じんるいあく「マイルームを引っ越したって聞いたけど……」
バッタモン「ああ、工房的なアレだ」
じんるいあく「あー工房(魔術師の)……入っていい?」
バッタモン「いや、マスターの思っているやつじゃないぞ。
職人の工房だ」
中には金属の棒がたくさん…。
ケイ「(ティン)ホイッスルか」
じんるいあく「うーん、学校のホイッスルとは違うね」
バッタモン「アイルランドのティンホイッスルだな。
ケルト時代では詩人でこれで飯を食っていたし、ワイの時も演奏したがな。
アルトリアやガレスがよくせがんでいた」
黒髭「拙者は簡単なカスタネットやタンバリンしか演奏できないでござる」
バッタモン「ハァ!?貴様はタンバリン奏者とカスタネット奏者を愚弄した!」
(タンバリンやカスタネットのガチ演奏を行う)
黒髭「マジモンのプロでござった!」
バッタモン「日本でも博雅として奏者やったし……アホ程時間があればマシな演奏ができるってもんだ(鬼がスパチャで笛くれるレベル)。
原始人やっている時は絵を描くか楽器作って演奏するくらいしか文化的な気晴らしがなかったからな……」
黒曜石のナイフやら、太鼓やらも混ざっているのをケイが見る。
ケイ「……術具とかしているが」
バッタモン「あ、やっべ(文明を開拓した原始人の作成した道具なので変な補正がついている)。
まぁ歴史的価値はないからセーフ、セーフ!」
後にカドックやゴッフは口をそろえて『アウトだよ!』と叫んだのは秘密だ。
「羽柴小一郎秀長」
バッタモンの部屋に入ってきたのは武田晴信。
生前は織田信長と鎬を削った関係で因縁はないこともない。
(信玄と戦う機会はバッタモンはなかったが長篠の戦いなどにはでていたが……
「生前の武田を滅ぼしたことは謝るつもりはないが」
「俺もそれについては言う気はない。
……甲斐を救ってくれて感謝する」
晴信は、頭を下げる。
死後のサーヴァントとはいえ、大名が頭を下げるのはなかなかない事ではある。
バッタモンは首を横に振る。
「礼なら豊国大明神の戯けに言ってくれ」*1
「お前が甲斐の病(ミヤイリガイ)の対策を甲斐に封じられた奴に伝えたのは知っている。
米の代わりに葡萄や桃の木を植え、南蛮の酒を作らせた…。
家康の時代では甲斐の病が消えたらしいが、きっかけはお前だ」
ミヤイリガイ、またはカタヤマガイは甲斐に生息してた。
日本住血吸虫による感染症の呼称の1つである「片山病」の原因で不治の病であった。*2
史実では日本では後述する日本住血吸虫を撲滅させるための活動として本種の駆除(殺貝剤の散布・火炎放射器による焼却・水路の三面コンクリート舗装など)が進められ、他に、石灰窒素を使って本種を撲滅しようと試みた。
あおうやって日本では本種の駆除を進めた結果、1980年代までに日本住血吸虫症の発症例は、見られなくなった。
だが、この時空では甲斐を滅ぼし、秀吉の治世で本格的に開発可能になったのを見計らって秀長であったバッタモンが開発指導してフライングでミヤイリガイ撲滅を開始したのだ。*3
バッタモンは綺麗な所作でワインを開けてグラスに注ぎ、晴信に差し出す。
「……飲むか?奪う以外に生きていけるようになった甲斐の生きる酒だ。
葡萄や桃を植え、収穫された酒だ」
「いただこう」
甲斐は貧しい国だ。
平地が少なく、米も多く取れない。
そして取れる場所ではミヤイリガイによって早死にしていく。
甲斐には金鉱はあったが、信長の尾張、今川の駿河の豊かさに比べればないも同然だった。
生きるために隣国を襲い、奪うしかなかった。
江田時代以降は酒の名産地となり晴信の世よりは暮らしやすいものだったらしいと晴信は学んだ。
秀長に注がれた真っ赤なワインを見つめる。
その時、酒の匂いに惹かれて長尾景虎が入り込んできた。
