「80は八十(やそ)と言います。だから、八十代は耶蘇路(やそじ)で、耶蘇キリストと共に歩む路(みち)です」
て感じらしい。
モナが「世話になったな」といい、聖杯に近づくと……
「人間は世界を変える力がある…
今は…ほんの少し忘れてしまっただけ……」
「おい…」
「オマエ達のおかげで役目を果たせた」
「全部モルガナのお陰だったのね」
「大したやつだ」
ジョーカーの言葉に穏やかなな声で返すモナ。
「憧れの人間の役に立てたんだ。
こんなに嬉しい事、ほかにあるかい?」
聖杯が輝く…。
「ここももうすぐ消える…
帰るとするか」
輝くと渋谷に戻る……。
その後は紅い雨が止み、元の街並みに戻る……。
最後にモルガナが別れの言葉を言い、消えた。
モルガナの姿が見えない……少し分身を飛ばそう……心の海へ帰ったのか、それとも…。
ああ、切り札の草薙剣は影に戻した。
かなり準備したが数回振っただけで蓄積した神気が散逸した。
再チャージまで2、3ヶ月といったところか。
それまでは凄い切れ味かつ頑丈な剣止まりだな。
「無いのね、イセカイナビ。
メメントスも消えちゃった」
「春……」
「モナにももう会えないんだ…」
「双葉……」
「……」
「蓮、あのー」
「大丈夫、もうわかってる」
「何暗くなってるんだよ、モナに笑われるっての…」
「あー」
「どうした、スミス」
祐介が俺に聞く。
まぁ今までの流れで言いにくかったが。
「その…居たぞ、モルガナ。
というか保護した、分身が」
呑気に寿司のネタを寝言で言っている。
分身がモルガナを抱いているが、蓮に渡す。
「モルガナ……」
「にゃふふ……もう食べられない…。
レン?」
「なんか今生の別れっぽいのはなんだったのかな?」
パケチが皮肉を言うのもわかるわー。
モルガナが杏や双葉に弄られている。
……皆生還できてよかった……。
明智が俺だけに声をかける。
「懸念事項は消えたし、僕はそろそろ出頭するよ」
「そうか……」
「君は借りができた……それはそれとして出所後に殴りに行くよ」
「返り討ちにするさ」
「……」
「……」
「じゃあね」
「ああ、身体を労われよ」
皆に別れを言わず去っていく明智……。
俺も雑踏の中に消えていった。
……後で春が勝手に居なくなったのを頬を膨らませて叱ってきた、かわいい。
すまんな、ハードボイルドな気分で流れでね……。
で、今夜は俺一人……叔父さんは叔母さんのところへ行っている。
チャイムが鳴る……ドアを開けると春がいる。
「……入りなよ」
「うん、スミス君」
コーヒーを出す……当然クリスマスケーキもな。
俺の隣の座る春。
機嫌が元に戻ったか。
「恋人らしい事はあまりできていなくてすまない」
「そんなことないよ……でもそう思うなら……可愛がってください」
「ああ……その前に」
マフラーと手袋の入った袋渡す。
「製造は職人に任せたが、皮のなめしは俺が行った」
「わぁ……ありがとう。
私からもこれ…」
帽子……俺が欲しかった奴だ。
「ありがとう、大事に使わせてもらう」
「今までは退屈なパーティーか一人きりのクリスマスだった…。
でも貴方とのクリスマスは……とても幸せなんだって」
「来年も再来年も……毎年良い日々を重ねていこう」
「はい…」
春抱き寄せ……二人だけの時を過ごした。
「これ以上は俺が大学に入ってから……」
「え、私が大学に入ってからじゃ……」
「……」
「……」
「明日はルブランで皆と会うだろうに」
……狩人の目だった(白目)
12/25(日)
今日は楽しいクリスマスー♪
なお、俺はルブランで正座させられている。
いやさ、明智が出頭したのを黙っていたのは悪かったけど、こう……流れ的に、ねえ?
「えい」
春、上から乗らないで足が痺れて辛いのよ?
あと、重
「なにか?」
「なんでも無いです」
クリスマスパーティーが始まってようやく解放された。
祐介は苦学生だからね…食事を持って来れなかった。
俺は鮭のムニエル(※クリスマスにはシャケを食え!)。
真はシーフードのマリネ。
春はチーズ……癖の強い臭いがするが。
クロカンブッシュは杏。
竜司はスイーツ……お母さんから助言を受けたか?
マスターがチキンを用意してくれた。
ようやく重い荷物を下ろせた気分だ……うん。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん