悪性情報はバッタモンの守りプラス……
カリオストロ「我が真名———
アレッ」
赤先生「レッドファイ!」(ぐさー!)
バッタモン「あざーす!」
普段は絶対でない最終兵器が出るのです。
———キャスターの『五蘊盛苦・夢幻泡影』この宝具は我に都合がいい。
森宗意軒が彼女に製造本来の機能として組み込んでいた「現行人類に成り代わるべき新人類の発生・増幅装置」としての機構。魔力の続く限り自身を無限に増殖させるが本来なら地脈に接続しても年に一体が限界で、生前で発動させなかった。
だが……とある特異点では正雪がサーヴァントとなり、英霊としての宝具へと昇華した事で、聖杯やそれに匹敵する相応の魔力リソースがあれば爆発的な増殖が可能となってしまった。
厄介なのは任意発動ではなく、リソースに接続すれば自動発現するのだ。
因みに増殖体も宝具が使えるなら生前でも30年で10億人を突破する計算となるドラえもんの禁断秘密道具バイバイン案件なのである(タイムマシン、もしもボックス、地球破壊爆弾、創生セットなどデパートで売っていいシロモノじゃないと思う)。
由井正雪門下(を名乗る不審者)(は、増殖体を一人くらいもらってもバレないのでは?とか考える不届者だったりするが……
———キャスターを増殖させ、これを生贄に眷属を召喚する!
それだけじゃない、他のサーヴァンの脱落を待つ必要はない。
大聖杯を満たして特異点を創造できる!
あーあ、またしても正雪先生の尊厳が破壊されていく。
マーリンがアルトリアに連絡してくるはずであった。
———こちらの儀式を完成させるために『聖杯戦争』を続けよう。
魔術師達が殺し合い、無辜の民を巻き込む凄惨な戦争を!!
イベント< アルトリアちゃんのはじめてのせいはいせんそう>
アルトリア(とリタイアしたロウヒ)以外の戦いだったが、その戦いは意外な形で終わる。
「あれは日本で取れるヒトデですか、獰猛そうで不味そうです」
「セイバー……あれは魔術生物や怪異だと思うの」
乱戦に横殴りしてくる存在がいた。
カルデアの面々なら見慣れた怪異『海魔』である。
キャスターの方のジルが宝具でよく呼んでいるが……幸い、原作ほどのサイズでない熊サイズだが数が多い。
アルトリアは即断した。
「アレを討ち取りましょう。
あと切嗣に連絡を。
聖杯戦争どころじゃないと……他の参加者が聞いてくれるかどうかは疑問ですが」
アルトリアは魔力放出で海魔の群れに突貫する。
「カイシャクシモウス!」
兄貴分がピクト人の首を刎ねる時に叫んでいるのを真似て叫びながら海魔を切り裂くアルトリア。
アーラシュはアルトリアの乱入を、そして見えない剣を見て「おや」といった様子であったが、
「そこのセイバー、アレはアンタのツレかい?」
「海産物の友達は居ませんよ、むしろ食べます」
「喰うのかよ……」
「贅沢を言える身分ではなかったので。
ここの聖杯戦争の参加者の面々!
キャスターが退場し、バーサーカーは不参加になったにも関わらず謎の勢力が襲撃しています。
ここは一時休戦してあの海産物を水揚げしましょう!」
時臣はケイネスへの拳を引く。
それを見た書文も槍を収める。
「ロード・エルメロイ。
一時休戦としよう。
冬木の管理者として、武侠として無辜の民を襲いかねない怪異を放って置けない故」
「ふむ……私のサーヴァントもこの手の輩を放置する性格ではない。
その提案を受けよう。
決闘を水を差す輩に誅罰を下す方が先だな」
「マスターが矛を収めろという意向だ。
御主が嫌だといえば別だが……」
「この状況で後ろから殴る真似はせん。
余も小奴等を始末するとしよう」
「もう……なんなんだコイツら!?」
各陣営は海魔を殲滅しはじめる。
原作切嗣の性格であれば切嗣が令呪で皆諸共に聖剣で薙ぎ払うのだが……。
アルトリアから恒久的平和をしても剪定される可能性と聞いたのと、目の前の好敵手を無視できない状況も相まって自重している。
原作切嗣愛する者の命が失われたり、自分の手で殺したりしているが、ここの切嗣は父親は普通に狩られて、愛した女性には自身の尊厳を粉砕するような振られ方をしただけだしね。
歴戦のサーヴァント(コルデー以外)が本気でかかった以上、海魔は短期間で殲滅された。
だが……人型の怪異がアルトリア達を包囲するように殺到してきた。
どこからともなく、何百……いや1000以上いるかもしれない。
「なんじゃ?テレビで見たゾンビという奴か?」
「ピクト人とはまた違いますね」
「理性のない死徒か……だがこの数がおかしい!
冬木でここまでの数まで好き勝手されていれば死都になっているし、教会だって察知しているはず!!
それに服装のデザインが古い!それに皆似たような顔だ!」
イスカンダルはテレビで見たゾンビ映画を連想し、アルトリアは過去の人外を思い出して軽口を叩く。
冬木の管理者である時臣は突然の大量の死徒……いやグールは古いアメリカで使われたデザインの服装だった。
よく見ると画一的な顔の作りになっている。
宝具なしでの戦いで負けはしないが、膨大な怪異の数で撃ち漏らして周囲に被害が出る懸念を考えたが……突然、グールが一斉に砕け散る。
絨毯爆撃のような爆発が起こり、その煙が晴れたら怒れるトナカイのツノを生やした少女がいた。
「お前らかー!?
ツルノ達を鍛えていたのに悪霊(レンポ)をけしかけのはー!?」ツルノ→ビャクヤ
「違いますよ、どの陣営でもない未知の存在がいます」
なんかガチギレ魔女が両指に膨大な魔力を貯めている。
先程のグールへガンドを叩き込んだのはロウヒであった。
アルトリアがやんわりと答えるが、沸点の低い暴走気味のバーサーカーであるロウヒは信じていない。
「嘘つくな!お前らがやったんだな!」
「ほう、是非とも家臣に…」
「言ってる場合か、馬鹿野郎!!」
イスカンダルはロウヒの手並みに感心しているが、神代の魔女(推定)がガチギレで殺意をばら撒いているので半泣きのウェイバーであった。
その時、周りの風景が明るくなり、爽やかな花の香りは漂う。
ロウヒは激怒していた状態から普段の状態まで戻った。
魔女相手に容易に魔術で干渉できるものは限られている。
「マーリン!!」
「マ、マーリンだって!?」
「ほう……セイバーは円卓ゆかりの騎士か」
アルトリアがロウヒに幻術をかけたと当たりをつけて周囲に呼びかける。
ウェイバーは突然のビックネームを聞いて狼狽する。
ケイネスは冷静にセイバーの正体について答えに行き着く。
「やぁ、花の魔術師マーリンだよ。
残念ながら膨大なサーヴァントの生贄によってこの異常事態が引き起こされた」
「脱落したのはキャスターのみだったはずだが」
時臣はマーリンへ説明を促すように言い返した。
アイリスフィールは小聖杯である自分は、脱落したサーヴァントの魂を集める機能がある。
最終的に人間の機能が停止して聖杯になるのだが……キャスターが脱落したはずなのにその魂すら来ていない。
そしてその事に『今』気がついた。
「本来ならばそうだね。
それも含めて説明したいと思うけどいいかな?
ちょうど関係者がほぼ集まっているし、教会で話したいこの『特異点化した世界』について話そう」
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん