道中問題なく探索が進む。
ラビの腰が心配だが、これを機に鍛えさせよう。
ジョーカーはストイックに鍛え続けているし。
……ん?
ホストっぽい黒いスーツの人だな。
「ケケケ……よく来たな、勇者ども……!」
「四天王ね」
「見た目普通のニイちゃんなんだよな……」
「俺様は、漆黒の魔王が四天王の一人、クーガ!」
「僕はダグバね、僕を笑顔にしてよ」
「が……貴様、なにをぐぎゃあ!」
(※速さが足りない、判断が遅いぞ、クーガー!)
笑顔で自然に近づいて殴りつけて、倒れた所で満足するまでマウントポジションで殴り続けた。
戻った時にはノワールとジョーカーとラビ以外はドン引きだっった。
パンサーが一番先にツッコミをいれる。
「スミス……ちょっと引くわ」
「そもそもダグバって誰よ?」(※フェザーマンいるせいでスーパー戦隊をはじめとした石ノ森関連の作品がない)
スカルの質問に堂々と設定を語るオレ。
衝撃的なキャラだしな!
「ン・ダグバ・ゼバ。
超古代民族「グロンギ」の首領で現代にグロンギを復活させた怪人。
殺人ゲーム『ゲゲル』を楽しむ風習があり、ダグバがやった時は数日で三万人を虐殺した。
手をかざすだけで物質をプラズマに変換して焼き殺せる」
「なに、その深夜特撮かRー18映画の存在?」
(ナビよ、これが日曜朝にお出しされた世界があるのよ?)
「そんな怪物を名乗るからナビから魔王扱いされるのよ」
「人間と根本的に相容れない善悪でなく種族的な生存闘争の戦いか……深いキャラだな」
クイーンは呆れてため息を突く。
フォックスは、そのキャラ設定を考察し始める始末。
ジョーカーは、俺が笑顔でクーガを殴り始めた時にソフィーの視界を手で閉ざした。
……情操教育に悪いというジョーカーパパの方針である。
お、クーガが立ち上がる。
「く……いいパンチだ。
ドーマとアンテを倒すだけのことはあるじぇねえか。
だが、俺様を奴らと同じと思わねえことだ!」
「なんか、さっきの奴と同じ事言ってねえか?
足腰ガクガクしているけど」
「キャラの書き分けできていないか、
引き出し少なすぎてコピペしたってところかな」
「闇を切り裂く伝説の刃!怪盗勇者・ジョーカー!」(カーン!)
「お前もこのノリ付き合うのかよ。
スミスは背景どころかBGMまで付け加えてくるし」
(※段々楽しくなってきたジョーカーとスミス)
短刀を高々と掲げるジョーカー。
……実は、この武器は統制神を倒した時、サタナエルがラウールに戻ったんだが、
膨大なパワーの一部が武器の形になった。
ジョーカーはパラダイスロストと名付けた(※ちゃんとRになっている)。
銃はルシファーを処刑してできた万魔の銃である。
ジョーカーのノリにテンション上げるクーガー。
「威勢がいいな!
気に入ったぜぇ……さあ、勝負だ!」
巨大オルトロスだ。
そういえば上田信舟先生の漫画版魔神転生は名作だった。
初期の相棒がオルトロスだっけ?ケルベロスだっけ?
前世で読んだのに忘れちまった。
漫画版ペルソナも名作だったな。
「モガモガ……な、なんだこの水は!?」
「粘性マシマシで当たったらそのまま水球の中に拘束できる技だが?
じゃあトドメファイナルね」
(※俺はスーパーウルトラセクシーヒーロー)
断末魔や捨て台詞なしで倒されるクーガ。
塔を上がると『証』が手に入る……なんかのトロフィーだ。
ノワールが調べる。
「ここのコアは、トロフィー?
『創海社大賞』…だって」
「ッケ、どうせこれもインチキだろ」
「でもこの日付……改心事件の起こる前のような…」
「この時期に何かあったのかな?」
スカルはインチキと断定するが、ノワールは日付を見て改心事件より前と気がつく。
ラビの言う通り気になるし、長谷川刑事に探らせようか?
「じゃあ、実力だったってこと?」
「うーん、それはなさそうだけどな。
パクリで賞取れるほど甘くないはず」
「確か、祖父が文豪だったから何らかの忖度が働いたか?」
ジョーカーに推測が一番真実にあたっていそうだが……。
「ともかく、これで二つ目の『証』は手に入った」
「残るはあと一つか。
探していないところといえば…」
「入り口近くに別の扉があった。
そこはどうだ?」
モナとソフィーの会話を踏まえて入り口に戻る。
手がかりは作中で透明な床を突破したそうだ。
ドラクエ5で青年時代でラーの鏡を撮りに行った時あったなーそんな罠。
透明な床といえば、イスラムの『クルアーン』によると、シバの女王がソロモン(スレイマーン)の宮殿に招かれたが、水晶の床を水が張られていると勘違いして裾を捲くってしまう。その思い違いを指摘されて神に帰依すると書かれていたな。
奥に進むと、普通の爺さんが出た。
……ガッカリだよ、武天老師やネテロ会長みたいな強者感ZERO。
「ふぉふぉっふぉ……待っておったぞ、勇者達よ。
わしは漆黒の魔王が四天王の一人、ペテロじゃ」
「げげ、今度はおじいちゃんか…」
「なんかやりづらいね。
ちょっと小突いたら倒れちゃいそう」
敬老精神のあるナビとパンサーは可愛いね。
シャアハゲどもは首から下が麻痺状態のハーマンを突き飛ばして倒したもんな。
まぁ俺は『なさけむよう』のビットファイターだから。
「ふぉっふぉっふぉ…わしを侮ると痛い目にあうぞい?
ワシは四天王最強!
お主らを屠ってくれよう!」
「でもそうやってかかってくるなら容赦はしません!」
「おとなしく『証』を渡して!」
「……むむ!?」
女性陣を見回してパンサーをロックオン。
パンサーの肢体を舐め回すように視姦する。
……鴨志田といい、性犯罪者っぽい奴に目をつけられるな。
「な、なに?」
「お嬢ちゃ〜ん!ナイスバディじゃのう!
眼福、がぎゃああああああ!」
「Hurts,doesn’t it?(痛いでしょう?)」
うん、とりあえず股間を撃っておこう。
カエデがやる気だったのでバトンタッチしたが、期待通りの活躍だった。
男性陣は少し青ざめたが。
「ありがとう、カエデ姉さん!」
「……別に」
俺に交代した。
カエデは陰気だからな……陽の者な杏の真っ直ぐな好意に困惑しているのだ。
ペテロは内股になって立ち上がる。
「よし、シバこう」
「闇を切り裂く伝説の刃!怪盗勇者・ジョーカー!」(カーン!)
(※怪盗団のエンブレムが背後に現れ、後方で爆発が起こる。
更にスミスがギターを取り出し演奏を開始する)
「蒼き〜心の海のしじまにぃ〜♩」
「な、なんか演出がスケールアップしている」
「ジョーカーも踊っているし……無駄にキレがある」
即興で作詞作曲したが、いい感じだ!
……歌い終わったらクイーンが俺とジョーカーを鉄拳制裁(ゲンコツ)した。
「満足した?」
「やり切りました」
「コブになった……」
「なんで二人になると悪ノリが進むのか……」
「あ、あらためて……来るが良い、勇者たちよ!」
ペテロも律儀に待っていた。
……股間の痛みが慣れるまで動けなかったのもあるだろうが。
エリゴールか、中身は。
俺の津波からのフォックス氷結コンボで拘束し、女性陣の滅多打ちをする。
ご褒美だ、ありがたく受け取れ。
「ぐほぉ……ワシもここまでか。
冥土の土産にありがたいものをもらったわい…」
「勝手に土産にすんな!」
「キモいです!」
「すごく不快だった」
「セクハラじじいは成敗した。
あとは『証』を手に入れるだけだ」
……『証』はサインで使っていたクソダサい万年筆だった。
長くジェイルを探索したので一旦帰ることに。
明日は魔王城に突入だ。
……真5の最強のギミックである魔王城並でないことを祈る。
ある意味裏ボスの人修羅に挑むより困難だったが。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)