皆さん…ここで全滅してイマジナリー春と話す同盟入りするお労しいスミスとか、至高天になって端末を置いているだけのスミスと思わないなんて……(おい)。
事前にアンケート出したらスミスの事が皆わかってくれていて嬉しい。
———選択の時だ。
……今のままでは確実に敗北するだろう。
ふって湧いた力を手にすれば確実に勝てるがどれをとっても人間界にはいられないだろうな。
夢の中で荒垣さんや桐条さんが目覚めぬ恋人を待ち続けた苦しみを見た。
それを両親や春にさせてしまう……それだけじゃない。
有里さんや汐音さんが目覚めて『俺を引き換えに目覚めたよ、めでたしめでたし、ガハハ』なんてやれるわけがない。
しこりを残す。
世界のために生贄にする事にNOを告げて押し通した代案がそれではしまらない。
———抗え、滅びから。
……そういえば……、謎の夫妻(顔はぼやけて見えない)の夢をなかなか見なくなったな。
———選択の時だ。
………
———抗え、滅びから。
………
———選択の時だ。
………
———抗え、滅びから。
———選択の時だ。
………
抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ抗え選択の時だ
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「うるさい!!」
スミスは、怒りを込めて拳銃で3人とも撃ち抜く。
暗闇の世界が壊れ、現世に戻る。
「え……?」
館が呆けた顔をしている。
『想定していない事が起こった』かのように。
「なんでわかった?」
「俺のような一般転生者が突然メガテン主人公達の助力をもらえると思ったか!?
なんの伏線も縁もないのにふって湧いてくるか!!
力だけは本物だったがな」
「まさか『選択できない』のでも『選択を選ぶ』こともしないとはな」
「生憎、良かれと思っていう押し付けは前世で酷い目にあったからな。
俺の道は俺が選ぶし、都合が悪いなら道を作る」
ニャルラトホテプは、狂ったように笑い出す。
してやられた喜びか、スミスの選択を愚かだと嘲笑したのか……。
「力の差は歴然だ。
君の選択のせいでニュクスは解放されて滅びるだろうさ!」
「テメエをぶちのめしてカタを嵌めてやる。
この世界で二度と悪事を働けないようにな」
「面白い、やれるものなら……やってみろ!!」
ニャルラトホテプは、『サマエル』を召喚し、カディシュトゥと連携して襲いかかる。
不適な笑みを浮かべながら応戦するスミス。
「(作戦が……ない!!
自分の考えで至らないなら他者の力を借りるべきだが……今は手空きはいない。
まぁ他の人間の思考を考えて……)」
スミスの脳裏でシミュレーションする。
イマジナリースカルやイマジナリーパンサーは根性とかいってくるが末期戦じみているし既にがんばっている。
ジョーカーやクイーンは圧倒的スペックの差を戦術で突破できないのを悩ませるだろう。
ナビはアタフタするし、ウルフも覚悟を決めて遅滞戦術で行く考えだろうと。
フォックスは、地形や持っているもので檻のような拘束ができれば時間が稼げるものはないかと考えるが…。
認知ヴァイオレットだけは『先輩、いくら勝つためだからと言って核爆弾を世界中に誘爆させないでください』とスミスに対して言ってくる。
「(芳澤ァアア!いくら俺でも分別はあるぞおおお!
そもそもこの世界の人間を殺し尽くしても無数の世界の心の海に繋がっているんだ!!
全てを消し去れる力があれば苦労は……)」
スミスは勝手に妄想して勝手に怒ったが……天啓を得た。
ニャルラトホテプに勝てる唯一の手段を。
まずはカディシュトゥが邪魔であった。
スミスは草薙剣へ意志を込める。
「悪しき魂よ……この一刀にて清め奉る!!
天(あめ)、地(つち)、海(わだつみ)、嵐(あらし)、焔(ほむら)。
天地自然の諸力を此処に──『界剣・天叢雲剣(かいけん・あめのむらくものつるぎ)』!」
カディシュトゥの四人が集結して、力を解き放つ。
カディシュトゥのマガツヒスキル『終焉のカディシュ』とサマエルのマガツヒスキル『ビックバン』がスミスの攻撃を相殺するべく使用された。
合体技は一瞬拮抗するも押し返し、カディシュトゥとサマエルを消し去る。
「切札切ったな!
