2009年ペルソナ3
2011年ペルソナ4
2014年明智覚醒
廃人化事件発生(一色若葉死亡)
2015年雨宮蓮冤罪
2016年雨宮蓮の怪盗生活
約二年で多々良・カフカ・スミスは世界中にスミス同盟という存在を世界各国の政府に認知させた。
ペルソナ能力で不死身の軍勢を作れるとはいえきょういてきである。
また種銭はあったがね……転生者で地道に稼いだ部分はあったが。
四百年で三千年の研鑽をしてユーハバッハ一味を滅ぼした昼行灯の死神がいたが(え、文脈がおかしい?全部事実なんだ)、別ベクトルで狂った成果を出すスミス君なのだった。
なお、この世界の外国は架空のものです。
実際の国々と混同しないように。
12/1(木 カーン!)
『怪盗団の主犯と見られる少年が身柄拘束中に死亡した事をうけ……』
東京の渋谷の街頭放送が行われていた……。
だが、突然画面が砂嵐が起こり、赤いシルクハットに仮面をしたマークに『TAKE YOUR hEaRT』……怪盗団のエンブレムが現れた。
「ニャー」
「はい、皆さんこんばんは〜」
「我々は皆さんに『怪盗団』の名前で知られている者です」
「俺達全員、ピンピンしているぜ?
けど権力者どもは、情報操作して真実を塗り潰そうとしてやがんだ」
突然の電波ジャックに路上の人々は困惑している。
路上だけじゃない、テレビ放送もジャックしている。
猫のアニメーションが動いている中怪盗団の声明が発表される。
「て、ワケで次なる獲物をハイシャクする前に、
まず皆様のお時間をハイシャクしちゃいま〜す!」
「最近の要人の立て続けの不祥事、突然の事故や廃人化……原因不明なんかじゃない。
コレらは全てある一人の男が欲を満たすために企てた『犯罪』だ」
画面が四分割され、左上にネコのアニメーション、事故のニュース画面、
奥村邦和の記者会見時の廃人化シーン、警察特捜部トップの廃人化等が流される。
「その男は犯罪の露見を恐れて、私達に罪を被せた。
卑怯にも警察も操ってね」
「俺らは悪人の心しか盗まねえ。
なのに、テメェのした事全部おっ被せやがった。
被害者の事なんかどうでもいいと思ってやがる証拠だ!」
「その卑劣な男の正体は……」
一時放送が止まるも……
「その正体はあろう事か、現職の閣僚!
特命担当大臣、獅童正義」
犯罪者のような感じに写真名前のテロップが出る。
「コイツの言葉はぜーんぶウソ!
その証拠に……
この通り、私たちは誰も死んでなんかいないよ!」
7人の男女と一匹のナニモノがたっている。
黒い影で顔は見えないが……
「嘘か、どうかお偉い人はわかる人はわかるよね?」
「彼がどんな罪を犯してきたかは近く本人の口から語られる事になるでしょう。
どうぞお楽しみに」
「悪党がテメェ勝手に国ごと沈めちまうのを、黙って見ているつもりもねえ。
だろ、リーダー」
獅童の写真に猫が齧り付くイラストに『悪党』と矢印をさしている。
その画面が縮小し、怪盗団の一人の手に収まり、ポイ捨てする。
リーダーと呼ばれた男は闇の中から一歩踏み出す。
仮面で素顔が見えないが強い意志が込められた双眸で正面を見つめる。
「その前に我々がこの国を頂戴する!」
街頭放送の前の民衆は騒ぎ立てる。
その動画放送を見ている獅童正義は不敵に笑う。
「いいだろう、捻り潰してやる」
……だが、これだけでは終わらなかった。
後世で『怒りの日』と呼ばれる出来事の前半部分でしかなかった。
怪盗団の犯行予告の直後、映像が切り替わる。
暗い部屋に一人座る男がいる。
ロボットのようなマスクを被り、不気味な印象だ。
『怪盗団の諸君、見事な犯行予告だった。
……さて、本来ならここで幕だがもう少し時間を頂きたい。
我々は『スミス同盟』。
善良なる市民には馴染みない団体だが、テロリズム、暴動、諜報機関などに対抗する武装勢力として世界各国政府首脳が顧客の武装団体……傭兵のようなモノと理解していただければ結構』
突然の謎の人物の演説が始まり、困惑する。
だが、恐怖とともに興味を引き込まれる語り口に大衆は引き込まれる。
画面が二分割される。
獅童正義達が車椅子の障害者の老人が先にエレベーターに陣取っていたのを突き飛ばして倒した映像が流れ、
さらに女性に対し暴力的に振る舞う獅童、それを止めようとした少年……獅童は逆上して勝手に転んだ挙句、警察を呼び無理矢理逮捕する映像が流れる。
更に獅童の悪行が流れ続けている……。
「しかし、いつから日本は南米やサウスブロンクスになったのかな?
