……2009年、ペルソナ3のシナリオが始まり……二人のワイルド結城理と汐見琴音が命をかけてニュクスを封印したらしい。
……まさか男女同時に出るとは。
で、デスのカケラを半分こした事と、大いなる封印を2倍で実施したおかげか、魂が完全に肉体から出なかったらしい。
二人とも肉体の代謝はないけど腐敗もしない、いわば時間が止まった状態のまま仮死状態を維持しているとの事だ。
荒垣パイセンやチドリも生存していると。
「蓮と同じワイルドを助けたい、ねえ」
肉体が残っている状態だしな……いけるな。
認知存在で同じ戦闘能力をもったパチモンをイセカイやベルベットルームで出せるわけだ。
クロノトリガーで死ぬはずだったクロノを死の直前でタイムワープしてパチモンとすり替えて死を覆した例もある。
封印したまま寝かせている空間に行き、寝ている二人とソックリの出久…、じゃない木偶とすり替える。
偽物に同じ能力があるなら封印を維持したまますり替えられる。
むしろ半分と半分の封印よりニセモノとはいえ二個封印でより強固になりニュクスの熟睡タイムは磐石になり、
二人が帰ってきて愉快な仲間たちもニコニコで、win-winである。
「しかし、スミス様……身代わりをできるのでしょうか?」
「少なくとも浮浪者の死体を蓮や義親父(オヤジ)さんのテクスチャを被せて誤魔化せたしな。
丸太で身代わりの術できないかと遊びでやったらできた。
パイセンのことをよく知らないから知っている御二方が認知存在を作成してもらい、
霊木か異界物質で作った本人を模した人形に本人の遺伝子を挿入して認知存在を被せれば、
身代わり君は作れるはず」
「「!!??」」
テオドアの質問を返す俺……時間逆行とか無理でもニュクスのお守りの解放はいけんじゃね?
二人の顔色が変わった。
「身代わり作戦くらい思いつくんじゃ……」
「認知存在は作れてもスミス様のやった事はわたくし共もできないですが」
「なら認知存在を作成したヤツを俺に委任してくれれば俺がやればいい」
「テオ、虚ろの森で材料を取ってきて木像を作成しなさい」
「(パシられるのが弟の宿命か……)
仕上げは任せてもらおうかな……現世での連絡方法は……」
唐突に巨大プロジェクトが始まったが、リロードでもできなかった救済ができるのだ。
やる気が出るというものだ。
(※ククク……良いゲームを思いついた、『次』が終わった時に仕掛けるとしよう)
話がまとまったから二人と別れた。
さてそろそろ春のとこでも行こうかねえ……?
おまけ!
スミス「丸喜先生、EMMAってヤツは便利だね」
丸喜「留美もショッピングやらなんやらでつかいこなしているよ。
僕はあんまりつかわないんだけどね」
スミス「俺ってこういう新しいモノ、好きなんだよね」
丸喜「そういえば社長って携帯会社と大学で共同で開発した味覚を共有するプロジェクトに出資していたような…」
スミス「機械で味を分析して味を再現できるわけだ。
VRゲームで食事を楽しめるかもしれないし、未来で流行るよコレ」
丸喜「アレルギーで食べられないものも食べられるかもしれないね、擬似的に」
スミス「杏なら『甘いモノをカロリー気にせず食べられてサイッコー!』とはしゃぐだろうな、ハハ」
丸喜「確かに言いそうだね」
スミス「試作品が来週来るからな、色々試したいな……ムドオンカレーとかどんなデータになるのかなー?」
丸喜「なんか不吉そうな料理名で寒気がくるよ」
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)