サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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狐者異(こわい)は高慢豪情の一名にして、世話に云無分別者也。生ては法にかゝはらず、人を恐れず、人のものを取くらひ死しては、妄念執着の思ひを引て、無量のかたちを顕し、仏法背法の妨をなす依って、仏経にも狐にたぐへて疑心にたとへり。ただ恐るべきは自己の悪念なり。この貧着をさらざる時は、仏といえどもきらい恐れ給うと有。世に恐ろしきことをこわいと云は、是より出たる詞也。
『繪本百物語』−桃山人夜話−


ペルソナ5 オルタナティブ killer9 TARGET 21「完全神性」

7/29(金 カーン!)

休養を挟んで即予告状を双葉に渡す。

……渡すまでも面倒だったよ、引きこもり相手だし。

認知訶学知っているから理解も早いがどうやってやるかは知らんからこそ面倒だったが……。

 

 

「master……master……(ご主人、ご主人)」

 

 

あ、イワザルが出てきた。

 

 

※以下日本語訳

「ご主人、ヤバいです超ヤバいです。

 警戒マックスでシャドウの数が増えています。

 あとスフィンクスが生理なのかメッチャキレてます。

 空飛んでいるんで、銃弾くらいしか届かないです。

 だから、帰って寝ましょう、OK?」

「OK!(ズドン!)」

 

 

銃弾で返答した……仲間にはシャドウが出たと言っておいた。

で、パレス潜入すると、スタイリッシュワイヤーアクションで移動する。

雑魚を排除しながら最奥のオタカラの場所に行くが……ピラミッドが崩れ、そっからデカい顔面が!!

でっかいヒステリックな……ってよく見りゃ一色若葉じゃん!?

捻じ曲がり切った認知でできた産物か…… 佐倉惣治郎の話や地道に集めた情報とは似てもにつかぬ怪物だ!

王の墓を守る番兵?まぁいいや。

 

 

「本気を出すとしよう!」

 

 

車椅子に乗ったハーマンの対戦車ライフルで空気を読み人知らずで攻撃!

メガネをぶち抜いて左目貰ったぜ!

大暴れして空中に逃げる……。

敬老精神は高い竜司が叫ぶ、

 

 

「ハーマンさん、無茶だぜ!」

「言っただろう……本気を出すとな!」

 

 

車椅子に銃を戻し、気合いを入れて立ち上がる……!!

身体が全盛期へと回帰させ、愛用のマシンガンを影から取り出し、車椅子を影にしまう。

皆驚いている……変身するんだから何を今更……と思ったが、普段全身不随、覚醒で半身不随の身体の爺さんが若返れば無理もないか。強力なマシンガンでスフィンクス若葉を削るが……巨大な質量からの突撃は面倒だった。

だが……数回の突撃を凌いだ時に若葉が来たのだ……イセカイナビを起動していたようだ。

スフィンクスが「うおぉまいのせいだああああああ!」的なこと言ったが無視してマシンガンで黙らせる。

俺と杏は言ってやった。

 

 

「……お前は大罪人…、いや大罪人気取りの無実の囚人だ」

「そうよ!双葉ちゃんよく見て!

 お母さんがあんな化け物な訳がないでしょ!

 アレはアンタが作り出した幻!」

「だ、だって……」

 

 

さらに真が畳み掛ける。

 

 

「虐待なんてしてないはず!

 マスターが言ってたわ!

 『母親ひとりで、頑張って育ててた』って!」

「誤った記憶を刷り込まれてるんじゃないのか!?」

「誤った記憶……」

 

 

シャドウ双葉が現れ、思い出すよう促す。

 

 

「よく考えろ。

 あの遺書は本物か?

 本当に大好きだった母親が書いたのか?

 あんな酷いこと、一度でも言われたか?」

 

 

悍ましい罵詈雑言が書かれた遺言書。

一色若葉の文面とは思えないでっち上げの文面……

 

 

「ない!

 わたしがワガママ言ったときは怒られたけど、優しかった!」

「ならばあの遺書は?」

「真っ赤な偽物だ!」

「お前は利用されたんだ。

 遺書を捏造し、死をなすりつけ、

 幼い子供を傷つけ、踏み躙った!

 怒れ!クズみたいな大人を許すな!」

 

 

双葉の内面が変わった。

自分を苦しめた戒めが解け、怒りと反逆に満ちている。

 

 

 

「うっ…」

『お前を否定するものは幻影。

 心なき者共が施した呪い。

 元よりお前は知っていた。

 知っていながら怯えてきた。 』

「…そう、知っていた…でもわたし…」

             <お前のせいで私は…今度はお前が死ねぇ!>

『言われた通りお前は死ぬのか?

 お前はどちらに従う?

  幻が吐く呪いの言葉か?

 お前自信の魂か?』

             <お前のせいだ!ぜん((パァン!))>

「「Be quiet /黙れ」」

 

 

ジョーカーとエージェントスミスの銃弾がスフィンクス……いや佐倉双葉の狐者異(コワイ)を黙らせる。

俺達は、シャドウ双葉と双葉本人を見つめ、静かに頷く。

 

 

「わたしは、もう、

 歪んだ上っ面なんかに騙されない…

 他人の声にも惑わされない…

 自分の心と目を信じて、真実を見抜く。

 お前なんてお母さんな訳ない!

 腐った大人が作った偽物だ!

 ぜったい、ぜったいに…!

 許すもんか!!」

 

 

シャドウ双葉は姿を変える。

墓守でなく、真実を見抜き……悪意から反逆するための仮面に。

でも、UFOに変化して触手で持ち主をアブダクションするとは………。

 

 

「お、お、おおおおお!?」

『<契約> 我は汝、汝は我。

禁断の叡智は開かれた。

いかなる謎も幻も、もはやお前を惑わせない』

「双葉!?」

「大丈夫!」

「こりゃぁ……」

「お願い、手伝って!

 アイツを…やっつける!」

 

 

ここからは双葉の独壇場だ。

(狐者異)の攻撃を跳ね返して大ダメージを与え、

サポートでこちらの能力が増大する。

自身のパレスだからと備え付けのバリスタを発車する。

俺は、コヨーテスミスに変身し、デッドリージャンピングで空中の怪物の後頭部に着地し、改造リボルバー"FREAK SCENE"に特殊改良マグナム弾を連続発射し、置き土産でC4プラスチック爆弾を設置し、飛び降りる。

着地後に爆薬を起爆し、地面に叩きつける。

虫の息の状態の(狐者異)に全員で銃を突きつける。

戦いの最中に何か言っていたが、全部聞き流してやったがな。

 

 

「くううっ!お前ら……よくも…!

 親に逆らう奴は……死ねえ!」

「うるさい!おまえはわたしの親じゃない!

 おまえはわたしの弱さが生んだ化け物!

 みんな、ドンドンやっちまえー!」

 

 

総攻撃を行い、更にダメージを削る!

ジョーカーが更に追撃!

 

 

「アテナ・賊神!!」

(※レベル50のペルソナで現時点では通常合体では出せない……特別措置で合体で産んだ)

 

 

恐ろしいパワーで人間サイズのペルソナが建造物サイズの怪物にパワー負けせずに再び地面に叩き落とした。

 

 

「双葉ああ!!双葉双葉双葉っあああああ!!

 何言おうと双葉は私のものだアアア!

 親に逆らうなんて絶対に許さない!!」

「何を言われたって…私は生きる!

 撃てええ!!」

 

 

ジョーカーが眉間に1発、トドメの一撃をお見舞いして戦闘終了した。

サイバーな怪盗服に驚く若葉だったが、正常に戻った一色若葉の認知存在が現れた……

優しい言葉を若葉にかけた。

アレ、マジモンの残留思念というか霊魂だわ。

こっちに来てはダメって言ったけど、死に引っ張られるからか!?

(※お気づきになられましたか?)

