サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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ペルソナ5 オルタナティブ killer9 TARGET 115「天使の祭壇」

時は遡る。

 

 

「いやー食った食った」

「ああ、俺も限界まで胃に詰め込んだ」

「祐介よ……画材注ぎ込みすぎだ」

 

 

スミス(分身)達はポロニアンモールで時間を潰すつもりであった。

鳴上達は一先ずペルソナ関連の事態が起こると予想していたので桐条グループに連絡を入れてシャドウワーカー関係者にコンタクトを撮るつもりであった。

スミス達と鳴上で別れるその時、スミスの顔色が変わる。

 

 

「どうしたの、スミス君?」

「……この気配……!!」

 

 

スミスだけは何かを察知した瞬間、蓮達のスマホから通知がなる。

 

 

『Navigate to the angel's altar(天使の祭壇へナビゲートします)』

 

 

蓮達はパレスやジェイルに入る感覚と同じものを感じた。

鳴上たちもマヨナカテレビに入る時に似た感覚と感じた。

視界がはっきりした時、ポロニアンモールの空は血のような赤い空となり、骨のような柱や血管のような管が周りに現れている。

 

 

「メメントス……でも消えたはずじゃ!?」

 

 

杏がそう呟いた時、放送が流れてくる。

蓮達はまとまっていたが、鳴上達がいない……別の場所に飛ばされたのだろうか?

BGMは『life will change』なのだが、意図的に拍子を変えて不安感を掻き立てるメロディーにかわっている。

そんな中陽気な男の声が聞こえる。

 

 

『どうも皆様、こんにちは!

 ってペルソナ使いじゃないとシャドウだからあんまり意味ないけどね、アハハ。

 残念ながら人類の歴史は今年で最後になりまーす!

 死を滑る皇子の降臨前の宵祭り(前夜祭)……君たちは生贄に選ばれた!!』(※誤字にあらず)

 

 

全てを嘲笑うような不快な声……それも千里に届かんとするように遠くまで届く声質であった。

双葉は突然の事態に混乱するも、右往左往する一般人のシャドウを見つけた。

 

 

『シャドウの皆さんには死んでもらいまーす!

 笑う顔(ヘブンスマイル)に殺されて新たな笑う顔の材料になってもらいまーす!

 もしペルソナ使いの方々がいらっしゃるなら頑張って抵抗して最後の人類の歴史を走破してくださーい!

 『君たちの生命(タマ)、今宵頂戴する!』なんちゃって!!』

 

 

双葉が見つけたシャドウの周りで笑い声がする……。

 

 

「あひゃひゃは………」

「……クソが!!」

 

 

スミスは何かを察知してシャドウに全力で走って突き飛ばす。

シャドウのいた場所にスミスが入れ替わり、突然異形の人型がスミスに抱きつき、自爆する。

 

 

「スミス君!?」

「スミス!!」

「……大丈夫だ,どうせ分身だしな」

 

 

服装がところどころ焼き焦げているが分身の維持ができない程のダメージは回避したようだ。

真がスミスに聞いてくる。

 

 

「この化け物は一体……シャドウと似ているけど何か違うみたいだけど」

「あれは笑う顔……今世界中で爆破テロを起こしている怪物で、killer7の敵だ」

「スミスのやっているのがスミス同盟でkiller9だったよな?」

「そうだ竜司……並行世界の殺し屋集団『killer7』の認知存在を被せたのがkiller9だ。

 アレについては俺が一番くわしいだろうな」

 

 

killer7の都市迷彩と自爆の厄介さを説明する。

シャドウは笑う男が自爆寸前までその姿を認知できず、笑い声しか聞こえないようだ。

先程の自爆行為での怪盗団の反応から感知系のペルソナ使いなら反応はキャッチできるが普通のペルソナ使いはかなり神経を使わないと認知がしにくいようだ。

 

 

「まおー、アレに弱点ってあるのか?」

「笑う顔は……双葉なら反応が濃い部分、『腫瘍』を認識できると思う。

 腫瘍を銃弾で打ち抜けば即死させられる。

 無数の銃弾を胴体にしこたまぶち込むかグレネードのような大火力を叩き込んでも倒せるが……」

「うへえ……リアルゾンビシューティングゲー……」

「(ゲーセンで散々去年練習したなあ……)」

 

 

げんなりする双葉と去年子供ゲーマーに銃を教わった事を思い出す蓮。

お化けっぽい外見で恐怖を感じている真であったがシャドウなのだと言い聞かせて奮い立たせる。

春はスミスを爆撃した事への怒りで斧を取り出して素振りをし始める(※控えめに言って猟奇的な彼女という奴である)。

スミスは蓮に頼み込む。

 

 

「俺の件に巻き込んですまないが……生贄にされるシャドウを保護して襲いくる笑う男を撃破してくれ」

「スミスは?」

「都市制圧用のデュプリケータースマイルの排除をしつつ……この『乱痴気騒ぎ』の先導する奴をぶちのめす。

 鳴上さん達も戦っているだろうから共闘を持ちかけるといいだろう」

「ああ、わかった」

「スミス、もしかしてりせちー達って……」

「ペルソナ使いだ」

「初耳だぞ」

 

 

竜司の質問に答えるスミスにツッコミを入れる祐介。

 

 

「すまん、この後教えるつもりだった…。

 直斗様のご尊顔を見れて冷静さを失っていたからな,落ち着くまで時間がかかるからな直斗様万歳」

「ああ、直斗様ならしょうがない直斗様万歳」

「スミス君?蓮君?」

 

 

春の目が冷ややかだ……殺し屋のように。

 

 

「さぁ、怪盗団出撃だ!」

「ああ、元締めは任せておけ!」

「後でスミス君はお説教です!」

 

 

 

 

 

 

 

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

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