たこ焼き食べて探索再開だった。
奥に進むと転移して牢獄へ。
「最悪、カエデが結界破壊するか、物理で壊せそうならマスクドでぶっ壊しだな」
「あれは……」
ジョーカーが即座に脱出経路を発見した。
出ていくと途中でシャドウが来たので蹴散らして進む。
セキュリティルームを発見したんでナビに頑張って貰って解除している間は俺たちが護衛することに。
あ……そうだ。
「ナビ、人手はいるか?」
「雑魚の手も借りたい!」
「あるよ」
「うお!?」
影からオッサン、おばさん、LGBTの不審者を出す。
ナビが淑女にあるまじき悲鳴をあげる。
「普段、ビジネスライクで仕事を依頼しているハッカー達の認知存在だ。
獅童正義を地獄に叩き落とすためにもこき使ったからそれなりの腕だ。
去年の偽メジェド以上の腕は保証できる。
肉壁なりなんなりしていいぞ」
「手下ユニット召喚するとは……ますますまおーだ」
「魔王城とエッチな女モンスターはいないがな」
「スミス君?」
「一般論よ、一般論!」
って、感じでセキュリティ解除は楽勝だった。
その後のノワールの機嫌を直す方が難敵だった。
エレベーターを上がって奴の本丸へ行くと……鳥籠があった。
フォックスとモナが疑問を口にする。
「何故、鳥籠がある?
奴が黒幕ではないのか?」
「……わからねえ。
だが、ジェイルを作ったのはコノエ自身のはず。
ジェイルの仕組みを知らないはずじゃねえ。
なら、自分で自分をトラウマの中に閉じ込めているとしか思えねえ」
クイーンが口を挟む。
「何のためにそんな事を?」
「ジェイルを作るにはそうする必要があるかもしれない」
「ラビの推測が当たっているのか……。
スミス、説明してくれるか?」
俺やラビが確信を得ているの解っているジョーカーは問いかけてきた。
「奴の目的は世界中の人間を改心させて悪を根絶させるつもりだろうな。
……賽の目を切り取って一つの面だけに揃えるくらい虚しい事だと思うがな。
で、奴のトラウマは両親を失った事に関係している」
「ガキの頃に一人になったんだ……大変だったんだろうけどよ……」
「『それだけ』ならまだいいんだがな」
「どういう事?」
パンサーが首を傾げて聞く。
「書類上では母親の亡くなったしばらく後に父親が強盗殺人に巻き込まれて死亡……とあった。
だが、真相は違う。
貿易商であった父親はお世辞にも善良じゃない。
ヤクザもんと付き合いをしていた……これは警察では疑いのレベルだったが、
ヤクザを締め上げて聞いた所によると真実だった。
そして母親も金目当てで結婚して死に追いやった……。
まぁ証拠はうまく消されているが、二十年くらい前に
近衛明が虐待されている疑いで児童相談所が訪ねた記録があった。
その直後に父親が死んだ。
推測だが、それを誤魔化した父親は八つ当たりで近衛を虐待し……最後の引き金は殺されかけたか、母親を殺した事を勢いで漏らしたあたりかな?
近衛は近くにあったナイフで刺して父親を殺した。
警察もまさか実の息子に殺されたとは思わなかったにだろうな、強盗殺人ではないかと推測して迷宮入りしたわけだ……。
では、推理の答え合わせといこう」
俺が壁を触る……痛いがノワールの前でみっともない悲鳴は出したくないのでKIAIで耐えた。
壁を触ると近衛の父らしき声が聞こえてきた。
案の定、虐待の疑いで児童相談所の人間が来たことや、近衛に八つ当たりをしている声が聞こえてきた。
「まおー凄いな。
大体当たっているっぽいぞ!」
「クロウ顔負けだな」
「クロウ?」
ジョーカーの賛辞を聞いてウルフが聞き返す。
「神々しくないほうの探偵王子だ。
こっちを嵌めようと潜入した際のコードネームだ」
「お、おう…」
「被害者から加害者に代わり人死が出ている……もはや改心させるしかあるまい。
明日は近衛の昔住んでいた屋敷に向かおう……場所は前言った通り、調査済みなんでね」
夜のジェイル探索を切り上げて帰還した。
帰る前にソフィーはジョーカーに質問した。
「近衛は、自分の親から酷い扱いをされたのか?
善吉と茜も、仲が悪かったが、そんな事をしていなかった。
何故、近衛はこんな目にあったんだ?
家族……なんだろ?」
「心がそうさせる(獅童と明智もそうだった)」
「つまり、そういう人間もいるのか…
ジョーカーは家族を大切にしたいと思うか?」
「そうすべきだと思う……そうしたかった」
「そう……したかった?」
「俺は冤罪を受けた。
家族は俺の無実を信じきれなかった……だから四軒茶屋のルブランで一年世話になった。
無実とわかっても壊れた絆は戻せなかった……」
ソフィーは、ジョーカーを見つめる。
純粋な心で、今まで得た経験から言葉を発した。
「私にもなんとなくわかる……。
私は、家族や仲間ができたら一生懸命支えたい。
私はそれを怪盗団やスミスを見て学んだ。
近衛は……どんな気持ちでいたんだろうな」
「おおい、二人ともそろそろいくぜ!」
「ごめん引き留めた、行こうジョーカー」
なお、春が頬を膨らませて『綺麗な探偵さんの助手になりたいんだ…』と言ったから、
『全国の事件を解決する為に全国を飛び回るのは御免だ。可愛いお嫁さんが一階で喫茶店開いて、複数のテナントを入れて、最上階で暇な探偵をしている方が性に合うだろ?まぁ社長業あるからありえん話だが……』と言ってたら機嫌が戻ったがな。
(※『眠りの小五郎』ならぬ『鏖のスミス』かな?)
---大阪 マディス社---
「く……警察の捜査の手がここまで…。
改心したはずが…だが、オペレーション・オラクルの実現をすれば……。
それより京都ジェイルはどうなっている?」
『問題はありません。
怪盗団の監禁を継続中です怪盗団』
(※アキラはドミネイターを手に入れたドミネイター)
警察の圧力を可能な限り拒んでいるが、予想外の誤算を生じている近衛。
EMMAに現状を聞くと奇怪な返答を行い出した。
「EMMA、機能に問題はないのか?
もう一度聞くが、怪盗団を改心できないのか?」
「はい、アキラ。
問題はありません怪盗団。
怪盗団へへの改心は不可能です」
「……お前がそう言うのなら仕方ない。
このままジェイルに朽ちてもらおう」
近衛はEMMAの変調に疑問を抱く。
今までなかった異常事態……発生を確認したのは大和田が逮捕されてからだ。
幼児退行を起こしているが、マディス社の関係や自分の悪行はしっかり話せるらしい…。
「EMMA、京都裏ジェイルの様子はどうなっている」
「ははい、AKIRA。
異常が発生しましましたので強制終了しましたた」
「おい、EMMA!
聞いていないぞ!!
詳細を教えろ!!」
「すぐにけせ」
「は?」
「すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ
すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ すぐにけせ」
「おい、EMMA!!
応答しろEMMA!!」
「ギャアアアアアアアア!!
……京都裏ジェイルのデータは破損しています」
「クソ!!
もう一度チェックしろ!」
「えええええええええええええええええええええええええええええええ」
マディス社は、その夜、大規模なシステムメンテナンスを行ったが、京都裏ジェイルのデータのサルベージはできなかった。
皆大好き、メガテンバグネタでした。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)