「ビックバンキック!」
オラァ!ボクシングだけと思うなよ!
公式必殺技だぞ!
ガーリオン無明の顔面を蹴り上げる。
「ふむ、弱い……君は本当にリシュウ・トウゴウの元弟子なのかね?
彼は数少ない強者であるが…」
「奴の名を呼ぶな!
……貴様、本当に人間か!?」
まぁ気持ちは解る。
生身で戦えるんのはまだ復活していないファイターロアくらいか?
衝撃のアルベルトで命と引き換えに使徒の一体は屠れるし。
ああ、モンテニャンニャンには気絶しない程度にパンチの雨(痛めつけるともいう)を浴びせ、
ビアン・マイヤー連名でのビデオメールを見せた。
これでもこの基地にあるヴァルシオン何ちゃら(名前は忘れたが格好が違う量産型)を盗むなら……
おお、モンテニャンニャンがガーリオンで出てきた。
村田君が通信を入れる。
「例の機体は?」
「想定外の事態が起きた……故に撤退する」
「何……」
ってATXチームとカイの旦那チームが同時にきた!?
エクセレンが生身の俺に向かって聞こえるようにスピーカーで話す。
「あら、オジサマ。
危険だから早い所避難したらいかが?」
「ヴァイスリッター……ATXチームの面々と見受けられるが、
お気遣いは結構。
これでも九大天王の一員。
その気になればガーリオンの一つや二つ、何も問題ない」
「あらやだ、ワイルドねー」
「エクセレン少尉!呑気に言っている場合じゃ……」
常識人のブリッド君が慌てているが、キョウスケは冷静に口を挟む。
「あのガーリオン、よく見ると拳や蹴りの跡が装甲に残っている。
恐らく、テロリスト相手に介入してここまで状況をととのえたのは奴だ」
「に、人間がAMと戦うのは無茶ですよ!」
「青年よ、鍛えれば何とかなるものだよ。
奴らのお目当ての量産型ヴァルシオンは無事だがね」
「ヴァルシオンだって!?」
「イスルギといい、連邦軍といい闇が深いからね、叩けば埃はでるものさ」
で、もう一方ではモンテニャンニャンとライとカイの旦那で通信で話しているようだ。
元宇宙統合軍だからライ君もしってるわな。
モンテニャンニャンは逃走しようとして、村田君もそれに倣うか。
しまった!ビックバンパンチお見舞いできなかった!
テロリストの撤退戦が始まり、村田君とブリッド君が戦って因縁が産まれてこの戦いはおしまいだった。
全力で逃げればコンナもんか。
「そこの民間人、事情聴取を行いたい。
同行を要請する」
「構わないよ、不当な拘束を行わないなら協力もやぶさかではない」
カイの旦那の声に返答する。
……私はとある筋(ゲーム原作)からイスルギ重工がヴァルシオンCFを開発し、軍でテストを行う予定であり、
DC残党がそれを奪取するために襲撃した事、
モンテニャンニャンや村田君の素性について供述した。
カイの旦那が質問してくる。
「さて……君は何者だね?
無論、テロ鎮圧の協力には感謝しているが……」
「私は九大天王の一員……使命は、ツクヨミ君と同じくこの星の平和と安寧だよ」
「彼を知っているのか?」
俺はパイプを吸った後に返答する。
「ああ、彼とは緩やかな協力関係にある。
この世界には表沙汰になっていない勢力が多々ある。
それらにも対処が必要だからね、例えば……バラル。
地球を守護すると気取っているが上から目線な上に、一般地球人の道徳を持ち合わせない者の善意程碌な物はない。
出てきたら叩き潰す所存だがね……おっと話が逸れた。
これから、地球内部での乱が始まり新たな外敵が現れる。
そろそろ失礼させてもらおう……」
と、勝手に退出する前に。
「ああ、ここにあるヴァルシオンだが……このままだとケネスが接収して碌でもない事になるだろうから、
私が叩き壊しておくよ。
なぁに、罪は私につければ結構」
ビックバンパンチだぁー!
華麗なるヒィッツカラルドで起動前の参式グルンガストを真っ二つにできるなら、
棒立ちのヴァルシオンCFも叩き壊せますね!
天本キネマ館の予告編の一部が聞こえる……
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二つの世界が一つに……
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来い、ハイパーゼクター!
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アンタの夢が聞きたい……。