これでチョメチョメタイムだ!
アルテミス!!」<銀河烈星拳>
ニャルラトホテプが呼び出したのは姿は真・女神転生Ⅴで登場したアルテミスであった。
周防達也の慕った天野舞耶が使ったのもアルテミスであった。
大技の出した直後の隙を狙った攻撃でここで決着するをつけるつもりで放った。
スミスはそれも想定して黄泉返(よもつがえり)を使用する。
ニャルラトホテプはスミスの選択を嘲笑う。
「これでエンドマークだ!!
跳ね返しても俺を殺せないし、俺は次の大技を放つ!!
隙を出した状態で苦し紛れで防いでも体勢は立て直せない!!!
あと何回跳ね返せる!?これでもうおしまい!!」
ニャルラトホテプの言葉を受けてもその目は死んでいない。
攻撃を跳ね返しながらさらに距離を詰めていく。
むしろ……
「(なんだ……その目は!?
敗北する男の顔じゃない……何かの策があるとでもいうのか!?)」
「捕まえたぜ……!!」
スミスの陰から一人の女性が現れる。
メイド服を着た女性……サマンサ・シットボーンだ。
そして彼女の傍にはテレビがあった。
killer7はテレビで多層人格の交代や能力の強化、死亡時の蘇生を行っていたが……
スミスはサマンサに命じる。
「『サマンサ・スミス』!ヤツごと俺を『テレビ』の中に放り込め!!」
サマンサは無言でリモコンを操作する。
テレビの電源がついて光を発した。
光に当たったスミスとニャルラトホテプはテレビの中に吸い込まれる。
サマンサは恭しく一礼する。
「Be careful sir.(ご武運を、ご主人)」
サマンサとテレビは影の中に沈んでいった。
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「な、なんだここは!?」
館は周りを見渡している。
壊れた発電機が俺の足元にある以外は全てが真っ白だ。
この世界は本来スミス同盟の待機する俺の精神の中だ。
ナナシやベラドンナ、悪魔絵師も一時は居候をしていたがな。
「滅びの世界だ、お前の望みどおりのな!」
俺は草薙剣を横薙ぎに払う。
館の一度切断した腕を再び切断し、アルテミスも斬った。
館は、俺の一撃に対応できなかった。
ラブクラフトは存在と引き換えにラスボスを創造して消滅し、サマエルとアルテミスも切り捨てた。
館は、混乱している。
「馬鹿な……俺を圧倒する程強くなっただと!?」
「逆だ、お前が弱くなった」
「!?」
「この風景は、東のミカド国のサムライが世界の消去を選んだ結末の再現だ。
お前は人間のネガティブマインドの化身だ。
人間がいなくなれば力の総量は減る」
ペルソナ2罪では滅んだが、人間が影人間になって消えたが……見えなくなっただけで死んだというのと厳密には違う。
そして全人類をニャルラトホテプの力に変換できたわけだが……これは全て消滅した世界だ。
「馬鹿な!!世界一つ滅んでも他の世界から……!」
「ここは俺の心の中だ、天地創造も思いのままだ。
外界を完全に遮断し、世界が消滅したテクスチャーをはればこの世界、いや三千世界の人類は俺のみになる。
お前の悪夢のお陰で滅びの世界を観測できた。
俺が日常でも万単位分身を運用するほどのペルソナのコントロール能力も合わさってディテールは完璧だ」
奴の発する力は目に見えて減退し続けている。
砂漠に打ち上げられた魚のようなものだ。
「死を覆した二人のワイルドでもない。
霧を晴らし、真実を照らした番長でもない。
世界を盗んだトリックスターでもない。
ただのペルソナ使いの俺の相手にしたのがお前の敗因だ」
俺は,過去の亡霊に剣を向ける。
「世界で唯一の人間がお前を…そしてフィレモンも否定する」
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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Zさん