突然ポップしたペルソナについて皆が困惑するだろうが……。
『な、なんだあのペルソナは!?
まおーにしては神々しいぞ!?』
「よくわからねえけどよ、スミスならやってくれるぜ!!」
「ああ、ペルソナを奪われてもなお叛逆するとは……怪盗の鏡だぜ!」
「(怪盗服を纏うのでなく、素顔を晒すがな)」
ナビが困惑し、スカルとモナが歓声を上げる。
フォックスは無言で微笑みながらも絶体絶命のピンチを乗り越えるスミスに安堵している。
「(力が溢れる…!!いけるな、ラウール……いや……)」
スミスのペルソナの覚醒も呼応し、スミスとの絆の力が増大するジョーカー。
ジョーカーのラウールが鎖を引きちぎり、閃光を発するとラウールが消えた。
「サタナエル!!」
ヤルダバオトの背後に天から降りてくるサタナエル。
シン・タルタロスから引き剥がすようにヤルダバオトを掴み、そのまま遠くへ投げ飛ばす。
轟音と振動が発生するが、ジョーカーは静かに拳銃を構える。
そのままサタナエルはジョーカーの動きをトレースして銃を構える。
「失せろ……二度と蘇るな!!」
サタナエルは大罪の徹甲弾を発射し、ヤルダバオトの頭部を撃ち抜く。
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『スミス君も先輩のペルソナを……!?
でもなんか違う?』
「中島って誰だよ……?」
「なんかニャル野郎がビビっているっすけど」
りせと陽介は困惑し、完二はニャルラトホテプが今まで余裕のあった態度が消えたのに気がついていた。
鳴上は、自分のイザナギがスミスのペルソナの覚醒に共鳴しているのを感じた。
「センセイ?」
「鳴上先輩……どうしました?」
「(スミスのペルソナに呼応している!?)この力……いける!!」
鳴上のイザナギが伊邪那岐大神へと姿を変える。
だが、その姿は純白ではなかった。
スミスのこの世界で誰よりも強い叛逆の心が、イザナギ神の力がイザナギに流れる。
怪盗団じみた赤い伊邪那岐大神……いわば伊邪那岐大神・賊神となった.
「今度もまた、お前を封じる!!
俺達の未来を邪魔する霧は、俺が全て晴らしてやる!
その先にある、幾万の真言を信じて!!」
伊邪那岐大神・賊神は、伊邪那美大神に剣を向ける。
再び鳴上は『世界』のアルカナの力を覚醒させ、生きる力を指し示す。
あの時のように伊邪那美大神は「幾千の呪言」を飛ばすが、『幾万の真言』が押し返す。
伊邪那美大神はあっけなく消滅していく。
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「スミスママ……!!」
「もう一度覚醒とか大したもんだな」
「かなわないですね、社長」
「スミス君……良かった」
スミス絶体絶命の危機を覆すのを安堵するノワール達だった。
だが、ノワールの脳裏に声が聞こえてくる。
———彼は私のパートナーがついている。
だから貴方も頑張りなさい。
「え?貴方は……?」
———私も手伝ってあげる。
朱実も肩入れしているし。
ノワールは困惑するが、スミスで慣れてしまったのかすぐに順応してしまった(こ※慣れって怖いね)。
———我は汝、汝は我。
私はイザナミの転生体……人間の時の名は白鷺弓子。
ノワールは、覚醒の言葉を唱える。
「ペルソナ!!」
古代日本の服装をした髪の長い美女が現代の美少女女子高生へと姿をかえる。
伊邪那美大神・弓子がノワールのペルソナとして降魔した。
『まずは氷漬けにしてあげる」< ブリザトン>(全体を一瞬で氷結させる 耐性貫通)
巨大なデミウルゴスが氷漬けになった。
「凄いです、ノワール先輩!!」
「けったいやな……」
ヴァイオレットとラビリスは、通常のペルソナの規格でない……ニャルラトホテプの繰り出した数々のペルソナ並のパワーを感じて驚く。
弓子は、ペルソナだがそのまま消えないで手を叩いて一同を急かす。
『ほらほら、ボーッとしてないで追撃追撃!!』<サイクロン>(念動波で押しつぶす。耐性貫通)
「は、はいい!?」
「ペルソナが指示するなんてけったいやな」
ヴァイオレットとラビリスは慌てて追撃にはいる。
「まぁこれで流れはこっちのもんだし、一気に行くか!」
「ショータイムだ!」
ウルフは溜息をつきながら大剣を振るっていき、ソフィーもヨーヨーで追撃していく。
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ニュクスアバターへ突然竪琴で殴る女性型ペルソナが現れる。
さらに死神のような禍々しいペルソナが現れ、滅多切りしていく。
横殴りされたニュクスアバターは攻撃の手が止まる。
風花は見覚えのあるペルソナを見て思わず声を上げる。
『オルフェウスとタナトス……これって…!!」
———ごめん、美鶴。助けに来るのが遅れた。
———荒垣先輩!早く倒して久しぶりに先輩のご飯が食べたい!!
