サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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今日の春ちゃん(コープ編)
ランク6(12/3)
春「スミス君と婚約しました」
蓮「やっとかよ(おめでとうございます)」
春「私からプロポーズしようとしたら熱いキスで塞がれて……
  もっといろんな事したいのに、大学にいくまでお預けなんて……」
蓮「そう……(虚無)」
春「で、蓮君は好きな子はいるの?」
蓮「なんで突然」
春「竜司君はモテたい〜とかいうし、モナちゃんは杏ちゃんのこと大好きだけど、蓮君はそういうの聞かないし」
(※コヤツ、サラッと変人の祐介除外してやがる)
蓮「考えたこともなかった…」
春「怪盗団のリーダーとしてそういう部分を出せなかったかもしれなかったかけど、
  これからは考える余裕も出ると思うから。
  今まで相談に乗った分、応援するから!」
蓮「(不安だ)」



ペルソナ5 オルタナティブ killer9 TARGET33「償い」

12/2(金)

……夢の中か……声が聞こえる

 

 

『絆を……信じろ。愛を…唄え』

 

 

以前よりハッキリと聞こえる。

男女が俺に語りかける。

服装はぼやけているが……なんか奥さん(?)がクラッカーを鳴らして祝っている?

旦那さん(?)は満足気に頷いている。

……まぁ応援しているっぽいからヨシ!

って感じで目覚めた。

今日の朝は春と一緒に登校する。

電車では密着している……あとは手を繋いでいる。

これで喜ぶ俺たちはなんて安上がりなのか。

放課後は、祐介に用事があるので都立洸星高校へ向かう。

待ち合わせでもいいが、祐介の交通費が心配だからな。

近くのファミレスで用件を切り出す。

 

 

「……絵の依頼?」

「そうだ、オクムラフーズで喫茶店を出す予定がある。

 その調度品で絵が欲しい……店の中に調和し、安らぎを漂わせるものだ。

 そう、ルブランの『サユリ』のように」

「何故俺なのだ?」

「商人の俺としては……身近なコネの中で一番適任なのさ。

 依頼の趣旨が理解でき、才覚もある。

 企業として納得のいくレベルに届くは君次第だが、できると思って依頼している」

「……俺たちを的確にサポートしてきたお前が出来ると期待するならば、その依頼、受けよう。

 母さんの『サユリ』の様に良い絵を描いてみたい、そう思うしな」

 

 

祐介は、決意に満ちた表情をしている。

気負いや迷いもない……期待できそうだ。

 

 

「私人としては、食費削って画材買いそうだから仕事回して飢え死にを防ぎたいんだ。

 川鍋暁生氏も君の事宜しく頼むと言っていたし……俺と同じ懸念をしていたぞ?」

「川鍋さんが……付き合いがあるのか?」

「ああ、俺の持っている『金子一馬』の絵を売るルートの一つで」

「金子一馬だと!?」

 

 

ああ、祐介が興奮して立ち上がった。

まだメニュー来ていないし、目立つんだぞ。

 

 

「あの悪魔の絵はインスピレーションを刺激する……!

 もしあるのなら見せてくれるか?」

「いいぜ、仕事の前金に画集を進呈する。

 更に実際に絵が見たいなら、その後の仕事を受けて働き次第では譲ってもいい」

「本当か!?俄然やる気が出てきたぞ!」

「頼もしいな。

 今日はしっかり食べていくといい」

 

 

 

 

 

12/3(土)

……四軒茶屋のルブランへ向かっている。

俺の用事ではない、明智の付き添いで向かっている。

中に入ると、佐倉双葉と佐倉惣治郎が座っていた。

店は開けず、サシで話す為だ。

 

 

「獅童の息子なんだってな」

「はい、愛人の子……要らない子です。

 奴を見返す為だけにアイツに取り入り、廃人化を行いました」

「……」

「そ、そうじろう?」

 

 

佐倉惣治郎のかつて……いや今も愛している一色若葉を手にかけたのは明智だ。

俺や双葉には計り知れないものを感じている。

 

 

「遅くとも年始に、早かったら年内に警察に自供する予定です。

 その前にケジメをする為に今日、お邪魔しました」

 

 

明智は頭を下げた。

下手な言葉では謝罪表せない…、故に無言で頭を下げた。

 

 

「母さんを追いやったのはアイツだ。

 でも……どっからだってやり直していいんだって。

 一歩間違えれば蓮がコイツと同じ様になったかもしれない。

 逆にコイツが蓮のようになったかもしれない」

「……」

 

 

暫く沈黙が続き、惣治郎がおおきく振りかぶって明智を殴りかかる。

双葉は声をかけて止めようとした。

……拳は、明智の前で寸止めされていた。

 

 

「獅童や若葉の研究目当ての奴らが殺した。

 子供のお前は……その道具でしかない」

「そうじろう……」

「双葉が立ち直り、ケリがついたことを若葉に報告できる。

 それだけで十分だ…。

 双葉がやり直せるというなら受け入れるさ」

 

 

拳は握られたままだが……双葉の思いを汲んで鉾を納めたのだ。

話はそこで終わりになったが、帰り側に惣治郎は明智に言った。

 

 

「刑期を終えたら……また来なさい。

 コーヒーを飲みにね」

 

 

二人歩いている。

明智は言った。

 

 

「たった一人なのに……重いよ」

「ああ、死ねば取り返しはもうつかない。

 長い時をかけて立ち直るしかない」

「……」

「お前の所業の傷跡は多い。

 そんな被害者の納得の為、法で裁かれろ……」

「ああ……ケジメをつけるさ」

 




おまけ

明智「僕は……取り返しのつかない大罪をおかしました!」
スミス「はい、カット!
    もう少し感情をだして!
    ニコル殺したキラヤマトみたく!」
明智「誰だよ、キラって!?」
スミス「あと仕草を獅童を参考に、親子っぽい感じで!!」
明智「何故ここまでする!?」
スミス「世間には親の言いなりになった悲劇の少年が悪の親玉支持で殺したり、廃人化させたという筋書きのほうが、
    真実よりマシに見えて被害者も受け入れやすい。
    被害者の安寧の為、道化になれ」
明智「……わかったよ」
スミス「それに大嫌いな奴のおかげで減刑になるとかお前さんに一番の屈辱なのもある。
    お前さんのせいで苦労したんでな、ハハハ」
明智「テメエ……出所したら覚えとけよ」

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

  • ピーコックニキ
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