サンサーラ同盟掲示板   作:Dadaga

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バッタモンとじんるいあく きゃめろっと その9

カルデア一行は山の翁の試練を見事乗り越えた。

立花は静謐のハサンを犠牲にすることなく突破した。

……代わりに静謐のハサンを抱き止めてしまって毒を受けたが。

ギャラハッドの盾の加護により毒では死なないが痺れる程度だった、

静謐は立花への視線思いが強まった……自分の毒で死なない少年、それも生命をかけて自分より格上の存在である初代・山の翁の試練を乗り越えた存在だから無理もない。

山の翁は、カルデアにオジマンディアスの勢力下にない地域にアトラス院があることを教え、次はそこに向かう様に言った。

カルデア一行はそこに向かうことに決めたのだが……人理の請負人を呼び止める。

 

 

「生憎、晩鐘の鐘は鳴っていないと思うが……鳴らす時は決めている。

 人理を燃やしたアイツを消す時こそ俺の終焉だ」

「……幾星霜の月日人理の為に奔走した汝の目に何が見えた?」

「難しいな……罪に濡れし星見の魔術師が星見台を完成し、豹頭の公爵は生き延びてしまった故に人理は燃えた。

 だが,止める事はできない。

 止めて歪んだ星見の魔術師の願いが成就させるわけにもいかないからな。

 星見の塔の罪にも向き合う時が来るだろう……俺はその時にはいないだろうが」

「……」

「人理焼却の件は任せてくれ、童の代わりにケジメをつける。

 先の事にも備えて遺産をすでに作ってあるしな」

「心安らかに逝くが良い。

 星見の者への助力が為、我が剣を振るう事は約束しよう」

 

 

人理の請負人は、無言で山の翁へお辞儀をして去っていった。

山の翁は、しばし人理の請負人が去った出口を眺めてから闇の中に同化し、消えていった。

 

 

 

 

 

助けてください!人理君が息していないんです!!第6特異点

 

 

 

7999:バッタモン

ただいま戻った。

 

 

8000:じんるいあく

何を話したの?

 

 

8001:バッタモン

ちょっと世間話をね。

 

 

8002:ぬ

で、次はアトラス院にいくんだろ?

 

 

8003:艦長

ホームズに怪しまれそうだな、バッタモン。

下手したらじんるいあくちゃんも

 

 

8004:名無しの転生者

あー、そう言えば異星の神に雇われているもんね、記憶を消しているけど。

 

 

8005:バッタモン

エジソン式高性能通信機(ダヴィンチちゃん、テスラも協力)があるから二手に分かれるつもりだ。

マスターと自分、ダヴィンチが集落の防衛と整備をして、セカンドマスター、マシュ、ベディヴィエール、パーシヴァル、輝星君がアトラス院に向かってもらう、現地の魔術トラップはメディアかパラケルススを召喚して対応してもらう。

 

 

8006:名無しの転生者

まぁロマンが怪しいと言われてもダヴィンチちゃんは目の前で聞いたらいい気分がしないだろうしね。

 

 

8007:エンマニンジャ

ただ拠点フェイズをするだけじゃないんだろ?

 

 

8008:じんるいあく

お兄ちゃんにはアトラス院をいったついでにオジマンディアスへ謁見してもらうだって。

ライダーは手紙を持たせたようだけど……でも震管のハサンさんにも手紙持たせてキャラバンと一緒にオジマンディアスの所へ行かせたよね?

 

 

8009:バッタモン

書面には、オジマンディアスの首を斬ったキングハサンがいる事を伝える。

その時点で無条件で協力してくれるが、オジマンディアスにはその事を忘れてもらってセカンドマスターへ助力に相応しいか試練をしてもらう様に要請した。

念の為に記憶を封印する礼装も用意して……自分で魔術で記憶封印できるかもしれんが。

 

 

 

 

「せんせーい!おねーさまー!いっぱい野菜が取れましたよー!」

「うむ」

「はーい!(可愛い)」

 

 

アルトリアリリィが籠一杯の野菜を運んでいる。

キャスターとして遺憾無く能力を発揮している。

更にバッタモンがハーバー/ボッシュの力で空気から肥料を生み出し、実りをもたらしている。

ランスロットやケイは「俵卿やワイの宝具があの時代に有ったら……」と思わず溜息をほどであった。

ダヴィンチが収穫のための農具や騎士達の襲来に備えて柵を作ったりしている。

更にハーバーボッシュ法で爆薬を精製してハサンに焙烙玉を持たせ、百顔のような攻撃力が不安なメンツでも粛清騎士へダメージを与える武器を与えたりもした。

 

 

「小さい愚妹よ、水だ」

「ありがとうございます、ケイ」

 

 

アルトリアリリィの存在に円卓の面々は面食らっていたが、新米の騎士のように教え導けば良いと判断して接する様になった。

ケイは、『ウチの愚妹と違って阿呆じゃないな』と思いながらもいつも通りに接している。

ランスロットは『ガレスが他の世界の騎士王を教える役をするとは……』と眩しげに見ている。

パーシヴァル(今回は遠征組)は、一杯ご飯よそったりと変わらない。

なおガレスは姉に目覚めた……時空が歪んで姉なる不審人物が連鎖召喚されないか不安である。

 

 

「アーパー、ついていかなくて良かったのか?」

「セカンドマスターなら危なげなく突破するし、オジマンディアスの元で試練を乗り越えて助力を得られると確信しているので。

 その程度できないとこの先で呆気なく死ぬので,できないならここで死んだ方が幸せです」

「(はわわ、先生が厳しいです)」

「そろそろ獅子王軍にとってこちらが目障りだろうからな、守りを固めたいのもあった。

 わかりやすい手段は偽ベイリンを複数けしかけるが……。

 自陣以外の民衆はどうでもいいと思っている連中でアグラヴェインならそろそろモードレッドに襲撃させるな。

 クラレントで畑なり家なり消し飛ばせばそれだけで士気も下がるからな」

「政務ができなくもないのにサボるガキだからな、上品な騎士ごっこを続けていれば憤死するだろうしやってくるな」

 

 

敵陣営に分かれたとはいえ,同僚に対して盛大にディスっている主従である。

まぁ他の円卓のメンツは言葉を濁す事はあっても否定は絶対にしないだろうが。

 

 

「最悪、獅子王が槍を使うだろうが……パーシヴァルの代わりに一発くらいなら俺でも弾き返せる。

 まぁしばらくは首から下が使い物にならないだろうが。

 後はキャメロット攻略の作戦や戦力の分配も考えないとな。

 同盟している歴代ハサンの面々にも花をもたせんとな」

 

 

 

 

 

 

 

 

昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……

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