ロードス島伝説時代に転生し、100の勇者のモブに転生した男だ。
彼は、死にたく無い一心で修行したり、原作知識を賢者ウォートにぶん投げたり、カーラを強制成仏させたりして本来退場してしまうナシェルフラグを叩き潰し、ロードス島統一王・竜騎士王ナシェル爆誕まで漕ぎ着けた。
なお魔神王討伐時のレベルは……
シーフレベル6
レンジャーレベル3
シャーマンレベル8
プリーストレベル10(同盟ケツモチの女神信仰)
セージレベル12(原作知識もあって)
最初がレンジャーだったがパーティーの近接担当が少なく軽戦士兼任だったのだが、パーティーの面々が田舎の馬鹿ばっかで仕方なくシーフ技能を独学で覚えている……現在でもモグリである。
知識の重要性を軽視しており(魔法使いがいない!!)、知識を覚えたりと負担が溜まり疲労の極致になってトランス状態になってシャーマン技能に目覚めると同時に前世を思い出す。
現状を更に知ってもうすぐ原作始まる事を知って死に物狂いに。
女神様に信仰してたらプリーストに目覚めてこっちが異常にレベルが上がったり。
魔神との戦いでは速攻で馬鹿どもが死んで自分だけ生き残った所にウォート達と合流して、なんやかんやで出世した。
戦士部門はベルドやファーンが纏め、内政はウォートが担当、便利屋的に扱われる野良勇者。
戦士として強く軍事に明るく、内政にも理解がある賢者であり、高レベルシャーマンで趙高レベルのプリーストで一番宗教関係でフラットな視点で意見が言える男……ほうら、過労死の足音が!!
間違いなく7英雄(カーラの代わりに入った)なんだが、同盟内で並行世界のベルドやヤクザ勇者春日一番やら火の勇者戦国卍丸やらモノホンの勇者いるし、仮面風来坊とかに比べれば保身全開の俗物なんだがなーと思っている。
趣味は同盟に接続して掲示板を覗くか、ゲーム。
ジェイルから出られたが、ソフィアがいない……のに声が聞こえる。
なんと、ソフィアは蓮のスマホの中にいた。
……アイコンが可愛いじゃないか!
コホン、ソフィアの口からソフィアはAIで、現実世界では蓮のスマホから出れないらしい。
「一旦ルブランで皆と情報共有したほうがいいな。
丸喜先生も連れてくる」
……で、俺と丸喜先生はハーマンとスザンヌに変身してからルブランへ行った。
無論、アリバイ工作兼叔父さん達にオクムラフーズ経営陣に状況報告に分身を派遣してな!
変装を解いた(マスターはめっちゃ驚いてくれる)後に、竜司が質問を投げかけた。
「なんで丸喜先生まで変身していたんだ?」
「坂本君、事態は君たちが思っている以上に深刻なんだ。
社長……いやスミス同盟という自由に動ける存在が必要なほどにね」
丸木先生の説明を俺が引き継ぐ。
「東京だけじゃない、突然人が変わったかのような事態が起こっている。
警察公安部は、類似した事案…、つまり怪盗団が怪しいと方策を立てて捜査している。
最悪、蓮を逮捕して事件を終わった事にしかねないわけだ」
「な、なんだよ、それ……!」
正義感の強い竜司は怒りの声を漏らす。
「大丈夫、不当な逮捕をしたら俺が仇をとるから!
社会を破壊してでも助け出すから!」
「な、なんだよ、それ……」
同じセリフなのに魂が抜けているぞ?
白目を剥いておちゃめさん。
(※お前のマジキチ発言で怒りすらふき飛んだだけだぞ)
で、蓮の部屋に集合したわけだが……。
春の頬が膨れている。
秘密にしていた事に拗ねているようだ……後で機嫌を取らなければ!!
俺が先導して説明を開始した。
・全国各地で改心事件が起こっている。
・柊アリスのフレンドコード入力したらジェイルというイセカイに侵入した。
・シャドウが人を襲っていたが、コードを入力した人間のシャドウで、胸の中の宝石・ネガイを奪っており、奪われたら改心してアリスの奴隷と化す。
・警察公安部も捜査していて最有力容疑者は蓮。
・アリスのジェイルでソフィアというAIの少女を発見。
・不完全ながらペルソナに覚醒している。
・全国の改心案件を俺は調査していた。
「スミス君……」
「悪かったって、確信を掴めるまでは情報開示はするべきで無いと判断してんでね。
まぁここまで巻き込まれた以上は開示するわけで」
「わかったわ、冗談でそういう人間じゃないのはわかっているし。
そのソフィアって子が一番事情を知っていそうね」
「一番この事件の核心に関わっているかもしれんが、いかんせん記憶がない。
記憶を消されたのか、そもそも記憶がないケースもあるぜ、真。
まぁ百聞は一見にしかずだ、ソフィア、顔を出してくれ」
「よ、怪盗団」
「え!?」
「ななっ、なな、なんじゃオヌシは!?」
「私はソフィア、人の良き友人だ」
「すごい、本当に喋ってる……」
「SFみたいです、先輩!」
ピコンという電子音と共に蓮のスマホの画面にソフィアが映る。
真と双葉はメッチャ驚いているな。
春やすみれもソフィアの応答に感激しているな。
「ここが怪盗団のアジトか?