オルフェウスとタナトスが合わさり、白い神々しいペルソナ……メサイアに変化し、美鶴達を回復させる。
美鶴は長く聴けなかった最愛の人の声を聞き無意識に頬に涙が落ちる。
「奏!!」
「まったく……呑気なもんだな」
荒垣はぶっきらぼうに言うが口角は上がっていた。
純平が皆に声をかける。
「リーダーが見ているぜ!張り切っていくぞ!」
「純平がしきらないでよ」(※成長して立派になっても安定の塩対応だね)
「そうだな、俺もあの時は違うのをみせてやるか」
「ワン!」
「こいつを倒して皆で帰りましょう!!」
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目の前の過去の影をアバターとした影響で人間に近い感情が芽生えているニャルラトホテプは……冷や汗で握り拳から滴り落ちている。
暗躍で収拾していったペルソナで攻撃しても草薙剣によって両断されて、心の海へと還元されていった。
どの人間に対しても余裕を持って嘲りをしていたネガティヴマインドの化身は中島朱実の存在に対して警鐘を鳴らし続けている……これまでペルソナ使いと対峙していった中では未知の経験であった。
「(パワーが段違いだ……!!
このままでは……決定的な何かが起こる!!
ただの敗北ではない!
奴が大技をするのを狙ってスキルハックで逆転するしかない!!)」
スミスはソーマを飲み干して万全な状態に戻った。
じりじりと剣を構えながら間合いを詰める。
そしてスミスは唱える。
伊邪那岐大神・中島がスミスの傍らに現れる。
「幾万の真言を信じて……!!」
「今だ、スキルハッ……え!?」
ニャルラトホテプがスキルハックを試みたが動きが止まる。
その隙を見逃さずにスミスは袈裟斬りを行い、滅びの化身を両断した。
「お前は武器を振るうのにいちいち技とか仰々しくやるのか、バカめ」
『俺にはそんなものは無いよ。
武器を振るう(attack)かプログラム組むかアイテム使うか悪魔と交渉するだけだし』
「一杯……喰わされた……か」
伊邪那岐大神・中島は、人間・中島朱実と同じようにしかできない。
攻撃スキルは一切存在しない。
複数のパッシブスキル以外は悪魔交渉やCOMP使用しかできない。
つまりはスミスの傍らに立っているだけで、スミス自身のスペックを向上させるだけであった。
ニャルラトホテプはスキルを取ろうとしたがその無体なスキル構成に困惑している隙に幾万の真言(物理)という名の本体の攻撃で倒されたのだ。
スミスが剣を振い残心の構えをするとニャルラトホテプは黒いMAGを飛び散らしながら膝をついた。
周りを見渡すとかつての強敵達は皆撃破されている。
世界の危機は去ったのだ。
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俺は館に剣先を突きつけている。
館は笑う……嘲りの感情は抜け落ちている。
「……負けたよ、だが…」
『では契約を履行してもらおうか?』
「え?」
横から中島君が口を挟む……その言葉に呆けた顔の館であった。
『スミスが「テメエをぶちのめしてカタを嵌めてやる。この世界で二度と悪事を働けないようにな」
と言い,お前は、「面白い、やれるものなら……やってみろ!!」
と了承したわけだ。
契約を履行させる』
俺の持っていたブランクカードを中島君は勝手に取り出して構える。
そうすると徐々に館の身体がMAGに分解され、カードの中に集まっていく。
「マジで型に嵌めやがった」
『スミス君、悪魔の契約に関しては第一人者だよ俺は。
二人のワイルドを解放して身代わりを置くけどその封印護りにコイツをすれば安定度が高まるだろう』
「封印が緩むのも遠い未来だろうし、その頃になったらその時の人類が対策立てりゃいいか」
館は、最後の空に向けて何かを放った。
俺に対する敵意や悪意を感じなかったので静止できなかった。
館はくっくっくと笑う。
「安心しろ。お前にもう何もしないし、人類社会に何傷跡を残すわけじゃない。
けしかけていた笑う顔の始末と『遊び納め』をしただけさ。
いつもなら最後に人間を嘲笑うが……ここまでやられたらただの負け惜しみになるからこのまま消えるとしよう……あばよ!」
「あばよ、俺の過去……もうお前の悪夢は見ることはないだろう」
……前世のことで残っていた蟠りはこれで無くなったか。
背後に気配がする。
仮面の不審者だ……クソが!
クソ双子が片割れに語りかける。
「彼等は、人の可能性そのものだ…。
普遍的無意識の暗黒面たる貴様は、確かに」
俺は不審者を出足ばらいをかけて地面に倒し、ブランクカードを顔面にぐりぐりと押し付ける。
地面に転がった拍子に仮面が取れたら案の定、館の顔だ。
押し付ける力をさらに強める。
無言で肩をすくめながらブランクカードに入っていった。
「ヨシ!」
『ヨシ!』
「スミス君!!」
ノワールが俺に飛び込んできて抱きつく。
俺は優しく受け止め、髪を撫でる。
しばらくしてから引き離す……頬を膨らませるノワール。
ジョーカーが近づいてきた俺たちはハイタッチをきめる。
「やったな」
「ああ」
「スミス、さっきの人間はなんだ?」
「ああ、フィレモン。
ニャルラトホテプの双子みたいなやつでイゴールの上司」
「なんと無礼な事を!!」
モナがキレた。
上司の上司を問答無用で柔道技で転がして顔面ぐりぐりしながらカード化したのだから当然だが、私は謝らない(※烏丸所長かよ)。
ああ、ペルソナは取り返した……暗躍には便利だからな。(※あと奪われていた記憶も取り戻しました)
中島君がメインになるが中島君のCOMPでカゲホウシをストックしている状態になっている。
だが各地に派遣した影が消えているだろうからもう一回派遣しないといけない……ああ面倒な。
もっと面倒なのはニャルラトホテプが抜け殻になった自分のペルソナ置いていきやがった、
ペルソナ1のバージョンの性能だから弱くはないのだが問題は……神の手(笑う顔に人間を改造できる)がついている、
一生使わない禁じ手として中島君のCOMPの隅にしまっておこう。
そうこうしているうちにエリザベスとテオドアが身代わり木像を持ってきた。
認知存在のワイルドを被せて、本物と入れ替える。
さらに封印が緩まないように要にフィレモンとニャルラトホテプのカードで強化する。
これで救助は完了した。
キタハム先輩が目覚めたけど入院着のままなので敷居と衣服を容易して着替えさせた。
(※琴音の服はエリザベスが、奏の服はテオドアが用意し、パーテーションはスミスが出した)
「「ただいま」」
ようやくニュクスの呪縛を解いて二人は仲間の元に帰還した。
美鶴さんが奏さんの両手を握る。
「ずっと待たせたんだぞ……」
「ごめん……ありがとう」
そういえば馬の骨の婚約を解消していらいずっとその手の話を跳ね除けたらしいしな。
それに対して荒垣さんは琴音さんを抱きしめている(※REC)。
「先輩……」
「寝すぎだ……ガキだった天田があの時の俺達と同じになった」
「ごめんね」
「いいさ……こうしてお前がここにいる、それだけでいい」
