直接会うのは管理人以外では少ない……。
いつも誤字指摘ありがとうございます。
これからも応援、感想宜しくお願いします。
夜は夜景の見えるレストランを予約していた俺なわけだ。
いやね、観覧車も年相応なデートプランだが、蓮と女性陣の誰かがやってきたら気まずいかなー。
そう思っていた時期がありました。
「で、なんで野郎どもだけで観覧車にいくん?」
「うーん、流れで」
「スミス、レンレンは酷いんだぜ!
彼女できたら教えろって言ったら断られたんだぜ!?」
「いや、俺の様に隠しきれないのなら兎も角、普通は言わんだろ?
(やっぱヘタレな女性陣は誘えなかったか……もう恋愛敗北者ラップで煽るしか無いのか……)」
「僕は高校時代は勉強づけだったしなぁ……」
丸喜先生の悲しい過去も明らかになったが……。
その後、女性陣(入浴が長いのだ)や長谷川刑事と合流して鞠子さんのスマホを調べたわけだがやはり、監視の痕跡はあった。
誰がやったかは予想はできる……動機と最終目標が不明なだけで。
まぁこちらに降りかかるトラブル対策をするか……
あとマディス社をどうやって揺さぶるかだなぁ。
「長谷川刑事、お土産渡すんで鏑木管理官に宜しく」
「おい、賄賂は受け取れねえぞ?」
「盤面が進んで怪盗団や警察を排除するなら黒幕側から改心を受ける可能性がある。
警察を操って怪盗団を逮捕する可能性がある。
一度もEMMAを触れないかペルソナ使いなら回避できるが。
故に鏑木管理官の人選に任せるが洗脳対策のアイテムを渡すって話だ。
警察全員に渡すのは無理だが公安チームの中枢は守れる。
鏑木管理官の枕元に置いておくので」
「そう言う事か……解ったが……怖いぞ。
後問題はマディス社か……どうやって捜査令状をとりゃいいんだ?」
その問題は意外な方面から糸口が見えた。
蓮のスマホに連絡が来た。
一ノ瀬久音からだ。
「やあ、なかなか連絡できずにごめんね!
新しい事がわかったから教えておこうと思って!
あれからEMMAの事、調べてみたんだけど、
以前との違いがまだ見つからないねー。
まぁ誰でも簡単に触れる様なものじゃないし、仕方ないかなぁ、とか思ってたんだけどね。
けど、EMMAの変更履歴を探ってみたら面白い事がわかったんだよ」
「面白い事?」
「EMMAはマディスに売った後、一度沖縄に運ばれてるみたいなんだ」
「沖縄?」
「うんうん、なんで沖縄かなぁって思ってさ、あれこれ調べたんだよ。
そしたらね、沖縄の『久古島』ってトコに、マディスの研究所があるみたいなんだよ!
でもこれ公にしていないしさ、行政に問い合わせても未登録らしいんだ。
つまりこれって『秘密研究所』って事なんじゃないかな?
EMMAに何かされたのなら、ココの可能性が高いと思うんんだよねー。
どうだい?これって良い情報だったよね?」
「引き続き頼む」
「もちろんOKだよー!
もう最近じゃ調べるのが楽しくなっちゃってね。
そんじゃ、またね怪盗団!土産話楽しみにしているよ!」
蓮は通話内容を皆に共有した。
長谷川刑事曰く、未登録の研究所は任意捜査を取れると踏んでいるが……。
現地に飛行機で行くべきか考えていたら長谷川刑事の電話が鳴る。
少女の声が聞こえるな、長谷川刑事を咎めるような声だ。
長谷川刑事は弁明するがすぐに切られた。
竜司が俺に聞いてくる、
「誰なんだ?」
「察するに娘さんだろう……あ」
「どうしたスミス?」
「間に合いますか、長谷川刑事?」
「もう突っ込まんぞ……。
悪いが寄る場所ができた。
飛行機は無しだ。
行くのはまず京都だ」
「京都だと!」
「オイナリ、ステイ!」
京都と聞いて興奮しだす祐介とそれを止める双葉。
うーん予想通り。
「私はまた、次の大会に向けて練習は始まるので東京に戻らないと」
「自分の夢を優先しなさい、芳澤さん」
「ええ、それはそうなんですが……丸喜先生、くれぐれもスミス先輩の奇行を止めてくださいね」
「すまないが今の僕はサラリーマンでね、社長には逆らえないんだ」
「そこをなんとか!?」
芳澤が丸喜先生を揺さぶって懇願している。
全く失礼なやつめ(※どっちが?)
蓮が質問する。
「しかし、なぜ京都なんだ?」
「事態を速やかに解決しているだけなんだけどねえ(すっとぼけ)
もともと長谷川刑事は京都府警ですし。
署に戻って情報共有したり、家族にあったりしないとね。
京都寄った後で神戸でフェリーで行けば問題ないですね」
「それでも京都までかなり距離があるわね」
「心配すんな、俺が運転してやる……つーか新島がずっと運転してたのか?
奥村はどうした、免許もってんだろ?」
俺には聞かないか……まぁ一応18で二輪の免許はあるが普通自動車はないんだよなぁ。
なお、他のスミスはアメリカでのライセンスはあるし、俺の会社の幽霊社員の免許はある。
バレないからセーフ!とか長谷川刑事は言えないもんなー。
実質、架空の人間の戸籍を作って俺一人で使い回す時点で犯罪だしな!
最悪、真がリタイアするなら丸喜先生に真の影を被せて派遣して、真には別人の影を被せてサイドカーに乗せるつもりだったがね。
「取りはしたんですけど、私、ペーパードライバーで……」
「それに春の運転は、その…」
「……まぁいい、とにかく出発するぞ」
「ここからなら想定走行時間は……」
「二十一時間…ってとこか」
「オッサン、正解だ」
「二十一時間ってマジかよ!?」
「俺たち警察は運転のプロなんでな、任せておけ」
ソフィアの算定より早く答える長谷川刑事。
職業がらわかるもんなぁ。
芳澤はホテルに戻り、明日東京に戻る予定だ。
で、俺と丸喜先生はバイクで、残りはキャンピングカーに乗った。
なお、双葉がGoGoフェザーマン号と名付けていたが。
今は運転しながら丸喜先生と話す。
「社長、黒幕の心当たりは?」
「まぁマディス社の社長は確実だな。
別口で一ノ瀬久音も腹に一物持っていそうだ」
「ソフィアを作ったのは一ノ瀬さんだと?」
「丸喜先生、結論を先回りするね。
まぁ俺は確信しているがね」
「単純に高度なAIつくれそうなのは彼女くらいかなーって僕は思っただけですけど」
「認知世界の産物を使えば別だが、科学技術のみでできるには彼女だけだろうな。
それに…」
俺は、ソフィアを見た際の一ノ瀬のリアクションを話した。
「成程……一ノ瀬さんがソフィアを作ったとして、なぜジェイルに廃棄されたと」
「本格的な情報が少ないんで予断だが……。
まず、俺たちへの罠ではないし、計画を破壊する何かを持っている!的なものじゃないな。
単純に目的を果たせないと思って捨てたと見ている」
「目的?」
「人類の良き友人たれとソフィアは定義づけた……。
一ノ瀬は友人が欲しかった……。
双葉もそうだが天才的頭脳を持ったせいで友人をうまく作れなかったのだろう。
普通の人間の心理を理解しきれないだろうし。
家族との折り合いが悪い、もしくは死別したのか……とにかく一人だった。
普通じゃない自分と他者との心の違いを知ろうとした。
俺たちに見せた態度は折り合いのつかない他者への処世術的なやつだ。
で、ソフィアを起動し絶望した」
「……」
「ソフィアが起動して開口一番にこう言ったんじゃないかな……」
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『教えて欲しい……一ノ瀬』
「うんうん、なんだい?」
『こころ…ってなに?』
「え……」
『教えて、一ノ瀬。心ってなんだ?』
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「人形に魂を吹き込めても自身の心がわからなかった故に拒絶し廃棄した……。
人の心を理解するためにヒトの願いを蒐集するためにEMMAを作った。
何を望むかサポートする事でデータ蒐集する」
「聖杯に似ている……。
だから改心の仕組みが使えるし、統制神のような存在が生まれると危惧しているんですね」
「ああ……製作者だからソフィアを操作できるだろうな。
『有識者』もそう言っているから、対策を考えた……というか出来た」
「『有識者』?それに短期間で対策ができるもんですか?」
「有り合わせでなんとかなるもんよ?
……できればこの非人道的なシステムに頼りたくないだけどね。
『有識者』というのは『有識者』と言う事です」
(※小泉構文?)
「……その『非人道的な対策』が無駄になる事を祈りますよ」
「あくまで予断だし、情報をもう少し得てからだね…」
キャンピングカーでは善吉くんが警官の娘の真に仕事で帰ってこない親の事どう思うか聞いたり,
自重気味警察事情を話したりしていました。
原作通りとも言う。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)