サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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ペルソナ5 オルタナティブ killer9 TARGET 128「御前」

今回はS.E.E.S.に俺も出陣。

本来は先輩方にお任せして、春の膝枕続行したかったけど(※なお、前回の分身操作は膝枕のまま行っていた)、幾月が何かするならこの人たちだし、そろそろ攻め方を変えそうなんだよね……。

この階層ってSFっぽいな……奥村の義親父さんのパレスを思い出すな。

敵もロボット出てきているし。

 

 

「スミス君、危ない!」

『うわぁはははは……!!』

「Fuck'em(さえん)」(※『さえん』は広島弁のくだらない、パッとしない)

 

 

乾が槍で笑う顔を串刺しにして俺を見て注意喚起する……まぁ想定内だが。

コヨーテ・スミスに変身している俺は背後から飛びかかって自爆しようとするが既に判っている事なので、振り返りながらヤクザキックを叩き込んで倒れ込んだ笑う顔に改造リボルバー"FREAK SCENE"の銃弾を叩き込んで笑う顔を消し飛ばす。

どうでもいいんだが、コヨーテはプエルトリコ系で英語の訛りが強い。

そして俺の知識を元に日本語を喋る時は広島弁になる……ガラの悪いヤクザやチンピラが使いそうなせいなのか?

タルンダ先輩…もとい真田パイセンが話しかけてきた。

 

 

「流石だな」

「そっちもな。

 ワシは笑う顔をぶち転がすのがシノギじゃけん」

 

 

真田パイセンは白目剥いた病院着を着た女性を抱えている。

少し離れたところではjoker化したオッサンを美鶴パイセンが処刑……もとい鎮圧している。

純平さんはゆかりさんの弓の援護を受けてタルタロスに出てくる変なオブジェみたいなシャドウをぶった斬っている。

ガッキーパイセンはというと……

 

 

「ちぃ、目障りだ!」

「ワン!」

「カストール!」

「ワオーン!」

 

 

 

なんかデッカいロボットみたいな奴をパイセンが鈍器で殴り倒し、コロマルが首元にできた傷口から噛みついて配線をぶった斬って機能停止に追い込む。

(※あ、このロボットはペルソナQ2の第三シアターのFOEのKNS-1000、SCM-8801、SCM-9821です)

さらにペルソナ・カストールが他のロボットを殴り倒し、さらにコロマルのウィルスブレスを浴びて徐々に動きが止まり、機能停止した。

初期のペルソナ3でコロマルは、「火炎ハイブースタ」を持っているのに、火炎スキルではなく効きにくい敵も多い呪殺を使って殺丸呼ばわりされたけど、リメイクでは闇属性スキル「エイガ」、万能属性で毒を与える「ウイルスブレス」、全体の回避・命中を上げる「マハスクカジャ」を習得し、ランダマイザも覚えて直接捜査できるから超有能だったな。

 

 

「しかし……joker化した人間を使い出すとは……」

「ストレガが出るかと思ったっすけどね……いや、夏に浮遊霊で会ったけど」

「初耳ですよ、純平さん!?」

「お盆に近づくとそういうのよくあるから。

 まぁストレガが世界滅ぼしたいだろうけど幾月に呼び出されたら俺たちより幾月殺しにいくからだろうが」

 

 

うーん、今までの傾向から嫌がらせ的なものを出してきたからな……。

これだけじゃ……ん?

 

 

『桐条先輩、巨大なシャドウのような反応が複数体来ています!』

「了解した、山岸。

 巨大なシャドウ……デスのかけらの再現体か?」

「違うと思いますね……なんか遠くで機械の駆動音が聞こえてきてますし」

「久しぶりだな、美鶴」

「お祖父様……!」

 

 

背筋が伸びているが頭頂部が禿げた老人……白いジャケットを着こなしサングラスをしている。

そうか、コイツがニュクス案件の元凶『桐条鴻悦』……の認知存在か。

「調和する二つは完全なる一つに優る」の理念に基づき、南条の分家として興って以後、長らく単なる事業主でしかなかった桐条グループを本家・南条と並び称される一大ホールディングスにまで発展させたハングリー精神旺盛な天才的経営者だ。

だが、巨万の富を得たが燃え尽き症候群になったのだが、「シャドウ」と「黄昏の羽根」に出会い、それらが齎す「時を支配する力」に心酔して、14年前に一大計画をスタートさせた。

社会学における「目的のアノミー(富める者の首吊り)」の状態に陥って世界に絶望したのだ……ペルソナシリーズの神取鷹久や橿原明成、須藤竜蔵のように。

「時を支配する力」とかタイムジャッカーとかクォーツァーじみた目標を持ったのがとち狂ってて、「滅びの招来」へと目的がシフトしていった。

その計画はデス=ニュクス・アバター降臨寸前というところまで至ったが、ゆかり先輩の父親である岳羽詠一朗の身を挺した実験中断により中挫した。

で、その計画を勝手に引き継いだのは幾月と。

 

 

「幾月はよくやってくれた。

 これで 『世界は一度滅び、救われる』というのに、お前や武治ときたら……邪魔しおって」

「生憎、生きて未来を掴むつもりです。

 これ以上、湊を待たせるつもりはない。

 そこどいて貰います」

「いいや、ここでお前たちは死んでもらおう。

 ニュクス降臨の贄となるがいい」

 

 

キチガイ……もとい鴻悦がサングラスを外す。

サングラスの下には眼球はなく真っ暗な眼窩があるだけだ……ニャルラトホテプに魅入られて復活した神取鷹久も同じようになっていたが……。

こいつはただの認知存在ではない、再生神取の同類か。

奴の背後に複数のロボットが現れた。

機関砲や迫撃砲、そして刀剣を模した刃物を装備した人型ロボットだ。

俺はこのロボットを知っている。

 

 

「陸上自衛隊が開発した対ペルソナ兵器、人型戦車『Xー1』……!!」

「ほう、知っていたか。

 桐条エルゴノミクス研究所製対シャドウ特別制圧兵装の前身を」

「この世界にあるとは……一つ聞くが、コイツの駆動系は人間の脊髄が必要だったはずだが。

 どこで調達した?」

「ワシは桐条エルゴノミクス研究所製対シャドウ特別制圧兵装を修繕したものをだすか、アレで使ったパピヨンハートを代用するつもりだった。

 だが、『御前』がもっといい使い方をすると持っていってしまった。

 代わりにエルゴ研の実験体の認知存在を使いまわせば良いと言ってな。

 どこまでもワシの役に立ってくれる。

 そういえば、ワシの邪魔をした岳羽詠一朗もぶちこんでやったかのう」

「テメェ……!」

「お父さんが……」

 

 

純平さんが真っ先に激昂し、ゆかりさんが自分の父親が死後(認知存在とはいえ)も辱められたの知って顔面が蒼白になる。

成程……あのクソが気に入りそうな奴だ。

もう一度冥府へ蹴落としてやる、キチガイが。




くそ、ジュピロ先生ばりに愛と勇気と恐怖叩き込みたいのに……。
優しくて小市民な自分は無個性な展開しかできない!!
こんな自分を許しておくれ。

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

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