怪ドルはその人の全盛期の姿で怪盗化した認知存在だけど75歳の今が全盛というのは素晴らしい。
「男子会……飲みに行こう」
スミスの提案で怪盗団男子の面々で飲みに行く事を提案した。
なお女子は女子で集まったが……未成年のメンツもいるのでケーキバイキングに行った様だが。
大学生である彼ら(※二人例外がいる。社会人である長谷川善吉は茜ちゃんと外食へ行ったので欠席。もう一人は……)は時間の捻出には問題なかった。
「スミスだったらてっきり自前でお酒もつまみも用意して宅飲みするかと思ったけどよ」
「まぁできるっちゃできるが……いい店見つけたんでね」
「AVANTIには行かない?」
「リュウジでは騒がしいから連れていけないぜ、ユウスケも怪しいし」
「悪かったな!うるさくてよ」
「酒か……一度も飲んだ事がないが」
竜司の言葉を否定するスミス。
蓮は以前連れて行ってもらった東京は元麻布、仙台坂を上がったイタリアンレストランのウェイティングバーの名前をあげた。
スミスの行きつけの店で春を匿った事もあった(※スミスと春の関係が常連の話題になった。なお久慈川りせや岳羽ゆかりも常連だったりする)。
有名人も立ち寄る隠れ家的名店なので竜司は思わず騒ぐだろうし、店の雰囲気を見て祐介が絵の創作意欲が湧いて暴走する危険もあるとモルガナがツッコミを入れる。
なお、念願の人化に成功できる様になったので最近は寿司を気軽に食べに行ける様になってご満悦のモルガナだったりする。
「生憎今日は平日だからな、別の店だな。
まぁ、酒が飲めなくても楽しめる場所ではある……ついた」
渋谷のとあるバーのドアを開ける。
茶色の髪にカチューシャをつけた女性のバーテンダーがスミスに声をかける。
「いらっしゃいませ!
あ、スミスさん」
「どうも椎名さん」
「今日は春さんと一緒じゃないんですね」
「ちょっと女子会をしている。
で、こっちはこっちで男子会をしようと思ってね。
椎名さんの『アレ』を見せたくてね」
「アレ?」
「祐介も最近インスピレーションを掻き立てるネタが欲しいんじゃないかと思ってね。
椎名さん『プッシーキャット』をよろしく」
「かしこまりました!」
椎名悠美……ペルソナ5xでは主人公のシナジーになる一人で関係が進めば恋人関係になる事も可能である。
大学生時代はダンスサークルで、将来の事を考えていたらここのマスターのバーテンの技術に惚れ込んでバーテンダーになったのはゲーム版と同じ流れである。
スミスは平日、春との外出で偶々開拓した店がここだったのだ。
椎名は、注文を受けてカクテル……いやノンアルコールカクテル(モクテル)を作り始める。
(※フルーツミックスジュースのようにフルーティーで、グレナデンシロップがアクセントとなっているプッシーキャット。
レシピは、
・オレンジ果汁もしくはジュース・・・30ml
・パイナップルジュース・・・30ml
・グレープフルーツ果汁もしくはジュース・・・10ml
・グレナデンシロップ・・・5m
シェイカーにすべての材料と氷を入れてシェイクするし、氷を入れたグラスに注ぎ完成。
あれば飾りでオレンジスライスやグレープフルーツカットを付けるとオシャレに!)
「お、なんだ!」
「おお、コレは……」
「成程、スミスが面白いというわけだな」
「すごい技だぜ(昔だったら怪盗の器用さを学ぶためにレンは弟子入りしたかもな)」
椎名は狭いバーの中でボトルやシェーカーを投げたり回したりする曲芸的パフォーマンスをしながらモクテルを作り始めた。
(※これはフレアバーテンディング。
華麗なパフォーマンスで、カクテル作りをショーとして見せる非日常性をアピールするエンタメ要素満点だ。
ボトルなどを落とさない技術力とカクテルを魅力的にするパフォーマンス性が求められる)
竜司は、未知のパフォーマンスに驚き、祐介はその様子をパースをとって観察したりしている。
蓮とモルガナもそのパフォーマンスに面白さを感じていたのでスミス的には満足であった。
「はい、プッシーキャットです」
「コレはノンアルコールだから気にせず飲むといい。
初めての飲み会でハメを外しすぎるのはアレだから最初はノンアルコールカクテル中心でアルコールは締めでいいだろう?l
一同はプッシーキャットを飲んでみた。
「う、美味え!」
「甘味が胃に染み渡る……」(※毎度欠食児童になる喜多川祐介……)
「(今度練習してみるか)」(※全国の名品をコピーした器用さがここでも発揮される)」
「他のメニューも楽しみだ」
「(メガネの人の眼光が鋭い……同業者とは違うみたいだけど)」(※野生の料理人です)
椎名は様々なモクテルを作った。
シンデレラ、シャーリーテンプル、サラトガクーガー、サマーデライト、バージンメアリー等等。
様々なモクテルに各々が挑戦していった。
「メロンボール……この三層に分かれたカラフルさは良い。
飲むのが惜しい」(※氷を入れたグラスにメロンシロップにいれて、オレンジジュースをゆっくり注いだ後に炭酸水をゆっくり注いで出来上がり)
「飲む時はマドラーでかき混ぜてくださいね」
椎名との会話も楽しみながら過ごした。
最後にアルコールカクテルを一杯飲んでから飲み会を締めた(※スミスはハイカラな気分だったので電気ブランを注文した)。
店を出て河岸を変える……ルブランで女子とも合流する予定だ。
「モデルを頼めなくて残念だ」
「いや、裸体かでもめるだろうからやらなくて正解だわ」(※うーん竜司君ナイスツッコミ)
「いい勉強になった」(※もう技術の一端を掴んだ!?ジョーカー、恐ろしい子!)
「普通のバーテン技術はavantiのジェイクやスタンから盗んでいたがああいう華やかさはセンスがいるからな、蓮ならやれそうだ」
「家でカクテル作っているのか、ハル相手に」
モルガナの質問にスミスは答える。
「まぁ偶にね……(バーテン服で決めて『ご注文は?』と聞いたら、春は『スミス君』と言い出したが)」
(※うーん浮かれポンチ……)
「おや、スミスじゃないかい」
「こんばんは、長尾さん」
「スミス、知り合いか?」
「ああ、長尾チズ子さんという飲み仲間だよ」
矍鑠とした背筋が伸びた老婆がスミスに話しかけてきた。
彼女は、ペルソナ5xで主人公と交友を持つ人間で直接は関係ないが怪ドル(一緒に戦ってくれる認知存在)として戦力になったりする。
御年75歳、孫もいるのでペルソナ5x主人公のワンダー君の攻略対象外だが。(※あっちでは孫がファントムに追い込まれて自殺未遂を起こすまでに至ったがここではそんなことは起きていない)
「これから飲みに行くんで?
こっちは河岸を変えて宅飲みですが」
「そうさね、孫と一緒の演奏会をやり切った記念にね」(※シィウタイムでサックスの演奏を披露するヴィノ婆さん、もとい長尾さん)
「いつでも飲んでるじゃないですか……飲み過ぎはお身体に触りますよ」(※実際片目の視力はほぼない)
「孫と一緒に飲むまで死ぬつもりはないよ、アンタも嫁さん泣かせるじゃないよ」
「無論です」
軽く会話をして別れた…。
「元気な婆さんだったな」
「孫か……」(※お母さんの事を思っているんだろうね……この子についていける女子はいるのかな?)
「さてそろそろ戻ろうぜ、杏殿が待っている」
「ああ」
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん