サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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次回で最終回!


ペルソナ5 オルタナティブ killer9 TARGET 140

体が重い……。

ペルソナなしは動きのキレが鈍い。

ヤツも機能不全を起こしているから拮抗しているが……

奴のペルソナ攻撃に掠るだけで大ダメージ、直撃すれば即死だな。

草薙剣のおかげで非ペルソナ使いでも戦えるが……

 

 

「……!!」

 

 

もはや奴の戯言すら聞こえにくくなった。

出血で視界も悪化している。

それでも俺は戦える……!!

 

 

「が……」

 

 

咳き込んで吐血し、動きが鈍る……

奴はそれにめざとく反応し、ペルソナを強引に発動させようとする、

このままでは……

 

 

「せめて道連れに…!!」

 

 

____残された家族の悲しみ……君は彼女にさせてはならないと言った筈だよ?

 

 

いつの間にか、別の場所にいる。

木造の古代日本の神殿のような……。

俺の目に前に古代日本の服装をした男がいる。

近い筈なのに……顔がよく見えない。

 

 

『ようやく、対面できた多々良・カフカ・スミス』

「よく夢を見せてきたな……奥さん?っぽいのはいないのか」

『お前のパートナーの方に向かっている……君の事はずっと見ていた。

 あの邪悪な存在達に目をかけられ、怒りの叫びをした時から」

 

 

謎の人は俺に対して慈しみに満ちた声で話しかけてきた。

……ん?

 

 

「どういうことだ?」

「『俺達』はこの世界ではお前以外に誰も認知していない。

 認知した者の強い意志によってでしか世界の壁を超えて届かせない。

 力を貸そうにも奴らのペルソナを貰った時点で奴の氏子みたいなもんになったようなものだからな、声をかけてもなかなか届かない」

「夢でたまにしか聞かなかったしな」

『本来なら原型どころかカケラも残らない筈の草薙剣が現世の海の底の沈んでいたのを平氏の怨霊を干渉してお前に知らせたくらいしかできなかったが……』

 

 

どうりで認知存在とちょっと違うなーと感じたわけだ。

 

 

「草薙剣のことは感謝する。

 あれのおかげで生命を助けられている」

『奴がペルソナを奪ったお陰で漸く話ができる……今まで鍛えてきたのと、死に瀕した状態だからこそこうやって話の場を設けられた。

 本題に入ろう……お前に力を貸そうと思う』

「……俺に手を貸して何の利益がある?」

『特にないな、手を貸したい理由はあるが」

「……」

『一つはアレの悪辣さが気に入らない……ロキを思い出す。

 いや、ロキのほうがマシだったが。

 もう一つは……俺とお前が少し似ていると思ってな。

 ……俺は復讐のため悪魔の力に手を伸ばしたろくでなしだ。

 だが……俺のパートナーのおかげで人の心を取り戻したが……彼女を傷つけてしまったこともあった」

「お前は……まさか!?」

 

 

俺は目の前の存在が誰なのかを確信を得た。

男の輪郭が鮮明になった……俺の想像していた通りの存在であった。

男はゆっくりと頷く。

 

 

「さぁ、奴を倒して二度とあの世界で悪事を働けないようにしようか?」

「倒せはしても奴は懲りないだろう?

 まぁ異世界から誰かの魂が転移してくれば……」

「俺が誰なのかを忘れたのかい?

 そういうのは得意なほうさ」

「……そうだった、そうだったな」

「さて改めて自己紹介だ。

 ◽️◽️◽️◽️だ。

 コンゴトモヨロシク……いや、この世界風に言おうか……」

 

 

 

 

 

 

スミスの意識が覚醒した。

スミスの腕にはアームターミナルが装着され、ゴーグルも装着された状態になった。

ニャルラトホテプは、スミスから発する異質な気配を感じた。

そして、それが自身を破滅させる程の危険を予感させた。

 

 

「(ここで仕留めなければ……負ける!?)ペルソナぁああああ!!」<マスター18>(無属性の18回攻撃)

「漸く目線が玩具から対等の敵になったな……!!」

 

 

最小限の動きで致命傷になる攻撃を回避し、避けきれない攻撃はアームターミナルを小手の代わりにして凌ぐ。

ゴーグルが弾け飛び、顔面から血が流れる。

 

ペルソナ使いになるには?

 

イセカイで叛逆の心で立ち向かう。

イセカイで自分の心に向き合う。

イセカイで極限まで死に瀕した状態に追い込む。

ペルソナ様などで心の海に入り、フィレモンにあって名前問われた時に答える。

 

スミスはその全てに該当する。

ゆっくりと心の海の底から力を引き上げる言葉発する。

 

 

「ペ……ル……ソ……ナ……!!」

 

 

 

スミスの周囲に青い光を生み出す。

古代日本の服装をした男が現れる……いや、更に変質する。

高校の制服を身に纏い、アームターミナルを装着した美少年へと姿を変える。

 

 

『我は汝、汝は我。我は汝の心の海からいでし者。

 我が名はイザナギ……人に転生した時の名は……』

 

 

 

 

 

 

ペルソナ5 オルタナティブ killer9

TARGET 140『デジタルデビルストーリー』

 

 

 

 

 

「伊邪那岐大神・中島!!」

『中島 朱実だ』




NGシーン
中島「おまえの苦労をずっと見てたぞ。
   本当によく頑張ったな?
   遂に我慢が報われ莫大な力を得る」
スミス「あ、詐欺広告は間に合っているんで」
中島「あれ?これが流行っているって聞いたんだけどな、弓子から」
スミス「……騙されてるよ!」
中島「あと、崇徳上皇(ペルソナとはいえ)をよくぞ討ち取った!
   ナイス!百万年無税!
   でもジョーカー君のコープでの最強ペルソナが源為朝なのは気に入らないけどね!!」
スミス「でしょうね!!」

(※小説版デジタルデビルストーリーで、崇徳上皇は部下である源為朝、藤原頼長と共に前世の記憶を保ったまま転生復活し、現世を滅ぼそうと暗躍して死んでいた中島の身体に憑依して弓子を利用しようとした。
  ちなみにルシファーは大天使ミカエルから最高神の預言を託され、人類の滅亡を望んでいない彼は世界崩壊を回避するため、大天使ガブリエルと共闘して崇徳上皇と死闘を繰り広げる。
 あ、天の声はニャルラトホテプに代わって中島が行います、以降は)





最終ペルソナの伏線ではないけど、TARGET31「怒りの日」でハーマンスミスが最後に行った 『Let's play baseball!』(磯野、野球しようぜ、お前ボールな!)』は、最終ペルソナがコイツになるため。

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

  • ピーコックニキ
  • エンマニンジャ
  • 野良勇者
  • 史上最強の大工
  • Zさん
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