たまたま子供が水溜りを踏んで獅童のスーツに泥が飛んだだけで子供を蹴るとは……可哀想に。
内蔵が破裂していまでも機械につながって寝たきりだそうな。
これがサムライの『ブレイウチ』かね?
日本の警察は優秀と聞いていたが、評価を改めなければならないな」
テレビの視聴者も、警察も、そして未来連合も衝撃が走る。
男は語り続ける。
「一身上の都合で我々スミス同盟は、心の怪盗団『ザ・ファントム』と一時共闘を宣言し、獅童正義と未来連合へ宣戦布告を行う。
本来なら未来連合の事務所を爆破し、残党と関係者の家族へひとまず先に鉛玉のクリスマスプレゼントを行うだけの仕事だったが、怪盗団のルールは『悪心を奪っても、命は奪わない』とのことだから、こちらもそのルールに従うとしよう。
怪盗団は獅童正義にご執心のようだから、我々は雑魚の『改心』でもするとしよう」
獅童正義の下について甘い汁を吸おうとする未来連合の議員達、
獅童の悪行に協力する警察関係者。
獅童の情報操作に協力するマスコミ上位。
敵対者を廃人化で排除するかわりに献金を行う上流階級。
どのような悪行をしたかを説明しながら犯行予告を行う男。
自販機でジュースを飲むような気楽で語るが、怪盗団無しだと惨殺死体を気軽に量産できる『凄み』があった!
「と、いうわけで犯行予告は以上としよう。
おっと、若者達との共同作業だ、堅い態度ではいかんな。
『Let's play baseball!』(磯野、野球しようぜ、お前ボールな!)』
その言葉を最後に放送は終了した。
<警察>
「誰も死んでいないとはどういうことだ!?」
「死体が……全くの別人に!!死後経過が半月前だそうです!」
「馬鹿な!ゾンビ映画のように死体が動くとでも言うのか!?」
<未来連合>
「改心を阻止する方法を探せ!
貴様も標的なんだぞ!!
一色若葉の研究資料があっただろうが!
それから明智だ!
どこに行きやがった、無能なクソガキが!
失敗がわかって逃げたんだろうが、見つけ次第つれてこい!いいな!」
自身の失態を棚に上げて騒ぐ獅童。
だが、コレで終わりではなかった!!
「獅童さん、大変です!」
「なんだ!?」
「死んだはずの奥村邦和が記者会見を!?」
「なにぃ!?」
<オクムラフーズ公式ホームページ>
「皆様、こんばんは。
先日記者会見を行いました奥村邦和です。
死んだはずの私がこうして記者会見を開きましたのは、
私が生きている事知らせると共に、廃人化を依頼した獅童正義氏の悪行を告発するためです。
幸い、私は無事でしたが、影武者を依頼した人物は暗殺されてしまい……」
<未来連合>
「馬鹿な……クソガキが、老耄一匹仕留められないか!?」
「与党総裁や警察組織から暴力事件についての問い合わせが…」
「後にしろと伝えろ!もみ消すためにお前らの研究施設を金を提供しただろうが!」
「大変です!」
「なんだ!」
「世界各国から政治表明が!」
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<コメリカ>
「国の未来である少年を足蹴にする人間を国のリーダーにする事は極めて危険であり、
我々の長年のパートナーシップへの裏切りである!
(なんでハーマン・スミスを足蹴にしやがった!馬鹿か!自殺するのは勝手だが俺達を巻き込むなよ!)」
<ブリカス>
「障害者への仕打ちが一国のリーダー候補だけでなく、一市民としても不適格だと思われる。
(スミス同盟が抹殺宣言するほどだ……流れに従って袋叩きをするか)」
(※他ヨーロッパ諸国も似た声明)
<キムチ>
「邪悪なる大日本帝国は、再び軍事国家へ向かおうとしている!
我々は禁輸宣言を行う!
邪悪な日帝へ鉄槌を!!」
(反日!反日!反日!)
<中華大民国>
「日本政府の軍靴の足音が聞こえてきた。
悪辣なる国家へ逆行するならば、我々も考えがある」
(ここで日本を叩いて国内の不満を誤魔化す!)
<ロシアナ>
「日本は極めて野蛮な国家へ戻ろうとしている!
我々は、シドウなる第二のヒトラーが台頭しないことを祈る。
北方領土、樺太で軍事演習を行う!」
(領土を奪われてなるものか!?)
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<未来連合>
「馬鹿な……」
「世界中で獅童さんのバッシングが起こっています!
インターネットでも獅童さんの犯行動画、画像が国内のホームページに無差別に投下されています!
獅童さんの部下の悪行を書かれた雑誌が掲載されたり、
オカルト雑誌で
「獅童正義はマインドコントロールで日本征服を企んでいる。
催眠アプリで政敵を抹殺し、スカイタワーに洗脳装置をつけてクリスマスに試験電波を流す!」
(※あれ?次作ネタ擦ってない?ねえ?)
とゴシップを面白おかしく出しています、両方とも今日発売です!!