「先輩はさ、あの時……私の話をずっと聞いていたよね学校のこととか……」
「ああ」
「今度は私が寝ている間のことを聞かせて」
「ああ」
互いに涙を流しながら抱きしめている。
3月に記憶が戻った一時が最後の会話だったもんな……。
春が俺の手を握る。
「良かった……」
「ああ、骨を折った甲斐がある……クソ双子もぶち転がしたし!!」
シン・タルタロスが地響きを上げる。
役目を終えて崩壊していくようだ。
俺たちは異世界から脱出した。
月光館学院でなくポロニアンモールの方に出た……幸い変な注目はされていないようだ。
「終わったー!」
「やったー!」
「お前らまだ戦いは終わっていないぜ」
「なんだよオッサン?」
「受験戦争はもうすぐだぜ、勉強は大丈夫か?」
喜んでいたアホアホコンビは絶望の表情をしている。
さすが長谷川刑事,見事な釘刺し。
さっきのラスボスラッシュより絶望感がでている。
「しょうがないわね、私が勉強みてあげるから」
「さすがだよ、カーチャン」
「ぶつわよ、スミス」
各々が喜んでいるとハム子先輩がガッキーパイセンの両手を握る。
「先輩,お願いがあります」
「ああ、言ってみろ」
「けっこんしよう」
突然の爆弾発言でガッキーパイセンが止まる。
「お、おい」
「嫌?」
「そうじゃない……唐突で驚いただけだ」
「じゃあ、この婚姻届サインして!」
「なんでもっているんだよ!」
「エリザベスさんが渡してくれた!!」
ああ、そういえばエリザベスに頼まれたな人間社会を知りたいって。
(※そういえば依頼されていたよね……
< TARGET53「アリス」
……エリザベスやテオドアとはちょくちょく会う、あと俺に挑戦しにくるラヴェンツァ。
春が美女と会っているからと心配になったがラヴェンツァの姉で彼女の本命が既にいるから安牌になったようだ。
ちなみにエリザベスから本来の案件以外で欲しいモノを融通して欲しい依頼があったので色々渡している。>
すっかり忘れていた)
荒垣パイセンは、家に印鑑があるから帰って書くようだが……でも何枚も渡したが何に使うのだろうか?
そうすると近くで謎が判明した。
「有里様、ご無事で何よりでございますl
「ずっと俺たちのために頑張っていたんだね、ありがとう」
「契約者に尽力するのが私たちの役目でございます。
感謝の気持ちがございましたら、この書類にサインを……」
「えーと……婚姻……届?」
「どういうことだ!!?」
美鶴パイセンの怒号が響く(※将来を誓い合った人を横取りされるからね)。
「私、人間に興味がございまして……。
人の命の輝きの素晴らしさを学びました、
そこで私は考えました……私も生命を授かりたいと。
私倒した契約者である有里様なら子供をジャンジャンバリバリ出して役目を投げても惜しくはないと。
さぁ」
「さあじゃない!!」
「ワン(この近くの人間は複数の番を取らないからな……不思議なものだ)」
乾とアイギスと風花パイセンはオロオロしている。
肉彦パイセンと純平さんとゆかりっち先輩は早々に退避している。
さてどうやって止めようか……と思っていたら更なるカオスが襲いかかる!!
久慈川さんが鳴上さんの腕に絡みつく。
「琴音先輩達やスミス君がうらやましいなー。
せーんぱい、私たちも仲良くしましょ?」
「だ,ダメです!その…とにかくダメです!
アイドルは恋愛は禁止のはず!」
「そんなのは私の実力で捩じ伏せるし!」
「抜け駆けね!」
「その話ちょーっとまったー!」
直斗様はウブで尊い直斗様万歳!
あっちの方も女性陣が殺到している。
ついでにマリーが無言で鳴上パイセンの腕を掴んでいるし。
完二さんと陽介さんがクマをグレイよろしく両手を掴んで退避している。
ついでにラビリスは完二についていって逃げている。
「クマ,逃げるぞ」
「え、どうしてクマ?」
「地獄の釜が開いた今,俺たちは全力で逃げるしかない」
「三十六計逃げるに如かずや!」
……どーすっべ?
って思ったら複数の気配が。
「オース!雨宮じゃない」
「雨宮さん、久しぶりです!
雨宮さんの運命が危険なものが出た思ったら消えたから気になって…」
いつもは新宿のバーにゅーかまーで管巻いている大宅に、新宿で占い師している御船千早さんじゃないですか。
偶然にしては……
「雨宮さんお久しぶりです」
ヒフミンだ!おっと、ファンだが迷惑をかけないのがマナー(※でも直斗君には『直斗様万歳!』連呼は迷惑行為じゃ……)
「夏休みは袖にして薬を欲しがるくらい受験勉強しているはずなのになんでここにいるのかな、モルモットくん?」
あ、武井先生……(※そういえば有里君と汐音さんの謎の症状の解決を依頼されていたけど…,勝手に解決されちゃったね)。
蜘蛛の巣のデザインの服は芹沢うららさんよろしく、束縛心マシマシっすね。
きっと最後は監禁しそう…忌憚ない意見っす。
「雨宮に坂本に高巻、多々良……受験生なのに外出か?」
「川上先生こんばんは」
……べっきー先生ちーす!(※外面だけ見事に取り繕っている)
徐々に蓮が包囲されているような……(※ニャルラトホテプの最後にやったのはみんな引き寄せる為かよ!?)
「モルモット君、久しぶりに検査しようか?
ふたりきりで……ね?
用事は終わっていそうだし」
「そんな……先輩!
えっちなのはいけないと思います!」
おおっと、女郎蜘蛛……げふん、武見先生一気に勝負にもっていったー!?
あと、芳澤……そういうのは漫画の可愛いメイドさんが言うから許されるのであってクソダサファッションリーダーがやったらハーグ条約違反だぜ?(※ 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約だけどそんな文面はないよ?)
「その……困ります!?私もお話ししたいし……」
「ララさんとこに久しぶりにいかない?いろいろ聞きたいし」
「久しぶりに一局……いかがですか?」
「今日はもう遅いからそうじろうと一緒にカレーを食べに行くぞ!?」
千早さんはもじもじしながら誘ってきているし、大宅さんはいつものペースで詰めてきている。
ヒフミンは助け舟を出すと見せかけて持っておこうするし、慌てて双葉は家に招こうとしている。
真や杏、芳澤も慌てて殺到している。
モナ、祐介、竜司、長谷川刑事、丸喜先生がこっちに逃げてきた。
「どうすんよ、おい」
「もはや収拾はつくまい」
「……これ以上の胃痛案件はごめんだ」(※ウチのスミスがご迷惑をおかけしております)
「どうします、社長?」
「スミスママ、これはが修羅場というやつか?」
ああ、ソフィアまで対比して俺の携帯に来ている。
…………
「よし」
考えが決まった。
「けえるぞ」
「いいのかよ?」
「キタハムパイセン助けてクソ双子殴って事態を収めた時点で義務は果たしたし。
もうごゆるりと……と放置だ!
蓮が生きて帰れるかわからんからモルガナは今夜は俺のところに泊まるがいい」
「いいのかなぁ……」
「救済してよ丸喜先生、出番でしょ?」
「おっと留美が待っている」
「じゃあ解散ってことで」
春の手を握る。
彼女は花のように美しい微笑みをする。
まぁ、これからも厄介ごとがあるだろうが……この幸せは守ろう。
というわけで完結でございます。
後書きプラスおまけを後日投稿いたします。
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん