ヘイヘイ、パープルボンガロことテリエル・イェーガーだ。
ついにホワイトスターもとい、ネビーイーム中枢まできたわけだが。
イングラムがクソダサいロボットに乗ってます。
アストラナガンは一人乗りだからね、しかたない。
操られているイングラムが「貴様らはサンプルは云々」とか色々言っているのは聞き流している。
本音喋れない奴には用がないからね。
ダイテツ艦長やらエルザム・ライ兄弟が励ましていたりと一通り戦闘前会話をしてから戦闘開始。
ここでイングラムの背後の邪念のみを断つ為に……!!
「すまないが露払いを頼みたい……勇者特急隊の切札、切らせてもらおう」
リュウセイ、スマナイが君の因縁があるが……そっちの因縁が絡むとイングラムが大体死ぬからな。
キョウスケ君切札聞いて眉をあげない!
エルザムが俺に問う。
「いけるのか?」
「倒すだけならばサイバスターやSRXでも可能だが……今の彼らには殺すことしかできない。
奴の背後の邪念を断つには相応の手間が必要で、俺ならば可能性はある、それだけのことだ」
「総員、マイトカイザー、ブラックマイトガインの援護をせよ!」
ダイテツ艦長もゴーサインを出した。
「いくぞ、ブラックマイトガイン!」
「了解!」
「レーッツ!マァイトガイン!!」
「グレートダーッシュ!!」
ブレスが輝き、マイトガインとマイトカイザーで合体を始める。
空にエンブレムが現れ、マイトカイザーが分解し、マイトガインが合体する。
各部に連結・合体し、胸部のドリル部分が三つに割れて勇者特急隊のエンブレムが現れる。
「グレートブラックマイトガイン、起動!!」
合体完了し、床に雄々しく立つ一体のロボット。
リュウセイは、思わず突っ込む。
「(か、カッコいい……!)
これはもしかしてグレートブラックマイトガインっていうじゃないのか?」
「そう、その通り!」
ブラックガイン、いやグレートブラックマイトガインが名乗りを上げる。
背中に夜桜を背負い、名乗りをあげる。
「黒の翼に闘志を乗せて!灯せ勝利の青信号!勇者特急グレートブラックマイトガイン!
定刻通りに只今到着!」
クロガネ、ヒリュウ改の援護を受けて前進する。
R-gunリヴァーレのガンスレイブをバックパックから取り出したマイティスライサーやシグナルビームで撃ち下ろす。
俺のサイキックパワーを集中して奴の洗脳、そしてイングラムの死の因果を断ち切るべく増幅装置に干渉をかけていると……
『我ガ共犯者ヨ……癪ダガ、話ヲツケタ、使ウガ良イ。
誠ニ癪ダガ』
『時空の歪みを感知!コレは!!」
ZEROが語りかけた直後に上空も時空が歪み、雷がグレートブラックマイトガインの手に降り注ぐ。
だが、ダメージ一つなく動輪剣と違う西洋剣型の剣を握っていた。
コレは……!?
時空の歪みを感知した相棒が詳細を述べた。
「コレは……超高純度の超合金ニューZαでできている!!
ツクヨミ!!」
「ああ、ブラックガインわかっている。
……ありがとよ」
ZEROに感謝の言葉を述べた。
最終にして原初のマジンガーであるヤツが他のマジンガーへの好感度は低い。
グレートマジンガーに至っては嫌悪すら抱いているだろう。
そんな彼が魔神皇帝……因果を断つ能力を持つ天敵になりうる存在へ頼み込んで因果を紡いだのだ。
……逆にいうとこの世界で生み出す必要があるわけだが。
とにかく、ここまでお膳立てがあれば!!
「イングラム、貴様の因果……ここに断ち切る!」
「勇者よ、この一撃で冥界に行け!アキシオンバスター!!」
イングラムの必殺の一撃がブラックグレートマイトガインを飲み込む!!
暗黒物質アキシオンがグレートアトラクター(巨大重力圏)に直結するワームホールを発生させる。
機体が軋む……だが!!
ワームホールの重力を振り切る速度とパワーを生み出す!!
「光子力・魔神斬り!!」
「ふっ……見事だ…これでいい…」
偽の銃神を魔神皇帝の剣で両断した。
機体だけでなく、背後の施設すら貫く……物理的なものだけでなく、イングラムを破滅を導こうとする仮面の男がイングラムに手を伸ばすビジョンが見える。
ユーゼス・ゴッツォの姿をしているが、コレがイングラムが正気に目覚めた時が死期である因果を俺の霊的視覚で表したものだと理解した。
光子力の輝きが死の巨人を切り裂いた。
イングラムと俺だけはグレートブラックマイトガインの背部の紅き異形の翼がついていた事を認識しただろう。
……最期のセリフを言う事なく、R-GUNリヴァーレは爆散した。
左手にはパイロットスーツを着たまま気絶したイングラムをいる。
「コレが因果を断ち切る一刀……成敗!」
同時期、ユーゼスの右手に謎の切り傷が発生した模様。
天本キネマ館の予告編の一部が聞こえる……
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二つの世界が一つに……
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来い、ハイパーゼクター!
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アンタの夢が聞きたい……。