ツイッターで獅童 死刑 とか、獅童 改心しろ でトレンド入りしてます!」
「……許さんぞ、許さんぞおおお!!」
(※もう遅い)
<ルブラン>
「日本の偉大なリーダー獅童正義は、一夜にしてヒトラーの尻尾扱いってわけだ」
「凄えぜスミス……つうか怖ぇ」
「一体どんな妖術を使ったのだ、スミス」
「人聞きの悪い……少し吹き込んだだけだぜ祐介」
オカルト雑誌を見た蓮は言った。
「オタクの知り合いの雑誌か」
「コネの一つでね。
祭りがあるから便乗したらどうだと獅童の身近な犯罪の疑いを教えて、
このタイミングでやれば売れると焚き付けた。
これで今季一番の売り上げ間違い無しだ」
真が青い顔で聞く。
「各国の首脳の声明は……」
「コメリカは貿易摩擦で苦労しているから獅童のような奴が政権をとると逆らいやすいからな。
日本政府を殴るいい口実なのさ。
ブリカスにエウロパ諸国も同様だし更に、CO2排出問題でも自分は楽して日本に貧乏くじを引かせたい。
キムチはいい反日をしたい。
中華大民国、ロシアナは国内の不満を誤魔化す、大きな仮想敵を作り叩きたい。
このタイミングで殴れば有利になるとスミス同盟経由で情報提供したのさ。
大民国は、一帯一路政策やアフリカ諸国の阿漕な援助で周りに圧力かけて日本へ批判声明をださせるだろうな。
あとこっちで使っているハッカーチームに獅童の悪行の動画をとことん流しまくって削除しきれないように飽和させた。
ここは質より量だからな、アリババ(双葉)以外の巨大ハッカーチーム向けの依頼だな。
「なーなー、この動画どうやったの?」
双葉が興味深げに聞いてきた。
何故依頼しなかったのかと機嫌が悪かったが、雑で人海戦術向けの仕事と聞いて治ったようだ。
「数ヶ月前、獅童のスケジュールを掴んでどんなやつかハーマンに変身して様子見したら、あの有様だ。
分身で撮影した。
残りは被害者を調べたらパレス化していた……そのやられたトラウマでパレス内で再現ドラマみたいに繰り返していたから俺が撮影して今回の動画で流した。
ああ、被害者を丸め込んで……ゲフン、励ましてこのタイミングで訴えれば勝てると教えたんで明日は獅童への訴えが増えるな、ハハハ」
たった一人で世界に盛大な火種をばら撒いたスミスに恐れ慄く一同。
明智が勇気を出して聞いた。
「盛大に獅童一派を仕留める為に派手な火遊びだったけど……後の始末が大変だよ?」
「選挙終了までは騒いでもらうが……火消しはするさ。
コメリカの前副大統領のデンバイJr.がウラナイヤ企業への不正取引に税務や銃登録の不備、民産党の違法移民への優遇。
今期コメリカ大統領に就任したアルカナのビジネス周りの不備を民産党、和共党に流してスキャンダル合戦をしてもらう。
エウロパは大なり小なり攻撃材料があるからね、敵対組織に流したりね。
ブリカスはお隣さんの組織がその情報次第で激発するかもしれんし、バチカソが第二次世界大戦中、ナチス高官を逃した証拠をタブロイド紙に提供したり……。
キムチは与党の不正を野党や検察、ネットにばら撒くだけで瓦解…いやほっといても自滅するわ。
で、大民国は首席を引きづり下ろす為に政治的・経済的失策を教えて反対勢力を活性化させたが。
ウラン鉱山を露天掘りする馬鹿げた行為は叩きの材料にできるし、武漢の研究所の衛生対策が不足してパンデミックが起こり得るし、MERSやSARSの以上の失態になるからそれも攻撃材料になるってね。
ロシアナは、ウラナイヤや反主流派に情報提供の上に焚き付けた。
各国にも同様に仕込んだのだよ、対岸の火事を気取らぬようにね」
スミスは笑顔で語る。
人間は単体だと善良でも集団であれば変わる……残虐、悪逆、無責任な方へ行くと。
怪盗団は弱者のため、正義を貫くために動いているが、スミスはそこまでにならない。
故に世界中に太平楽決め込みヌクヌクと眠っている大衆へ軍用催涙ガスを叩き込む所業を行える。
後始末まで考えた世界規模の作戦を立てたこの男への畏怖を怪盗団が感じていた。
いや……
「スミスくん、凄い……(♪♪♪)」
(※ええ、これで好感度上がるの?怖ぁ……)
「「「「「「「ええ……!?」」」」」」」」
春のそのリアクションに逆に困惑する怪盗団だった。
……ともかく、最後の仕上げ、シドウパレスのオタカラ回収とメメントス集団処刑が始まるのだった。
あ、今回のハーマンの仮面はワンダーオブユーの顔面のまんまです。
よし、昼行燈の死神よりおとなしいな!
レンレンやハーマン以外にも余罪一杯あるだろうと。
明日は訴訟の門前市〜♪
この国家は架空のものですと言っておく。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん