---大阪---
「確かにアポを取り付けていた……
警察の約束をドタキャンするか、普通……?」
長谷川善吉が大阪の街中で思索に入っていた際に、街頭ニュースで近衛明が緊急の記者会見を開いたのを聞いた。
EMMAの一時運用停止と、ハッキングを心の怪盗団から受けており、生方の殺害も関与していると近衛は発表した。
それを善吉は聞いて狼狽した。
「まさか……!」
善吉は怪盗団へすぐに逃げるようにチャットを飛ばす。
---京都---
「いい湯だった」
「スミスや丸喜先生、吉澤が来れなかったのは残念だったな」
(※ペルソナシリーズで温泉でバッタリとか覗こうとして敷居がぶっ壊れたりのトラブルを見ているスミスは、
混浴でないか、時間交代の場合は余裕を持って交代しないとトラブルになるから注意しろと、
何度も警告したお陰で鉢合わせイベントは消滅してしまった、つまらん。
おのれ、ディケイド!
おのれ、魔戒騎士!
おのれ、スミス!)
蓮の言葉に同意する祐介。
女性陣が上がるまで、トランプで大富豪で遊ぶ男性陣。
(※ペルソナ5Rのマイパレス内で大富豪で対戦できるぞ!)
だが、蓮は何かを感じ取ったようだ。
「モルガナ、すまないが外を見てくれないか……できるだけ早く頼む。
ソフィアも念の為に周囲のカメラで見てくれるか?」
「ああ、わかった」
「了解した」
「あ、どしたの、レンレン?」
「違和感を感じたから確認をな……」
モルガナは即座に外を出て、ソフィアもカメラをハッキングを開始した。
金城の時や公安に捕まっていた苦い経験から、ペルソナ能力なしでも護身できる必要性を感じた。
そこで、蓮は軍事インストラクターの訓練を受けた。
寝込みに催涙ガスの洗礼を受けたり、白兵戦の訓練、隠密の仕方……国内故に実弾訓練はできないが、蓮にとって大きな経験になった。
催涙ガスの不意打ちを喰らい続けて生まれた警戒のセンサーが反応している……故にモルガナに確認をさせたのだ。
「皆お待たせー!」
「蓮君どうしたの?モナちゃんいないけど……」
杏が手をあげて男性陣に声をかける。
春がモルガナの不在で首を傾げる。
少し後にモルガナが戻ってきた。
「不味いぞ、パトカーや大型車がこっちにきている!」
「こっちも確認した。車の入りにくい経路も確認した」
モルガナと、ソフィアは警察の接近を確認した。
蓮は、それを聞いて頷く。
「スミスの懸念が当たったか……」
「じゃあ、世紀末覇者先輩が正面突破で……イテッ!」
「馬鹿言っていないで逃げるわよ……善吉さんのセーフハウスを目指しましょう」
「それだけじゃない……半グレの集団が集まっている……」
竜司の軽口を拳で封鎖する真。
モルガナの発言で、全員の緊張が高まる。
蓮は全員へ通達する。
「全員、荷物を持って事前に想定した脱出ルートから出るぞ。
ついでに寝ているように偽装も忘れずに、な」
8/22(金)
---京都、長谷川善吉のセーフハウス---
「おい、ワガハイだ」
「合言葉を言ってください。
『スミス君は?』」
「……『カッコいい』」
(※原作では
祐介「合言葉を…カレーには?」
モナ「……コーヒー」)
「よし!」
「なんだよ、その合言葉?」
合言葉のやり取りでガックリする竜司。
合言葉を決めたのが春(ネコスミス人形を撫で回し連射)だが。
そもそもネコのモルガナには不要というのは秘密だ。
「おかしいな、昨日は無数のパトカーが出ていたのに……今日はそこまで出ていない。
その代わり、半グレが集団で動いていた……何かを探しているようだが……
今日ばかりはこの姿に感謝だな」
モルガナが京都の周囲の偵察に出て行き、その報告に戻ってきたのだった。
「スミスが言っていた、改心された警官が私達を捕まえようとするかもって」
「オッサンからも逃げるように連絡きてたしな…」
「ソフィアもありがとな、完璧な誘導だったぞ」
