12/25(月)
<ジュネス 八十稲羽店・フードコート>
「センセーイ、こっちクマー!」
「鳴上君が最後だよ」
「鳴上君、大学院の勉強で体鈍っていない?」
「論文を夜中まで読んでてね……だいぶ鈍っているかも」
クマが手を振って俺を招いている。
マヨナカテレビで出会った変わった存在……その正体はシャドウだったが、俺たちの大切な仲間に代わりない。
アレからもクマはジュネスで働いている。
基本的に平穏な日々だった様だ。
(※異変が起きたらワイルドが動くからね、上手く統制神は誤魔化したようだ)
雪子……旅館を継いで若女将としてたまに旅番組で映る時がある(※なお料理の腕は……)
昔は、決められたレールを進むことに拒否感があったが、今は折り合いがついている。
千枝は、元々アクティブだったが……なんと警察官になった。
去年、カンフーを使う婦人警官という話題でテレビに映っていた(※ペルソナ5のルブランのテレビに映っていた)。
叔父さんに警察官になる方法を聞いたり心構えを聞いたりしていたらしいが……(※なお、料理の腕は……)
自己管理が要求される仕事で過酷だが……(※休暇申請もしっかりしないといけないし、酒かタバコやれないとキツイ。生命削る仕事である)。
「鳴上先輩、お疲れ様っす」
「完二、菜々子がお前の作品良かったと言っていた」
「先輩!なかなか会えなくて寂しかったんですよ?」
「お久しぶりです」
完二は、染物屋を継いでいる。
昔は金髪だったが今は黒く染めている。
仕事中は七三分けにして黒縁眼鏡をかけているが、そうで無い時は眼鏡をかけないで無造作な髪型にしている。
国家資格である「染色技能士」を目標に勉強もしているそうだ。
実務経験を7年以上経験していれば受験することができるからそろそろ受験資格を持てるらしいが……。
りせは、今もアイドルとして輝いている。
時には闇深い部分があるとチャットでこぼしているが、問題ないらしい。
……無理を強いる存在もいたらしいが怪盗団の改心を受けたのか無理強いはしなくなったそうだ。
そう言えばアイドルは何歳までアイドルなのだろうか?
女優なりシンガーソングライターに転向するのかどこまでもアイドルなのか……?
直斗は事件解決で飛び回っている。
たまに何故か雑誌のグラビアになる時があるが、それを褒めたら真っ赤になって遠くへダッシュするが…
(※「ヤッホー!新鮮な直斗様のグラビアだぜ!保存用布教用観賞用に3冊買うぜ!」)
「久しぶり、やっと会えたね」
「久しぶり、マリー」
天気予報士「久須美鞠子」……かつてベルベットルームの住人見習いだった。
その正体は「クスミノオオカミ」。
マヨナカテレビの事件に関わる存在だった。
その役目は現実世界の情報収集と、不要となった霧を全て取り込み消滅すること、つまり消えるために生まれてきた存在だった。
俺たちは命懸けで戦い、マリーの消える結末を変えることができた。
後にわかった事だが,本当の黒幕であるイザナミの本体であり、俺たちがイザナミを倒した事で本来の姿である「イザナミノミコト」に戻った。
(※なお、天気予報ではなくマリーの思い通りに気象を操れる)
趣味はポエム制作だが、他人に見られたく無い……何故か俺は彼女のポエムを拾い読みしては怒られるのだが。
皆でフードコートで食べながら話が弾む。
joker様や、マリー……というかマーガレットからの頼まれごとも共有済みで明日、東京に行って桐条さんに会いにいく方針なのは直ぐに決めてからの雑談だ。
直斗は、二代目探偵王子「明智吾郎」について私的に調べていたらしい。
彼の交友関係を調べて非常に仲が良かった人間と接触したが、その少年があの心の怪盗団だったらしい。
直斗曰く、俺に雰囲気が似ているらしい……イゴールの話だと俺と同じワイルドらしいが会ってみたいな。
ちょうど、怪盗団ではない協力者もいたらしく、その少年も明智吾郎と仲が良かったらしい。
……直斗の目が泳いでいたが気のせいだろう。
(※「「直斗様万歳!」」
「やめてくだい!」)
りせは仕事がら大変らしいが、行きつけのバーが癒しらしい。
芸能人や知識人など集まる雰囲気のいいバーで出来るだけそこに行ける様にスケジュール調整しているようだ。
最近はそこの常連の「春ちゃん」と仲が良いらしい。
元々良い所のお嬢様らしいが、親が政略結婚させようとしていてその婚約者は金持ちだが素行が悪く、女遊びも激しい暴君的存在だったらしい。
だが、店の常連だった「春ちゃん」の幼馴染が悪い婚約者から守る為に店に連れてきて匿ったりしたらしい。
強引に連れ去ろうとした婚約者から颯爽と守る幼馴染の勇姿を惚気満点で『春ちゃん』が語ったらしい。
幼馴染の説得で「春ちゃん」の父親に政略結婚の婚約を解消して、「春ちゃん」と幼馴染は婚約したそうだ。
陽介は「カー、俺もそんな風にカッコよく助けてみたい!」と少女漫画的な王子様ムーブに戦慄し、
完二は「男の中の男っすね」と感心して、
クマは「クマも可愛い女の子を守るクマー!」と対抗意識を燃やした。
女性陣は、恋愛話は非常に興味深々だったようだ。
でも、直斗は首を傾げているが……何か知っているのかな?
その後はカラオケに向かい、大いに盛り上がった。
12/26(火)
電車に乗って移動していて、マリーの表情が変わる。
……持っていたポエムが見つからないらしい。
住んでいる家に置いとけばいいのにと思うが……
空いている電車内に落としたのかもと探してしばらくして……
「うわわわわわっ!信じらんない、ばかきらいさいてー!!」
「そりゃそうだよな、隠していたポエム見られりゃよ」
「(無言で頷く)」
マリーがハーフっぽい少年を激しくシェイクしている。
……一瞬半笑いした様な気がするが……。
金髪の活発な高校生がその様子を無理もないと発言し、眼鏡をかけた少年は無言で肯定する。
眼鏡の少年の膝の上に可愛い黒猫が寝ている。
端正な顔立ちのミステリアスな雰囲気の少年が不思議そうにマリーに聞く。
「何故恥ずかしがる?
何も恥ずかしがる事はない」
「え?」
「自分の感性に従って詩を紡ぐ……何らおかしくない。
同じ創作を行う身としては胸を張っていいと言いたい。
読んでいて俺の感情を激しく揺さぶる……声を高らかに歌って良いほどに!!
『ブラッディーブライド…アンタに似合いの女…』」
「だからやめろおおおお!!
うわぁ!ありえない!もうやだうんざり!!」
……マリーが雷を落とす前に止めよう…。
杉田智和さんは花澤香菜さんをイロモノ大喜利声優に育て上げるくらいにイジる。
喜多川祐介は天然でマリーへトドメを刺す。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん