Zさん「ここは柳生新陰流を学ぶでございますですよ!」
龍魚「実戦を行う機会が間近であるなら装備を考案した方がいいっすね」
スミス「槍かナイフか刀か……目立たないようにするなら切れ味抜群のつけ爪かな。
いずれも個性で薬品作って流すようにすれば有効だな」
Z「おお!実践的でございますなあ!
てっきり核爆弾とか提案するかと」
スミス「人を核狂いみたいに言わんでください。
DCのバットマンに敵対するポイズンアイビーみたいに唇から毒を出すとか
ミッドナイトみたいに身体から揮発性のある薬品噴出とか考えたが…
本人が耐性ないと自滅するからな……」
装甲戦鬼「なるほど……ご助言、感謝します」
スミス「エッチな格好の女ヴィランに、媚薬入りのキスを受けて欲情しまくって
女ヴィランに弄ばされる同人誌は前世の若い時はお世話になっていたな……
ん、なんか春に呼ばれたので失礼する」
装甲戦鬼「あ……」(※お気づきになられましたか?)
さあ、突入だ……というかもうシャドウ近衛の前だが。
「待たせたな、クソヒゲ野郎!」
「(ウルフもヒゲあるんだが)」
「アンタのねじ曲がった心叩き直してあげるから!」
「ネガイを頂戴する!」
アホアホコンビ+ジョーカーがシャドウ近衛に啖呵きった。
ゆっくりと振り返るシャドウ近衛。
クソ双子なら問答無用で発砲するんだが。
「来たか……独りよがりな正義を掲げ、
他人の心を弄ぶテロリスト、怪盗団よ」
(※自己紹介かな?)
「どの口が言う。
人々を操ろうと罪を重ねてきたのは貴様だろう!」
「人殺しの汚名まで私たちに押し付けて……
オマエこそ本当の悪党だ!」
「フッ、気づいていないようだな。
私達が似ている事に」
「なんだと……」
怪盗団の糾弾にもどこ吹く風のシャドウ近衛。
まぁ思考も囚われ、視界も狭くなっておるか。
「私もお前たちも、この社会に憤り、抗う存在。
改心の力を使い、大衆に変革をもたらそうとする同志だ」
「ふざけないで。
あなたと私達が同じはずがない」
「貴方の過去は知りました。
とても辛かったでしょう…でも!
今の貴方は自分勝手な犯罪者にすぎません!」
「改心で悪を駆逐する。
本質は同じだろう?
私はそれをシステム化したに過ぎない。
各地に王を生み出す事によってな」
シャドウ近衛は、語った。
認知の存在を知り、認知世界を使って悪を駆逐できると歓喜した。
そこで近衛は『制御できる認知世界』を欲した。
人々の無意識を干渉し、悪を消し去る認知世界を。
その為に人間に近く、絶対に服従するAIによる認知世界の想像を目指した。
そしてEMMAを手に入れ、沖縄の久古島で認知世界を学習させ……ジェイルという仕組みを生み出した。
ジェイルも一つの王で一つの都市の支配が限界になる。
そこで多くの手駒を欲した。
己が無力を嘆き、世を呪う者を。
其の手の人間にEMMAの力で誘導し改心の力を与え、改心の力を使わせた。
最後は王を操れば世界の統一はできると……それがオペレーション・オラクル。
なるほど……さてはテメー、メシアンだな?(※よし、殺せ!殺すのだ!!)
「だが、計画は狂った!」
「ワガハイ達怪盗団がジェイルを潰し、
久古島の一件で政府筋も警戒しはじめた。
だから強引に改心を進めようとしたり、
ワガハイ達を止めようと警察を動かし、アカネを王にしたんだな」
「だが……それを跳ね除けた挙句に京都裏ジェイルは崩壊した」
「そりゃ……荒ぶる水の神様バチが当たったんだよ、バチっと」(しれっ)
「社長……。
僕が言えた義理じゃないですが諦めた方がいいですよ?
確実に(社長の殺意で)失敗しますし、よしんば計画を成功しても……
貴方の手で人類を滅ぼしたくないでしょう?」
「……どう言う事だ!?」
かつて、俺達は統制神を殺し、その際に落とした聖杯を奪ったラビだからこそ近衛を説得しようとする。
諭すようにラビが言う。
「世界を一人の意思で縛ると…世界は停滞します。
停滞し進化のない世界は…人間の自分を滅ぼそうとする意思に負けてしまい世界が滅びます。
一般的に言う『神』のような存在によって。
健全な社会であればそのような存在は出る幕はないですが、
近年の…、そして今回の状況では出てくるでしょう」
「で、出鱈目を言うな!?」
「出鱈目ではないですよ。
この世で一番認知世界を理解し、その力を実践している人間の言葉ですから」
(※24時間休みなくペルソナ能力使う転生者スミス君だからね……面構えが違う)
「それが怪盗団だとでも言うのか!?」
「いいえ……たった一人の怒りで世界を震わせた怪人です」
「雇用主に対していい度胸だな。
第三者から言わせるとだ。
お前さんと怪盗団は似ているが決定的に違うのは……。
お前はお前自身の罪と弱さに負けた。
アイツらはそれに抗っている。
世界を飲み込む悪を倒す為に改心の仕組みを手放し、地道に世を前向きにしようとしていた。
悪人の命を奪うのでなく歪みを奪い正常化させた。
それに対してお前さんはどうだ?
世界を飲み込む為に俺達が捨てたモノを作り直して依存している。
研究員を死に追いやるし、怪盗団を改心させようとしてできないなら殺そうとする。
それも罪のない茜君にだ。
そもそも茜君を攫って洗脳させたのは茜君の母親を殺した大和田じゃないか。
自分の私欲の為の悪を見逃し、善良な人間に殺しをさせようたぁ面の皮が厚いな。
核爆弾も弾きそうだな」
(※なお盤面が詰んでいたら実際に面の皮の耐久実験を行う予定)
「なにをぉ……!!」
「お前と怪盗団は違う」
つい煽ったが……ソフィーが近衛に語りかける。
「お前はネガイを奪うが、怪盗団はキボウを与える。
だからぜんぜん違う…お前もわかっているんじゃないか?」
「……どうやら話しても無駄のようだ「緊急治療!」がああああ!」
ラビがダッシュで杖で殴りかかり、シャドウ近衛は殴り飛ばされる。
ああ、歯が1、2本折れている。
「近衛明さん……貴方は病気です」
「なにを……いきなり」
「サバイバーズギルトとメサイアコンプレックスの混合……貴方に必要なのは世界の支配権ではなく治療です。
大丈夫、憎まれようとも僕を害そうとしても、僕が貴方を救います。
すべての心を救いましょう。 すべての心を奪ってでも、僕は必ずそうします」
「切開<オペ>、開始いいいい!」
戦闘形態になる前に叩く!!
おら、救済されろ!
「???
ジョーカー、ラビは何を言っている?
スミスママも殴りかかっているけど」
「スイッチが入った」
「やべえ……やべえよラビ先生、目が座っている。
スミスはいつも通りだな」
「スミスの卑劣な行為も治療の為なら容認する御仁だからな、スミスはいつも通りだな」
「まおー軍怖ぁ……戸締りすとこ」
ドン引きするスカルとナビ、そしてラビの行動を納得するフォックスであった。
スミスの見た夢……最後にスミスが選ぶ道は?
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マガタマを飲み、人修羅の道へ。
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悪魔と合一し、ナホビノとなる。
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宇宙の卵を確保し、孤独な観測者となる。
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うるさい!(拳銃で返答)