「ノープロブレム、これで甲子園までバッチリだ」
「あ、その設定つづくのね……」
「でも、警察以外の人間が私達を追っているって一体どういう事かしら?」
真は、警察以外の追跡者に疑問を持っているようだった。
その時、テレビニュースが流れる。
「警視庁は声明を発表しました。
『近衛明氏がEMMAのハッキングを受け、その犯人は怪盗団であり、生方収蔵を殺害したと主張したが
それは誹謗中傷である』
とのことです」
映像が、久古島で長谷川善吉(偽)が暴徒相手に大立ち回りする映像が流れる。
「久古島にあったマディス社の研究所を捜査しようとした際に島人を煽動して捜査官を襲撃されており、
近々、大阪マディス社へ捜査する予定であり、その妨害ではないかと推測されています……」
怪盗団全員が顔を見合わせる。
突然のテレビの放送、警察の追っ手が異常に少ない事……何故そうなったかはわからないが、誰の仕業かは確信した。
「「「「「「「「スミス(君)だ」」」」」」」」
---大阪 マディス本社・社長室---
「クソ、まだ怪盗団は捕まらないか無能が!」
「警察の方は身動きが取れず、主力が大和田先生の子飼いの半グレですからね」
「なんとかしろ!
私の方にも警察が捜査の手を伸ばしているんだ!!」
「全力で対処いたします」
「いいか、お前と私は一蓮托生なんだ、わかったな!」
マディス社社長、近衛明は通話を切った。
通話の相手は大和田純だ。
大和田ジェイルの王であり、部下や子飼いの反社・半グレを改心して操って動いていた。
近衛も警察を操って怪盗団を逮捕しようとしたが失敗した。
警察に圧力をかけようとしたが逆に、マディス社を捜査される状況になった。
「EMMA」
『(ピコン)はい、アキラ、何かご用ですか?』
「このまま警察が怪盗団を逮捕できると思うか?」
『怪盗団には未知の能力があります。
最悪、スミス同盟が加わる可能性もあります。
更に、逆に警察に介入される、可能性が低いでしょう』
「できれば逮捕後に一般への稼働を再開したかったが……」
『現状でも久古島の一件で一般ユーザーの不信感が生まれています。
停止期間が長引けば更に悪影響がでるかと』
「テレビで啖呵を切ったのが裏目に出たか……
ではEMMA、何が最善だ?」
(※スミス君へ、全力で命乞い……かな?)
『ジェイルへ潜入出来るのか怪盗団の能力は、
今後の計画の支障になる可能性があります。
警察の手に委ねるのが困難な以上、ジェイル内で拘束し、可能なら改心させてはいかがでしょう?』
「確かに……奴らの能力をただ消してしまうのは惜しいか……
いいだろう、ではどうすればいい?」
『追うよりも怪盗団を誘い込む手段が有効かと思われます。
怪盗団に関係が深い物を使いジェイルに誘導してはいかがですか?
大和田純が身柄を確保した長谷川茜を使う事を推奨します』
「ではその手で行こう。
EMMA、長谷川茜をジェイルの王にして、
怪盗団を拘束するよう誘導しろ」
『承知しました』
「拘束したら次は改心だ。
それが駄目なら殺しても構わん。
怪盗団、お前達を生贄に、
私はこの世界に新たな秩序を築く」
(※やったー、大阪皆殺しフラグ立ったぜ〜♪───O(≧∇≦)O────♪)
原作では、鏑木さんが大和田の命令で怪盗団捕まえようとしていましたが……。
ここでは落ち目の大和田に従う理由がないので……。
その代わり、めっちゃ追い込まれた近衛陣営なのでなりふり構わない状況に。
大和田も捜査妨害の為に短絡的に茜を攫ったのは一回脅して捜査を終わらせたから今回も有効と思った為です。
そりゃ永続的に妨害はできないですが、近衛が全人類洗脳すれば大和田逆転大勝利!ですので。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)