう、その通り!
愛の翼に勇気を込めて、回せ正義の大車輪!
勇者特急マイトカイザー! ご期待通りに只今到着!」
一同は衝撃をうけている。
特機は見たことがあるかもしれないが、
ここまでヒロイックな合体をみたのはこの世界ではエルザム以外いないので無理もない。
ツクヨミは一気呵成に攻撃を仕掛ける。
マイトカイザーの胸部のエンブレムから竜巻が発生し、ヴァルシオンを包む。
無論、傷一つ負わないが……行動を制限させた。
そのままマイトカイザーは腕にドリルを装着した。
「ドリルクラッシャー、装着完了!
必殺のドリル攻撃、受けるがいい!!」
マイトカイザーがドリルクラッシャーによる突撃を行う。
歪曲フィールドすら突き進む一撃はヴァルシオンに大きな損傷を与える。
「まさかこのヴァルシオンに傷を負わせるとは……」
「一回転すればほんの少しだけ前に進む、それがドリルだ!!」
「……迎えが来たようだ、今回はここまでとしよう」
「では、また……だな」
母艦とエルザム率いる精鋭部隊があらわれる。
同時にマサキがクスハ汁のダメージから回復して現れるがもう戦闘は終わった.
ビアンが撤退するとともに俺も撤退しよう。
「地球を護る戦士よ、私は行く。
地球を護る戦いがある限りまた会うこともあろう、さらばだ!」
リュウセイ「かっけええええ!自作するには時間も資材も足りないぜ!」
ビアン「自作するにも時間と資材が……!!」
モブ「総帥?」
ビアン「いや、なんでもない」
天本キネマ館の予告編の一部が聞こえる……
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二つの世界が一つに……
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来い、ハイパーゼクター!
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アンタの夢が聞きたい……。