バッタモンの注がれたグラスを強奪する景虎。
それを溜息をつきながら自分用のグラスを取りに行くバッタモンだった。
「晴信に小一郎秀長とは珍しい組み合わせですね。
甲斐の南蛮酒ですか……甘いお酒は……塩に合いません」
「大工の倅の時代のワインのように駄々アマじゃねえ、現代の珠玉の一品だ。
おら、塩辛いのが好きならこれでも食っておけ」
バッタモンは、グラスを取りに行くついでに酒の肴を冷蔵庫から取り出したようで、ブルーチーズを景虎にむけて雑に放り投げる。
それを難なく景虎がキャッチしてワインとチーズ、交互に楽しんだ。
「ほぉ……なかなか辛口のワインに、クセの強い香りと味」
ブルーチーズの塩気と、辛口の赤ワインにご満悦の様子の景虎。
それに連鎖したにか、ナポレオンとボブ・マンデンが入ってきた。
陽気ないつもの調子でナポレオンは晴信に絡んでくる。
ボブは円卓の番外騎士のワイに円卓の話を聞きたくて転がり込んできたのだろう。
デッカいサラミの塊とピザとコーラとジンをお土産に来たボブは出来上がっていた。
「オーララ!酒盛りかい?」
「俺の国の……俺の死後に作られた美味い酒だそうだ……悪くない」
「真っ赤なワインにチーズか!
ムッシュ、いただいても?」
「かまわんよ」
信玄の様子を見て甲斐のワインが美味そうだとナポレオンは推測し、バッタモンに許可を求めた。
バッタモンはグラスにワインを注ぐ。
ナポレオンはワインの香りを楽しんでから飲み干す。
美味いワインに更にテンションを上げる。
「日本のワインらしいが素晴らしいな!
皇帝時代でもこんな美味いやつはお目にかかれなかった!」
「現代の洗練された奴で、飯にこだわる日本の酒だ、面構えが違う。
ああ、ブルーチーズはフランス産だが」
「そうなのか?匂いはキツイが味は良いな。
なんか曰くがあるのか?」
「ああ、『ジョセフィーヌ』っていうんだが」
その名前を聞いて反射的にワインをむせるナポレオン。
ジョセフィーヌ……ナポレオンの最初の妻で貴族出身であった。
結婚前の正式名は、マリー・ジョゼフ・ローズ・タシェ・ド・ラ・パジュリで、名ばかりの貴族で浪費家であった。
弱冠16歳の1779年にアレクサンドル・ド・ボアルネ子爵と結婚して、一男ウジェーヌ、一女オルタンスをなした。
だが最初から夫婦仲が悪く、4年後の1783年に離婚し、ボアルネ子爵はフランス革命で断頭台の露と消えた。
離婚後は元夫や友人の助命嘆願をしたために投獄され、獄中では、ルイ=ラザール・オッシュ将軍と恋人同士となったと伝わる。しかし、ロベスピエールが処刑されたことにより、同年8月3日に釈放された。
その後、生活のために総裁政府のポール・バラスの愛人となり、バラスが飽きてナポレオンに押し付けたのか、年下のナポレオンの求婚を受け1796年に結婚。
ジョセフィーヌはナポレオンがエジプト遠征中にイケメン軍人のイッポリト・シャルルに浮気をしたりした。
ジョセフィーヌは反省してナポレオンに入れ込むが、ナポレオンはジョセフィーヌへの愛が冷め始める。
ナポレオンは、妹のカロリーヌから紹介されたエレオノール・ドニュエルやポーランドの愛人マリア・ヴァレフスカとの間に男児が生まれた事などもあり、1810年1月10日には嫡子が生まれないことを理由にジョゼフィーヌを離縁した。
なお、離婚後もジョセフィーヌはナポレオンの良き話し相手であったし、ナポレオンが失脚して多くの人間が見限っても彼女は身限らなかった。
そして……彼女の最期の言葉は「ボナパルト、ローマ王、エルバ島…」であった。
そのナポレオンが配流先のセントヘレナ島で死去した際の最期の言葉は「フランス、陸軍、陸軍総帥、ジョゼフィーヌ…」だった。
「皇后の名前がチーズにつけるとは、味も皇帝クラスと豪語するため?」
「HAHAHA!これには曰くがあるんだぜ、ガール!」
景虎の疑問に笑いながら返答するのはボブであった。*4
そのアクションはまさにアメリカナイズ。
「こんなフランスジョークがある。
『激務で疲れて居眠りしたナポレオンの横に強烈な匂いがするブルーチーズを置いたんだ。
するとナポレオンが言ったのさ「すまない、ジョセフィーヌ。今夜は疲れているんだ」ってね』
HAHAHA!」
アメリカ人らしいジョークを飛ばすボブ。
ナポレオンがジョセフィーヌに送った手紙に「風呂に入らないで」と書いた逸話が、彼女の体臭に関する有名な話になっている。
この手紙は、ジョセフィーヌの体臭が好きだったため、戦地から帰還したナポレオンが彼女に会うのを待っていたという意味だとされているわけだが……当時のヨーロッパは香水で匂いを誤魔化すのが主流だったりする。
バッタモンはそのジョークを苦笑いする……王様クラスの癖のあるチーズの匂いではあったのだから。
その後も道満が博雅(バッタモン)と酒を酌み交わしたいと肉と酒をもってくるわ、酒と博雅の笛に惹かれて酒呑童子が現れるわ……いつのまにか大きな酒盛りになっていたりする。
酒を飲まない立花や理世は酒を飲まないのでこういう集まりには参加できないのを残念に思っている。
なお、マシュは酒飲む飲まない以前に雰囲気で酔っ払うポンコツなので……。
今日もカルデアの夜は更けていくのです……。
次いで急性期の症状として、発熱、腹痛、水様便あるいは粘血便が現れる。
肝腫大を認める場合もある。慢性期には、成体が腸の細血管で産卵した卵の一部が血流に乗って流出し、虫卵が主要臓器の細動脈に塞栓して周囲に炎症が起こり肉芽腫を形成する。
これによって肝硬変のほか、貧血、脾腫、消化器障害などを併発する。好酸球増多も認められる。肝硬変が顕著な例では、門脈の血流が鬱滞して腹水がたまり腹部膨満をきたす。また脳においては、てんかん、痙攣などの症状が現れる。症状を放置すると最終的には衰弱し死に至る。
Wikipediaより引用
酒飲みパターンは色々。
弟分の森君は『兄貴ぃいいい!』と酒をねだるのでしょうがなく渡してノッブやら連鎖的にくるパターンもあるし、
りゅうたん、俵藤太、胤舜で最初は静かに飲んでいるとりゅうたんとバッタモンのダンスバトルが唐突に始まったりする。
ちなみに生前は……
円卓時代?その時は端っこにオーラを消して飲むのがバッタモン。だってめんどくさいやついるじゃろ?(モードレッド、ギャラハッド、マッシュ等)
オデュッセウスの副官時代は神やら英雄に絡まれたくないのでオーラ消していた。
姜子牙や秀長、ムワタリ二世等では、時はガチで社交が業務の一環なので酒で楽しめなかったのでそう言う意味では辛い。
三国志時代はめっちゃアウトローだった。黄巾党に潜り込んでいたし、その後は山賊やら返り討ちにして名前と財産を丸ごといただくヤドカリ人生であった、
昼行灯の次に鑑定屋の世界に行くコテハンは……
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ピーコックニキ
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エンマニンジャ
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野良勇者
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史上最強の大工
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Zさん