(※基本スミスはエージェントスミスの姿です)
皆で牛タンに舌鼓を打ち、店から出ると人だかりが。
なんか茶髪でメガネしたアンちゃんがいる
「夏目先生ー!新刊も最高でした!」
「先生、サインを!
本にサインしてください!」
「フフ、応援ありがとう。
ああ、待って待ってサインは1人ずつね。
あー…悪いけど男性は後ろに並んで、レディーファーストだからね」
「なんだアイツ?」
「チャラ男という奴だな」
「ソフィアがまた変な知識覚えて……スミスママの躾に問題があるんじゃないか?」
「蓮パパの放任主義の方が問題あるザマス、ソフィアちゃんにはいっぱいお習い事をしてお受験に勝ち上がってもらうザマス」
「お前ら何やってんだ……甲子園に行く設定はどこに行ったんだよ……」
「レンとスミスが諸悪の根源じゃないのか?」
ソフィアの教育を憂いている俺達に文句があるのか、竜司にモルガナ?
真はチャラ男のイベントを観察している。
「新刊っていうくらいだから作家さんかしら?」
ああ、コイツが…プリンスオブナイトメアの作者、夏芽 安吾。
機動戦艦ナデシコのテンカワ・アキトはプリンス・オブ・ダークネス。
幾月とかいうクソ眼鏡は自称闇の皇子。皇子って面じゃないし何を根拠だったのやら…。
探偵王子は直斗様にパケチ。
あと秀尽の執事王子……王子は流行りのネタなのか?
アンちゃんが俺たちを見て近寄ってきた。
まぁ外面はいいからな、このメンツ(※女性陣に引っ叩かれるぞ?)
よりにもよって春の所に来た……まあこのグループで先頭だったのもあるが。
でもさ……俺の腕に密着して抱きついている春に向かうか?
まぁ双葉だとロリコンだから(おい)、安牌は真か杏だと思うのだが。
「やあ、君たちもサインが欲しいのかい?それとも握手?」
「ごめんなさい、婚前旅行中ですので」
「ああ、夏目先生でしたかナイトメアプリンスは拝読しましたよ」
「はぁ…君たちのような可憐なファンを待たせてしまうなんて…僕は最低な男だよ……」
「うわー無視されたよ」
「(スミス君を無視するなんて……)」
ああ、春の機嫌が悪くなった。
あとで撫で回しでケアしないと……。
ああ、今度は真に行ったか。
懐から本を取り出して真に差し出す。
「これ、お詫びに受け取ってくれないかな?大丈夫、ちゃんとサインは書いてあるから。」
「…『プリンスオブナイトメア』……正宗像に張り紙があった…」
「よろしくね。
しかし、政宗像に張り紙だって!?
ああ、もしかすると…また僕の熱烈なファンの仕業かな。
作品を宣伝してくれるのは嬉しいが…少々加熱気味なところがあってね…まったく困ったものだよ」
カッコつけているがパケチのお芝居の方が上だったな。
俺には柄じゃないからやらないが。
「どうかこの僕に免じて許してくれ。その代わりお詫びのキスを……」
「おいそこまでだ、困ってんだろうが」
「踊り子へのお触りは厳禁でございまーす!」
竜司と蓮がカットに入る。
ちょっとテンション高めな対応だな、おい。
まぁ…チャラ男がめげずに春に来たらヤツを海に沈めて北海道へ直行する所だったが。
「なんだい、君たち?」
「ダチだよ」
「夫です」
「ええ!?」
おい、テンション上げ上げでハッタリかますのはいいけど…。
真は赤面で満更でもない感じで、双葉と杏が膨れっ面だよ。
まぁいい、蓮の妻の座は私のものだ!(※そのネタまだ引っ張るん?)
「僕が声をかけたのはこの魅力的な女性達さ。
君達は黙ってくれないか?」
「悪ぃけど俺らのツレなんだよ。
用なら俺らが聞くけどな」
「ふん……この俺にそんな口を聞いてただで済むと思ってんのか?」
「これ、なーんだ?」
俺が空いた手で掲げるスマートフォン。
ボイスメモのアプリを起動しておいたのさ!(※遊戯王、名物『発動しておいたのさ!』)
なお、後では黙って双葉がカメラ起動しているが、それには気がついていない。
「いけませんね、夏目先生。
一般人を脅迫して女性に性的行為を強要するなんて」
(※コヤツ、誇張してやがる)
「……おい!お前たち!」
「スミス君!」
「ちょっと離れてて……ね!」
チャラ男のボディガードが三人いるが、割と巨漢だ。
先頭のヤツが掴み掛かろうとするので、顎をかち上げて下に落とす。
合気道でいう当身・入り身当てからの投げだ……死なないようには投げたが脳震盪は免れない。
さらにもう一人は蓮がアームロックを決める。
「ぼうりょくはんたーい」
「どの口で……」
「夏目先生!これ以上の騒ぎは……。
それに次の予定が」
「無駄な喧嘩はしたくないからね。
帰ってくれる分には見逃すよ」
「チィ……」
蓮は、無言でボディガード2号を突き飛ばし、俺は警告を飛ばす。
1号は2号と3号が二人がかりで抱える。
「まあいい、そろそろ時間だ。これから雑誌のインタビューを受けなくてはならないからね。お前の顔覚えたからな…」
「次来る時は、日本を滅ぼす覚悟で来なさい」(※場合によってはガチで滅びるので)
「僕の本を読んでくれる全ての読者に心からの感謝と愛を」
「うーん15点!」
「夏目先生ー!愛してます!」
「もう無理…!
明日もう10冊買ってお布施しなきゃ…!」
文章を生業にする者にしてはイマイチな挨拶だ。
チャラ男一向は去っていく。
ファンはここまでの行いを見たのにチャラ男の歓声を上げて去っていく。
「大丈夫、スミス君、蓮君?」
「熊よりは楽だったな」
「時々スミスと会った時に学んでいたからな」
春は心配するが、まぁ大丈夫。
惚れた女の前でカッコつけないとね。
丸喜先生は観察してわかった所感を語った。
「やっぱ改心の影響だね。
社長にあそこまでの事をしたら夏目氏に対して失望する人間が誰かしらでるはずだ。
柊アリスの被害者のように過度に熱狂的な様子だった」
「同意見だな、お世辞にも褒められた人間とは思えん」
「だな、オイナリの言うとおりだ!」
「ボディガードけしかけるなんて最ィ低!」
祐介や双葉も同意見か。
杏は鴨志田の性的に狙われたトラウマもあるし、友人の鈴井志帆強姦未遂だったしな。
彼女は転校して転校先で鴨志田の元同期の藤井翔平に伸び伸びコーチを受けてバレーへのトラウマも払拭されたらしいからいいが。
趣味の将棋もプロ並みだからな……ヒフミンにすら勝てそうだしな。
双葉といい野生の天才多すぎ…!
蓮が方針を打ち出す。
「とにかくまずは情報収集だ」
「事前のネットの情報はこちらになりまーす」
「3分クッキングかよ……」(※打てば響くツッコミ役、坂本竜司)
「皆でグレヰト・ナツメの作品読もうぜ、理解の為に」
「何故にグレイト?」
(※ 「僕には兵法がある」「柳生新陰流を応用すれば!」)
サムレムDLCプレイ完了。
りゅうたんリリィこと若い柳生宗矩登場!
いいねぇ!
ファントムストライカー編の後は最終章……なんだけどその前に外伝的なものをば……そう、シャドウワーカー何してんの?的な。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)