母娘の別れが終わった……正直、今生でマジモンの幽霊が出たんで会話内容が頭に入らなかった。

いやね、俺も転生者だけど、それはそれ、これはこれ。

双葉はナビの仕方がわかったから帰るといって帰って行った。

フォックスは、マイペースな奴だと言ったがお前も似たようなもんだ。

……正直、その後のパレスの脱出の方が面倒だった。必死に逃げながらパンサーがモルを掴んで投げて車に変身させてようやく脱出した。

……俺は崩壊の煽りで吹き飛ばされたので空中でジェットパック出してそのまま空飛んでたわ、スマン。

……因みに、オタカラはフタバ本人だった。

 

 

 

 

 

8/21(日)

双葉は覚醒後に疲れて今日まで寝ていたらしい。

体力が無さすぎる。

起きるまでの間に怪盗お願いチャンネルのターゲットの始末やらコミュやらメメントス探索やらしていた。

メメントスで時々ペルソナ3、4でお馴染みの刈り取る者に遭遇したぜ……逃げるうちに袋小路に追い込まれ逃げれなかった。

物理攻撃は銃撃メインで各種属性攻撃を取り揃えていた。

俺がメイン盾になり、皆が攻撃や補助をする形だが……全体攻撃はまでカバーできないからな、普通なら。

瀕死になった俺に注意を向けさせ、コンセントレイトからのメギドラオンをぶっ放してきたが……

 

 

「エージェント!?」

「伊邪那美命言、愛我那勢命、爲如此者(いとしきわがなぎのみこと)

 汝國之人草(なのくにのひとくさ)

 一日絞殺千頭(ひとひにちがしらくびりころさん)

 爾伊邪那岐命詔、愛我那迩妹命(いとしきわがなみのみこと)

 汝爲然者(ながそをなせば)

 吾一日立千五百産屋(われはひとひにちいほのうぶやをたてよう)

 是以一日必千人死(これをもちてひとひにかならずちいたりしせば)

 一日必千五百人生也(ひとひにかならずちいほたりうまるるなり)

 禊祓(みそぎはらえ)、黄泉返(よもつがえり)!」

 

 

広範囲の攻撃が俺一人に集約する……それをそのまま返す!

……対クソ双子用の切り札……某益荒男の呪い(まじない)をそのまま借りて恐縮だが、

こうした方が再現が容易だったからな……現状は一日一回が限界だが効果は……

刈り取る者は完全に消滅していた。

 

 

「す、凄え…!!」

「あの攻撃を跳ね返すとは……」

「ねえ、何か落ちてる!?」

(※ アクセサリー「完全神柱」(自動効果スキル「仁王立ち」…からの攻撃のダメージが自動的に半減するが回避不能になる)ゲット!

 トロフィー「類まれな反逆者」を獲得!!)

 

 

杏がごっついアクセサリーをゲットした。

……疲れてその日泥のように眠ったが。

おっと、双葉がハッキングであっさり撃退して終わった。

怪盗団身バレの危機は去った。

佐倉惣治郎にとっては、双葉が今まで引きこもっていたのが、外に出る前向きさを持ったのでよかったと思うがね。

 

 

 

8/22(月)

アジト…もとい蓮の棲家であるルブランの屋根裏に集合した。

マイペースな双葉から情報を聞き出したら、怪盗団にチョッカイかけたのは日本のメジエドらしい。

で、双葉はメジエドの創始者というか一匹狼だったが騙り・便乗が増えたからアリババとして活動したらしい。

双葉は、母の死の真相を知る為に怪盗団に入ることになった。

しかし、コミュ障の拗れた状態なので明日から親睦深めることに……銃弾のやり取りの方が気が楽なのは我ながら染まってしまったなぁ……

 




と、いうわけでスミス君の切り札判明。
決まればすごいですがしくじれば隙だらけ…リスキーです。
因みに認知存在のフィレモン(ペルソナ2罰裏ボス)を倒したり……。
イワザル……もといクソの挑戦状でスミスの脳内空間で戦って勝ちました。
スミス君ハルマゲドンは使えないですが、核攻撃したらハルマゲドンRを使ってくるのでそれを返して勝ちました。
イワザルから景品をもらいましたが、やっぱりムカつくので本物はシバこうと思うスミス君でした。

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

  • ピーコックニキ
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