サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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ペルソナ5 オルタナティブ killer9 TARGET139「強制執行」

「ペルソナチェンジ・ファウ……」

「Later(遅いよ)」

 

 

コン・スミスへ変身してスライディングしながら攻撃を回避してそのままニャルラトホテプの胴体に銃弾を撃ち込む。

だが、ノックバックすらしないニャルラトホテプはコンを踏みつけようとするがケヴィン・スミスに変身して足にナイフを叩き込む。

体勢を崩れたところにマスクド・スミスに変身して、相手の肩に肩車するように飛びついて自らの両足で相手の首を挟み込んで、そのままバク宙のような形で回転しつつ、そうして巻き込んだ相手の後頭部を叩きつける。

リバース・フランケンシュタイナーである……マスクドのプロレスのスタンスであるルチャ・ミーツ・ランカシャーを遺憾無く発揮した。

 

 

「(ゼウスは下半身をカエデ・スミスに狙撃されて消滅し、コンス・ラーも神殺しであるハーマン・スミスに始末された……!!

 killer9の攻撃を防ぐために力を行使するほど、俺のレベルが低下していく…!!)」

 

 

ニャルラトホテプにとって初めての事であった。

敗北することではない。

天野麻耶達に敗れるのは想定内であった(周防達也は彼方側に戻り、こちら側ではまた機会を伺え良い)。

 

 

「(俺の想定を外し……そして俺をここまで追い詰めるとは……!!

 俺を封じる策を思いつく機転、そしてそれを実現できるだけのペルソナ使いとしての技量と精神力。

 ここでこのアバターを破壊されれば復活は限りなく絶望的だろう、

 遠い時間かければできるがスミスは死に、他の異世界転生者が現れない限りこの世界に干渉することが困難になるだろう。

 ……アバターを持ったお陰で明確な感情で動くようになったが……愉快さと悔しさが混ざるわ)」

 

 

メフィストをダン・スミスの『魔弾』で撃たれて真っ赤な結晶となって砕け散る。

ニャルラトホテプが反撃しようとするが、コヨーテ・スミスに変身し、ギャングスターグリップで上下をひっくり返して改造リボルバー"FREAK SCENE"で特殊改造マグナム弾をニャルラトホテプの眉間に叩き込む。

 

 

「ペルソナ・チェンジ、ストク!

 (残るペルソナは少なくなってきた……ならば……!)」

「Ashes to ashes, dust to dust(灰は灰に、塵は塵に)」

 

 

ガルシアン・スミスの黄金銃が怨霊撃った。

報復をする前に撃ち抜かれて崇徳上皇は消え去った。

ニャルラトホテプはスミスに接近し、顔面を残った手で掴む。

 

 

「今度は俺が捕まえたぜ……! 

 これで俺の勝ちだ……その仮面…差し押さえる!!」

 

 

ニャルラトホテプは無数のペルソナを頭上に出し、全てを燃やし始めた。

自身の集めたペルソナをニャルラトホテプ(自分自身)を除いて全て消去した。

ペルソナをエネルギーに換え、ニャルラトホテプの容量を開けてスミスのペルソナを奪い取る。

本来なら無力化しなければ強奪できないが、残ったペルソナから絞り出した圧倒的な力と元々自分の渡していたペルソナであったが故にできた荒技であった。

スミスが作り出した滅びの世界は崩壊し、スミスとニャルラトホテプはシン・タルタロス頂上に現れる。

ペルソナを奪われ、killer7やエージェントスミスの姿ではない、多々良・カフカ・スミスの姿になっている。

ジョーカー達連合軍は、かつての強敵と戦っているが戦況は拮抗している。

ニュクスアバターは最終局面になったが、最後の決め手は二人のワイルドの封印であった故に、最後のまで押し切れない。

イザナミは、伊邪那美大神へと変化した……かつての戦いでは鳴上のイザナギが伊邪那岐大神へ進化して倒すことに成功したが……あの時なし得た奇跡であってこの場で出せるものではなかった。

ジョーカーの戦うヤルダバオトは以前戦った時よりも強かった……ジョーカーの数々に作戦で弱体化を受けていたが今回は本調子である……ジョーカーのラウールは変化の兆しを出しているがサタナエルにはなっていない。

ノワール達が戦っているデミウルゴスも本調子になっている上に人数が少ないために倒し切るまで時間がかかりそうだ。

 

 

 

『スミス君、生きている!?』

「久慈川さん、どうにか生きている。

 奴のペルソナのほとんどを消し去って代わりに俺のペルソナを奪われた」

『スミス君!私がいくから逃げて!』

 

 

ノワールが感情を荒げて通信を入れるがスミスは拒絶した。

 

 

「来るな、ノワール!

 そっちもギリギリの筈だ」

『まおー、ペルソナもないのに無茶だよ……!

 私たちに任せて逃げてよ……!」

 

 

ナビは兄貴分の死を恐れ,涙声になっている。

だが、スミスは死を覚悟したわけでも自暴自棄になっているわけでもない。

 

 

「逃げる?

 この時が唯一の勝機だ…!!

 奴自身しか残っていない…そして力の大半失った今こそ最後のチャンスだ!!

 やつが元の戦力をとりもどしたらもう勝ち目はない」

「ふっふっふ……その見立ては正解だぜ、スミス。

 だがペルソナもなく俺を倒せるわけがない!

 名残惜しいがお前を殺し、俺が封印を解けば俺の勝ちだ!!

 ペル……が、があああ!!」

 

 

スミスを殺すべく、自分自身を召喚しようとするが異変がおきる。

ペルソナのニャルラトホテプが現れるが……鎖で拘束されている。

拘束しているのは、大正風の学生服にマント、拳銃に刀を装備した最強のデビルサマナー「葛葉ライドウ』を模した『カゲホウシ』であった。

 

 

「な……!」

『馬鹿め……!

 スミスのペルソナを奪って無力化したと侮ったな?

 お前とフィレモンへの怒りと憎悪で育った我が貴様に尻尾を振ると思ったか!?』

 

 

弱体化した上に全ての奪っていたペルソナを消去してカゲホウシをストックした。

『我は汝、汝は我』とペルソナが言うようにカゲホウシもまた叛逆の徒であった。

シン・タルタロスに出ても、ニャルラトホテプが心の海に接続できないように遮断し、徹底的にニャルラトホテプの妨害を行っている。

ペルソナとペルソナ使いのバランスが崩れれば悪魔化したり、ペルソナ使い自身をペルソナが傷つける事例はあった。

ニャルラトホテプは自分自身を苦しめているのだ。

スミスは草薙剣を構える。

ペルソナの強化がなくなり、戦いのダメージが蓄積しているために,剣の重みが増しているように感じる。

だが……転生し常に鍛え続けた身体は剣取り落とすことはない。

 

 

 

「早く其方も片づけてこい、ジョーカー。

 じぇねえと俺が先に倒しちまうぞ」

 

 

 

 

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

  • ピーコックニキ
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