ダイナゼノンという謎のロボットがエーアデントに加わった。
エーアデントのメイドさんが移住届を書類を処理していく。
来る物拒まずの都市国家故に無茶な書類申請がくる。
住所が橋の下のガウマ……年齢が5000歳以上というふざけているのか?というレベルであった。だがダイナゼノンなる謎のロボットを所持しており、一定の説得力があった為、その申請は通った。*1
「えーと、アンドリュー・グラハムさん……静かな余生を過ごしたくて移住、林業(木樵)希望。
テリエル・イェーガーさんってこの前の不審者!書類書くのをめんどくさがってようやく出したみたいですが……工学者兼会社社長……怪しいですけど特許も多いし。
あとクォヴレー・ゴードンさん……テリエルさんの会社の社員ですか……」
メイドはせっせと書類を処理していく……。
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「!!?」
「フン!」
大男の剛腕がアンドロイドに叩き込まれ、壁まで吹き飛ぶ。
首が変な方向にへし曲がり稼働を停止した。
「元ネオカナダのガンダム・ファイター『アンドリュー・グラハム』と分析……増援を要請する」
「手伝ってやろうか?」
「!?」
状況を分析するアンドロイドだったが、背後から不審者に声をかけられた瞬間に、縦に真っ二つに両断された。
その時、フィンガースナップの音が素晴らしい響きが裏路地に響き渡っていた。
紫の長髪を後ろで纏めた男、テリエル・イェーガーの仕業だ。
とある世界で十傑衆という超人軍団の一人『素晴らしきヒィッツカラルド』の得意技を模倣して放ったのだ。
「ただし、真っ二つだが」
「なんの手伝いだ……恩人とはいえ不審な行動だな」
「いやいや、街の平和を守るという自警団らしい仕事ですぜー。
そっちは終わったようだねクロス君」
そういうと奥からNINJAが現れた。
彼も数体のアンドロイドを切り捨てていた。
怪訝そうにテリエルを睨みながら答える。
「これが俺の仕事だ……ってカナダのガンダムファイターが何故ここに?」
「テリエル・イェーガーに誘われてな。
俺の国周りがきな臭くなった上に『エーアデントに乗り込んで制圧しろ』という馬鹿馬鹿しい命令が来たので愛想をつかしたのも大きいが」
アンドリュー・グラハム。
元は優男風の宇宙刑事であったが、妻ノーマと二人だけで勤務していた宇宙ステーションで当時は宇宙海賊だったアルゴ・ガルスキーらの海賊船が衝突してきたことにより妻ノーマを喪う。
アンドリューはアルゴが殺害したと思い肉体改造をしてアルゴを殺害しようとしたが、真相は事故であり、アルゴは最後までノーマを救おうとしていたを知り和解した。
なお、原作ではバーサーカーモードを発動したアレンビーの攻撃からアルゴを庇い、ガンダムファイトへは再起不能の体になってしまう。 その為、ガンダム連合にも参加していない。(島本先生版の超級!機動武闘伝Gガンダムではドモン&アレンビーVSアルゴ&アンドリューのタッグマッチになりアレンビーはアルゴの方を襲ったため再起不能にならずガンダム連合入りした)
コッチではテリエルが超能力アンドリューへのダメージをこっそり軽減していた上に、サイキックで治療したため再起不能を回避してガンダム連合入りしていた。
「八神市というかエーアデントの林業従事者が居なくなったのを知ったからここでのんびり木樵生活をお勧めした。
アンドロイドが来た時は斧で伐採してもらうつもりでもあったし。戦力が少ない場合は退職金がわりにガメてきたランバーガンダムで頑張ってもらうつもりだ、今ごろ移住届をメイドさんが処理しているころだろう」
「そういうわけだ、よろしく頼む。
恐らく近いうちにチボデー・クロケットが国の命令でエーアデント接収をするはずだろう。
他の国のガンダムファイターも似たような命令を受けてエーアデント接収に動くだろう」
「テリエル、こっちも終わったぞ」
銀髪の美少年が青い巨人を引き連れてやってきた。
アンドロイドが数体破壊された状態であった。
「クォヴレー、ご苦労さん。
ゴーグもよくやった」
「お前は……」
「クォブレー・ゴードン。
テリエルの戦友だ」
「(ヒイロと同じ手合いか……面倒な)月ノ輪クロスだ。」
「クォヴレーは、大体卒なくこなせる。
パイロットの腕はロンドベルに入れるレベルと言っておくぜ。
今のところはXFTシリーズのガルストーム……この世界の技術で再現したオーラバトラー擬きをサクッと作ったのでテストパイロットになってもらう予定だ」
「テリエル……お前……」
「安心しろクロス、ハイパー化の危険はないように制御されている」
「いや、そうじゃないクォヴレー」
MFサイコミュ技術もあるとはいえ、オーラバトラーを地球由来の素材や技術で作れなかったのを簡単に作り上げたテリエルの手腕に頭を抱えるクロスであった。
「……クロス君、お客さんだよ」
「こちらに敵意はない」
「ドモン・カッシュか、日本政府の命令でエーアデント接収に来たのか?」
赤い鉢巻をした武術家……ガンダムファイトチャンピオン『ドモン・カッシュ』が現れた。
クロスが刀を構えて無言で構えた刀を一先ず下ろす。
アンドリューがドモンに疑問を投げかけると驚きの声を上げる。
「アンドリュー・グラハム!?
