エリちゃん及びハロウィンの過剰摂取は精神の異常をきたすので、動画、FGOでの一気見は控えてください。
ハロウィンの過剰摂取で一部を除き相当なダメージを負っていたのでしばし休憩をとった。
綺礼は比較的継軽傷だが、自分がラスプーチンの擬似サーヴァントになって大暴れしてメリークリスマス諸君したり、自分の娘も擬似サーヴァント化してバレンタインの乱を起こしたりしているのを知らないからそこまでで済んだ。
「それで……僕達はどうすればいいんだ?」
一番最初に口を開いたのは切嗣だった。
一番ダメージを負ったが、一番早く立ち直ったのは秘密がある。
精神の解体清掃という自己催眠の一種を常用している。
自己催眠によって意識を解体、ストレスを識域もろとも消し飛ばすという荒療治で、散り散りになった意識は約二時間程度で自然再生し、生まれ変わったかのような気分で目を覚ます事になる。
その短時間の間に七十時間分の不眠によって蓄積した疲労をも解消してしまう。
ただしこの術を用いての休眠中は、肉体が完全に無防備な状態となってしまうがそのリスクすら目を瞑るくらいには精神疲労が酷かった。
この技術は高度ではないがリスクは高く、一時的にとはいえ自らの人格を無意味な断片と成す行為への抵抗感から好んで使用する者は滅多にいない。
しかし二度の尊厳破壊で切嗣は、自身を一個の機械装置と認識し、効率を重視していた切嗣にとってはベストな手段と認識して常用しているのだ!
「冬木の地下にある大聖杯を解体するしかないね。
根源とか悲願とかは残念だけど諦めて欲しい」
「武侠として街の脅威は見過ごせない」
「同じく(邪神か……どうやったら敗北の屈辱を切開できるか……?)」
「当初も想定と乖離したが……しかし長きに渡った聖杯戦争の幕を閉じるのは私の功績になるな。
ウェイバー、触媒の無断借用は今回の聖杯戦争のレポートで相殺しよう。
以前のレポートの件も踏まえて色々後で話すので戦力を出したまえ」
「こんな状況で手を貸さないわけないでしょう。
触媒の件は申し訳なかったです」
「よくわからないけどロウヒがなんとかしてくれる!」
「いいだろう……但し、アインツベルンが後で口出しするのが想定される。
後始末にも手を貸してもらおう、対価は払う」
原作よりはお労しくないお陰で切嗣はゴネたり、後ろから刺して総取りを狙うことはないようだ。
(プリヤ時空に寄っている。ZERO路線ならこの盤面でもやらかしかねないのがケリィ)
サーヴァント達は基本善性なので世界の危機には積極的に対応する。
なお、ロウヒはなにがなんだかわからない状況に流されている。
ケリィとそのちっぱいに未来の希望を感じ、コトミーは面白い顔グラに定評のロウヒの様子に愉悦と子供を産むときは巨乳になるに違いないと神へ感謝した。
アルトリアは直感と経験(ランスロット、ガウェイン、トリスタンの三馬鹿を筆頭に)でオッパイフリークスの真意を察知したが精神を押し殺して黙殺した……叱っても黙ってもコイツらは喜ぶ無敵の存在なので状況進行を最優先にした。
「マーリン、策を出しなさい。
サー・ワイが居ない以上、死んでもやりなさい」
「彼のようには流石に無理だよ……」
自称凡人のバッタモンだが、最初に姜子牙になって易姓革命を完遂し、その後も豊臣秀吉を補佐した秀長になったりと未来知識有りとはいえ常人にできないミッションを行ってきたヤツは大体の無茶振りをクリアーできるくらいに優秀だった……なお人理焼却の犯人をスレイできてもブリテン崩壊は阻止できない模様。
マーリンは肩をすくめながら言う。
「既に聖杯には増殖するキャスターのお陰で飽和している。
だけど、本体をこの世界に呼ぶには儀式を完遂しないといけないんだ。
『魔術師達の凄惨な殺し合いの聖杯戦争』を。
願望器の顕現もサーヴァントを6体……根源に行くためには7体捧げることで儀式が完遂する。
一般的な聖杯戦争は、魔術師達の魔術の応酬や英霊達に殺し合い、一時の同盟からの裏切り、一般人への魂喰い……神秘が秘匿されるなら幾らでも犠牲を許容するのが一般的な魔術師だからね」
ハロウィンの時は『童話』を儀式に用いていたが今回は『聖杯戦争』を題材にしたわけだ。
はい、そこの『聖杯戦争って大体例外ばっかでセオリーなんてあってないようなものじゃない?』と思った勘のいいガキにはエリちゃん手製のシチューを喉に流し込みます。
「一先ずマスター同士の殺し合いもサーヴァントの殺し合いもないから安心かな?」
「間桐雁夜、その通りだけどね。
でも『黒幕』は過去の脱落したサーヴァントを元にシャドウサーヴァント…… 霊基を破壊されて座へ帰還する際に戻りきれなかったサーヴァントの残滓が周囲の魔力・怨念と結びついた偽物を量産してくるだろう。
(エリザ粒子のお陰でカルデアのサーヴァント情報を模倣する危険はないのが救いだね。
無理に出せば前回の敗因を呼び込むからね)」
「シャドウサーヴァントは倒しても問題ないのか?」
「サーヴァントの残滓を無理矢理構築しただけの偽物だから生贄にはなれないから心配しなくていい。
脱落は防がないといけないけどね。
あと魔術師らしい戦い、一般的なサーヴァントの殺し合いは奴の儀式の力になるから注意しないといけない」
ウェイバーの質問に答えるマーリンを尻目にケイネスが嘆く。
「生憎、魔術師としての生き方しか知らない私では的の思う壺か……私よりウェイバーの方が目があるだろう。
未熟だがそれ故に柔軟性のある思考は名門の私には評価され難い項目だがね」
「先生…」
ウェイバーは驚く。
全てを否定されたと思っていたがケイネスは自分を評価していたことに。
時臣は頭を抱えている。
「魔術師としての生き方しかできない私は……この状況では無力か……!
なんたる無様!!」
「お労しや我が師よ……」
「(ひょっとしてギャグで言っているのか、この師弟?)」×複数
少なくともこの師弟は本気だ。
雁夜のようなほぼ一般人は時臣は普通の魔術師と思っているが。
ウェイバーが恐る恐る提案を告げる。
「一般的な魔術の戦いでなければいいんだな?
サーヴァントの普通に戦うのが問題なんだな?」
「そうだね。
大聖杯の破壊だけはアルトリアかアーラシュの宝具でないとダメだろうね」
「遺憾だけど、非常に馬鹿馬鹿しいけど作戦案ができた……皆には馬鹿をしてもらうけど……」
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん