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スミス「今日からここに世話になるのか」
春「あ、スミス君!」
スミス「今日から世話になる……部屋は空いているかい?」
春「うん、大丈夫だけど…荷物は?」
スミス「影の中だ。すぐに終わらせる」
夜ーーー
春「スミス君、良いかな?」
スミス「いいぞ」
春「一緒に寝て良いかな?今日だけ」
スミス「……仕方ないな」
春「……昔キャンプに行った時以来かな、一緒に寝たのは」
スミス「そうだったな、よく覚えているな」
春「あの時から好きだったんだよ、だから覚えているの」
スミス「……そうかい」(無言で頭を撫でる)
春「これからどうなるか不安な部分もあったけど、スミス君のお陰で頑張れそう」
スミス「これからは俺がいる」
春「ありがとうスミス君」(キスをしてそのまま眠る)
スミス「(婚約者とはいえ、無防備だろうに)」
白い光が消えたら、自分の会社のオフィスに居た。
目の前には背広を着た丸喜先生がいた。
手元には履歴書があった……影を仕込んでいて良かった、皆の無事を確認した。
履歴書確認したけど、何気にドライバーの免許が幅広いぞ!?
タクシーやハイヤーの免許持ち!?
「丸喜先生」
「あ、はい!」
「……恐らく、現実が元に戻り辻褄合わせが起こっている。
明智や義父(オヤジ)さんは収監されているようだし、他の皆も自宅にいる。
で、俺は就職先を探し中の丸喜先生を面接しているようだ」
「……良いのかい?僕は君の敵だったはずだ」
「貴方の考えは間違っちゃいない。
手段だけを間違えただけだ。
苦痛に満ちた世界より楽しい世界の方がいいのは確かだ。
行きすぎなければ応援したいし、実の所、手を借りたい」
「……」
「オクムラフーズでパワハラが進んで傷ついた社員も多い。
そのカウンセラーを依頼したい。
更に……明智の廃人化の治療をしたい。
死んでいなければどうにかなると思う……無理ならベルベットルームに拉致するしかないが」
「……わかった引き受けよう、多々良社長。
ただ一つ条件が」
「何か問題が?」
「他の人には内緒にして欲しい。
戦った手前、顔を合わせづらい」
「そのうちバレると思いますがね、良いでしょう」
2/14(火)
拓人を雇った翌日、アンパンマンになった。
……留美にかけていた曲解が解けていたが、それまでの生活が丸喜先生と同居した形になっていたらしい。
自宅に戻ったら留美さんにパンパンにしばかれたと。
消された事も思い出したみたいだし…実はペルソナ使いの素養があるのかな?
……立ち直って何より!(白目)
廃人化被害者は拉致ってベルベットルームで治療(影武者は置いておく)、治して戻すを繰り返す。
パワハラ被害者はトラウマ部分を拓人に消してもらい、被害分は金で解決…それで忙しかった。
で、拓人には休暇を与えた。
今日は、春に誘われた……とある庭園で冬にも咲く花々。
春もお気に入りの場所らしい。
去年は「あの男」で傷ついた時に来ていたらしい。うん。
「こっちがジャノメイリカにクリスマスローズ。バレンタインなのにクリスマスっておかしいよね」
「クリスマスローズ……
ギリシャ語の「ヘレン(殺す)」「ボア(食べ物)」という意味から「ヘレボルス」とも呼ばれる、毒あり植物。
全体に毒があり、とくに根、茎は強毒。 体内に毒が入ると心臓が急速に拍動し、目眩、吐き気、腹痛が起こるな」
「もう、スミス君」
風情のない事を言ったから頬を膨らませた。
「職業病でね」
「嘘、スミス君は意地悪」
「花を愛でるなら素直に愛でない春が悪い……そろそろ身体が冷える。
近くの喫茶店に行こう」
喫茶店に入ってコーヒーを飲む。
ルブランに負けるが良い豆を使っている。
「美味しい」
「ああ、ここのアメリカンは飲みやすく、つい何度も飲む。
書類作業しながら飲むには良い場所だ」
「あ、あのね……これあげる。
一応、手作りだよ」
「ありがとう」
チョコをしまう。
「春も4月から社会人か」
「うん、でもスミス君の方がセンパイだよね?」
「前世も独立せずにサラリーマンで、今生は少年社長だったな。
体調管理を気をつける、清潔にする……基本的な事をしっかりかな?
何かあったら俺や叔父さん達に相談を忘れずに」
「うん、ありがとう、スミスくん。
……ここ、温室の中だからあったかいね。
なんかこのまま寝ちゃいそう」
春はそのまま俺に身体を預けて、目を瞑り……
<19:00 ルブラン>
「ってなことがあった」
「くううう、嫌味かよ!」
でも竜司、聞かせろと言ったのはお前じゃないか。
蓮が俺に問いかける。
「何でここに?」
「夜まで一緒だと勢いで過ちを犯しそうで……」
「なるほど」
「なんで……俺んとこにチョコ来ないんだよ!?」
「……がっつき過ぎかな?
それで女子が警戒する……。
無欲になったらくるな、結婚するか彼女できたらワラワラ来そう」
「俺は今欲しいの!?祐介はチョコもらったんだと…」
「俺は義理で貰っただけ…」
蓮のラインナップは……
杏、真、双葉、冴、すみれ、某べっきー、ヒフミン!、ジャーナリストの一子、妙先生、占い師の千早、ラヴェンツァ。
「ヒフミンのを、このクリスマスローズのエキスと交換しないかい?」
「春に言いつけるぞ」
「ごめんなさい!」
「弱!」
「冗談はさておき(※ええ、本当でござるか〜?)、義理にしてはしっかりしているし。
一歩進めそうじゃん?」
「……怖いんだ」
「怖い?」
「あの時、冤罪で全ての人間関係が壊れた。
仲間達のおかげで信じる事、絆はできたと思う…。
それでも進めたら関係が壊れるんじゃないかって」
「蓮……」
あまりに重い蓮の闇に絶句する竜司。
「因みに……脳内会議(killer9)で、ダンやコヨーテは簡単に纏めると
『お前ら、風俗いってやってこい』だったが……未成年にいかせるのはなあ。
(双葉が盗聴しているかもしれんし)
ガルシアンやマスクドは『自分の心に問いかけて勇気を出していけ、蓮』で、残るはノーコメントだった」
「そうか……彼等にありがとうと伝えてくれ」
「俺に救いはないのかよー!!?
……ヒーローってあまりモテねえんだな」
「そりゃ秘密のヒーローだしな。
ではいっちょ作るかチョコ」
「お前が作るんかい!?」
「チョコ溶かして整形、着色するだけだ。
俺を悪魔やまおー認定する奴らにマウントをとってくれる……!!」
「あ、地味に気にしてんだな」
その後、怪盗団の面々をデフォルメしたチョコを作り、チャット内に送信してやったわ、ゲッハッハ!
3/7(月)
………高い買い物をしてからルブランに行くと……。
「止めないで祐介君!」
「スミスなら止めるだろう!」
「地味に力強えええ!」
春が切腹しようとしていて、祐介と竜司が止めている。
……何が何やらわからない……。
悲報、スミス、タクティカ、未参戦。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)