「ブラック人の罪のない強盗や恐喝をしただけの罪ない男が強盗中に警官に銃を向けただけで殺された!」
「彼は死ぬ前から天使だった!」
「女子の格闘大会で、トランスと言って女子を殴り殺して(ボッコて)もいいんですかい?」
「殴り殺して(ボコって)良し!」
……なんかいけそうでキモいわー。
2/3(金 カーン!)
丸喜先生はちゃんと予告状をもらったようだ。
早速、オタカラ確保にむかうんだが……
奥に向かうギミックがそこそこ面倒だった。
光当てて植物を大きくして足場を確保するのがね……。
パケチのペルソナがヘリワードに進化してるし、イケイケだね!
俺、ジョーカー、パケチの三位一体連携で強めのシャドウを瞬殺よ!
モルが思わず褒め称える。
「凄いぞ、三人とも!」
「ふっ、強敵(ラヴェンツァ)を共に乗り越えた絆の力よ!」
「あの時は大変だった」
「テメエ、覚えておけよ」
以前にも到達できた最深部に来たら丸喜先生が上がってこいというアナウンスが。
「裁定をしてやる、丸喜拓人」
「……僕は君を超えて理想の世界を手に入れる」
「決着をつけよう」
「そうだね、迷いは無しだ、はじめよう」
「シャア!」
丸喜が歩き出した瞬間に草薙を構えた。
刀身から水をレーザーの様に発射した。
……fateサムライレムナントのセイバーの技『滾つ瀬』を模した技で先制攻撃を行う。
丸喜は怪盗服を纏い横っ飛びで回避した……左手を掠ったが。
さらに接近して変身して銃を発砲する。
普通なら丸喜先生でも回避できるスピードで行ったが攻撃が成功した。
「その姿は……」
「この程度の拙い嫌がらせにも対応できないなんて、さきがおもいやられる」
丸喜がかつて記憶を消して別れた彼女の姿で攻撃した。
足に掠らせる程度にしておく。
火力低めのニューナンブ(実弾は未使用)なのはせめてもの情けだ。
姿をエージェントスミスの姿へ戻す。
「お前がこの先世界を守るなら…この程度は対処出来なければならない。
お前でなく彼女を標的にするだろう……『ヤツ』なら。
廃人化や、神話伝承の認知で血が止まらない、回復できない刃物で殺しにかかったり…。
怪異に襲わせて怪異の子供を孕ませ出産までは定石だな」
(※ウンウン、解っている、母子合体悪魔人とかどうよ?)
春とパケチと蓮以外はドン引きしている……。
双葉、やはりまおーだ発言は見逃してやろう。
丸喜がペルソナを出した。
キンキラな鎧と杖もってマント羽織った仮面司祭になった丸喜。
金の十字架に目が生えた飛行物体で黒い触手が出た……アザトースという不吉なネームのペルソナ。
本体の攻撃を触手が庇う。
「火力が低いから後列から嫌がらせをする。
腐った卵を投げつけてやる。
これが一番穏便な戦いだ」
「精神的に追い込んでやがる……!」
「おいおい、少しは真面目にやれよ!」
草薙使えば突破はできるのよ。
でも怪盗団の武器と違って刃引きはしていないのだ。
故に怪盗団が敗北濃厚ならともかく……。
だが、スカル真面目にやれと?本気でやれと?
「いいのか?本気でやって?
では、怪盗団を守るデコイに丸喜先生の恋人を模していく」
「!?」
「自爆するデコイでも使おう。
手足だけ残ったり、死に際に恨み言や愛してる等遺言集を……」
「スミス、卵投げてて」
「先輩、どうしましょう!?
悪魔の化身がいます!?」
クイーンは諦めた様子で指示を飛ばし、ヴァイオレットは慄いている。
戦闘が進むにつれ、ペルソナが肥大化する。
こちらの攻撃を阻害している。
だが…統制神の方がえげつなかったな。
問題なく乗り越えている。
丸喜は俺以外に説得しようとするがジョーカーの説得で吹っ切っている。
その証拠に皆ペルソナが進化している。
……カゲホウシよ、進化できそう?
あ、できないのね……。
丸喜先生を張り倒したらオリンピックのトーチみたいな形のオタカラが出た。
回収しようとしたら、丸喜先生は『まだだ!』と奮い立ち、瓦礫が落ちてくる。
敵ながら良いKIAIだ……光の亡者とか奴隷になれる勢いだ。
(※KIAIとは一体……???)
モルカーに乗って脱出したが……空中で丸喜先生が浮いている。
ジョーカーがもうやめようというが、テレキネシス?でオタカラを奪い、
自分はどうなっても良いから皆が幸福になって欲しいと、ペルソナを進化させる丸喜。
「お前さん、泣いてるぜ?仮面の下は。
自分自身を救えずに他者を、まして世界は救えない」
俺の言葉も届かないか。
丸喜はそのままペルソナに取り込まれ、一体化した。
妨害しようとしたパケチの銃撃も阻まれた。
アザトース…、いやアダム・カドモンが渾身の力を込めて拳を振り下ろす!
「俺が受ける……!!」
切り札切って跳ね返した……ただし明後日の方向に。
「外れた!?」
「いや、すまない『外した』」
「何故だ!?」
「本体にぶち込めば倒せるが……十中八九丸喜先生は死にそうだ。
ナビ、また来ると思うから通常時とさっきの比較して!」
怪盗団が攻撃してもデカブツには効果が薄かったが、
再び渾身のパンチをしたのを跳ね返した時には防御が薄かった。
ナビも解析して弱点がわかった様だ。
「アイツの弱点は頭だ。
けど普通の攻撃は効かない。
ヤツが攻撃する時……パワーが集中させるから防御が下がる!」
「ジョーカー、トドメは任せる。
残りは全力で攻撃状態を拮抗させる、OK?」
「頼む」
丸喜が全力の攻撃を振り下ろす……だが!
「受け止めた!?」
俺は攻撃の瞬間、巨人の親指に草薙を投擲して深々と刺さらせた。
母指が負傷したとき拳を握るのを阻害し、パンチ力の低下が起こる。
攻撃の勢い、相手のパワー、草薙の切れ味でカウンター出来たからやれたが…。
「ありえない…!l
生憎、俺は無数の分身から観測している。
何度もテレフォンパンチしてりゃ見切れるっての!
この一撃なら全員で耐えられる!!
全員で拳押さえる!
「ここまで来て負けられっかよ!」
「これくらい耐えて見せるっての!」
「俺たちの粘り、甘く見るなよ!」
「この程度の困難…何度だって乗り越えてきた!」
「逃げたら一生、後悔しそうだから!」
「私たちの幸せは、私たちで決めます!」
「僕の……俺の罪は俺の物だ!
ここまでしてるんだ……さっさと決めろ!」
良かった…人間は捨てたもんじゃない。
美しい物を見た。
こんなタフなヤツがいるんだ、一人で荷物を背負う必要なんてありはしないよ、丸喜先生?
「ナビ、いけそうか!?」
「うん、ヤツの頭は今、防御力ゼロ!
今ならいける!」
「頼む、ジョーカー!」
ジョーカーは、モナの言葉に頷く。
宙を舞う岩を足がかりに跳び、フックを使って巨人の頭部に辿り着く。
「チェックメイト!」
ジョーカーの拳銃が巨人を貫いた。
巨大なペルソナは消滅していく。
オタカラはジョーカーの手に、丸喜先生は満身創痍だ。
「どうしてなんだ…。
全てを捨てて、全てをぶつけた…
それなのにどうして…」
「逃げているから」
ジョーカーの言葉に自重気味に笑う。
「僕は確かに現実から逃げた。
だがそれが何が悪いんだ……!!
辛いなら苦しいなら、
逃げたって良いじゃないか!?」
その言葉にすみれは返せなかった。
「本当なら立ち向かって、乗り越えて成長していけばいい…
けど現実はそう甘くないんだよ!
頑張って、努力したって少しの理不尽で全てが無駄になる事だってある!
君たちだって、分かるだろう?」
「それでも前を向く」
ジョーカーは、真っ直ぐに丸喜先生を見つめる。
モナが語りかける。
「実際にお前の『現実』で救われる人間だっているだろうな。
でもそれで立ち向かおうとするヤツが
成長する機会を奪っちまっていいのかよ?」
「丸喜先生の言う事だって間違いじゃないと思います。
辛い事実から逃げて何かに縋って…私だってそうです。
けど、そこで得た痛みも、そこから前に進もうとする気持ちも、
全部私の大切な物なんです!
それを奪われるなんて絶対に嫌なんです!」
「芳澤……さん…
絶対に嫌か……
完全に僕の負けみたいだね」
パレスが崩壊していく……。
丸喜先生は瓦礫に巻き込まれ、退路もない。
モナが車に変わり、皆を入れていく、俺以外を。
俺は草薙で瓦礫を吹き飛ばしているが……これ以上は限界と思った時、モナカーが輝いてヘリコプターになっている。
なんか知らんがやったんだろう。
ならば俺は鷹に姿を変えて追走する。
その時、触手…丸喜先生のペルソナでヘリコプターを捕まえた。
ジョーカーは決着をつけるべく飛び降りた。
自身の未練を断ち切るべくジョーカーを呼び止めた。
……ここで手を出す不粋はよそう。
ペルソナも使えないくらいボロボロな二人が殴り合う…。
ジョーカーが最後に立っていたが、足場が崩れて、丸喜先生が落下しようとする。
ジョーカーがどうにか手を掴んだ所を俺が一緒になって引き上げる。
「どうして……」
「怪盗団は人の命は盗まないのがルールだからな。
共闘関係の俺もそれに倣うだけさ」
「眩しいよ……君たちは」
そうしていると光に包まれた。
更新が遅れたのは忙しかったのと、丸喜先生を責める方法が浮かばなかったのがあります。
善良な作者はニャル様ばりにできなかった……。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)