怪盗、たくさんいるな。
〜♩」
「僕はちがうんだけどね……」
「俺も違うな、怪盗団に共闘しているだけで」
「歌い出した!」
「こ、これは!
なんと愛らしいデザインだ……
切なさの中に優しさと心強さを感じる!」
「え、そこ!?」
(※俺より強いやつに哀believe!)
杏は歌に反応しておるわ。
祐介は、なんかインスピレーションわいているが。
怪盗団+2の自己紹介を完了した後、春が俺に聞いてきた。
「スミス君、ペルソナ能力があるって……」
「ああ、俺はペルソナ能力者の波動を感知できる。(ペルソナ2でその描写はある)
戦闘時に確かに感じた……ソフィアが経験を積み完全な自我を確立すれば覚醒するだろうな」
「スミスよ、AIにペルソナ能力は持てるものなのか?」
「犬でも持てるし、桐条のロボもペルソナ能力を持たせているしな。
アレはシャドウから取れた異界物質とコンピュータの組み合わせでできたものだがな。
ソフィアの場合は純粋なプログラムでできたのが特筆すべき点だ、製作者は間違いなく天才だな」
「またサラッと爆弾発言しているよ……」
竜司の疲れた様な発言は無視無視ぃ!
「東洋の思想でこの世は陰と陽という相反するモノで構成するという。
で、人間の塩基はアデニン、グアニン、シトシン、チミンの四つで構成するが、ペアになる組み合わせは決まっているから二組で人間の設計図を作っている。
そしてAIは0と1で構成している。
人間は宇宙の縮図であり、AIはそれを模倣したもの……心が生まれても不思議じゃ無いと思うがね。
そもそも長く使ったものが付喪神になったり、全てのモノに魂が宿るアニミズムなんて考えがあるくらいだ。
認知の後押しを受ければもっと可能性は高くなるよ」
「確かに、まおーの考えがスジが通っている。
それならソフィアが経験を積めば心を持ったAI……シンギュラリティ(自律的な人工知能が自己フィードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知性が誕生するという仮説)が発生する!?」
双葉の俺の仮説を支持した様だ。
双葉の言葉に俺は頷き、
「ああ、そうなるだろうな……それはソフィアの人間の良き友人になる望みを沿ったものだろうな。
ソフィアよ、俺達と一緒に学ばないか?」
「わかった、学ぶ。
人間の良き友人になる為に」
「俺に任せろ、一年ください。
一年で甲子園に連れて行きます」
「おー、甲子園」
「何故,甲子園?」
「ま、まおーが燃えている」
「先輩、悪魔的なスミス先輩が教育したらソフィアちゃんの情操教育に不安が」
何気に俺に毒吐くな、すみれ!
他の面々には礼儀正しいのにな!
「スミスは、まおー、アクマ。覚えた」
ソフィアも余計な事覚えるな!
蓮が最後に明日の方針を決める。
「明日は実際にジェイルを見に行こう。
双葉、ソフィアのデータのチェックを頼む、何かわかるかもしれない」
「了解!
こいつは解析のしがいがありますぞ?
いたくしないから、フヒヒッ……!」
「大丈夫かコレ」
ソフィアの不安も残当なんだなぁ。
おまけ!
スミス「ソフィアよ、人間良き友人に偉大な先達がいる!」
ソフィア「おおー」
スミス「これを読んでよく学ぶといい」つ『ドラえもん』
ソフィア「モルガナがいる」
モルガナ「ドラじゃねえ!」
スミス「人間の良き友人になる聖典だ、よく学ぶといい」
(発展版は鉄腕アトムで、人間の情緒の理解として『アンパンマン』も見せておこう)
NGバージョン
スミス「ソフィアよ、人間良き友人に偉大な先達がいる!」
ソフィア「おおー」
スミス「これを読んでよく学ぶといい」つトンチャモン
(※韓国海賊版ドラえもん)
祐介「なんというやる気のないデザイン……!」
竜司「コレジャナイ感マシマシだな…」
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)