お前も政府の命令を受けて……l
「馬鹿馬鹿しい命令だったので黙殺してエーアデントへ亡命して木樵として過ごす予定だ。
お前は判断を決めかねている様子だな」
「いやぁ、本当ならカナード・パルス君をスカウトしたかったけどコンタクト取れなくてね。
叢雲劾達(サーペントテイル)は既にオーブに雇われていたのは残念だった。
せっかくクルクルシュピン!って挨拶決めたのに……*2」
クロスは、エーアデントに頼りになる戦力を呼ぼうとしているのはわかったが何故呼んだのか、どこへ目指すのかわからないテリエルの奇行に不気味さを感じていた。
騒ぎを聞きつけたのか、クロスを探していたのかガウマ隊の面々がやってきた。
「え、嘘!ドモン・カッシュ!」
「第十三回ガンダムファイト優勝者!
キングオブハート!!
それにアンドリュー・グラハムまで!」
「そして世紀の大告白の人だ!」
ちせと暦は有名人に会えてテンションがあがる。
なんせドモン・カッシュだ!ガンダム・ザ・ガンダム!世界の中心で愛を叫んだ男だ!*3
「む、むう…」
「なぁこうなるだろう?
変装くらいしてこいよ」
「ガンダムファイターの変装はマントを羽織るか怪しい仮面をつけるのがせいぜいだから無理でしょう」
「潜入には怪しまれない身分を用意することから始めるのだが、世界中で顔を知られているなら潜入には向かないだろう」
呻くドモンに無情のツッコミを入れるクロス。
更に追い討ちをかけるテリエルとクォヴレー。
ロンド・ベルに書類上は欠陥なく入れたクォブレーがおかしいのだが……組織力が物を言ったが。
蓬がクロスとテリエルに話しかける。
「クロスさん、テリエルさん……
ドモン・カッシュと知り合いなんですか?」
「まぁな。
俺…こう見えても顔が広いんよ。
ドモンもダチ……それもマブのマブのマブダチよ」
「(お前……性格変わったか?)」
「(それについてはいうな)」
ドモンは革命戦争時とキャラが違いすぎて思わずツッコミを入れる。
ヒイロ・ユイと同じようなキャラから気のいいアンちゃんキャラになっていればそれは当然であった。
テリエルは、ノリノリで返答する。
「俺の亡くなった通信教育の先生とドモンが仲が良かったんだよ」
「通信教育?」
「そう、ゲルマン忍術を少々……l
「シュバルツ・ブルーダーの弟子だったんですか!?」
「でも通信教育って……」
蓬は驚くがちせは、そのトンチキな返答に怪しむ。
「いいでしょう信じてくれないなら……
いくぞドモン!流派ゲルマン忍術は!!」
「(え、何それ知らんが!?
NINJAなら知っているのか?)」
「(俺も知らねえよ)」
テリエルは奇行を始めた。
流派東方不敗は!で始まる挨拶を振りだしたのだ。
クォブレーが質問する。
「ゲルマン忍術にも流派東方不敗と同じような文言があるのか?」
「そんなものは存在しない!」
「ダメじゃないか」
「そんこちはどうでもいい!」
「いやどうでもよくないでしょ」
クォヴレーの問いに酷い事を言い出すテリエル。
それをダメ出しするアンドリューへ力技で誤魔化すテリエル……師匠のシュバルツも同じセリフを言ったがあの時は本当にその通りであったのだ……今川作品にしては珍しく意味のある誤魔化しだった。
ちせは高田純次も真っ青ないい加減ぶりに怪しみ出す。
「通信教育っていっているからゲルマン忍術はできないんでしょ?」
「陰に中に潜れますが」
「どわ!?」
ちせの疑惑を、陰潜りの実践を行うテリエル。
思わず驚きの叫びを出す暦であった。
「会社の新製品の設計図や書類を盗まれないためにこうやって自衛をする必要があるのが最近のビジネスでござる」
いや違うだろ……と思うクォヴレーだったが、スパロボT世界を観測していればあながち出鱈目でもないかもしれないと思いなおした。
地球連合の幹部を人質にとったテロリストを出し抜いた劾に対し、テロリストが「貴様、何者だ!!」と名乗りを求められ・・・
「俺は傭兵部隊サーペント・テール(クルゥクルウゥ~)…叢雲劾(シュピン)!!」と名乗ったのが由来。
なお、テリーはこれが標準の挨拶と思って先駆けてやったら困惑の表情をされた。
この世界のではクルクルしなかったらしい……アムロの伝記と同じように盛大に守られた傭兵武勇伝だったらしい
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん